多语种党政文献简写本及专家解读文库

返回首页

Home

中日对照:中华人民共和国国民经济和社会发展第十四个五年规划和2035年远景目标纲要

2021-08-02多语种党政文献简写本及专家解读文库

中华人民共和国国民经济和社会发展第十四个五年规划和2035年远景目标纲要

「中華人民共和国国民経済・社会発展第14次5ヵ年計画と2035年までの長期目標」要綱

目 录

第一篇 开启全面建设社会主义现代化国家新征程

第一章 发展环境

第二章 指导方针

第三章 主要目标

第二篇 坚持创新驱动发展 全面塑造发展新优势

第四章 强化国家战略科技力量

第五章 提升企业技术创新能力

第六章 激发人才创新活力

第七章 完善科技创新体制机制

第三篇 加快发展现代产业体系 巩固壮大实体经济根基

第八章 深入实施制造强国战略

第九章 发展壮大战略性新兴产业

第十章 促进服务业繁荣发展

第十一章 建设现代化基础设施体系

第四篇 形成强大国内市场 构建新发展格局

第十二章 畅通国内大循环

第十三章 促进国内国际双循环

第十四章 加快培育完整内需体系

第五篇 加快数字化发展 建设数字中国

第十五章 打造数字经济新优势

第十六章 加快数字社会建设步伐

第十七章 提高数字政府建设水平

第十八章 营造良好数字生态

第六篇 全面深化改革 构建高水平社会主义市场经济体制

第十九章 激发各类市场主体活力

第二十章 建设高标准市场体系

第二十一章 建立现代财税金融体制

第二十二章 提升政府经济治理能力

第七篇 坚持农业农村优先发展 全面推进乡村振兴

第二十三章 提高农业质量效益和竞争力

第二十四章 实施乡村建设行动

第二十五章 健全城乡融合发展体制机制

第二十六章 实现巩固拓展脱贫攻坚成果同乡村振兴有效衔接

第八篇 完善新型城镇化战略 提升城镇化发展质量

第二十七章 加快农业转移人口市民化

第二十八章 完善城镇化空间布局

第二十九章 全面提升城市品质

第九篇 优化区域经济布局 促进区域协调发展

第三十章 优化国土空间开发保护格局

第三十一章 深入实施区域重大战略

第三十二章 深入实施区域协调发展战略

第三十三章 积极拓展海洋经济发展空间

第十篇 发展社会主义先进文化 提升国家文化软实力

第三十四章 提高社会文明程度

第三十五章 提升公共文化服务水平

第三十六章 健全现代文化产业体系

第十一篇 推动绿色发展 促进人与自然和谐共生

第三十七章 提升生态系统质量和稳定性

第三十八章 持续改善环境质量

第三十九章 加快发展方式绿色转型

第十二篇 实行高水平对外开放 开拓合作共赢新局面

第四十章 建设更高水平开放型经济新体制

第四十一章 推动共建"一带一路"高质量发展

第四十二章 积极参与全球治理体系改革和建设

第十三篇 提升国民素质 促进人的全面发展

第四十三章 建设高质量教育体系

第四十四章 全面推进健康中国建设

第四十五章 实施积极应对人口老龄化国家战略

第十四篇 增进民生福祉 提升共建共治共享水平

第四十六章 健全国家公共服务制度体系

第四十七章 实施就业优先战略

第四十八章 优化收入分配结构

第四十九章 健全多层次社会保障体系

第五十章 保障妇女未成年人和残疾人基本权益

第五十一章 构建基层社会治理新格局

第十五篇 统筹发展和安全 建设更高水平的平安中国

第五十二章 加强国家安全体系和能力建设

第五十三章 强化国家经济安全保障

第五十四章 全面提高公共安全保障能力

第五十五章 维护社会稳定和安全

第十六篇 加快国防和军队现代化 实现富国和强军相统一

第五十六章 提高国防和军队现代化质量效益

第五十七章 促进国防实力和经济实力同步提升

第十七篇 加强社会主义民主法治建设 健全党和国家监督制度

第五十八章 发展社会主义民主

第五十九章 全面推进依法治国

第六十章 完善党和国家监督体系

第十八篇 坚持"一国两制" 推进祖国统一

第六十一章 保持香港、澳门长期繁荣稳定

第六十二章 推进两岸关系和平发展和祖国统一

第十九篇 加强规划实施保障

第六十三章 加强党中央集中统一领导

第六十四章 健全统一规划体系

第六十五章 完善规划实施机制   

「中華人民共和国国民経済・社会発展第14次5ヵ年計画と2035年までの長期目標」要綱

目次

第一篇 社会主義現代化国家の全面的建設の新たな征途につ   く

第一章 発展環境

第二章 指導方針

第三章 主要目標

第二篇 革新駆動型発展を堅持し、発展の新たな優位性を全

面的に築く

第四章 国の戦略的科学技術力を強化する

第五章 企業の技術革新能力を高める

第六章 人材のイノベーションの活力を引き出す

第七章 科学技術イノベーションの体制・仕組みを充実させる

第三篇 現代的産業体系の発展を加速させ、実体経済の土台

を強化・増大する

第八章 製造強国戦略を踏み込んで実施する

第九章 戦略的新興産業を発展・成長させる

第十章 サービス業の繁栄・発展を促進する

第十一章 現代化インフラ体系を築く

第四篇 強大な国内市場を形成し、新たな発展の形を構築する

第十二章 国内大循環を円滑化する

第十三章 国内・国際双循環を促進する

第十四章 欠落部分のない内需体系の育成を加速させる

第五篇 デジタル化の発展を加速させ、「デジタル中国」を建設する

第十五章 デジタル経済の新たな優位性を築く

第十六章 デジタル社会建設のペースを上げる

第十七章 デジタル政府建設のレベルを高める

第十八章 良好なデジタル環境を整える

第六篇 改革を全面的に深化させ、ハイレベルな社会主義市場経済体制を構築する

第十九章 各種の市場主体の活力を引き出す

第二十章 ハイスタンダードな市場体系を整備する

第二十一章 現代的財政・租税・金融体制を確立する

第二十二章 政府の経済ガバナンス能力を高める

第七篇 農業・農村の優先発展を堅持し、農村振興を全面的に推し進める

第二十三章 農業の質・効率および競争力を向上させる

第二十四章 農村建設行動を実施する

第二十五章 都市・農村融合発展の体制・仕組みを整える

第二十六章 貧困脱却堅塁攻略の成果の定着・拡大と農村振興との効果的連携を実現する

第八篇 新型都市化戦略を充実させ、都市化の発展の質を高める

第二十七章 農業からの移転人口の市民化を加速させる

第二十八章 都市化の空間配置を改善する

第二十九章 都市の質を全面的に高める

第九篇 地域間の経済の配置を最適化し、地域間調和発展を促進する

第三十章 国土空間の開発・保護のあり方を最適化する

第三十一章 地域間重大戦略を踏み込んで実施する

第三十二章 地域間調和発展戦略を踏み込んで実施する

第三十三章 海洋経済の発展の余地を積極的に広げる

第十篇 社会主義先進文化を発展させ、国の文化的ソフトパワーを高める

第三十四章 社会の文明度を向上させる

第三十五章 公共文化サービスのレベルを高める

第三十六章 現代的文化産業体系を整備する

第十一篇 グリーン発展を推進し、人と自然の調和的共生を促進する

第三十七章 生態系の質と安定性を向上させる

第三十八章 環境の質を持続的に改善する

第三十九章 発展パターンのグリーン化を急ぐ

第十二篇 ハイレベルの対外開放を実行し、協力・ウィンウィンの新局面を切り開く

第四十章 よりハイレベルの開放型経済の新体制を築く

第四十一章 「一帯一路」共同建設の質の高い発展を促す

第四十二章 グローバル・ガバナンス体系の改革と整備に積極的に参与する

第十三篇 国民の資質を向上させ、個々人の全面的な発展を促進する

第四十三章 質の高い教育体系を築く

第四十四章 「健康中国」建設を全面的に推し進める

第四十五章 人口の高齢化への積極的対応という国家戦略を実施する

第十四篇 民生福祉を増進し、共同建設・共同統治(ガバナンス)・共同享受のレベルを高める

第四十六章 国の公共サービスの制度体系を整える

第四十七章 雇用優先戦略を実施する

第四十八章 所得分配構造を改善する

第四十九章 多層的社会保障体系を整備する

第五十章 女性・未成年者および障害者の基本的権利・利益を保障する

第五十一章 末端社会統治(ソーシャルガバナンス)の新たな形を築く

第十五篇 発展と安全を統一的に考慮し、より高水準の「平安中国」を建設する

第五十二章 国家安全保障体系・能力の構築を強化する

第五十三章 国の経済安全保障を強化する

第五十四章 公共安全の保障能力を全面的に向上させる

第五十五章 社会の安定と安全を維持する

第十六篇 国防・軍隊の現代化を加速させ、富国と強軍の統一を実現する

第五十六章 国防・軍隊の現代化の質と効率を高める

第五十七章 国防力と経済力の同ペースの向上を促す

第十七篇 社会主義の民主・法治建設を強化し、党と国家の監督制度を整える

第五十八章 社会主義の民主を発展させる

第五十九章 法に基づく国家統治を全面的に推進する

第六十章 党と国家の監督体系を十全化する

第十八篇 「一国二制度」を堅持し、祖国統一を推し進める

第六十一章 香港・澳門(マカオ)の長期的な繁栄と安定を保つ

第六十二章 両岸関係の平和的発展と祖国統一を推し進める

第十九篇 計画実施の保障を強化する

第六十三章 党中央の集中的・統一的指導を強化する

第六十四章 統一的な計画体系を整える

第六十五章 計画実施の仕組みを整備する

中华人民共和国国民经济和社会发展第十四个五年规划和2035年远景目标纲要

「中華人民共和国国民経済・社会発展第14次5ヵ年計画と2035年までの長期目標」要綱

中华人民共和国国民经济和社会发展第十四个五年(2021-2025年)规划和2035年远景目标纲要,根据《中共中央关于制定国民经济和社会发展第十四个五年规划和二〇三五年远景目标的建议》编制,主要阐明国家战略意图,明确政府工作重点,引导规范市场主体行为,是我国开启全面建设社会主义现代化国家新征程的宏伟蓝图,是全国各族人民共同的行动纲领。

「中華人民共和国国民経済・社会発展第14次5ヵ年(2021~2025年)計画と2035年までの長期目標」要綱は、「国民経済・社会発展第14次5ヵ年計画と2035年までの長期目標の策定に関する中共中央の建議」に基づいて編成されており、主として、国家戦略の狙いを説明し、政府活動の重点を明確化し、市場主体の行為を誘導・規範化している。これは、わが国が社会主義現代化国家の全面的建設の新たな征途につくための壮大な青写真であり、全国各民族人民共通の行動綱領である。

第一篇 开启全面建设社会主义现代化国家新征程

“十四五”时期是我国全面建成小康社会、实现第一个百年奋斗目标之后,乘势而上开启全面建设社会主义现代化国家新征程、向第二个百年奋斗目标进军的第一个五年。

第一篇社会主義現代化国家の全面的建設の新たな征途につく

第14次5ヵ年計画期は、わが国が、小康社会を全面的に完成させて一つ目の百周年の奮闘目標を達成した後に、勢いに乗って社会主義現代化国家の全面的建設の新たな征途につき二つ目の百周年の奮闘目標を目指して突き進む最初の五年である。

第一章 发展环境

我国进入新发展阶段,发展基础更加坚实,发展条件深刻变化,进一步发展面临新的机遇和挑战。

第一章発展環境

わが国は、新たな発展段階に入り、発展の基盤がいっそう強固になり、発展条件が大きく変化しており、さらなる発展をはかる上で新たなチャンスと課題に直面している。

第一节 决胜全面建成小康社会取得决定性成就

“十三五”时期是全面建成小康社会决胜阶段。面对错综复杂的国际形势、艰巨繁重的国内改革发展稳定任务特别是新冠肺炎疫情严重冲击,以习近平同志为核心的党中央不忘初心、牢记使命,团结带领全党全国各族人民砥砺前行、开拓创新,奋发有为推进党和国家各项事业。全面深化改革取得重大突破,全面依法治国取得重大进展,全面从严治党取得重大成果,国家治理体系和治理能力现代化加快推进,中国共产党领导和我国社会主义制度优势进一步彰显。

经济运行总体平稳,经济结构持续优化,国内生产总值突破100万亿元。创新型国家建设成果丰硕,在载人航天、探月工程、深海工程、超级计算、量子信息、“复兴号”高速列车、大飞机制造等领域取得一批重大科技成果。决战脱贫攻坚取得全面胜利,5575万农村贫困人口实现脱贫,困扰中华民族几千年的绝对贫困问题得到历史性解决,创造了人类减贫史上的奇迹。农业现代化稳步推进,粮食年产量连续稳定在1.3万亿斤以上。1亿农业转移人口和其他常住人口在城镇落户目标顺利实现,区域重大战略扎实推进。污染防治力度加大,主要污染物排放总量减少目标超额完成,资源利用效率显著提升,生态环境明显改善。金融风险处置取得重要阶段性成果。对外开放持续扩大,共建“一带一路”成果丰硕。人民生活水平显著提高,教育公平和质量较大提升,高等教育进入普及化阶段,城镇新增就业超过6000万人,建成世界上规模最大的社会保障体系,基本医疗保险覆盖超过13亿人,基本养老保险覆盖近10亿人,城镇棚户区住房改造开工超过2300万套。新冠肺炎疫情防控取得重大战略成果,应对突发事件能力和水平大幅提高。公共文化服务水平不断提高,文化事业和文化产业繁荣发展。国防和军队建设水平大幅提升,军队组织形态实现重大变革。国家安全全面加强,社会保持和谐稳定。

“十三五”规划目标任务胜利完成,我国经济实力、科技实力、综合国力和人民生活水平跃上新的大台阶,全面建成小康社会取得伟大历史性成就,中华民族伟大复兴向前迈出了新的一大步,社会主义中国以更加雄伟的身姿屹立于世界东方。

第一節小康社会の全面的完成の決勝段階で決定的な成果を収めた

第13次5ヵ年計画期は、小康社会の全面的完成の決勝段階であった。錯綜する複雑な国際情勢、困難で重い国内の改革・発展・安定の任務、とくに新型コロナウイルス感染症の深刻な影響を前にして、習近平同志を核心とする党中央は、初心を忘れず、使命を胸に刻み、全党・全国各民族人民を団結させ率いて練磨前進、開拓・革新し、党と国家の各般の事業を意欲的に推し進めた。改革の全面的深化に大きな突破があり、全面的な法に基づく国家統治に大きな進展があり、全面的な厳しい党内統治に大きな成果があり、国家統治体系・統治能力の現代化がどんどん進み、中国共産党の指導とわが国の社会主義制度の優位性が一段と顕著になった。

経済の動きが全般的に安定し、経済構造が持続的に改善され、国内総生産(GDP)が100兆元を突破した。革新型国家の建設が多大な成果をあげ、有人宇宙飛行、月面探査プロジェクト、深海プロジェクト、スーパーコンピュータ、量子情報、高速列車「復興号」、大型航空機製造などの分野で大きな科学技術の成果がたくさんあった。貧困脱却堅塁攻略の決戦において全面的勝利が収められ、5575万の農村貧困人口が貧困から脱却し、中華民族を数千年にわたって悩ませてきた絶対的貧困の問題が歴史的解決に至り、人類の貧困削減事業の歴史における奇跡が成し遂げられた。農業現代化が着実に進み、食糧の年間生産量が毎年6億5000万トン以上をキープした。農業からの移転人口とその他の常住人口1億人を都市部へ移住・転籍させる目標が順調に達成され、地域間重大戦略がしっかりと進められた。汚染対策が強化され、主要汚染物質の総排出量の削減目標が超過達成され、資源の利用効率が著しく高まり、生態環境が目に見えて改善された。金融リスクへの対処において重要な段階的成果があった。対外開放が持続的に拡大し、「一帯一路」共同建設に多大な成果があった。人民の生活水準が著しく向上し、教育の公平性と質がだいぶ向上し、高等教育就学率が50%以上となり、都市部の新規就業者数が6000万人を超え、世界最大規模の社会保障体系が整い、基本医療保険が13億人以上に行き渡り、基本養老保険が10億人近くに行き渡り、都市部バラック区の住宅2300万戸以上の改築が始まった。新型コロナウイルス感染症対策が大きな戦略的成果を収め、突発的事態への対応能力・水準が大幅に向上した。公共文化サービスのレベルがどんどん高まり、文化事業と文化産業が繁栄・発展した。国防・軍隊建設の水準が大幅に向上し、軍隊の組織形態の大きな変革が実現した。国家の安全が全面的に強化され、社会の調和と安定が保たれた。

第13次5ヵ年計画の目標・任務が成功裏に達成され、わが国は、経済力、科学技術力、総合国力および人民の生活水準が新たなステージへと大きく向上し、小康社会の全面的完成において偉大な歴史的成果を収め、中華民族の偉大な復興に向けて新たに大きく前進した。社会主義の中国は、いっそう勇壮な姿で世界の東方にそびえ立っている。

第二节 我国发展环境面临深刻复杂变化

当前和今后一个时期,我国发展仍然处于重要战略机遇期,但机遇和挑战都有新的发展变化。当今世界正经历百年未有之大变局,新一轮科技革命和产业变革深入发展,国际力量对比深刻调整,和平与发展仍然是时代主题,人类命运共同体理念深入人心。同时,国际环境日趋复杂,不稳定性不确定性明显增加,新冠肺炎疫情影响广泛深远,世界经济陷入低迷期,经济全球化遭遇逆流,全球能源供需版图深刻变革,国际经济政治格局复杂多变,世界进入动荡变革期,单边主义、保护主义、霸权主义对世界和平与发展构成威胁。

我国已转向高质量发展阶段,制度优势显著,治理效能提升,经济长期向好,物质基础雄厚,人力资源丰富,市场空间广阔,发展韧性强劲,社会大局稳定,继续发展具有多方面优势和条件。同时,我国发展不平衡不充分问题仍然突出,重点领域关键环节改革任务仍然艰巨,创新能力不适应高质量发展要求,农业基础还不稳固,城乡区域发展和收入分配差距较大,生态环保任重道远,民生保障存在短板,社会治理还有弱项。

必须统筹中华民族伟大复兴战略全局和世界百年未有之大变局,深刻认识我国社会主要矛盾变化带来的新特征新要求,深刻认识错综复杂的国际环境带来的新矛盾新挑战,增强机遇意识和风险意识,立足社会主义初级阶段基本国情,保持战略定力,办好自己的事,认识和把握发展规律,发扬斗争精神,增强斗争本领,树立底线思维,准确识变、科学应变、主动求变,善于在危机中育先机、于变局中开新局,抓住机遇,应对挑战,趋利避害,奋勇前进。

第二節 わが国の発展環境は大きく複雑な変化に直面している

当面および今後一定期間、わが国の発展はなおも重要な戦略的チャンスの時期にあるが、チャンスと課題のどちらにも新たな発展・変化が見られる。今日の世界は、百年に一度の大きな変動を経験しており、新たな科学技術革命と産業変革が一段と進み、国際的な力関係が大きく調整され、平和と発展が依然として時代のテーマであり、人類運命共同体の理念が人々の心に深く浸透している。一方で、国際環境は日増しに複雑になっている。不安定性・不確実性が明らかに増し、新型コロナウイルス感染症の影響が広範で根深く、世界経済が低迷期に陥り、経済のグローバル化に逆行する流れがあり、世界のエネルギー需給構造が大きく変わり、国際経済・政治の構図が複雑に目まぐるしく変化している。世界は動揺・変革期に入り、一国主義、保護主義、覇権主義が世界の平和と発展の脅威となっている。

わが国は、すでに質の高い発展を目指す段階へとシフトしており、制度的優位性が顕著で、ガバナンスの効果が高まり、経済が長期的に好調で、物的基盤が厚く、人的資源が豊かで、市場空間が広く、発展の強靭性が高く、社会の大局が安定しており、引き続き発展する上で多くの面において優位性や条件に恵まれている。わが国は一方で、発展の不均衡・不十分という問題が依然として際立ち、重点分野とカギとなる部分の改革の任務が依然として困難で、イノベーション能力が質の高い発展の要請に見合っておらず、農業基盤がまだ不安定で、都市・農村間、地域間の発展および所得分配の格差がかなり大きく、生態環境保護が任重くして道遠しで、民生保障に不十分な点があり、社会統治にまだウィークポイントが存在する。

中華民族の偉大な復興への戦略的全局と世界の百年に一度の大きな変動とを総合的に勘案し、わが国の社会の主要な矛盾の変化がもたらす新たな特徴と新たな要請を深く認識し、錯綜する複雑な国際環境がもたらす新たな矛盾と新たな課題を深く認識し、チャンスに対する意識とリスクに対する意識を高め、社会主義の初級段階という基本的国情に立脚し、戦略的不動心を保ち、自国のことにしっかりと取り組み、発展の法則を認識・把握し、闘争の精神を発揚し、闘争の能力を高め、最悪の事態を想定した思考を確立し、正確に変化を認識し、科学的に変化に適応し、能動的に変化を求め、うまく危機の中で好機を生み出し、変動の中で新局面を切り開き、チャンスをつかみ、課題に対応し、利を求め害を避け、勇往邁進しなければならない。

第二章指导方针

“十四五”时期经济社会发展,必须牢牢把握以下指导思想、原则和战略导向。

第二章 指導方針

第14次5ヵ年計画期の経済・社会発展に当たっては、以下の指導思想、原則および戦略的方向性をしっかりと把握しなければならない。

第一节指导思想

高举中国特色社会主义伟大旗帜,深入贯彻党的十九大和十九届二中、三中、四中、五中全会精神,坚持以马克思列宁主义、毛泽东思想、邓小平理论、“三个代表”重要思想、科学发展观、习近平新时代中国特色社会主义思想为指导,全面贯彻党的基本理论、基本路线、基本方略,统筹推进经济建设、政治建设、文化建设、社会建设、生态文明建设的总体布局,协调推进全面建设社会主义现代化国家、全面深化改革、全面依法治国、全面从严治党的战略布局,坚定不移贯彻创新、协调、绿色、开放、共享的新发展理念,坚持稳中求进工作总基调,以推动高质量发展为主题,以深化供给侧结构性改革为主线,以改革创新为根本动力,以满足人民日益增长的美好生活需要为根本目的,统筹发展和安全,加快建设现代化经济体系,加快构建以国内大循环为主体、国内国际双循环相互促进的新发展格局,推进国家治理体系和治理能力现代化,实现经济行稳致远、社会安定和谐,为全面建设社会主义现代化国家开好局、起好步。

第一節指導思想

中国の特色ある社会主義の偉大な旗印を高く掲げ、中国共産党第19回全国代表大会と中国共産党第19期中央委員会第2回・第3回・第4回・第5回全体会議の精神を深く貫徹し、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、「三つの代表」重要思想、科学的発展観、習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想を導きとして堅持し、党の基本理論・基本路線・基本方針を全面的に貫徹し、経済建設・政治建設・文化建設・社会建設・生態文明建設の総体的配置を統一的に推進し、社会主義現代化国家の全面的建設、改革の全面的深化、全面的な法に基づく国家統治、全面的な厳しい党内統治の戦略的配置をバランスよく推進し、革新・調和・グリーン・開放・共有という新たな発展理念を揺るぐことなく貫徹し、「安定を保ちつつ前進を求める」という活動全体の基調を堅持し、質の高い発展の推進を主題とし、供給側構造改革の深化を主軸とし、改革・革新を根本的原動力とし、人民の日増しに増大する素晴らしい生活への需要を満たすことを根本目的とし、発展と安全を統一的に考慮し、現代化経済体系の整備を加速させ、国内大循環を主体とし、国内・国際双循環が相互に促進し合う新たな発展の形の構築を加速させ、国家統治体系・統治能力の現代化を推進し、経済の長期的安定成長と社会の安定・調和を実現し、社会主義現代化国家の全面的建設に向けてよいスタートを切る。

第二节必须遵循的原则

——坚持党的全面领导。坚持和完善党领导经济社会发展的体制机制,坚持和完善中国特色社会主义制度,不断提高贯彻新发展理念、构建新发展格局能力和水平,为实现高质量发展提供根本保证。

——坚持以人民为中心。坚持人民主体地位,坚持共同富裕方向,始终做到发展为了人民、发展依靠人民、发展成果由人民共享,维护人民根本利益,激发全体人民积极性、主动性、创造性,促进社会公平,增进民生福祉,不断实现人民对美好生活的向往。

——坚持新发展理念。把新发展理念完整、准确、全面贯穿发展全过程和各领域,构建新发展格局,切实转变发展方式,推动质量变革、效率变革、动力变革,实现更高质量、更有效率、更加公平、更可持续、更为安全的发展。

——坚持深化改革开放。坚定不移推进改革,坚定不移扩大开放,加强国家治理体系和治理能力现代化建设,破除制约高质量发展、高品质生活的体制机制障碍,强化有利于提高资源配置效率、有利于调动全社会积极性的重大改革开放举措,持续增强发展动力和活力。

——坚持系统观念。加强前瞻性思考、全局性谋划、战略性布局、整体性推进,统筹国内国际两个大局,办好发展安全两件大事,坚持全国一盘棋,更好发挥中央、地方和各方面积极性,着力固根基、扬优势、补短板、强弱项,注重防范化解重大风险挑战,实现发展质量、结构、规模、速度、效益、安全相统一。

第二節必ず守るべき原則

――党の全面的指導の堅持。党による経済・社会発展の指導の体制・仕組みを堅持し充実させ、中国の特色ある社会主義制度を堅持し充実させ、新たな発展理念の貫徹、新たな発展の形の構築の能力とレベルを絶えず高め、質の高い発展の実現を根本から保証する。

――人民を中心とすることの堅持。人民の主体的地位を堅持し、共同富裕の方向を堅持し、人民のための発展、人民に依拠した発展、人民の間での発展の成果の共有を終始徹底し、人民の根本的利益を擁護し、全人民の積極性・主体性・創造性を引き出し、社会の公平を促進し、民生福祉を増進し、人民の素晴らしい生活への憧れをどんどん実現する。

――新たな発展理念の堅持。新たな発展理念をすべて正確かつ全面的に発展の全過程・各分野で貫き、新たな発展の形を構築し、発展パターンを確実に転換し、質・効率・原動力の変革を促し、より質が高く、より効率性があり、より公平で、より持続可能で、より安全な発展を実現する。

――改革開放の深化の堅持。揺るぐことなく改革を推進し、揺るぐことなく開放を拡大し、国家統治体系・統治能力の現代化建設にいっそう力を入れ、質の高い発展や質の高い生活の妨げとなっている体制・仕組み上の障害を取り除き、資源配分の効率の向上や社会全体の積極性の喚起に資する重要な改革開放の措置を強化し、発展の原動力と活力を持続的に増強する。

――系統的なものの見方の堅持。先見的思考、全局的構想、戦略的配置、全体的推進を強化し、国内と国際という二つの大局を統一的に考慮し、発展と安全という二つの大事にしっかりと取り組み、国全体を見渡した手配を堅持し、中央・地方・各方面の積極性をよりよく発揮させ、土台の強化、優位性の向上、不足部分の補充、ウィークポイントの補強に努め、重大リスク・課題の防止・解消を重視し、発展の質・構造・規模・速度・効率・安全の統一あるつながりを実現する。

第三节 战略导向

“十四五”时期推动高质量发展,必须立足新发展阶段、贯彻新发展理念、构建新发展格局。把握新发展阶段是贯彻新发展理念、构建新发展格局的现实依据,贯彻新发展理念为把握新发展阶段、构建新发展格局提供了行动指南,构建新发展格局则是应对新发展阶段机遇和挑战、贯彻新发展理念的战略选择。必须坚持深化供给侧结构性改革,以创新驱动、高质量供给引领和创造新需求,提升供给体系的韧性和对国内需求的适配性。必须建立扩大内需的有效制度,加快培育完整内需体系,加强需求侧管理,建设强大国内市场。必须坚定不移推进改革,破除制约经济循环的制度障碍,推动生产要素循环流转和生产、分配、流通、消费各环节有机衔接。必须坚定不移扩大开放,持续深化要素流动型开放,稳步拓展制度型开放,依托国内经济循环体系形成对全球要素资源的强大引力场。必须强化国内大循环的主导作用,以国际循环提升国内大循环效率和水平,实现国内国际双循环互促共进。

第三節戦略的方向性

第14次5ヵ年計画期の質の高い発展に当たっては、新たな発展段階に立脚し、新たな発展理念を貫徹し、新たな発展の形を構築しなければならない。新たな発展段階を把握することは、新たな発展理念を貫徹し、新たな発展の形を構築する上での現実的な拠り所である。新たな発展理念を貫徹することは、新たな発展段階を把握し、新たな発展の形を構築する上での行動指針となっている。新たな発展の形を構築することは、新たな発展段階のチャンスと課題に対応し、新たな発展理念を貫徹する上での戦略的選択である。供給側構造改革の深化を堅持し、革新駆動と質の高い供給によって新たな需要を先導・創出し、供給体系の強靭性と国内需要に対する適合性を高めなければならない。内需拡大のための効果的な制度を確立し、欠落部分のない内需体系の育成を加速させ、需要側管理を強化し、強大な国内市場をつくらなければならない。揺るぐことなく改革を推進し、経済循環の妨げとなっている制度上の障害を取り除き、生産要素の循環・流れが生産・分配・流通・消費の各段階と有機的に結びつくようにしなければならない。揺るぐことなく開放を拡大し、要素流動型開放を持続的に深化させ、制度型開放を着実に広げ、国内の経済循環システムを拠り所として世界の要素・資源を力強く引き寄せなければならない。国内大循環の主導的役割を強化し、国際循環によって国内大循環の効率と水準を高め、国内・国際双循環が相互に促進し合ってともに進むようにしなければならない。

第三章 主要目标

按照全面建设社会主义现代化国家的战略安排,2035年远景目标和“十四五”时期经济社会发展主要目标如下。

第三章主要目標

社会主義現代化国家を全面的に建設するための戦略的段取りに基づき、2035年までの長期目標と第14次5ヵ年計画期の経済・社会発展の主要目標は以下の通りとする。

第一节 2035年远景目标

展望2035年,我国将基本实现社会主义现代化。经济实力、科技实力、综合国力将大幅跃升,经济总量和城乡居民人均收入将再迈上新的大台阶,关键核心技术实现重大突破,进入创新型国家前列。基本实现新型工业化、信息化、城镇化、农业现代化,建成现代化经济体系。基本实现国家治理体系和治理能力现代化,人民平等参与、平等发展权利得到充分保障,基本建成法治国家、法治政府、法治社会。建成文化强国、教育强国、人才强国、体育强国、健康中国,国民素质和社会文明程度达到新高度,国家文化软实力显著增强。广泛形成绿色生产生活方式,碳排放达峰后稳中有降,生态环境根本好转,美丽中国建设目标基本实现。形成对外开放新格局,参与国际经济合作和竞争新优势明显增强。人均国内生产总值达到中等发达国家水平,中等收入群体显著扩大,基本公共服务实现均等化,城乡区域发展差距和居民生活水平差距显著缩小。平安中国建设达到更高水平,基本实现国防和军队现代化。人民生活更加美好,人的全面发展、全体人民共同富裕取得更为明显的实质性进展。

第一節2035年までの長期目標

2035年までの展望として、わが国は社会主義現代化を基本的に実現する。経済力、科学技術力、総合国力が大幅に向上し、経済規模と都市・農村住民一人当たり所得が再び新たな大台に乗り、基幹核心技術に大きなブレークスルーがあり、革新型国家の上位に入る。新しいタイプの工業化・情報化・都市化・農業現代化を基本的に実現し、現代化経済体系を築き上げる。国家統治体系・統治能力の現代化を基本的に実現し、人民の平等参加・平等発展の権利が十分に保障されるようにし、法治国家、法治政府、法治社会を基本的に築き上げる。文化強国、教育強国、人材強国、スポーツ強国、「健康中国」を築き上げ、国民の資質と社会の文明度を新たな段階まで向上させ、国の文化的ソフトパワーが顕著に高まるようにする。グリーンな生産様式・生活様式を幅広く形成し、二酸化炭素の排出量がピークアウト後に安定して減少するようにし、生態環境を根本的に改善し、「美しい中国」建設の目標を基本的に達成する。対外開放の新たな形をつくり、国際経済協力・競争への参加における新たな優位性が目に見えて高まるようにする。一人当たりGDPが中進国レベルに達し、中間所得層が顕著に拡大し、基本公共サービスの均等化が実現し、都市・農村間、地域間の発展の格差、住民の生活水準の格差が顕著に縮小する。「平安中国」建設がより高水準に達し、国防・軍隊の現代化が基本的に実現する。人民の生活がよりよくなり、個々人の全面的な発展と全人民の共同富裕によりはっきりとした具体的進展がある。

第二节 “十四五”时期经济社会发展主要目标

——经济发展取得新成效。发展是解决我国一切问题的基础和关键,发展必须坚持新发展理念,在质量效益明显提升的基础上实现经济持续健康发展,增长潜力充分发挥,国内生产总值年均增长保持在合理区间、各年度视情提出,全员劳动生产率增长高于国内生产总值增长,国内市场更加强大,经济结构更加优化,创新能力显著提升,全社会研发经费投入年均增长7%以上、力争投入强度高于“十三五”时期实际,产业基础高级化、产业链现代化水平明显提高,农业基础更加稳固,城乡区域发展协调性明显增强,常住人口城镇化率提高到65%,现代化经济体系建设取得重大进展。

——改革开放迈出新步伐。社会主义市场经济体制更加完善,高标准市场体系基本建成,市场主体更加充满活力,产权制度改革和要素市场化配置改革取得重大进展,公平竞争制度更加健全,更高水平开放型经济新体制基本形成。

——社会文明程度得到新提高。社会主义核心价值观深入人心,人民思想道德素质、科学文化素质和身心健康素质明显提高,公共文化服务体系和文化产业体系更加健全,人民精神文化生活日益丰富,中华文化影响力进一步提升,中华民族凝聚力进一步增强。

——生态文明建设实现新进步。国土空间开发保护格局得到优化,生产生活方式绿色转型成效显著,能源资源配置更加合理、利用效率大幅提高,单位国内生产总值能源消耗和二氧化碳排放分别降低13.5%、18%,主要污染物排放总量持续减少,森林覆盖率提高到24.1%,生态环境持续改善,生态安全屏障更加牢固,城乡人居环境明显改善。

——民生福祉达到新水平。实现更加充分更高质量就业,城镇调查失业率控制在5.5%以内,居民人均可支配收入增长与国内生产总值增长基本同步,分配结构明显改善,基本公共服务均等化水平明显提高,全民受教育程度不断提升,劳动年龄人口平均受教育年限提高到11.3年,多层次社会保障体系更加健全,基本养老保险参保率提高到95%,卫生健康体系更加完善,人均预期寿命提高1岁,脱贫攻坚成果巩固拓展,乡村振兴战略全面推进,全体人民共同富裕迈出坚实步伐。

——国家治理效能得到新提升。社会主义民主法治更加健全,社会公平正义进一步彰显,国家行政体系更加完善,政府作用更好发挥,行政效率和公信力显著提升,社会治理特别是基层治理水平明显提高,防范化解重大风险体制机制不断健全,突发公共事件应急处置能力显著增强,自然灾害防御水平明显提升,发展安全保障更加有力,国防和军队现代化迈出重大步伐。

第二節第14次5ヵ年計画期の経済・社会発展の主要目標

――経済発展が新たな成果を収める。発展はわが国のあらゆる問題を解決する上での基盤・カギである。発展においては新たな発展理念を堅持しなければならない。質と効率の顕著な向上を基礎に経済の持続的で健全な発展が実現され、成長の潜在力が十分に発揮され、GDPの年平均成長率が合理的な範囲内に保たれて年度ごとに状況に応じて成長率の目標が示され、労働生産性の伸び率がGDP成長率を上回り、国内市場がいっそう強大になり、経済構造がいっそう改善され、イノベーション能力が著しく向上し、社会全体の研究開発費の投入が年平均7%以上増えてその対GDP比が努力により第13次5ヵ年計画期の実際を上回り、産業基盤の高度化レベル、産業チェーンの現代化レベルが目に見えて高まり、農業基盤がいっそううち固められ、都市・農村間、地域間の発展のバランスが明らかに向上し、常住人口ベースの都市化率が65%まで上がり、現代化経済体系の整備が大きく進展する。

――改革開放が新たな一歩を踏み出す。社会主義市場経済体制がいっそう充実し、ハイスタンダードな市場体系が基本的に整い、市場主体がいっそう活力に満ち、財産権制度改革と要素市場化配分改革が大きく進展し、公平な競争のための制度がいっそう整備され、よりハイレベルの開放型経済の新体制が基本的に形成される。

――社会の文明度が新たに向上する。社会主義の核心的価値観(富強・民主・文明・調和、自由・平等・公正・法治、愛国・勤勉・誠実・友好)が人々の心に深く浸透し、人民の思想・道徳的資質、科学・文化的資質、心身の健康面の資質が目に見えて向上し、公共文化サービス体系と文化産業体系がいっそう整備され、人民の精神文化生活がどんどん豊かになり、中華文化の影響力が一段と高まり、中華民族の結束力が一段と強まる。

――生態文明建設が新たな進歩を実現する。国土空間の開発・保護のあり方が改善され、生産様式・生活様式のグリーン化が顕著な効果をあげ、エネルギー・資源の配分の合理性が増して利用効率が大幅に向上し、GDP一単位当たりのエネルギー消費量と二酸化炭素排出量がそれぞれ13.5%、18%減り、主要汚染物質の総排出量が持続的に減少し、森林率が24.1%まで上昇し、生態環境が持続的に改善され、生態系安全保障壁がいっそう強固になり、都市・農村の居住環境が目に見えて改善される。

――民生福祉が新たな水準に達する。より十分でより質の高い雇用が実現され、都市部調査失業率が5.5%以内に抑えられ、住民一人当たり可処分所得の伸び率とGDP成長率が基本的に一致し、分配構造が目に見えて改善され、基本公共サービスの均等化レベルが目に見えて上がり、全国民の教育水準が不断に向上し、生産年齢人口の平均就学年数が11.3年に伸び、多層的社会保障体系がいっそう整備され、基本養老保険の加入率が95%まで上がり、衛生・ヘルスケア体系がいっそう整い、平均寿命が一年伸び、貧困脱却堅塁攻略の成果が定着して拡大し、農村振興戦略が全面的に進み、全人民の共同富裕が着実に歩を進める。

――国家統治の効果が新たに高まる。社会主義の民主・法治がいっそう充実し、社会の公平・正義が一段と顕著になり、国の行政体系がいっそう整い、政府の役割がよりよく発揮され、行政の効率と信頼性が著しく向上し、社会統治、とくに末端統治の水準が明らかに高まり、重大リスクの防止・解消の体制・仕組みが不断に整備され、公共突発事態への緊急対応能力が著しく高まり、自然災害の防止水準が目に見えて向上し、発展にかかわる安全がいっそう力強く保障され、国防・軍隊の現代化が大きく前進する。

注:①〔〕内为5年累计数。②带*的为2019年数据。③能源综合生产能力指煤炭、石油、天然气、非化石能源生产能力之和。④2020年地级及以上城市空气质量优良天数比率和地表水达到或好于Ⅲ类水体比例指标值受新冠肺炎疫情等因素影响,明显高于正常年份。⑤2020年全员劳动生产率增长2.5%为预计数。

注:①〔 〕内は5年の累計数。②*のついた数値は2019年のデータ。③エネルギーの総合生産能力とは、石炭、石油、天然ガス、非化石エネルギー生産能力の合計。④2020年の地級都市および地級より上の都市の空気のきれいな日の割合と地表水のうちⅢ類水かそれよりきれいな水の割合の指標は、新型コロナウイルス感染症などの要因の影響を受け、例年より顕著に高い。⑤2020年の労働生産性の伸び率2.5%は、見込みの数値。 

第二篇 坚持创新驱动发展 全面塑造发展新优势

坚持创新在我国现代化建设全局中的核心地位,把科技自立自强作为国家发展的战略支撑,面向世界科技前沿、面向经济主战场、面向国家重大需求、面向人民生命健康,深入实施科教兴国战略、人才强国战略、创新驱动发展战略,完善国家创新体系,加快建设科技强国。

第二篇 革新駆動型発展を堅持し、発展の新たな優位性を全面的に築く

わが国の現代化建設の全局におけるイノベーションの核心的位置づけを堅持し、科学技術の自立自強を国の発展の戦略的支えとし、世界の科学技術の先端、経済の主戦場、国の大きな需要、人民の生命と健康を見据え、科学教育興国戦略、人材強国戦略、革新駆動型発展戦略を踏み込んで実施し、国家革新体系を整備し、科学技術強国の建設を加速させる。

第四章 强化国家战略科技力量

制定科技强国行动纲要,健全社会主义市场经济条件下新型举国体制,打好关键核心技术攻坚战,提高创新链整体效能。

第四章 国の戦略的科学技術力を強化する

科学技術強国行動要綱を策定し、社会主義市場経済の条件下での新型挙国体制を整え、基幹核心技術堅塁攻略戦に取り組み、イノベーションチェーン全体の効率を高める。

第一节 整合优化科技资源配置

以国家战略性需求为导向推进创新体系优化组合,加快构建以国家实验室为引领的战略科技力量。聚焦量子信息、光子与微纳电子、网络通信、人工智能、生物医药、现代能源系统等重大创新领域组建一批国家实验室,重组国家重点实验室,形成结构合理、运行高效的实验室体系。优化提升国家工程研究中心、国家技术创新中心等创新基地。推进科研院所、高等院校和企业科研力量优化配置和资源共享。支持发展新型研究型大学、新型研发机构等新型创新主体,推动投入主体多元化、管理制度现代化、运行机制市场化、用人机制灵活化。

第一節科学技術資源の配分を統合・最適化する

国の戦略的ニーズを方向性として革新体系の合理的再編を推進し、国家実験室を先導役とした戦略的科学技術力の構築を急ぐ。量子情報、光子とマイクロ・ナノ電子、ネットワーク通信、人工知能(AI)、バイオ医薬品、現代的エネルギーシステムといった重大革新分野を中心に一群の国家実験室を設け、国家重点実験室を再編し、構造が合理的で運営が効率的な実験室体系を築く。国家工学研究センターや国家技術革新センターといったイノベーション拠点を改良・高度化する。科学研究機関・高等教育機関・企業の科学研究力の合理的配置と資源共有を推進する。新型研究大学や新型研究開発機構など新しいタイプのイノベーション主体を支援して発展させ、投資主体の多元化、管理制度の現代化、運営メカニズムの市場化、人材採用メカニズムの柔軟化を促す。

第二节 加强原创性引领性科技攻关

在事关国家安全和发展全局的基础核心领域,制定实施战略性科学计划和科学工程。瞄准人工智能、量子信息、集成电路、生命健康、脑科学、生物育种、空天科技、深地深海等前沿领域,实施一批具有前瞻性、战略性的国家重大科技项目。从国家急迫需要和长远需求出发,集中优势资源攻关新发突发传染病和生物安全风险防控、医药和医疗设备、关键元器件零部件和基础材料、油气勘探开发等领域关键核心技术。

第二節独創的・先駆的な科学技術のブレークスルーにいっそう力を入れる

国の安全保障と発展の全局にかかわる基礎的・核心的分野で、戦略的科学計画・科学プロジェクトを策定して実施する。AI、量子情報、集積回路、生命・健康、脳科学、バイオ育種、航空宇宙科学技術、地底・深海などの先端分野にねらいを定めて、先見性・戦略性のある一連の国家重大科学技術プロジェクトを実施する。差し迫ったニーズと将来的なニーズに立脚して、初めてあるいは突発的に発生する感染症やバイオセーフティのリスクの防止・抑制、製薬・医療設備、コア部品・パーツおよび基礎素材、石油・天然ガス探査・開発といった分野の基幹核心技術のブレークスルーに、優れたリソースを集中して取り組む。


第三节 持之以恒加强基础研究

强化应用研究带动,鼓励自由探索,制定实施基础研究十年行动方案,重点布局一批基础学科研究中心。加大基础研究财政投入力度、优化支出结构,对企业投入基础研究实行税收优惠,鼓励社会以捐赠和建立基金等方式多渠道投入,形成持续稳定投入机制,基础研究经费投入占研发经费投入比重提高到8%以上。建立健全符合科学规律的评价体系和激励机制,对基础研究探索实行长周期评价,创造有利于基础研究的良好科研生态。

第三節基礎研究の強化を根気よく継続する

応用研究の牽引を強化し、自由な探求を奨励し、基礎研究十年行動プランを策定して実施し、一群の基礎学科研究センターを重点的に配置する。基礎研究への財政投入を拡大し、支出構造を合理化する。企業の基礎研究への投入に税制優遇を行い、寄付や基金の設立などさまざまな方法による民間投資を奨励し、持続的で安定した投資の仕組みをつくり、基礎研究費の投入が研究開発費の投入に占める割合を8%以上まで上げる。科学的法則に合致した評価体系とインセンティブメカニズムを確立して充実させ、基礎研究の長期的評価を模索して実行し、基礎研究に資する良好な科学研究環境を整える。

第四节 建设重大科技创新平台

支持北京、上海、粤港澳大湾区形成国际科技创新中心,建设北京怀柔、上海张江、大湾区、安徽合肥综合性国家科学中心,支持有条件的地方建设区域科技创新中心。强化国家自主创新示范区、高新技术产业开发区、经济技术开发区等创新功能。适度超前布局国家重大科技基础设施,提高共享水平和使用效率。集约化建设自然科技资源库、国家野外科学观测研究站(网)和科学大数据中心。加强高端科研仪器设备研发制造。构建国家科研论文和科技信息高端交流平台。

第四節 重大科学技術イノベーションプラットフォームをつくる

北京、上海、粤港澳(広東・香港・澳門)大湾区が国際科学技術イノベーションセンターをつくるのをサポートし、北京市懐柔、上海市張江、大湾区、安徽省合肥の総合的国家科学センターを建設し、条件を満たす地方が地域の科学技術イノベーションセンターをつくるのをサポートする。国家自主イノベーションモデル区、ハイテク産業開発区、経済技術開発区などのイノベーション機能を強化する。国家重大科学技術インフラを程よく前倒しで整備し、共有レベルと使用効率を高める。科学技術リソースライブラリ、国家野外科学観測研究ステーション(ウェブサイト)、科学ビッグデータセンターを集約的につくる。ハイエンド科学研究機器・設備の研究開発・製造を強化する。国家科学研究論文・科学技術情報ハイレベル交流プラットフォームを構築する。


第五章 提升企业技术创新能力

完善技术创新市场导向机制,强化企业创新主体地位,促进各类创新要素向企业集聚,形成以企业为主体、市场为导向、产学研用深度融合的技术创新体系。

第五章 企業の技術革新能力を高める

技術革新が市場によって促される仕組みを充実させ、イノベーションの主体としての企業の地位を強め、さまざまなイノベーションの要素が企業に集まるようにし、企業主体、市場志向、産・学・研高度融合の技術革新体系を築く。

第一节 激励企业加大研发投入

实施更大力度的研发费用加计扣除、高新技术企业税收优惠等普惠性政策。拓展优化首台(套)重大技术装备保险补偿和激励政策,发挥重大工程牵引示范作用,运用政府采购政策支持创新产品和服务。通过完善标准、质量和竞争规制等措施,增强企业创新动力。健全鼓励国有企业研发的考核制度,设立独立核算、免于增值保值考核、容错纠错的研发准备金制度,确保中央国有工业企业研发支出年增长率明显超过全国平均水平。完善激励科技型中小企业创新的税收优惠政策。

第一節 企業の研究開発投資の拡大を奨励する

さらなる研究開発費加算控除、ハイテク企業への税制優遇など全体支援型政策を実施する。国産初の重要プラントの導入の保険・補償および奨励政策を拡充し、重大プロジェクトの牽引的・模範的役割を発揮させ、政府調達政策によって革新的な製品・サービスを後押しする。基準・質および競争に関する規定の整備などの措置を通じて、企業のイノベーションの原動力を増強する。国有企業の研究開発を奨励する評価制度を整え、独立採算で、企業価値の維持・増大の評価が免除され、失敗が許され改められる研究開発準備金制度を設立し、中央国有工業企業の研究開発支出の年間の伸び率が全国の平均レベルをはっきりと上回るようにする。科学技術型中小企業のイノベーションを奨励する税制優遇政策を充実させる。

第二节 支持产业共性基础技术研发

集中力量整合提升一批关键共性技术平台,支持行业龙头企业联合高等院校、科研院所和行业上下游企业共建国家产业创新中心,承担国家重大科技项目。支持有条件企业联合转制科研院所组建行业研究院,提供公益性共性技术服务。打造新型共性技术平台,解决跨行业跨领域关键共性技术问题。发挥大企业引领支撑作用,支持创新型中小微企业成长为创新重要发源地,推动产业链上中下游、大中小企业融通创新。鼓励有条件地方依托产业集群创办混合所有制产业技术研究院,服务区域关键共性技术研发。

第二節 産業の汎用基盤技術の研究開発を支援する

力を集中して一群の重要汎用技術プラットフォームを統合・改善し、リーディングカンパニーが高等教育機関、科学研究機関、川上・川下企業と合同で国家産業革新センターをつくって国家重大科学技術プロジェクトを担うのをサポートする。条件を満たす企業が企業化した科学研究機関と合同で産業研究所をつくって公益的な汎用技術サービスを提供するのをサポートする。新しいタイプの汎用技術のプラットフォームをつくり、業界・分野の垣根を越えた重要汎用技術の問題を解決する。大企業の先導的・支柱的役割を発揮させ、革新型中小零細企業がイノベーションの重要な発生地に成長するようサポートし、産業チェーンの川上・川中・川下、大・中・小企業の連携したイノベーションを促す。条件を満たす地方が産業クラスターを拠り所として混合所有制産業技術研究所を創設して地域の重要汎用技術の研究開発に貢献することを奨励する。

第三节 完善企业创新服务体系

推动国家科研平台、科技报告、科研数据进一步向企业开放,创新科技成果转化机制,鼓励将符合条件的由财政资金支持形成的科技成果许可给中小企业使用。推进创新创业机构改革,建设专业化市场化技术转移机构和技术经理人队伍。完善金融支持创新体系,鼓励金融机构发展知识产权质押融资、科技保险等科技金融产品,开展科技成果转化贷款风险补偿试点。畅通科技型企业国内上市融资渠道,增强科创板“硬科技”特色,提升创业板服务成长型创新创业企业功能,鼓励发展天使投资、创业投资,更好发挥创业投资引导基金和私募股权基金作用。

第三節 企業のイノベーションを支援する体系を整える

国の科学研究プラットフォーム、科学技術レポート、科学研究データをいっそう企業に開放し、科学技術の成果の実用化の仕組みを革新し、財政資金の支援によって生まれた科学技術の成果のうち条件に合致するものの中小企業への使用の許可を奨励する。イノベーション・スタートアップ関連機関の改革を推進し、専門的で市場化された技術移転関連機関および多くの技術経営士が生まれるようにする。金融によるイノベーション支援体系を整え、金融機関が知的財産権担保融資や科学技術保険といった科学技術関連の金融商品を発展させることを奨励し、科学技術の成果の実用化への融資リスク補償の試行を進める。科学技術型企業の国内での上場による資金調達ルートを円滑化し、科創板の「優れた科学技術」を持つ企業が多いという特色を伸ばし、創業板の成長型イノベーション・スタートアップ企業を支える機能を高め、エンジェル投資やベンチャー投資を奨励して発展させ、ベンチャー投資誘導基金とプライベート・エクイティ・ファンドの役割をよりよく発揮させる。

第六章 激发人才创新活力

贯彻尊重劳动、尊重知识、尊重人才、尊重创造方针,深化人才发展体制机制改革,全方位培养、引进、用好人才,充分发挥人才第一资源的作用。

第六章 人材のイノベーションの活力を引き出す

労働・知識・人材・創造の尊重という方針を貫徹し、人材開発の体制・仕組みの改革を深化させ、全方位で人材を育成・招致・活用し、第一の資源としての人材の役割を十分に発揮させる。

第一节 培养造就高水平人才队伍

遵循人才成长规律和科研活动规律,培养造就更多国际一流的战略科技人才、科技领军人才和创新团队,培养具有国际竞争力的青年科技人才后备军,注重依托重大科技任务和重大创新基地培养发现人才,支持设立博士后创新岗位。加强创新型、应用型、技能型人才培养,实施知识更新工程、技能提升行动,壮大高水平工程师和高技能人才队伍。加强基础学科拔尖学生培养,建设数理化生等基础学科基地和前沿科学中心。实行更加开放的人才政策,构筑集聚国内外优秀人才的科研创新高地。完善外籍高端人才和专业人才来华工作、科研、交流的停居留政策,完善外国人在华永久居留制度,探索建立技术移民制度。健全薪酬福利、子女教育、社会保障、税收优惠等制度,为海外科学家在华工作提供具有国际竞争力和吸引力的环境。

第一節ハイレベル人材陣を育成する

人材の成長の法則と科学研究活動の法則に則って、世界一流の戦略的科学技術人材、科学技術リーダー人材、イノベーションチームをさらに多く養成し、国際競争力を備えた若手科学技術人材プールを育成し、重大科学技術任務と重大イノベーション拠点に立脚した人材の育成・発掘を重視し、ポストドクターのためのイノベーション専門職の設置を支援する。革新型・応用型・技能型人材の育成を強化し、知識更新プロジェクト、技能向上行動を実施し、ハイレベルエンジニア・高技能人材陣を増強する。基礎学科に抜きん出た学生の育成を強化し、数学・物理・化学・生物などの基礎学科の拠点と先端科学センターをつくる。より開放的な人材政策を実行し、国内外の優れた人材が集まる科学研究イノベーション拠点を築く。外国籍のハイレベル人材・専門人材が中国に来て仕事や科学研究、交流をする際の滞在・居留に関する政策を充実させ、外国人が中国で永住するための制度を充実させ、技術移民制度の設立を模索する。報酬・福利厚生、子女の教育、社会保障、税制優遇などの制度を整え、中国で働く外国の科学者に国際競争力と魅力を備えた環境を提供する。

第二节 激励人才更好发挥作用

完善人才评价和激励机制,健全以创新能力、质量、实效、贡献为导向的科技人才评价体系,构建充分体现知识、技术等创新要素价值的收益分配机制。选好用好领军人才和拔尖人才,赋予更大技术路线决定权和经费使用权。全方位为科研人员松绑,拓展科研管理“绿色通道”。实行以增加知识价值为导向的分配政策,完善科研人员职务发明成果权益分享机制,探索赋予科研人员职务科技成果所有权或长期使用权,提高科研人员收益分享比例。深化院士制度改革。

第二節人材がよりよく役割を発揮することを奨励する

人材評価・インセンティブメカニズムを充実させ、イノベーションの能力・質・実効性・貢献志向の科学技術人材の評価体系を整え、知識や技術などイノベーションの要素の価値が十分に反映される収益分配の仕組みを築く。リーダー人材・卓越人材の選抜・登用を適切に行い、より大きなテクノロジーロードマップ決定権と経費使用権を与える。科学研究者への規制を全方位で緩和し、科学研究管理の円滑化をはかる。知識価値の増大を方向性とする分配政策を実施し、科学研究者の職務発明の成果の権利・利益割当メカニズムを整え、科学研究者への職務上得られた科学技術の成果の所有権もしくは長期使用権の付与を模索し、科学研究者への収益分配率を上げる。院士制度の改革を深化させる。

第三节 优化创新创业创造生态

大力弘扬新时代科学家精神,强化科研诚信建设,健全科技伦理体系。依法保护企业家的财产权和创新收益,发挥企业家在把握创新方向、凝聚人才、筹措资金等方面重要作用。推进创新创业创造向纵深发展,优化双创示范基地建设布局。倡导敬业、精益、专注、宽容失败的创新创业文化,完善试错容错纠错机制。弘扬科学精神和工匠精神,广泛开展科学普及活动,加强青少年科学兴趣引导和培养,形成热爱科学、崇尚创新的社会氛围,提高全民科学素质。

第三節革新・起業・創造の環境を改善する

新時代の科学者精神を大いに発揚し、科学研究における信義則の遵守をいっそう徹底させ、科学技術倫理体系を整える。企業家の財産権とイノベーション収益を法に基づいて保護し、イノベーションの方向を定めたり、人材を集めたり、資金を調達したりする上での企業家の役割を発揮させる。革新・起業・創造のさらなる発展を推し進め、革新・起業モデル拠点建設の配置を最適化する。勤勉で、無駄がなく、ひたむきで、失敗に寛容な革新・起業文化を唱導し、失敗が恐れられず、許され、改められる仕組みを整える。科学的精神と匠の精神を発揚し、科学普及の取り組みを幅広く展開し、青少年の科学への興味を引き出しかつ養い、科学が愛され、イノベーションが尊ばれる社会的雰囲気を醸成し、全国民の科学的素養を高める。

第七章 完善科技创新体制机制

深入推进科技体制改革,完善国家科技治理体系,优化国家科技计划体系和运行机制,推动重点领域项目、基地、人才、资金一体化配置。

第七章 科学技術イノベーションの体制・仕組みを充実させる

科学技術体制改革をいっそう推し進め、国の科学技術ガバナンス体系を充実させ、国の科学技術の計画体系と運用メカニズムを合理化し、重点分野のプロジェクト・拠点・人材・資金の一体的配置を促進する。

第一节 深化科技管理体制改革

加快科技管理职能转变,强化规划政策引导和创新环境营造,减少分钱分物定项目等直接干预。整合财政科研投入体制,重点投向战略性关键性领域,改变部门分割、小而散的状态。改革重大科技项目立项和组织管理方式,给予科研单位和科研人员更多自主权,推行技术总师负责制,实行“揭榜挂帅”、“赛马”等制度,健全奖补结合的资金支持机制。健全科技评价机制,完善自由探索型和任务导向型科技项目分类评价制度,建立非共识科技项目的评价机制,优化科技奖励项目。建立健全科研机构现代院所制度,支持科研事业单位试行更灵活的编制、岗位、薪酬等管理制度。建立健全高等院校、科研机构、企业间创新资源自由有序流动机制。深入推进全面创新改革试验。

第一節科学技術管理体制改革を深化させる

科学技術管理の職能転換を急ぎ、計画・政策による誘導とイノベーション環境の整備を強化し、資金、物資の配分やプロジェクト決定などの直接介入を減らす。科学研究への財政投入の体制を統合し、戦略性・重要性のある分野に重点的に投入し、資金が部門ごとに細かく分散している状態を改める。重大科学技術プロジェクトの設置・統括管理方式を改革し、科学研究機関・科学研究者にさらなる自主権を与え、技術総責任者制を押し広め、「イノベーション牽引者の公募」、「コンペティション」などの制度を実施し、奨励金と補助金が組み合わさった資金支援の仕組みを整える。科学技術評価メカニズムを充実させ、自由探求型とミッション志向型の科学技術プロジェクトの分類別評価制度を整え、型破りな科学技術プロジェクトのための評価メカニズムを確立し、科学技術奨励プロジェクトを改善する。科学研究機関の現代的インスティテュート制度を確立して充実させ、科学研究事業体がより柔軟な定員・ポスト・報酬等の管理制度を施行するのをサポートする。高等教育機関、科学研究機関、企業の間でのイノベーション資源の秩序ある自由な移動のための仕組みを確立して充実させる。全面的なイノベーションに向けた改革の試行をいっそう推し進める。

第二节 健全知识产权保护运用体制

实施知识产权强国战略,实行严格的知识产权保护制度,完善知识产权相关法律法规,加快新领域新业态知识产权立法。加强知识产权司法保护和行政执法,健全仲裁、调解、公证和维权援助体系,健全知识产权侵权惩罚性赔偿制度,加大损害赔偿力度。优化专利资助奖励政策和考核评价机制,更好保护和激励高价值专利,培育专利密集型产业。改革国有知识产权归属和权益分配机制,扩大科研机构和高等院校知识产权处置自主权。完善无形资产评估制度,形成激励与监管相协调的管理机制。构建知识产权保护运用公共服务平台。

第二節知的財産権の保護・運用体制を整える。

知的財産権強国戦略を実施し、厳格な知的財産権保護制度を実施し、知的財産権関連の法律・法規を整備し、新分野・新業態の知的財産権に関する立法を急ぐ。知的財産権の司法保護・行政法執行を強化し、仲裁・調停・公証および権利擁護サポート体系を整え、知的財産権の侵害に対する懲罰的賠償制度を整え、損害賠償を強化する。特許の助成・奨励政策および審査・評価メカニズムをよりよいものにし、価値の高い特許をよりよく保護・奨励し、特許集約型産業を育てる。国有の知的財産権の帰属および権利・利益割当メカニズムを改革し、科学研究機関と高等教育機関の知的財産権処分の自主権を拡大する。無形資産評価制度を改善し、インセンティブと監督管理がかみ合う管理の仕組みをつくる。知的財産権の保護・運用のための公共サービスプラットフォームを構築する。

第三节 积极促进科技开放合作

实施更加开放包容、互惠共享的国际科技合作战略,更加主动融入全球创新网络。务实推进全球疫情防控和公共卫生等领域国际科技合作,聚焦气候变化、人类健康等问题加强同各国科研人员联合研发。主动设计和牵头发起国际大科学计划和大科学工程,发挥科学基金独特作用。加大国家科技计划对外开放力度,启动一批重大科技合作项目,研究设立面向全球的科学研究基金,实施科学家交流计划。支持在我国境内设立国际科技组织、外籍科学家在我国科技学术组织任职。

第三節科学技術の開放・協力を積極的に促進する

いっそう開放的・包摂的、互恵的・共有的な国際科学技術協力戦略を実施し、いっそう主体的にグローバル・イノベーション・ネットワークに溶け込む。グローバルなコロナ対策や公衆衛生といった分野の国際科学技術協力を着実に推し進め、気候変動や人類の健康といった問題にフォーカスして各国の科学研究者との共同研究開発を強化する。国際的なビッグサイエンス計画、ビッグサイエンスプロジェクトを主導的に立案して音頭を取り、科学基金の独特な役割を発揮させる。国の科学技術計画の対外開放を拡大し、一連の重大科学技術協力プロジェクトをスタートさせ、グローバル志向の科学研究基金の設立を検討し、科学者交流計画を実施する。わが国における国際科学技術機関の設立、外国籍の科学者のわが国の科学技術学術機関への赴任をサポートする。

第三篇 加快发展现代产业体系 巩固壮大实体经济根基

坚持把发展经济着力点放在实体经济上,加快推进制造强国、质量强国建设,促进先进制造业和现代服务业深度融合,强化基础设施支撑引领作用,构建实体经济、科技创新、现代金融、人力资源协同发展的现代产业体系。

第三篇現代的産業体系の発展を加速させ、実体経済の土台を強化・増大する

経済発展の重点を実体経済に置くことを堅持し、製造強国・品質強国建設をどんどん推し進め、先進的製造業と現代サービス業との高度な融合を促し、インフラの支柱的・先導的役割を強化し、実体経済、科学技術イノベーション、現代金融、人的資源がバランスよく発展する現代的産業体系を構築する。

第八章 深入实施制造强国战略

坚持自主可控、安全高效,推进产业基础高级化、产业链现代化,保持制造业比重基本稳定,增强制造业竞争优势,推动制造业高质量发展。

第八章 製造強国戦略を踏み込んで実施する

自主・制御可能、安全・高効率を堅持し、産業基盤の高度化、産業チェーンの現代化を推し進め、製造業の割合の基本的安定を保ち、製造業の競争優位を増強し、製造業の質の高い発展を促す。

第一节 加强产业基础能力建设

实施产业基础再造工程,加快补齐基础零部件及元器件、基础软件、基础材料、基础工艺和产业技术基础等瓶颈短板。依托行业龙头企业,加大重要产品和关键核心技术攻关力度,加快工程化产业化突破。实施重大技术装备攻关工程,完善激励和风险补偿机制,推动首台(套)装备、首批次材料、首版次软件示范应用。健全产业基础支撑体系,在重点领域布局一批国家制造业创新中心,完善国家质量基础设施,建设生产应用示范平台和标准计量、认证认可、检验检测、试验验证等产业技术基础公共服务平台,完善技术、工艺等工业基础数据库。

第一節産業基盤能力の構築を強化する

産業基盤再建プロジェクトを実施し、基礎パーツ・部品、基本ソフトウェア、基礎素材、基礎技能および産業技術基盤などのボトルネックとなっている不足部分の補充を急ぐ。リーディングカンパニーに依拠して、重要製品と基幹核心技術のブレークスルーにいっそう力を入れ、工程化・産業化の打開的進展を急ぐ。重大技術が使われている設備の難関攻略プロジェクトを実施し、インセンティブメカニズムとリスク補償メカニズムを整え、最新の設備・素材・ソフトウェアの模範的応用を推し進める。産業基盤サポート体系を整え、重点分野において一群の国家製造業イノベーションセンターを配置し、国家品質インフラ(NQI)を整備し、生産・応用モデルプラットフォームと規格・計量、認証・認可、検査・測定、試験・検証などの産業技術基盤公共サービスプラットフォームを築き、技術・技能などの産業基盤データベースを充実させる。

第二节 提升产业链供应链现代化水平

坚持经济性和安全性相结合,补齐短板、锻造长板,分行业做好供应链战略设计和精准施策,形成具有更强创新力、更高附加值、更安全可靠的产业链供应链。推进制造业补链强链,强化资源、技术、装备支撑,加强国际产业安全合作,推动产业链供应链多元化。立足产业规模优势、配套优势和部分领域先发优势,巩固提升高铁、电力装备、新能源、船舶等领域全产业链竞争力,从符合未来产业变革方向的整机产品入手打造战略性全局性产业链。优化区域产业链布局,引导产业链关键环节留在国内,强化中西部和东北地区承接产业转移能力建设。实施应急产品生产能力储备工程,建设区域性应急物资生产保障基地。实施领航企业培育工程,培育一批具有生态主导力和核心竞争力的龙头企业。推动中小企业提升专业化优势,培育专精特新“小巨人”企业和制造业单项冠军企业。加强技术经济安全评估,实施产业竞争力调查和评价工程。

第二節産業チェーン、サプライチェーンの現代化レベルを向上させる

経済性と安全性の融合を堅持し、不足部分の補充とアドバンテージの創出をはかり、業種ごとにサプライチェーンを戦略的に設計して的確に策を講じ、より高い革新力、付加価値、安全性・信頼性を備えた産業チェーン、サプライチェーンをつくる。製造業の両チェーンの補充・強化を推進し、資源・技術・設備の支えを強め、国際的な産業安全協力にいっそう力を入れ、産業チェーン、サプライチェーンの多元化を促す。産業の規模の優位性、取りそろえの優位性、一部の分野での先発優位に立脚し、高速鉄道、電力設備、新エネルギー、船舶といった分野の産業チェーン全体の競争力を固めて高め、未来の産業変革の向かう方向に合致する最終製品から着手して戦略的・全局的産業チェーンを築く。地域の産業チェーンの配置を合理化し、産業チェーンのカギとなる部分が国内に残るよう導き、中・西部地区と東北地区の産業移転能力の構築を強化する。非常時に必要な製品のための生産能力確保プロジェクトを実施し、地域的緊急物資生産保障拠点を築く。先導企業育成プロジェクトを実施し、エコシステム主導力とコアコンピタンスを備えた一群のリーディングカンパニーを育てる。中小企業が専門性の強みを伸ばすよう促し、専・精・特・新の「スモール・ジャイアンツ(小さくても偉大な会社)」および製造業の製品別トップ企業を育てる。技術面の経済安全保障の評価を強化し、産業競争力調査・評価プロジェクトを実施する。

第三节 推动制造业优化升级

深入实施智能制造和绿色制造工程,发展服务型制造新模式,推动制造业高端化智能化绿色化。培育先进制造业集群,推动集成电路、航空航天、船舶与海洋工程装备、机器人、先进轨道交通装备、先进电力装备、工程机械、高端数控机床、医药及医疗设备等产业创新发展。改造提升传统产业,推动石化、钢铁、有色、建材等原材料产业布局优化和结构调整,扩大轻工、纺织等优质产品供给,加快化工、造纸等重点行业企业改造升级,完善绿色制造体系。深入实施增强制造业核心竞争力和技术改造专项,鼓励企业应用先进适用技术、加强设备更新和新产品规模化应用。建设智能制造示范工厂,完善智能制造标准体系。深入实施质量提升行动,推动制造业产品“增品种、提品质、创品牌”。

第三節製造業の最適化・高度化を促す。

スマート製造・グリーン製造プロジェクトを踏み込んで実施し、サービス型製造の新たなモデルを発展させ、製造業のハイエンド化・スマート化・グリーン化を促す。先進的製造業クラスターを育て、集積回路、航空宇宙、船舶・海洋プロジェクト設備、ロボット、先進軌道系交通設備、先進電力設備、建設機械、高性能CNC工作機械、製薬・医療設備といった産業の革新発展を促す。在来産業を改造・高度化し、石油化学、鉄鋼、非鉄金属、建材といった素材産業の配置適正化と構造調整を促し、軽工業や紡績などの良質の製品の供給を拡大し、化学工業や製紙といった重点業種の企業の改造・高度化を急ぎ、グリーン製造体系を整える。製造業のコアコンピタンスと技術改良を強化する特別プロジェクトを踏み込んで実施し、企業が先進的な適正技術を応用したり設備更新や新製品の大規模応用を強化したりすることを奨励する。スマート製造のモデル工場をつくり、スマート製造の基準体系を整える。品質向上キャンペーンを踏み込んで実施し、製造業の製品の「多様化、品質向上、ブランドづくり」を促す。

第四节 实施制造业降本减负行动


第九章 发展壮大战略性新兴产业

着眼于抢占未来产业发展先机,培育先导性和支柱性产业,推动战略性新兴产业融合化、集群化、生态化发展,战略性新兴产业增加值占GDP比重超过17%。

第九章 戦略的新興産業を発展・成長させる

未来の産業発展の主導権の確保を見据えて、先導的産業・支柱産業を育成し、戦略的新興産業の融合化・集積化・エコ化発展を促し、GDPに占める戦略的新興産業の付加価値の割合が17%以上になるようにする。

第一节 构筑产业体系新支柱

聚焦新一代信息技术、生物技术、新能源、新材料、高端装备、新能源汽车、绿色环保以及航空航天、海洋装备等战略性新兴产业,加快关键核心技术创新应用,增强要素保障能力,培育壮大产业发展新动能。推动生物技术和信息技术融合创新,加快发展生物医药、生物育种、生物材料、生物能源等产业,做大做强生物经济。深化北斗系统推广应用,推动北斗产业高质量发展。深入推进国家战略性新兴产业集群发展工程,健全产业集群组织管理和专业化推进机制,建设创新和公共服务综合体,构建一批各具特色、优势互补、结构合理的战略性新兴产业增长引擎。鼓励技术创新和企业兼并重组,防止低水平重复建设。发挥产业投资基金引导作用,加大融资担保和风险补偿力度。

第一節産業体系の新たな支柱を築く

次世代情報技術(IT)、バイオテクノロジー、新エネルギー、新素材、ハイエンド設備、新エネルギー車、グリーン・環境保護、それに航空宇宙、海洋設備といった戦略的新興産業を中心に、基幹核心技術の革新的応用を急ぎ、要素の保障能力を高め、産業発展の新たな原動力を発展・成長させる。バイオテクノロジーとITの融合によるイノベ―ションを促し、バイオ医薬品、バイオ育種、バイオ素材、バイオエネルギーといった産業をどんどん発展させ、バイオエコノミーを増大・増強する。北斗衛星測位システムの普及・応用をいっそう進め、北斗産業の質の高い発展を促す。国の戦略的新興産業クラスターの発展プロジェクトを踏み込んで推進し、産業クラスターの統括管理・専業化推進メカニズムを整え、イノベーション支援と公共サービスの複合施設をつくり、それぞれ独自の特色を有し、互いの優位性によって補完し合う、構造が合理的な一群の戦略的新興産業からなる成長エンジンを構築する。技術革新および企業の合併・再編を奨励し、低水準の重複建設を防止する。産業投資基金の先導効果を発揮させ、融資保証(信用保証)とリスク補償を強化する。

第二节 前瞻谋划未来产业

在类脑智能、量子信息、基因技术、未来网络、深海空天开发、氢能与储能等前沿科技和产业变革领域,组织实施未来产业孵化与加速计划,谋划布局一批未来产业。在科教资源优势突出、产业基础雄厚的地区,布局一批国家未来产业技术研究院,加强前沿技术多路径探索、交叉融合和颠覆性技术供给。实施产业跨界融合示范工程,打造未来技术应用场景,加速形成若干未来产业。

第二節先見性をもって未来産業を企画する

脳型知能、量子情報、遺伝子操作技術、次世代インターネット、深海・宇宙開発、水素エネルギーおよびエネルギー貯蔵といった先端科学技術と産業変革の分野で、未来産業のインキュベーション・加速計画を立てて実施し、一群の未来産業の配置を練る。科学・教育資源に恵まれ、産業基盤の厚い地区に一群の国家未来産業技術研究所を配置し、先端技術の多様な探求や交差融合、破壊的技術の供給を強化する。産業の垣根を越えた融合モデルプロジェクトを実施し、未来の技術の応用の場を生み出し、いくつかの未来産業の形成を急ぐ。

第十章 促进服务业繁荣发展

聚焦产业转型升级和居民消费升级需要,扩大服务业有效供给,提高服务效率和服务品质,构建优质高效、结构优化、竞争力强的服务产业新体系。

第十章 サービス業の繁栄・発展を促進する

産業構造の高度化と個人消費の高度化の必要性にフォーカスして、サービス業の有効供給を拡大し、サービスの効率とサービスの質を高め、質・効率が高く、構造が合理的で、競争力があるサービス産業の新体系を築く。

第一节 推动生产性服务业融合化发展

以服务制造业高质量发展为导向,推动生产性服务业向专业化和价值链高端延伸。聚焦提高产业创新力,加快发展研发设计、工业设计、商务咨询、检验检测认证等服务。聚焦提高要素配置效率,推动供应链金融、信息数据、人力资源等服务创新发展。聚焦增强全产业链优势,提高现代物流、采购分销、生产控制、运营管理、售后服务等发展水平。推动现代服务业与先进制造业、现代农业深度融合,深化业务关联、链条延伸、技术渗透,支持智能制造系统解决方案、流程再造等新型专业化服务机构发展。培育具有国际竞争力的服务企业。

第一節 生産者向けサービス業の融合化発展を促す

製造業の質の高い発展に資するよう、生産者向けサービス業が専門化、バリューチェーンのハイエンドに向かうようにする。産業の革新力の向上にフォーカスして、研究開発設計、インダストリアルデザイン、ビジネスコンサルティング、検査・測定・認証などのサービスをどんどん発展させる。要素配分の効率を高め、サプライチェーンファイナンス、情報・データ、人的資源などのサービスの革新発展を促す。産業チェーン全体の優位性の増強にフォーカスして、現代物流、買付・販売、生産管理、運営管理、アフターサービスなどの発展レベルを上げる。現代サービス業と先進的製造業・現代農業との高度な融合を促し、業務の連結、チェーンの拡張、技術の浸透をいっそうはかり、スマート製造のシステム・ソリューション、プロセス・リエンジニアリングといった新しいタイプの専門的サービスに携わる機関の発展を支援する。国際競争力を備えたサービス企業を育てる。

第二节 加快生活性服务业品质化发展

以提升便利度和改善服务体验为导向,推动生活性服务业向高品质和多样化升级。加快发展健康、养老、托育、文化、旅游、体育、物业等服务业,加强公益性、基础性服务业供给,扩大覆盖全生命期的各类服务供给。持续推动家政服务业提质扩容,与智慧社区、养老托育等融合发展。鼓励商贸流通业态与模式创新,推进数字化智能化改造和跨界融合,线上线下全渠道满足消费需求。加快完善养老、家政等服务标准,健全生活性服务业认证认可制度,推动生活性服务业诚信化职业化发展。

第二節 消費者向けサービス業の質志向の発展を加速させる

利便性の向上とサービス体験の改善を目標に、消費者向けサービス業が高品質・多様化を目指してレベルアップするようにする。健康、養老、託児、文化、観光、スポーツ、不動産管理といったサービス業をどんどん発展させ、公益的・基礎的サービス業の供給を強化し、人々の全ライフサイクルに必要な各種サービスの供給を拡大する。家事代行サービス業の質・内容の拡充、インテリジェント・コミュニティや養老・託児などとの融合発展を持続的に推し進める。商品流通サービスの業態・モデルの革新を奨励し、デジタル化・スマート化および産業の垣根を越えた融合を推進し、オンライン・オフラインのあらゆるルートで消費需要を満たす。養老サービスや家事代行サービスなどの基準の整備を急ぎ、消費者向けサービス業の認証・認可制度を整え、消費者向けサービス業の信頼志向・プロフェッショナル志向の発展を促す。

第三节 深化服务领域改革开放

扩大服务业对内对外开放,进一步放宽市场准入,全面清理不合理的限制条件,鼓励社会力量扩大多元化多层次服务供给。完善支持服务业发展的政策体系,创新适应服务新业态新模式和产业融合发展需要的土地、财税、金融、价格等政策。健全服务质量标准体系,强化标准贯彻执行和推广。加快制定重点服务领域监管目录、流程和标准,构建高效协同的服务业监管体系。完善服务领域人才职称评定制度,鼓励从业人员参加职业技能培训和鉴定。深入推进服务业综合改革试点和扩大开放。

第三節 サービス分野の改革開放を深化させる

サービス業の対内・対外開放を拡大し、市場参入条件を一段と緩和し、不合理な制約条件を全面的に整理し、社会の力が多元的・多層的なサービスの供給を拡大することを奨励する。サービス業の発展を支援する政策体系を整え、サービスの新業態・新モデルおよび産業の融合発展のニーズに合った土地、財政・租税、金融、価格などの政策を革新する。サービスの品質基準体系を整え、基準の貫徹・実行および普及を強化する。重点サービス分野の監督管理の目録・プロセス・基準の策定を急ぎ、高効率かつ調和的なサービス業監督管理体系を構築する。サービス分野の人材の職階・資格評定制度を整え、サービス業に携わる人たちが職業技能訓練・検定を受けることを奨励する。サービス業の総合改革の試行をいっそう推し進めて開放を拡大する。

第十一章 建设现代化基础设施体系

统筹推进传统基础设施和新型基础设施建设,打造系统完备、高效实用、智能绿色、安全可靠的现代化基础设施体系。

第十一章 現代化インフラ体系を築く

従来型インフラと新型インフラの整備を統一的に推進し、系統的で整った、高効率で実用的な、スマート化・グリーン化された、安全性・信頼性のある現代化インフラ体系を築く。

第一节 加快建设新型基础设施

围绕强化数字转型、智能升级、融合创新支撑,布局建设信息基础设施、融合基础设施、创新基础设施等新型基础设施。建设高速泛在、天地一体、集成互联、安全高效的信息基础设施,增强数据感知、传输、存储和运算能力。加快5G网络规模化部署,用户普及率提高到56%,推广升级千兆光纤网络。前瞻布局6G网络技术储备。扩容骨干网互联节点,新设一批国际通信出入口,全面推进互联网协议第六版(IPv6)商用部署。实施中西部地区中小城市基础网络完善工程。推动物联网全面发展,打造支持固移融合、宽窄结合的物联接入能力。加快构建全国一体化大数据中心体系,强化算力统筹智能调度,建设若干国家枢纽节点和大数据中心集群,建设E级和10E级超级计算中心。积极稳妥发展工业互联网和车联网。打造全球覆盖、高效运行的通信、导航、遥感空间基础设施体系,建设商业航天发射场。加快交通、能源、市政等传统基础设施数字化改造,加强泛在感知、终端联网、智能调度体系建设。发挥市场主导作用,打通多元化投资渠道,构建新型基础设施标准体系。

第一節新型インフラの建設を加速させる

デジタル化、スマート化、統合イノベーションの支えの強化を中心に据えて、情報インフラ、コンバージドインフラ、イノベーションインフラといった新型インフラを配置・建設する。高速・遍在、天地一体、統合・連結、安全・高効率型の情報インフラを建設し、データの認識・転送・保存・演算能力を高める。第五世代移動通信(5G)の大規模な整備を急ぎ、人口普及率が56%まで伸びるようにし、ギガ光回線ネットワークへの切り替えを押し広める。先見性をもって6Gに向けた技術の蓄積をはかる。基幹ネットワークノードの容量を増やし、一群の国際通信ゲートウェイを新たに整備し、インターネットプロトコルバージョン6(IPv6)の商用配置を全面的に推し進める。中・西部地区の中小都市の通信インフラ整備プロジェクトを実施する。モノのインターネット(IoT)の全面的発展を推し進め、固定網と移動網、ブロードバンドとナローバンドがうまく組み合わされたIoT接続能力を構築する。全国統一のビッグデータセンター体系の構築を急ぎ、計算能力の統合のインテリジェントスケジューリングを強化し、国家中枢拠点・ビッグデータセンター群をいくつか建設し、エクサFLOPS級と10エクサFLOPS級のスーパーコンピュータセンターを建設する。インダストリアル・インターネットと車両インターネット(IoV)を積極的かつ着実に発展させる。地球全体をカバーする、高効率運用の通信・ナビゲーション・リモートセンシングインフラ体系を築き、商用打ち上げに使う発射場を建設する。交通・エネルギー・都市施設などの従来型インフラのデジタル化を急ぎ、ユビキタスセンシング、端末接続、インテリジェントスケジューリング体系の整備を強化する。市場の主導的役割を発揮させ、多元的な投資の道を拓き、新型インフラの基準体系を構築する。

第二节 加快建设交通强国

建设现代化综合交通运输体系,推进各种运输方式一体化融合发展,提高网络效应和运营效率。完善综合运输大通道,加强出疆入藏、中西部地区、沿江沿海沿边战略骨干通道建设,有序推进能力紧张通道升级扩容,加强与周边国家互联互通。构建快速网,基本贯通“八纵八横”高速铁路,提升国家高速公路网络质量,加快建设世界级港口群和机场群。完善干线网,加快普速铁路建设和既有铁路电气化改造,优化铁路客货布局,推进普通国省道瓶颈路段贯通升级,推动内河高等级航道扩能升级,稳步建设支线机场、通用机场和货运机场,积极发展通用航空。加强邮政设施建设,实施快递“进村进厂出海”工程。推进城市群都市圈交通一体化,加快城际铁路、市域(郊)铁路建设,构建高速公路环线系统,有序推进城市轨道交通发展。提高交通通达深度,推动区域性铁路建设,加快沿边抵边公路建设,继续推进“四好农村路”建设,完善道路安全设施。构建多层级、一体化综合交通枢纽体系,优化枢纽场站布局、促进集约综合开发,完善集疏运系统,发展旅客联程运输和货物多式联运,推广全程“一站式”、“一单制”服务。推进中欧班列集结中心建设。深入推进铁路企业改革,全面深化空管体制改革,推动公路收费制度和养护体制改革。

第二節交通強国の建設を加速させる

現代化総合交通運輸体系を建設し、各種輸送方式の一体化融合発展を推進し、ネットワーク効果と運営効率を高める。総合輸送大動脈を整備し、新疆・チベット、中・西部地区、沿江(大河川沿い)・沿海・沿辺(国境沿い)の戦略的基幹ルートの建設を強化し、能力不足のルートの更新・拡張を段階的に進め、周辺諸国との相互連結を強化する。快速網を構築し、「八縦八横」高速鉄道を基本的に開通させ、国の高速道路網の質を高め、世界レベルの港湾群・空港群の建設を加速させる。幹線網を整備し、普通鉄道の建設と在来鉄道の電化を急ぎ、鉄道による旅客輸送と貨物輸送の配分を最適化し、一般道路の国道・省道の隘路区間の拡幅・更新を推し進め、内陸河川航路のハイレベル化のための能力拡張・改修に努め、ローカル空港、ゼネラル・アビエーション空港、貨物空港を着実に整備し、ゼネラル・アビエーションを積極的に発展させる。郵便インフラの整備を強化し、宅配業の「農村への普及、製造業との融合、海外展開」プロジェクトを実施する。都市群・都市圏交通の一体化を推し進め、都市間鉄道、市域(郊外)列車の整備を急ぎ、高速道路環状線系統を構築し、都市の軌道系交通の発展を秩序立てて推し進める。交通アクセスを向上させ、地域鉄道の整備を促し、沿辺・至辺道路の整備を急ぎ、「四良農村道路(整備・管理・維持・運営が良好な農村道路)」建設を引き続き推進し、道路安全施設を充実させる。多層的で一体的な総合交通結節点体系を構築し、ハブやターミナルなどの配置を合理化して集約的な総合開発を促進し、集散輸送システムを整え、旅客連絡運輸と貨物の複合一貫輸送を発展させ、全行程の「ワンストップ式」、「ワンチケット制」サービスを押し広める。中欧班列(中国・欧州間の国際定期貨物列車)の集結センターの建設を推進する。鉄道企業の改革をいっそう推し進め、航空交通管制体制の改革を全面的に深化させ、道路の通行料金制度と維持体制の改革を促す。

强化要素保障和高效服务,巩固拓展减税降费成果,降低企业生产经营成本,提升制造业根植性和竞争力。推动工业用地提容增效,推广新型产业用地模式。扩大制造业中长期贷款、信用贷款规模,增加技改贷款,推动股权投资、债券融资等向制造业倾斜。允许制造业企业全部参与电力市场化交易,规范和降低港口航运、公路铁路运输等物流收费,全面清理规范涉企收费。建立制造业重大项目全周期服务机制和企业家参与涉企政策制定制度,支持建设中小企业信息、技术、进出口和数字化转型综合性服务平台。

第四節製造業のコスト低減・負担軽減キャンペーンを実施する。

要素の保障と効率的なサービスを強化し、減税・料金引き下げの成果を定着させて拡大し、企業の生産・経営コストを低減し、製造業のエンベデッドネス(根づいたつながり)と競争力を高める。工業用地の拡充・効率化を促し、産業用地の新しいあり方を押し広める。製造業への中長期融資や信用貸付の規模を拡大し、技術改良資金の融資を増やし、株式投資や債券投資などを製造業に傾斜させる。すべての製造業企業が市場化された電力取引に参加することを許可し、港湾の水上運輸や道路・鉄道運輸などの物流料金を規範化・低減し、企業からの各種料金の徴収を全面的に整理・規範化する。製造業重大プロジェクトの全ライフサイクルサービスの仕組みと企業家が企業関連政策の策定に参加する制度を確立し、中小企業の情報・技術・輸出入・デジタル化のための総合的サービスプラットフォームの整備をサポートする。


第三节 构建现代能源体系

推进能源革命,建设清洁低碳、安全高效的能源体系,提高能源供给保障能力。加快发展非化石能源,坚持集中式和分布式并举,大力提升风电、光伏发电规模,加快发展东中部分布式能源,有序发展海上风电,加快西南水电基地建设,安全稳妥推动沿海核电建设,建设一批多能互补的清洁能源基地,非化石能源占能源消费总量比重提高到20%左右。推动煤炭生产向资源富集地区集中,合理控制煤电建设规模和发展节奏,推进以电代煤。有序放开油气勘探开发市场准入,加快深海、深层和非常规油气资源利用,推动油气增储上产。因地制宜开发利用地热能。提高特高压输电通道利用率。加快电网基础设施智能化改造和智能微电网建设,提高电力系统互补互济和智能调节能力,加强源网荷储衔接,提升清洁能源消纳和存储能力,提升向边远地区输配电能力,推进煤电灵活性改造,加快抽水蓄能电站建设和新型储能技术规模化应用。完善煤炭跨区域运输通道和集疏运体系,加快建设天然气主干管道,完善油气互联互通网络。

第三節現代的エネルギー体系を築く

エネルギー革命を推進し、クリーンで低炭素、安全で高効率なエネルギー体系を築き、エネルギー供給の保障能力を高める。非化石エネルギーをどんどん発展させ、集中型と分散型の併用を堅持し、風力発電・太陽光発電の規模の拡大に力を入れ、東部・中部地区の分散型エネルギーをどんどん発展させ、洋上風力発電を秩序立てて発展させ、西南水力発電基地の建設を急ぎ、沿海部の原子力発電の整備を安全かつ着実に推し進め、各種エネルギーが補完し合う一群のクリーンエネルギー基地をつくり、エネルギー総消費量に占めるクリーンエネルギーの割合が20%前後まで高まるようにする。石炭の生産が資源の豊かな地区に集中するようにし、石炭火力発電の建設規模と発展ペースを合理的に抑制し、石炭から電気への暖房方式の切り替えを推し進める。石油・天然ガス探査・開発の市場参入条件を段階的に緩和し、深海・地底および非伝統的石油・天然ガス資源の利用を急ぎ、石油・天然ガスの備蓄と生産を増やす。現地の実情に即して地熱エネルギーを開発・利用する。超高圧(UHV)送電ルートの利用率を上げる。送電インフラのスマート化とスマートミクログリッドの整備を急ぎ、電力システムの相互補完・自動調節能力を高め、電源・送電・負荷・貯蔵のつながりを強化し、クリーンエネルギーの利用・貯蔵能力を高め、僻地への送配電能力を高め、石炭火力発電の柔軟な改造を推し進め、揚水発電所の建設と新たなエネルギー貯蔵技術の大規模応用を加速させる。石炭の地域間輸送ルートと集散輸送体系を整え、天然ガスの幹線パイプラインをどんどん整備し、石油・天然ガスの相互連結ネットワークを整える。


图1.“十四五”大型清洁能源基地布局示意图

図1 「十四五(第14次5ヵ年計画)」大型クリーンエネルギー基地配置見取図

新疆クリーンエネルギー基地

黄河上流クリーンエネルギー基地

河西回廊クリーンエネルギー基地

黄河几字湾クリーンエネルギー基地

冀北クリーンエネルギー基地

松遼クリーンエネルギー基地

金沙江上流クリーンエネルギー基地

雅礱江流域クリーンエネルギー基地

金沙江下流クリーンエネルギー基地

凡例

「十三五」計画盛り込み、「十四五」完工・運営開始の送電ルート

「十四五」着工、「十四五」完工・運営開始の送電ルート

「十四五」完工・運営開始の原子力発電所

完工済み主要送電ルート

水力発電 洋上風力発電 火力発電

陸上風力発電 太陽光発電

クリーンエネルギー基地

第四节 加强水利基础设施建设

立足流域整体和水资源空间均衡配置,加强跨行政区河流水系治理保护和骨干工程建设,强化大中小微水利设施协调配套,提升水资源优化配置和水旱灾害防御能力。坚持节水优先,完善水资源配置体系,建设水资源配置骨干项目,加强重点水源和城市应急备用水源工程建设。实施防洪提升工程,解决防汛薄弱环节,加快防洪控制性枢纽工程建设和中小河流治理、病险水库除险加固,全面推进堤防和蓄滞洪区建设。加强水源涵养区保护修复,加大重点河湖保护和综合治理力度,恢复水清岸绿的水生态体系。

第四節水利施設の整備を強化する

流域全体と水資源の空間的均衡配分に立脚して、行政区横断の河川・水系治水保全・基幹工事の取り組みを強化し、大型・中型・小型・超小型水利施設のバランスのよい組み合わせを強化し、水資源の合理的配分と水害・干害に対する防災能力を高める。節水優先を堅持し、水資源配分体系を整え、水資源配分基幹プロジェクトを進め、重点水源・都市緊急時予備水源の整備の取り組みを強化する。水防強化プロジェクトを実施し、水害対策の脆弱部分をなくし、水防コントロールセンターの建設工事と中小河川の治水、危険なダムの補修・補強を急ぎ、堤防・遊水地の建設を全面的に推し進める。水源涵養地の保護・復元を強化し、重点河川・湖沼の保護と総合対策にいっそう力を入れ、水がきれいで岸辺の緑が豊かな淡水生態系を取り戻す。


第四篇 形成强大国内市场 构建新发展格局

坚持扩大内需这个战略基点,加快培育完整内需体系,把实施扩大内需战略同深化供给侧结构性改革有机结合起来,以创新驱动、高质量供给引领和创造新需求,加快构建以国内大循环为主体、国内国际双循环相互促进的新发展格局。

第四篇強大な国内市場を形成し、新たな発展の形を構築する

内需拡大という戦略的基点を堅持し、欠落部分のない内需体系の育成を加速させ、内需拡大戦略の実施を供給側構造改革の深化と有機的に結びつけ、革新駆動と質の高い供給によって新たな需要を先導・創出し、国内大循環を主体とし、国内・国際双循環が相互に促進し合う新たな発展の形の構築を加速させる。

第十二章 畅通国内大循环

依托强大国内市场,贯通生产、分配、流通、消费各环节,形成需求牵引供给、供给创造需求的更高水平动态平衡,促进国民经济良性循环。

第十二章 国内大循環を円滑化する

強大な国内市場を拠り所とし、生産・分配・流通・消費の各段階を疎通させ、需要が供給を牽引し、供給が需要を創出するより高いレベルの動的平衡をもたらし、国民経済の好循環を促進する。

第一节 提升供给体系适配性

深化供给侧结构性改革,提高供给适应引领创造新需求能力。适应个性化、差异化、品质化消费需求,推动生产模式和产业组织方式创新,持续扩大优质消费品、中高端产品供给和教育、医疗、养老等服务供给,提升产品服务质量和客户满意度,推动供需协调匹配。优化提升供给结构,促进农业、制造业、服务业、能源资源等产业协调发展。完善产业配套体系,加快自然垄断行业竞争性环节市场化,实现上下游、产供销有效衔接。健全市场化法治化化解过剩产能长效机制,完善企业兼并重组法律法规和配套政策。建立健全质量分级制度,加快标准升级迭代和国际标准转化应用。开展中国品牌创建行动,保护发展中华老字号,提升自主品牌影响力和竞争力,率先在化妆品、服装、家纺、电子产品等消费品领域培育一批高端品牌。

第一節 供給体系の適合性を高める

供給側構造改革を深化させ、供給が新たな需要に適応し新たな需要を先導し新たな需要を創出する能力を高める。カスタマイズ、差別化、質志向という消費需要に適応し、生産様式と産業組織形態の革新を促し、良質な消費財とミドル・ハイエンド製品の供給、それに教育・医療・養老などのサービスの供給を持続的に拡大し、製品・サービスの質と顧客満足度を高め、需給がバランスよくつり合うようにする。供給構造を合理化・高度化し、農業、製造業、サービス業、エネルギー・資源といった産業の調和のとれた発展を促進する。産業集積体系を充実させ、自然独占産業の競争性のある分野の市場化を加速させ、川上・川下、生産・供給・販売の効果的連携を実現する。市場化・法治化による過剰生産能力の解消のための長期有効メカニズムを整え、企業の合併・再編に関する法律・法規と政策を充実させる。品質等級区分制度を確立して充実させ、基準の更新と国際基準の適用を急ぐ。中国ブランド創出行動を展開し、中華老字号を保護・発展させ、自主ブランドの影響力と競争力を高め、化粧品、衣料、インテリア繊維製品、電子製品といった消費財の分野で一群のハイエンドブランドを育成する。

第二节 促进资源要素顺畅流动

破除制约要素合理流动的堵点,矫正资源要素失衡错配,从源头上畅通国民经济循环。提高金融服务实体经济能力,健全实体经济中长期资金供给制度安排,创新直达实体经济的金融产品和服务,增强多层次资本市场融资功能。实施房地产市场平稳健康发展长效机制,促进房地产与实体经济均衡发展。有效提升劳动者技能,提高就业质量和收入水平,形成人力资本提升和产业转型升级良性循环。健全城乡要素自由流动机制,构建区域产业梯度转移格局,促进城乡区域良性互动。

第二節 資源・要素の円滑な流動を促進する

要素の合理的な流動の妨げとなっている詰まりを解消し、資源・要素のバランスの悪い配分を正し、国民経済の循環を根本から円滑化する。実体経済への金融の貢献能力を高め、実体経済への中長期的資金供給の制度的取り決めを整え、実体経済にじかに届く金融商品・金融サービスを新たに生み出し、多層的な資本市場の融資機能を増強する。不動産市場の安定した健全な発展のための長期有効メカニズムを実施し、不動産と実体経済の均衡ある発展を促進する。労働者の技能を効果的に高め、雇用の質と所得水準を向上させ、人的資本の高度化と産業構造の高度化の好循環を生み出す。都市・農村間の要素の自由な移動の仕組みを整え、地域間の産業の漸進的移転の形をつくり、都市・農村間、地域間のプラスの相互作用を促進する。

第三节 强化流通体系支撑作用

深化流通体制改革,畅通商品服务流通渠道,提升流通效率,降低全社会交易成本。加快构建国内统一大市场,对标国际先进规则和最佳实践优化市场环境,促进不同地区和行业标准、规则、政策协调统一,有效破除地方保护、行业垄断和市场分割。建设现代物流体系,加快发展冷链物流,统筹物流枢纽设施、骨干线路、区域分拨中心和末端配送节点建设,完善国家物流枢纽、骨干冷链物流基地设施条件,健全县乡村三级物流配送体系,发展高铁快运等铁路快捷货运产品,加强国际航空货运能力建设,提升国际海运竞争力。优化国际物流通道,加快形成内外联通、安全高效的物流网络。完善现代商贸流通体系,培育一批具有全球竞争力的现代流通企业,支持便利店、农贸市场等商贸流通设施改造升级,发展无接触交易服务,加强商贸流通标准化建设和绿色发展。加快建立储备充足、反应迅速、抗冲击能力强的应急物流体系。

第三節 流通体系の支柱的役割を強化する

流通体制の改革を深化させ、商品・サービスの流通ルートを円滑化し、流通の効率を高め、社会全体の取引コストを低下させる。国内統一大市場の構築を急ぎ、 先進的国際ルール・ベストプラクティスをベンチマークにして市場環境を改善し、異なる地区・業界の基準・ルール・政策の協調・統一を促進し、地方保護主義、業界の独占、市場分割を効果的に解消する。現代的物流体系を築き、コールドチェーンをどんどん発展させ、物流のハブ施設、基幹ルート、地域配送センター、末端配送拠点の整備を統一的にはかり、国家物流ハブ、国家基幹コールドチェーン基地の設備環境を充実させ、県・郷・村三級物流配送体系を整え、高速鉄道物流など鉄道による高速貨物輸送サービスを発展させ、国際航空貨物輸送能力の構築を強化し、海運業の国際競争力を高める。国際物流ルートを最適化し、内外が相互連結した、安全で高効率な物流ネットワークの形成を急ぐ。現代的商品流通体系を整備し、グローバルな競争力を備えた一群の現代的流通企業を育て、コンビニエンスストアや自由市場といった商品流通施設の変革・高度化をサポートし、非対面取引サービスを発展させ、商品流通の標準化の取り組みとグリーン発展を強化する。備蓄が十分で、反応が迅速で、衝撃抵抗能力が強い緊急時物流体系の確立を急ぐ。

第四节 完善促进国内大循环的政策体系

保持合理的财政支出力度和赤字率水平,完善减税降费政策,构建有利于企业扩大投资、增加研发投入、调节收入分配、减轻消费者负担的税收制度。保持流动性合理充裕,保持货币供应量和社会融资规模增速同名义经济增速基本匹配,创新结构性政策工具,引导金融机构加大对重点领域和薄弱环节支持力度,规范发展消费信贷。推动产业政策向普惠化和功能性转型,强化竞争政策基础性地位,支持技术创新和结构升级。健全与经济发展水平相适应的收入分配、社会保障和公共服务制度。

第四節 国内大循環を促進する政策体系を整える

合理的な財政支出の度合いと財政赤字の対GDP比水準を保ち、減税・料金引き下げ政策を充実させ、企業が投資を拡大し、研究開発投資を増やし、所得分配を調節し、消費者の負担を減らすのに資する税制を構築する。流動性の合理的なゆとりを保ち、マネーサプライ・社会融資総量の伸び率と名目の経済成長率との基本的一致を保ち、構造政策手段を革新し、金融機関による重点分野と脆弱部分への支援の拡大をリードし、消費者信用を規範的に発展させる。産業政策を包摂的で機能的なものに転換し、競争政策の基礎的位置づけを強化し、技術革新と構造の高度化を後押しする。経済発展レベルに見合った所得分配・社会保障・公共サービス制度を整える。

第十三章 促进国内国际双循环

立足国内大循环,协同推进强大国内市场和贸易强国建设,形成全球资源要素强大引力场,促进内需和外需、进口和出口、引进外资和对外投资协调发展,加快培育参与国际合作和竞争新优势。

第十三章 国内・国際双循環を促進する

国内大循環に軸足を置いて、強大な国内市場の整備と貿易強国の建設を調和させながら推進し、世界の資源・要素をひき寄せる強力な重力場を形成し、内需と外需、輸入と輸出、外資導入と対外投資の調和のとれた発展を促し、国際協力・競争への参加における新たな優位性の育成を急ぐ。

第一节 推动进出口协同发展

完善内外贸一体化调控体系,促进内外贸法律法规、监管体制、经营资质、质量标准、检验检疫、认证认可等相衔接,推进同线同标同质。降低进口关税和制度性成本,扩大优质消费品、先进技术、重要设备、能源资源等进口,促进进口来源多元化。完善出口政策,优化出口商品质量和结构,稳步提高出口附加值。优化国际市场布局,引导企业深耕传统出口市场、拓展新兴市场,扩大与周边国家贸易规模,稳定国际市场份额。推动加工贸易转型升级,深化外贸转型升级基地、海关特殊监管区域、贸易促进平台、国际营销服务网络建设,加快发展跨境电商、市场采购贸易等新模式,鼓励建设海外仓,保障外贸产业链供应链畅通运转。创新发展服务贸易,推进服务贸易创新发展试点开放平台建设,提升贸易数字化水平。实施贸易投资融合工程。办好中国国际进口博览会、中国进出口商品交易会、中国国际服务贸易交易会等展会。

第一節輸出入のバランスのよい発展を促す

国内取引・対外貿易の一体的調整体系を整え、国内取引・対外貿易の法律・法規、監督管理体制、経営諸資格、品質基準、検査・検疫、認証・認可などが互いにかみ合うようにし、「同一ライン・同一基準・同一品質」を推進する。輸入関税と手続きのコストを引き下げ、良質な消費財、先端技術、重要設備、エネルギー・資源などの輸入を拡大し、輸入元の多元化を促進する。輸出政策を充実させ、輸出品の質と輸出品目の構成を改善し、輸出の付加価値を着実に高める。国際市場の配置を改善し、企業が従来の輸出市場を十分に活用しつつ新興市場を開拓するよう導き、周辺諸国との貿易規模を拡大し、国際市場シェアを安定させる。加工貿易のパターン転換・高度化を促し、対外貿易パターン転換・高度化拠点、税関特別監督管理区域、貿易促進プラットフォーム、国際販売・サービス網の整備をいっそう進め、越境Eコマースや市場仕入貿易(認定された卸売り市場で業者が商品を仕入れて市場から直接輸出する方式の貿易)など新たなモデルをどんどん発展させ、海外倉庫の設置を奨励し、対外貿易の産業チェーン、サプライチェーンの円滑な流れを保障する。サービス貿易の革新発展をはかり、サービス貿易革新発展試行開放プラットフォームの整備を推し進め、貿易のデジタル化レベルを高める。貿易・投資融合プロジェクトを実施する。中国国際輸入博覧会、中国輸出入商品交易会、中国国際サービス貿易交易会といった展示会をしっかりと開催する。

第二节 提高国际双向投资水平

坚持引进来和走出去并重,以高水平双向投资高效利用全球资源要素和市场空间,完善产业链供应链保障机制,推动产业竞争力提升。更大力度吸引和利用外资,有序推进电信、互联网、教育、文化、医疗等领域相关业务开放。全面优化外商投资服务,加强外商投资促进和保护,发挥重大外资项目示范效应,支持外资加大中高端制造、高新技术、传统制造转型升级、现代服务等领域和中西部地区投资,支持外资企业设立研发中心和参与承担国家科技计划项目。鼓励外资企业利润再投资。坚持企业主体,创新境外投资方式,优化境外投资结构和布局,提升风险防范能力和收益水平。完善境外生产服务网络和流通体系,加快金融、咨询、会计、法律等生产性服务业国际化发展,推动中国产品、服务、技术、品牌、标准走出去。支持企业融入全球产业链供应链,提高跨国经营能力和水平。引导企业加强合规管理,防范化解境外政治、经济、安全等各类风险。推进多双边投资合作机制建设,健全促进和保障境外投资政策和服务体系,推动境外投资立法。

第二節各国との双方向投資の水準を高める

「引進来(海外からの引き入れ)」と「走出去(海外展開)」の両方の重視を堅持し、ハイレベルの双方向投資によって世界の資源・要素と市場空間を活かし、産業チェーン、サプライチェーンの保障の仕組みを整え、産業競争力の向上を促す。外資の誘致・利用にいっそう力を入れ、電気通信、インターネット、教育、文化、医療といった分野の関連業務の開放を秩序立てて推し進める。外商投資へのサービスを全面的に改善し、外商投資の促進と保護にいっそう力を入れ、重大外資プロジェクトに模範としての効果を発揮させ、外資がミドル・ハイエンド製造、ハイテク、従来型製造業モデル転換・高度化、現代サービス業といった分野と中・西部地区への投資を拡大するのをサポートし、外資企業が研究開発センターを設立したり、わが国の科学技術計画プロジェクトに参加して一翼を担ったりするのをサポートする。外資企業が利潤を再投資することを奨励する。企業主体を堅持し、境外投資の方式を革新し、境外投資の構造と配分を最適化し、リスク防止能力と収益水準を高める。境外生産のサービス網と流通体系を整備し、金融、コンサルティング、会計、法律など生産者向けサービス業の国際化をどんどん進展させ、中国の製品、サービス、技術、ブランド、規格の「走出去」を促す。企業がグローバルな産業チェーンやサプライチェーンに溶け込み、グローバル経営能力・レベルを高めるのをサポートする。企業がルールに基づく管理を強化し、境外での政治・経済・安全などのさまざまなリスクを防止・解消するよう導く。多国間・二国間の投資協力メカニズムの整備を推進し、境外投資の促進・保障のための政策・サービス体系を整え、境外投資に関する立法を推し進める。

第十四章 加快培育完整内需体系

深入实施扩大内需战略,增强消费对经济发展的基础性作用和投资对优化供给结构的关键性作用,建设消费和投资需求旺盛的强大国内市场。

第十四章 欠落部分のない内需体系の育成を加速させる

内需拡大戦略を踏み込んで実施し、経済発展に対する消費の基礎的役割と供給構造の最適化に対する投資の決定的な役割を強化し、消費需要・投資需要があふれる強大な国内市場を築く。

第一节 全面促进消费

顺应居民消费升级趋势,把扩大消费同改善人民生活品质结合起来,促进消费向绿色、健康、安全发展,稳步提高居民消费水平。提升传统消费,加快推动汽车等消费品由购买管理向使用管理转变,健全强制报废制度和废旧家电、消费电子等耐用消费品回收处理体系,促进住房消费健康发展。培育新型消费,发展信息消费、数字消费、绿色消费,鼓励定制、体验、智能、时尚消费等新模式新业态发展。发展服务消费,放宽服务消费领域市场准入,推动教育培训、医疗健康、养老托育、文旅体育等消费提质扩容,加快线上线下融合发展。适当增加公共消费,提高公共服务支出效率。扩大节假日消费,完善节假日制度,全面落实带薪休假制度。培育建设国际消费中心城市,打造一批区域消费中心。完善城乡融合消费网络,扩大电子商务进农村覆盖面,改善县城消费环境,推动农村消费梯次升级。完善市内免税店政策,规划建设一批中国特色市内免税店。采取增加居民收入与减负并举等措施,不断扩大中等收入群体,持续释放消费潜力。强化消费者权益保护,完善质量标准和后评价体系,健全缺陷产品召回、产品伤害监测、产品质量担保等制度,完善多元化消费维权机制和纠纷解决机制。

第一節消費を全面的に促進する

個人消費の高度化の趨勢に順応し、消費の拡大を人民のクオリティ・オブ・ライフの改善と結びつけ、グリーン・健康・安全志向の消費の発展を促進し、個人消費の水準を着実に高める。従来型消費をレベルアップさせ、自動車などの消費財の販売管理から使用管理への転換をどんどん促し、強制廃棄処分制度およびいらなくなった家電や消費者用電子機器など耐久消費財の回収・処理体系を整え、住宅消費の健全な発展を促進する。新型消費を育て、情報消費、デジタル消費、グリーン消費を発展させ、カスタマイズ、コト消費、スマート消費、流行消費など新モデル・新スタイルの発展を奨励する。サービス消費を発展させ、サービス消費分野の市場参入条件を緩和し、教育・研修、医療・ヘルスケア、養老・託児、文化観光・スポーツなどの消費の質・内容の拡充を促し、オンラインとオフラインの融合発展を加速させる。公共消費を適宜増やし、公共サービス支出の効率を上げる。祝日・休日の消費を拡大し、祝日・休日制度を改善し、有給休暇制度を全面的に徹底する。国際消費中心都市を育成・整備し、一群の地域消費センターを築く。都市・農村融合消費ネットワークを整え、Eコマースの農村への普及エリアを広げ、県域の消費環境を改善し、農村消費を段階的にレベルアップさせる。市中免税店政策を整え、一群の中国の特色ある市中免税店を計画・整備する。住民の所得増と負担減の二本立てなどの措置を講じ、中間所得層を絶えず拡大し、消費の潜在力を持続的に引き出す。消費者の権利・利益の保護を強化し、品質基準・事後評価体系を整え、欠陥製品のリコール、製品事故のモニタリング、製品の品質保証などの制度を整え、消費者のための多元的な権利保護と紛争解決の仕組みを整える。

第二节 拓展投资空间

优化投资结构,提高投资效率,保持投资合理增长。加快补齐基础设施、市政工程、农业农村、公共安全、生态环保、公共卫生、物资储备、防灾减灾、民生保障等领域短板,推动企业设备更新和技术改造,扩大战略性新兴产业投资。推进既促消费惠民生又调结构增后劲的新型基础设施、新型城镇化、交通水利等重大工程建设。面向服务国家重大战略,实施川藏铁路、西部陆海新通道、国家水网、雅鲁藏布江下游水电开发、星际探测、北斗产业化等重大工程,推进重大科研设施、重大生态系统保护修复、公共卫生应急保障、重大引调水、防洪减灾、送电输气、沿边沿江沿海交通等一批强基础、增功能、利长远的重大项目建设。深化投融资体制改革,发挥政府投资撬动作用,激发民间投资活力,形成市场主导的投资内生增长机制。健全项目谋划、储备、推进机制,加大资金、用地等要素保障力度,加快投资项目落地见效。规范有序推进政府和社会资本合作(PPP),推动基础设施领域不动产投资信托基金(REITs)健康发展,有效盘活存量资产,形成存量资产和新增投资的良性循环。

第二節投資の余地を広げる

投資構造を最適化し、投資効率を高め、投資の合理的な伸びを保つ。インフラ、都市部公共事業、農業・農村、公共安全、生態環境保護、公衆衛生、物資備蓄、防災減災、民生保障などの分野の不足部分の補充を急ぎ、企業の設備更新と技術改良を促し、戦略的新興産業への投資を拡大する。消費促進・民生改善だけでなく構造調整・持続力強化にもなる新型インフラ、新型都市化、交通・水利などの重大プロジェクトの建設を推し進める。国の重大戦略への貢献を目標に、川蔵線、西部陸海新ルート、国家水網、雅魯蔵布江下流水力発電開発、宇宙探査、北斗衛星測位システム産業化などの重大プロジェクトを実施し、重大科学研究施設、重大生態系保護・復元、公衆衛生緊急対応保障、重大導水・送水、水防・減災、送電・天然ガス輸送、沿辺・沿江・沿海交通など基盤の強化、機能の増強、将来の利益を見据えた一連の重大プロジェクトの建設を推し進める。投融資体制の改革を深化させ、政府による投資の呼び水効果を発揮させ、民間投資の活力を引き出し、市場主導の内生的投資拡大メカニズムを形成する。プロジェクトの構想・準備・推進の仕組みを整え、資金や土地といった要素の保障にいっそう力を入れ、投資プロジェクトのしっかりとした効果がどんどん現れるようにする。政府・民間資本連携(PPP)を規範的に秩序正しく推し進め、インフラ分野の不動産投資信託(REIT)ファンドの健全な発展を促し、保有資産を効果的に活用し、保有資産と新規投資の好循環を生み出す。

第五篇 加快数字化发展 建设数字中国

迎接数字时代,激活数据要素潜能,推进网络强国建设,加快建设数字经济、数字社会、数字政府,以数字化转型整体驱动生产方式、生活方式和治理方式变革。

第五篇デジタル化の発展を加速させ、「デジタル中国」を建設する

デジタル時代を迎え、生産要素としてのデータの潜在力を引き出し、インターネット強国の建設を推し進め、デジタル経済、デジタル社会、デジタル政府をどんどん整備し、デジタル化によって生産様式、生活様式、ガバナンス方式を一体的に駆動する。

第十五章 打造数字经济新优势

充分发挥海量数据和丰富应用场景优势,促进数字技术与实体经济深度融合,赋能传统产业转型升级,催生新产业新业态新模式,壮大经济发展新引擎。

第十五章 デジタル経済の新たな優位性を築く

大量のデータと豊富な応用の場がある優位性を十分に活かし、デジタル技術と実体経済の高度な融合を促進し、在来産業の業態転換・高度化を勢いづけ、新産業・新業態・新モデルの創出を急ぎ、経済発展の新たなエンジンを大きく育てる。

第一节 加强关键数字技术创新应用

聚焦高端芯片、操作系统、人工智能关键算法、传感器等关键领域,加快推进基础理论、基础算法、装备材料等研发突破与迭代应用。加强通用处理器、云计算系统和软件核心技术一体化研发。加快布局量子计算、量子通信、神经芯片、DNA存储等前沿技术,加强信息科学与生命科学、材料等基础学科的交叉创新,支持数字技术开源社区等创新联合体发展,完善开源知识产权和法律体系,鼓励企业开放软件源代码、硬件设计和应用服务。

第一節カギとなるデジタル技術の革新・応用を強化する

ハイエンドチップ、オペレーティングシステム(OS)、AIの基幹アルゴリズム、センサーなどカギとなる分野にフォーカスして、基礎理論、基本アルゴリズム、設備・材料などの研究開発の打開的進展と新たな応用をどんどん推し進める。汎用プロセッサ、クラウドコンピューティングシステム、ソフトウェアの核心技術の一体的な研究開発を強化する。量子コンピュータ、量子通信、ニューロチップ、DNAストレージといった先端技術についていち早く手を打ち、情報科学と生命科学・素材など基礎学科との複合的イノベーションを強化し、デジタル技術のオープンソースコミュニティなどイノベーション連合体の発展をサポートし、オープンソースをめぐる知的財産権・法体系を整備し、企業がソフトウェアのソースコード、ハードウェアの設計・応用サービスを開放することを奨励する。

第二节 加快推动数字产业化

培育壮大人工智能、大数据、区块链、云计算、网络安全等新兴数字产业,提升通信设备、核心电子元器件、关键软件等产业水平。构建基于5G的应用场景和产业生态,在智能交通、智慧物流、智慧能源、智慧医疗等重点领域开展试点示范。鼓励企业开放搜索、电商、社交等数据,发展第三方大数据服务产业。促进共享经济、平台经济健康发展。

第二節デジタル産業化をどんどん促す

AI、ビッグデータ、ブロックチェーン、クラウドコンピューティング、サイバーセキュリティといった新興デジタル産業を大きく育て、通信設備、基幹電子部品・パーツ、重要ソフトウェアといった産業のレベルを高める。5Gに基づく応用の場と産業環境を築き、スマート交通、スマート物流、スマートエネルギー、スマート医療など重点分野でモデル事業を展開する。企業が検索、Eコマース、ソーシャルメディアなどのデータを開放することを奨励し、第三者へのビッグデータ提供のサービス産業を発展させる。シェアリングエコノミー、プラットフォームエコノミーの健全な発展を促す。

第三节 推进产业数字化转型

实施“上云用数赋智”行动,推动数据赋能全产业链协同转型。在重点行业和区域建设若干国际水准的工业互联网平台和数字化转型促进中心,深化研发设计、生产制造、经营管理、市场服务等环节的数字化应用,培育发展个性定制、柔性制造等新模式,加快产业园区数字化改造。深入推进服务业数字化转型,培育众包设计、智慧物流、新零售等新增长点。加快发展智慧农业,推进农业生产经营和管理服务数字化改造。

第三節産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する

「クラウドサービスの普及、ビッグデータの活用、スマート化の支援」行動を実施し、データを原動力に産業チェーン全体の調和のとれたモデル転換を促す。重点業種・地域で世界レベルのインダストリアル・インターネットプラットフォームとDX促進センターをいくつか建設し、研究開発・設計、生産・製造、経営管理、市場サービスなどの段階へのデジタル化の応用をいっそう進め、カスタマイズやフレキシブル生産といった新たなモデルを育て発展させ、産業パークのデジタル化を急ぐ。サービス業のDXを踏み込んで推進し、クラウドソーシング型デザイン、スマート物流、ニューリテールなど新たな成長分野を育てる。スマート農業をどんどん発展させ、農業の生産・経営と管理・サービスのデジタル化を推し進める。


第十六章 加快数字社会建设步伐

适应数字技术全面融入社会交往和日常生活新趋势,促进公共服务和社会运行方式创新,构筑全民畅享的数字生活。

第十六章 デジタル社会建設のペースを上げる

デジタル技術が社会的営みや日常生活のあらゆる面に浸透している新たな趨勢に適応して、公共サービスと社会運営の方式の革新を促し、全国民が満喫できるデジタルライフを構築する。

第一节 提供智慧便捷的公共服务

聚焦教育、医疗、养老、抚幼、就业、文体、助残等重点领域,推动数字化服务普惠应用,持续提升群众获得感。推进学校、医院、养老院等公共服务机构资源数字化,加大开放共享和应用力度。推进线上线下公共服务共同发展、深度融合,积极发展在线课堂、互联网医院、智慧图书馆等,支持高水平公共服务机构对接基层、边远和欠发达地区,扩大优质公共服务资源辐射覆盖范围。加强智慧法院建设。鼓励社会力量参与“互联网+公共服务”,创新提供服务模式和产品。

第一節スマート化された便利な公共サービスを提供する

教育、医療、養老、育児、雇用、文化・スポーツ、障害者支援といった重点分野にフォーカスして、デジタル化されたサービスの幅広い応用を促し、大衆の獲得感を持続的に向上させる。学校・病院・養老院といった公共サービス機関の資源のデジタル化を推進し、開放・共有・応用にいっそう力を入れる。オンラインとオフラインの公共サービスの共同発展、高度な融合を推し進め、オンライン授業、インターネット病院、スマート図書館などを積極的に発展させ、高水準の公共サービス機関が末端・辺境・未発達地区とつながるようサポートし、優れた公共サービス資源の波及・カバー範囲を広げる。スマート裁判所の整備を強化する。社会の力が「インターネット+公共サービス」に参入し、サービス提供の方式や提供するサービス財を革新することを奨励する。

第二节 建设智慧城市和数字乡村

以数字化助推城乡发展和治理模式创新,全面提高运行效率和宜居度。分级分类推进新型智慧城市建设,将物联网感知设施、通信系统等纳入公共基础设施统一规划建设,推进市政公用设施、建筑等物联网应用和智能化改造。完善城市信息模型平台和运行管理服务平台,构建城市数据资源体系,推进城市数据大脑建设。探索建设数字孪生城市。加快推进数字乡村建设,构建面向农业农村的综合信息服务体系,建立涉农信息普惠服务机制,推动乡村管理服务数字化。

第二節スマートシティとデジタル農村を建設する

デジタル化によって都市・農村の発展とガバナンスモデルの革新を促し、運営効率と住みやすさを全面的に向上させる。新型スマートシティの建設を級別・類別に推進し、IoTの認識機器や通信システムなどを公共インフラの統一的計画・整備に組み入れ、都市公共施設・建築物などのIoT応用とスマート化を推し進める。都市のインフォメーションモデリングのプラットフォームと運営・管理・サービスのプラットフォームを整え、都市のデータ資源体系を築き、都市のデータブレーンの整備を推し進める。デジタルツインシティの建設を模索する。デジタル農村の建設をどんどん推し進め、農業・農村向けの総合情報サービス体系を構築し、農業関連情報周知サービスの仕組みを確立し、農村の管理・サービスのデジタル化を促す。

第三节 构筑美好数字生活新图景

推动购物消费、居家生活、旅游休闲、交通出行等各类场景数字化,打造智慧共享、和睦共治的新型数字生活。推进智慧社区建设,依托社区数字化平台和线下社区服务机构,建设便民惠民智慧服务圈,提供线上线下融合的社区生活服务、社区治理及公共服务、智能小区等服务。丰富数字生活体验,发展数字家庭。加强全民数字技能教育和培训,普及提升公民数字素养。加快信息无障碍建设,帮助老年人、残疾人等共享数字生活。

第三節素晴らしいデジタルライフの新たな姿を創造する

ショッピング消費、在宅ライフ、観光レジャー、交通移動など各場面のデジタル化を促し、情報が共有され、融和的に共治される新型デジタルライフを創造する。インテリジェント・コミュニティの建設を推し進め、コミュニティのデジタル化されたプラットフォームとオフラインのコミュニティサービス機関を利用して、便利で快適なスマートサービス圏を整備し、オンラインとオフラインが融合したコミュニティ生活サービス、コミュニティガバナンス・公共サービス、スマートコミュニティといったサービスを提供する。デジタルライフの内容を充実させ、デジタルホームを発展させる。全国民へのデジタル技能教育・研修を強化し、公民のデジタルリテラシーを普及・向上させる。情報バリアフリーの構築を急ぎ、高齢者や障害者などがデジタルライフを共有できるよう支援する。 

第十七章 提高数字政府建设水平

将数字技术广泛应用于政府管理服务,推动政府治理流程再造和模式优化,不断提高决策科学性和服务效率。

第十七章 デジタル政府建設のレベルを高める

デジタル技術を政府による管理・サービスに幅広く応用し、政府によるガバナンスの流れの再構築とモデルの最適化を推し進め、政策決定の科学性とサービスの効率をどんどん高める。

第一节 加强公共数据开放共享

建立健全国家公共数据资源体系,确保公共数据安全,推进数据跨部门、跨层级、跨地区汇聚融合和深度利用。健全数据资源目录和责任清单制度,提升国家数据共享交换平台功能,深化国家人口、法人、空间地理等基础信息资源共享利用。扩大基础公共信息数据安全有序开放,探索将公共数据服务纳入公共服务体系,构建统一的国家公共数据开放平台和开发利用端口,优先推动企业登记监管、卫生、交通、气象等高价值数据集向社会开放。开展政府数据授权运营试点,鼓励第三方深化对公共数据的挖掘利用。

第一節公共データの開放・共有を強化する

国の公共データ資源体系を確立して充実させ、公共データのセキュリティを確保し、部門や階層や地区の枠を越えたデータの集約・融合および高度利用を推進する。データ資源目録・責任リスト制度を整え、国のデータ共有交換プラットフォームの機能を高め、国の人口・法人・空間地理など基礎的情報資源の共有・利用を進展させる。基礎的公共情報・データの安全で段階的な開放を拡大し、公共サービス体系への公共データサービスの組み入れを模索し、国の公共データの統一的な開放プラットフォームと開発利用ポートを構築し、会社登記監督管理、衛生、交通、気象などの価値の高いデータの社会への開放を優先的に推し進める。授権して政府のデータを運営させる試みを展開し、第三者が公共データの発掘・利用を強化することを奨励する。

第二节 推动政务信息化共建共用

加大政务信息化建设统筹力度,健全政务信息化项目清单,持续深化政务信息系统整合,布局建设执政能力、依法治国、经济治理、市场监管、公共安全、生态环境等重大信息系统,提升跨部门协同治理能力。完善国家电子政务网络,集约建设政务云平台和数据中心体系,推进政务信息系统云迁移。加强政务信息化建设快速迭代,增强政务信息系统快速部署能力和弹性扩展能力。

第二節政務情報化の共創・共用を推し進める

政務情報化建設の統一的計画にいっそう力を入れ、政務情報化プロジェクトリストを整備し、政務情報システムの統合を持続的に深化させ、執政能力、法に基づく国家統治、経済ガバナンス、市場監督管理、公共安全、生態環境などの重大情報システムを配置・建設し、部門の枠を越えた協同ガバナンスの能力を向上させる。国の電子政府ネットワークを整備し、政務クラウドプラットフォーム・データセンター体系を集約的に建設し、政務情報システムのクラウド化を推進する。政務情報化建設の迅速な反復改善を強化し、政務情報システムの迅速な展開能力と柔軟な適応能力を増強する。

第三节 提高数字化政务服务效能

全面推进政府运行方式、业务流程和服务模式数字化智能化。深化“互联网+政务服务”,提升全流程一体化在线服务平台功能。加快构建数字技术辅助政府决策机制,提高基于高频大数据精准动态监测预测预警水平。强化数字技术在公共卫生、自然灾害、事故灾难、社会安全等突发公共事件应对中的运用,全面提升预警和应急处置能力。

第三節デジタル化された行政サービスの効果を高める

政府の運営方式、業務プロセス、サービス形式のデジタル化・スマート化を全面的に推進する。「インターネット+行政サービス」を深化させ、すべての手続きが一元化されたオンラインサービスプラットフォームの機能を向上させる。政府の政策決定をデジタル技術で補助する仕組みをどんどん整備し、高頻度ビッグデータに基づく正確な動的モニタリング・予測・早期警報の水準を高める。公衆衛生、自然災害、事故災禍、社会安全などの公共突発事態への対応におけるデジタル技術の活用を強化し、早期警報・緊急対応能力を全面的に向上させる。

第十八章 营造良好数字生态

坚持放管并重,促进发展与规范管理相统一,构建数字规则体系,营造开放、健康、安全的数字生态。

第十八章 良好なデジタル環境を整える

緩和と管理の両方の重視を堅持し、発展と規範化・管理との両立を促進し、デジタルルール体系を構築し、開放的で健全で安全なデジタル環境を整える。

第一节 建立健全数据要素市场规则

统筹数据开发利用、隐私保护和公共安全,加快建立数据资源产权、交易流通、跨境传输和安全保护等基础制度和标准规范。建立健全数据产权交易和行业自律机制,培育规范的数据交易平台和市场主体,发展数据资产评估、登记结算、交易撮合、争议仲裁等市场运营体系。加强涉及国家利益、商业秘密、个人隐私的数据保护,加快推进数据安全、个人信息保护等领域基础性立法,强化数据资源全生命周期安全保护。完善适用于大数据环境下的数据分类分级保护制度。加强数据安全评估,推动数据跨境安全有序流动。

第一節生産要素としてのデータの取引市場のルールを確立する

データの開発利用、プライバシーの保護、公共安全を総合的に勘案し、データ資源の所有権、流通取引、越境伝送、安全保護などの基礎制度と標準ルールの確立を急ぐ。データの所有権取引と業界自主規制の仕組みを確立して充実させ、規範のあるデータ取引プラットフォームと市場主体を育成し、データの資産評価・登記決済・取引仲介・争議仲裁などのための市場運営体系を発展させる。国家利益、営業秘密、プライバシーにかかわるデータの保護を強化し、データセキュリティや個人情報保護などの分野の基礎的立法をどんどん推し進め、データ資源の全ライフサイクルの安全保護を強化する。ビッグデータ環境に適したデータの類別・レベル別保護制度を整える。データセキュリティの評価を強化し、データの安全で秩序ある越境流通を促す。

第二节 营造规范有序的政策环境

构建与数字经济发展相适应的政策法规体系。健全共享经济、平台经济和新个体经济管理规范,清理不合理的行政许可、资质资格事项,支持平台企业创新发展、增强国际竞争力。依法依规加强互联网平台经济监管,明确平台企业定位和监管规则,完善垄断认定法律规范,打击垄断和不正当竞争行为。探索建立无人驾驶、在线医疗、金融科技、智能配送等监管框架,完善相关法律法规和伦理审查规则。健全数字经济统计监测体系。

第二節規範と秩序のある政策環境を整える

デジタル経済の発展に見合った政策法規体系を築く。シェアリングエコノミー、プラットフォームエコノミー、新個人経営経済の管理規範を整え、不合理な行政許可・資格認定事項を整理し、プラットフォーム企業の革新発展と国際競争力の向上を後押しする。インターネットプラットフォームエコノミーの監督管理を法律・法規に基づいて強化し、プラットフォーム企業の位置づけと監督管理規則を明確にし、独占認定の法律規範を整備し、独占と不正競争行為を取り締まる。自動運転、オンライン診療、フィンテック、スマート配送などの監督管理の枠組みの確立を模索し、関連する法律・法規と倫理審査規則を整備する。デジタル経済の統計・モニタリング体系を整える。

第三节 加强网络安全保护

健全国家网络安全法律法规和制度标准,加强重要领域数据资源、重要网络和信息系统安全保障。建立健全关键信息基础设施保护体系,提升安全防护和维护政治安全能力。加强网络安全风险评估和审查。加强网络安全基础设施建设,强化跨领域网络安全信息共享和工作协同,提升网络安全威胁发现、监测预警、应急指挥、攻击溯源能力。加强网络安全关键技术研发,加快人工智能安全技术创新,提升网络安全产业综合竞争力。加强网络安全宣传教育和人才培养。

第三節サイバーセキュリティの保護を強化する

国のサイバーセキュリティの法律・法規と制度・基準を整え、重要分野のデータ資源と重要ネットワークシステム・情報システムの安全保障を強化する。重要情報インフラ防護(CIIP)体系を確立して充実させ、セキュリティ防護能力と政治的安全の維持能力を高める。サイバーセキュリティのリスク評価・審査にいっそう力を入れる。サイバーセキュリティのインフラ整備にいっそう力を入れ、分野横断的なサイバーセキュリティの情報共有と業務連携を強化し、サイバーセキュリティ関連の脅威の発見、モニタリング・早期警報、緊急時の指揮、攻撃元の究明の能力を向上させる。サイバーセキュリティの基幹技術の研究開発にいっそう力を入れ、AIに基づくセキュリティ技術の革新を加速させ、サイバーセキュリティ産業の総合競争力を高める。サイバーセキュリティの宣伝・教育と人材育成にいっそう力を入れる。

第四节 推动构建网络空间命运共同体

推进网络空间国际交流与合作,推动以联合国为主渠道、以联合国宪章为基本原则制定数字和网络空间国际规则。推动建立多边、民主、透明的全球互联网治理体系,建立更加公平合理的网络基础设施和资源治理机制。积极参与数据安全、数字货币、数字税等国际规则和数字技术标准制定。推动全球网络安全保障合作机制建设,构建保护数据要素、处置网络安全事件、打击网络犯罪的国际协调合作机制。向欠发达国家提供技术、设备、服务等数字援助,使各国共享数字时代红利。积极推进网络文化交流互鉴。

第四節サイバースペース運命共同体の構築を推し進める

サイバースペースに関する国際交流・協力を推進し、国際連合(国連)を中心的パイプとし、国連憲章を基本原則としてデジタルとサイバースペースの国際ルールが制定されるよう尽力する。多国間による民主的で透明性のあるグローバル・インターネットガバナンス体系の確立、より公平で合理的なネットワークインフラ・資源ガバナンスの仕組みの確立を促す。データセキュリティ、デジタル通貨、デジタル税などの国際ルールとデジタル技術規格の制定に積極的に参与する。グローバルなサイバー安全保障における協力体制の整備を促し、データ要素の保護、サイバーセキュリティ事件の処理、サイバー犯罪の取締りのための国際協調・協力メカニズムを構築する。発展途上国の技術・設備・サービスなどをデジタル面から援助し、各国がデジタル時代の恩恵にあずかれるようにする。インターネット文化の交流・学び合いを積極的に推進する。




第六篇 全面深化改革 构建高水平社会主义市场经济体制

坚持和完善社会主义基本经济制度,充分发挥市场在资源配置中的决定性作用,更好发挥政府作用,推动有效市场和有为政府更好结合。

第六篇改革を全面的に深化させ、ハイレベルな社会主義市場経済体制を構築する

社会主義の基本的経済制度を堅持し充実させ、資源配分において市場に決定的な役割を十分に果たさせ、政府の役割をよりよく発揮させ、効果的な市場と機能的な政府のよりよい連携を促す。

第十九章 激发各类市场主体活力

毫不动摇巩固和发展公有制经济,毫不动摇鼓励、支持、引导非公有制经济发展,培育更有活力、创造力和竞争力的市场主体。

第十九章 各種の市場主体の活力を引き出す

いささかも揺るぐことなく公有制経済をうち固めて発展させ、いささかも揺るぐことなく非公有制経済の発展を奨励・支援・リードし、より活力・創造力・競争力のある市場主体を育てる。

第一节 加快国有经济布局优化和结构调整

围绕服务国家战略,坚持有进有退、有所为有所不为,加快国有经济布局优化、结构调整和战略性重组,增强国有经济竞争力、创新力、控制力、影响力、抗风险能力,做强做优做大国有资本和国有企业。发挥国有经济战略支撑作用,推动国有经济进一步聚焦战略安全、产业引领、国计民生、公共服务等功能,调整盘活存量资产,优化增量资本配置,向关系国家安全、国民经济命脉的重要行业集中,向提供公共服务、应急能力建设和公益性等关系国计民生的重要行业集中,向前瞻性战略性新兴产业集中。对充分竞争领域的国有经济,强化资本收益目标和财务硬约束,增强流动性,完善国有资本优化配置机制。建立布局结构调整长效机制,动态发布国有经济布局优化和结构调整指引。

第一節国有経済の配置適正化と構造調整を加速させる

国家戦略への貢献を目標に、進出・撤退、やる・やらないの適切な取捨選択を堅持し、国有経済の配置適正化、構造調整、戦略的再編を急ぎ、国有経済の競争力、革新力、コントロール力、影響力、リスク抵抗力を高め、国有資本・国有企業を強く、よく、大きくする。戦略的支えとしての国有経済の役割を発揮させ、国有経済が戦略的安全保障、産業のリード、経済・民生、公共サービスなどの機能にいっそう注力するようにし、保有資産を調整・活用し、増資の配分を最適化し、それらを国家安全保障と国民経済の根幹にかかわる重要業種に集中させ、公共サービス提供・緊急対応能力および公益性など経済・民生にかかわる重要業種に集中させ、先見性・戦略性のある新興産業に集中させる。十分な競争が行われている分野の国有経済については、キャピタルゲインの目標と厳格な財務制限を強化し、流動性を高め、国有資本の合理的配置の仕組みを整える。配置・構造の調整のための長期有効メカニズムを確立し、国有経済の配置適正化と構造調整の指針を動的に公布する。

第二节 推动国有企业完善中国特色现代企业制度

坚持党对国有企业的全面领导,促进加强党的领导和完善公司治理相统一,加快建立权责法定、权责透明、协调运转、有效制衡的公司治理机制。加强董事会建设,落实董事会职权,使董事会成为企业经营决策主体。按照完善治理、强化激励、突出主业、提高效率的要求,深化国有企业混合所有制改革,深度转换经营机制,对混合所有制企业探索实行有别于国有独资、全资公司的治理机制和监管制度。推行经理层成员任期制和契约化管理,完善市场化薪酬分配机制,灵活开展多种形式的中长期激励。

第二節国有企業が中国の特色ある現代的企業制度を整えるよう促す

国有企業に対する党の全面的指導を堅持し、党の指導の強化と企業統治(コーポレートガバナンス)の改善の融合を促進し、権限と責任が法で定められ、権限と責任に透明性があり、協調的に運営され、チェックアンドバランス機能が有効に働く企業統治の仕組みの確立を急ぐ。取締役会の整備にいっそう力を入れ、取締役会の職権をきちんと機能させ、取締役会が企業経営の意思決定の主体となるようにする。ガバナンスの改善、インセンティブの強化、中心業務の明確化、効率の向上の必要性に照らして、国有企業の混合所有制改革を深化させ、経営の仕組みを根本から転換し、混合所有制企業に対して国有独資・全資会社とは異なるガバナンスの仕組みと監督管理制度の適用を模索する。経営陣の任期制と契約に基づく管理を押し広め、市場化された報酬分配メカニズムを整え、多様な形式の中長期インセンティブを柔軟に展開する。

第三节 健全管资本为主的国有资产监管体制

坚持授权与监管相结合、放活与管好相统一,大力推进国资监管理念、重点、方式等多方位转变。优化管资本方式,全面实行清单管理,深入开展分类授权放权,注重通过法人治理结构履职,加强事中事后监管。深化国有资本投资、运营公司改革,科学合理界定政府及国资监管机构,国有资本投资、运营公司和所持股企业的权利边界。健全协同高效的监督机制,严格责任追究,切实防止国有资产流失。加快推进经营性国有资产集中统一监管。

第三節資本管理を中心とする国有資産の監督管理体制を整備する

授権と監督管理の併用、緩和と管理の両立を堅持し、国有資産の監督管理を理念・重点・方式など多くの面で強力に転換する。資本管理方式を改善し、リスト方式管理を全面的に実行し、類別に基づく権限付与・委譲を踏み込んで展開し、企業統治構造を通じた職責の履行を重視し、事中・事後の監督管理にいっそう力を入れる。国有資本投資会社・運営会社改革を深化させ、政府・国有資産監督管理機関、国有資本投資会社・運営会社、株式保有企業の権限の境界を科学的・合理的に画定する。調和的・効率的な監督の仕組みを整え、責任追及を厳格化し、国有資産の流失を確実に防ぐ。経営性国有資産の集中的・統一的監督管理をどんどん推し進める。

第四节 优化民营企业发展环境

健全支持民营企业发展的法治环境、政策环境和市场环境,依法平等保护民营企业产权和企业家权益。保障民营企业依法平等使用资源要素、公开公平公正参与竞争、同等受到法律保护。进一步放宽民营企业市场准入,破除招投标等领域各种壁垒。创新金融支持民营企业政策工具,健全融资增信支持体系,对民营企业信用评级、发债一视同仁,降低综合融资成本。完善促进中小微企业和个体工商户发展的政策体系,加大税费优惠和信贷支持力度。构建亲清政商关系,建立规范化政企沟通渠道。健全防范和化解拖欠中小企业账款长效机制。

第四節民営企業の発展環境を改善する

民営企業の発展を支える法治環境・政策環境・市場環境を整え、民営企業の財産権と企業家の権利・利益を法に基づいて平等に保護する。民営企業が法に基づいて資源・要素を平等に使用すること、オープン・公平・公正に競争に参加すること、法律による保護を同等に受けることを保障する。民営企業の市場参入条件をいっそう緩和し、競争入札などの面のさまざまな障壁を取り除く。金融によって民営企業を支える政策手段を革新し、資金調達の際の信用保証サポート体系を整え、民営企業の信用格付けや債券発行に分け隔てをせず、総合的な資金調達コストを引き下げる。中小零細企業と自営業者の発展促進のための政策体系を整え、租税・料金面の優遇と融資面の支援を拡大する。親身で清廉な政商関係(政府と民営企業との関係)を構築し、政府と民間企業の意思疎通のための規範あるチャンネルを確立する。中小企業への支払い滞納の防止・解消のための長期有効メカニズムを整える。

第五节 促进民营企业高质量发展

鼓励民营企业改革创新,提升经营能力和管理水平。引导有条件的民营企业建立现代企业制度。支持民营企业开展基础研究和科技创新、参与关键核心技术研发和国家重大科技项目攻关。完善民营企业参与国家重大战略实施机制。推动民营企业守法合规经营,鼓励民营企业积极履行社会责任、参与社会公益和慈善事业。弘扬企业家精神,实施年轻一代民营企业家健康成长促进计划。

第五節民営企業の質の高い発展を促進する

民営企業の改革・革新を奨励し、経営能力と管理水準を高める。条件を満たす民営企業が現代的企業制度を確立するよう導く。民営企業が基礎研究と科学技術イノベーションを展開し、基幹核心技術の研究開発と国家重大科学技術プロジェクトの難関攻略に参加するのをサポートする。国の重大戦略の実施に民営企業が参加するための仕組みを整備する。民営企業が法律・法規を守って経営するよう促し、民営企業が社会的責任を積極的に果たし、社会的公益・慈善事業に参加することを奨励する。企業家精神を発揚し、若い世代の民営企業家の健全な成長の促進計画を実施する。

第二十章 建设高标准市场体系

实施高标准市场体系建设行动,健全市场体系基础制度,坚持平等准入、公正监管、开放有序、诚信守法,形成高效规范、公平竞争的国内统一市场。

第二十章 ハイスタンダードな市場体系を整備する

ハイスタンダードな市場体系の整備キャンペーンを実施し、市場体系の基礎制度を整え、平等な参入条件、公正な監督管理、開放性・秩序性、信義誠実・遵法を堅持し、高効率で規範があり、公平な競争のある国内統一市場を形成する。

第一节 全面完善产权制度

健全归属清晰、权责明确、保护严格、流转顺畅的现代产权制度。实施民法典,制修订物权、债权、股权等产权法律法规,明晰产权归属、完善产权权能。健全以公平为原则的产权保护制度,依法平等保护国有、民营、外资等各种所有制企业产权。健全产权执法司法保护制度,完善涉企产权案件申诉、复核、重审等保护机制,推动涉企冤错案件依法甄别纠正常态化机制化,畅通涉政府产权纠纷反映和处理渠道。加强数据、知识、环境等领域产权制度建设,健全自然资源资产产权制度和法律法规。

第一節財産権制度を全面的に整備する

帰属が明らかで、権利・責任が明確で、保護が厳格で、流通が円滑な現代的財産権制度を整える。民法典を実施し、物権・債権・株主権といった財産権の法律・法規を制定または改正し、財産権の帰属が明確に、財産権の内容が十全になるようにする。公平性を原則とする財産権保護制度を整え、国有・民営・外資など各種所有制企業の財産権を法に基づいて平等に保護する。財産権法執行・司法保護制度を整備し、企業関連の財産権案件の上告、再審査、再審などの保護の仕組みを整え、企業関連の冤罪案件の法に基づく審査・是正の恒常化・仕組み化を推し進め、政府関連の財産権紛争の通報・処理のチャンネルを円滑化する。データ・知識・環境などの分野の財産権制度の整備にいっそう力を入れ、自然資源資産の財産権制度と法律・法規を整える。

第二节 推进要素市场化配置改革

建立健全城乡统一的建设用地市场,统筹推进农村土地征收、集体经营性建设用地入市、宅基地制度改革。改革土地计划管理方式,赋予省级政府更大用地自主权,探索建立全国性的建设用地、补充耕地指标跨区域交易机制。建立不同产业用地类型合理转换机制,增加混合产业用地供给。健全统一规范的人力资源市场体系,破除劳动力和人才在城乡、区域和不同所有制单位间的流动障碍,减少人事档案管理中的不合理限制。发展技术和数据要素市场。健全要素市场运行机制,完善交易规则和服务体系。深化公共资源交易平台整合共享。

第二節要素市場化配分改革を推進する

都市・農村統一の建設用地市場を確立して充実させ、農村の土地収用、集団経営性建設用地の市場化、宅基地(農村の居住用の土地)の制度の改革を統一的に推進する。土地の計画管理方式を改革し、省級政府により大きな用地自主権を与え、全国的な建設用地指標・補充耕地指標の地域間取引の仕組みの確立を模索する。産業用地の各類型の合理的切り替えの仕組みを確立し、混合産業用地の供給を増やす。統一的で規範化された人的資源市場体系を整え、都市・農村間、地域間、各種所有制機関間の労働力や人材の流動の障害を取り除き、人事ファイル管理の不合理な制限を減らす。技術・データ要素市場を発展させる。要素市場の運営メカニズムを整備し、取引ルール・サービス体系を整える。公共資源取引プラットフォームの統合・共有をいっそう進める。

第三节 强化竞争政策基础地位

坚持鼓励竞争、反对垄断,完善竞争政策框架,构建覆盖事前、事中、事后全环节的竞争政策实施机制。统筹做好增量审查与存量清理,强化公平竞争审查制度的刚性约束,完善公平竞争审查细则,持续清理废除妨碍全国统一市场和公平竞争的规定及做法。完善市场竞争状况评估制度,建立投诉举报和处理回应机制。加大反垄断和反不正当竞争执法司法力度,防止资本无序扩张。推进能源、铁路、电信、公用事业等行业竞争性环节市场化改革,放开竞争性业务准入,进一步引入市场竞争机制,加强对自然垄断业务的监管。

第三節競争政策の基礎的位置づけを強化する。

あくまでも競争を奨励して独占に反対し、競争政策の枠組みを整え、事前・事中・事後の全段階にわたる競争政策の実施の仕組みを構築する。新たな政策の吟味と既存の政策の見直しを統一的にしっかりと行い、公平競争審査制度による厳格な規制を強化し、公平競争審査の細則を整え、全国統一市場と公平な競争の妨げとなっている規定や慣行を継続的に整理・廃止する。市場競争状況評価制度を整え、告発・通報と処理・対応の仕組みを確立する。反独占・反不正競争の法執行・司法を強化し、資本の無秩序な拡張を防ぐ。エネルギー、鉄道、電気通信、公共事業といった業界の競争性のある分野の市場化改革を推進し、競争性のある業務への参入を開放し、市場競争メカニズムをさらに取り入れ、自然独占業務に対する監督管理を強化する。

第四节 健全社会信用体系

建立健全信用法律法规和标准体系,制定公共信用信息目录和失信惩戒措施清单,完善失信主体信用修复机制。推广信用承诺制度。加强信用信息归集、共享、公开和应用,推广惠民便企信用产品与服务。建立公共信用信息和金融信息的共享整合机制。培育具有国际竞争力的企业征信机构和信用评级机构,加强征信监管,推动信用服务市场健康发展。加强信用信息安全管理,保障信用主体合法权益。建立健全政府失信责任追究制度。

第四節社会信用体系を十全化する

信用に関する法律・法規と基準体系を確立して充実させ、公共信用情報目録と契約違反懲罰措置リストを策定し、契約違反者の信用回復の仕組みを整える。信用誓約制度を押し広める。信用情報の収集・共有・公開・応用を強化し、個人や企業の役に立つクレジット商品・信用サービスを押し広める。公共信用情報と金融情報を共有・統合する仕組みを確立する。国際競争力を備えた企業信用調査機関・信用格付け機関を育て、信用調査の監督管理を強化し、信用サービス市場の健全な発展を促す。信用情報のセキュリティ管理を強化し、当事者の合法的権利・利益を保障する。政府による契約違反の責任追及制度を確立して充実させる。

第二十一章 建立现代财税金融体制

更好发挥财政在国家治理中的基础和重要支柱作用,增强金融服务实体经济能力,健全符合高质量发展要求的财税金融制度。

第二十一章 現代的財政・租税・金融体制を確立する

国家統治の基礎、重要な支柱としての財政の役割をよりよく発揮させ、実体経済への金融の貢献能力を高め、質の高い発展の要請に見合った財政・租税・金融制度を整える。

第一节 加快建立现代财政制度

深化预算管理制度改革,强化对预算编制的宏观指导和审查监督。加强财政资源统筹,推进财政支出标准化,强化预算约束和绩效管理。完善跨年度预算平衡机制,加强中期财政规划管理,增强国家重大战略任务财力保障。建立权责清晰、财力协调、区域均衡的中央和地方财政关系,适当加强中央在知识产权保护、养老保险、跨区域生态环境保护等方面事权,减少并规范中央和地方共同事权。健全省以下财政体制,增强基层公共服务保障能力。完善财政转移支付制度,优化转移支付结构,规范转移支付项目。完善权责发生制政府综合财务报告制度。建立健全规范的政府举债融资机制。

第一節現代的財政制度の確立を急ぐ

予算管理制度改革を深化させ、予算編成への巨視的指導と審査・監督を強化する。財政資源の統一的運用にいっそう力を入れ、財政支出の標準化を推進し、予算制約と業績管理を強化する。複数年度で予算を均衡させる仕組みを整え、中期財政計画管理を強化し、国の重大な戦略的任務の財源保障を増強する。権限と責任が明確で、財力の配分が適切で、地域間の均衡がとれた中央と地方の財政関係を確立し、知的財産権保護、養老保険、広域生態環境保護といった面の中央の権限を適切に強化し、中央と地方の共有権限を減らして規範化する。省級以下の財政体制を整え、末端の公共サービスの保障能力を高める。財政移転支出制度を充実させ、移転支出構造を最適化し、移転支出項目を規範化する。発生主義に基づく政府総合財務報告制度を整える。政府の規範化された起債型資金調達の仕組みを確立して充実させる。

第二节 完善现代税收制度

优化税制结构,健全直接税体系,适当提高直接税比重。完善个人所得税制度,推进扩大综合征收范围,优化税率结构。聚焦支持稳定制造业、巩固产业链供应链,进一步优化增值税制度。调整优化消费税征收范围和税率,推进征收环节后移并稳步下划地方。规范完善税收优惠。推进房地产税立法,健全地方税体系,逐步扩大地方税政管理权。深化税收征管制度改革,建设智慧税务,推动税收征管现代化。

第二節現代的税制を整える

税制構造を合理化し、直接税体系を整備し、直接税の割合を適度に引き上げる。個人所得税制度を整え、総合課税の範囲の拡大を推し進め、税率構造を最適化する。製造業の安定化、産業チェーン、サプライチェーンの強化の支援を目標に、増値税制度をいっそう改善する。消費税の課税範囲と税率を調整・合理化し、課税段階の繰り下げを推進して徐々に地方税に切り替える。税制優遇を規範化・整備する。不動産税の立法を推し進め、地方税体系を十全化し、地方の税政上の管理権を徐々に拡大する。租税徴収管理制度改革を深化させ、スマート税務に取り組み、租税徴収管理の現代化を促す。

第三节 深化金融供给侧结构性改革

健全具有高度适应性、竞争力、普惠性的现代金融体系,构建金融有效支持实体经济的体制机制。建设现代中央银行制度,完善货币供应调控机制。稳妥推进数字货币研发。健全市场化利率形成和传导机制,完善央行政策利率体系,更好发挥贷款市场报价利率基准作用。优化金融体系结构,深化国有商业银行改革,加快完善中小银行和农村信用社治理结构,规范发展非银行金融机构,增强金融普惠性。改革优化政策性金融,强化服务国家战略和规划能力。深化保险公司改革,提高商业保险保障能力。健全金融机构公司治理,强化股东股权和关联交易监管。完善资本市场基础制度,健全多层次资本市场体系,大力发展机构投资者,提高直接融资特别是股权融资比重。全面实行股票发行注册制,建立常态化退市机制,提高上市公司质量。深化新三板改革。完善市场化债券发行机制,稳步扩大债券市场规模,丰富债券品种,发行长期国债和基础设施长期债券。完善投资者保护制度和存款保险制度。完善现代金融监管体系,补齐监管制度短板,在审慎监管前提下有序推进金融创新,健全风险全覆盖监管框架,提高金融监管透明度和法治化水平。稳妥发展金融科技,加快金融机构数字化转型。强化监管科技运用和金融创新风险评估,探索建立创新产品纠偏和暂停机制。

第三節金融の供給側構造改革を深化させる

高度の適応性・競争力・包摂性を備えた現代金融システムを整え、金融が実体経済を効果的にサポートする体制・仕組みを構築する。現代的中央銀行制度を築き、マネーサプライ調節メカニズムを改善する。デジタル通貨の研究開発を着実に推し進める。市場ベースの金利形成・伝達メカニズムを整え、中央銀行の政策金利体系を改善し、貸出市場報告金利(LPR)の基準としての役割をよりよく発揮させる。金融システムの構造を最適化し、国有商業銀行の改革を深化させ、中小銀行と農村信用社のガバナンス構造の改善を急ぎ、ノンバンク金融機関を規範的に発展させ、金融の包摂性を高める。政策金融を改革・合理化し、国の戦略・計画への貢献能力を強化する。保険会社の改革を深化させ、商業保険の保障能力を高める。金融機関の企業統治を十全化し、株主持分と関連取引の監督管理を強化する。資本市場の基礎制度を整備し、多層的な資本市場体系を整え、機関投資家の発展に力を入れ、直接金融、とくにエクイティファイナンスの割合を高める。株式発行登録制を全面的に実施し、恒常的な上場廃止メカニズムを確立し、上場企業の質を向上させる。新三板(店頭市場)の改革を深化させる。市場化された債券発行の仕組みを整え、債券市場の規模を徐々に拡大し、債券の種類を豊富にし、長期国債とインフラ長期債を発行する。投資家保護制度と預金保険制度をよりよいものにする。現代的金融監督管理体系を整え、監督管理制度の不足部分を補充し、慎重な監督管理を前提に金融イノベーションを秩序正しく推進し、リスクの全面的監督管理の枠組みを整備し、金融監督管理の透明性と法治化水準を高める。フィンテックを着実に発展させ、金融機関のDXを加速させる。レグテックの活用と金融イノベーションのリスク評価を強化し、行き過ぎた革新的商品の是正・一時停止の仕組みの確立を模索する。

第二十二章 提升政府经济治理能力

加快转变政府职能,建设职责明确、依法行政的政府治理体系,创新和完善宏观调控,提高政府治理效能。

第二十二章 政府の経済ガバナンス能力を高める

政府の職能の転換を加速させ、職責が明確で、行政が法に基づく、政府によるガバナンスの体系を築き、マクロコントロールを革新して充実させ、政府によるガバナンスの効果を高める。

第一节 完善宏观经济治理

健全以国家发展规划为战略导向,以财政政策和货币政策为主要手段,就业、产业、投资、消费、环保、区域等政策紧密配合,目标优化、分工合理、高效协同的宏观经济治理体系。增强国家发展规划对公共预算、国土开发、资源配置等政策的宏观引导、统筹协调功能,健全宏观政策制定和执行机制,重视预期管理和引导,合理把握经济增长、就业、价格、国际收支等调控目标,在区间调控基础上加强定向调控、相机调控和精准调控。完善宏观调控政策体系,搞好跨周期政策设计,提高逆周期调节能力,促进经济总量平衡、结构优化、内外均衡。加强宏观经济治理数据库等建设,提升大数据等现代技术手段辅助治理能力,推进统计现代化改革。健全宏观经济政策评估评价制度和重大风险识别预警机制,畅通政策制定参与渠道,提高决策科学化、民主化、法治化水平。

第一節マクロ経済ガバナンスを充実させる

国の発展計画を戦略的道標とし、財政政策と金融政策を主要手段とし、雇用政策・産業政策・投資政策・消費政策・環境保護政策・地域政策などが緊密に連携する、目標が最適で、役割分担が合理的で、高効率かつ調和的なマクロ経済ガバナンス体系を整備する。公共予算、国土開発、資源配分などの政策を巨視的に導いて統一的に調整する国の発展計画の機能を強化し、マクロ政策の策定・執行の仕組みを整え、所期管理・誘導を重視し、経済成長、雇用、価格、国際収支などのコントロール目標を合理的に把握し、区間コントロールを基礎にターゲット・コントロール、臨機応変なコントロール、的確なコントロールを強化する。マクロコントロール政策体系を充実させ、先々の景気循環を見据えた政策設計をしっかりと行い、反循環的調節能力を高め、経済の需給均衡、構造最適化、内外均衡を促進する。マクロ経済ガバナンスのデータベースなどの整備を強化し、ビッグデータなど現代技術を用いたガバナンス補助能力を高め、統計の現代化改革を推進する。マクロ経済政策の審査・評価制度と重大リスクの識別・早期警報メカニズムを整え、政策の策定への参加のルートを円滑にし、政策決定の科学化・民主化・法治化水準を高める。

第二节 构建一流营商环境

深化简政放权、放管结合、优化服务改革,全面实行政府权责清单制度,持续优化市场化法治化国际化营商环境。实施全国统一的市场准入负面清单制度,破除清单之外隐性准入壁垒,以服务业为重点进一步放宽准入限制。精简行政许可事项,减少归并资质资格许可,取消不必要的备案登记和年检认定,规范涉企检查。全面推行“证照分离”、“照后减证”改革,全面开展工程建设项目审批制度改革。改革生产许可制度,简化工业产品审批程序,实施涉企经营许可事项清单管理。建立便利、高效、有序的市场主体退出制度,简化普通注销程序,建立健全企业破产和自然人破产制度。创新政务服务方式,推进审批服务便民化。深化国际贸易“单一窗口”建设。完善营商环境评价体系。

第二節一流のビジネス環境を整える

「行政簡素化と権限委譲」、「緩和と管理の結合」、「サービスの最適化」改革を深化させ、政府の権限・責任リスト制度を全面的に実施し、市場化・法治化・国際化されたビジネス環境を持続的に整備する。全国統一の市場参入ネガティブリスト制度を全面的に実施し、リスト外の隠れた参入障壁を取り除き、サービス業を重点として参入制限をいっそう緩和する。行政許可事項を削減し、資格認定許可を削減・統合し、不必要な届出登録と年度検査認定を廃止し、企業関連の検査を規範化する。「証」と「照」の分離(経営許可証取得[審査・認可]が先で営業執照取得[商業登記]が後という強制的順序をなくし、後者さえ済めばとりあえず開業できるようにすること)改革と「照」後の「証」減らし改革を全面的に押し広め、建設工事プロジェクトの審査・認可制度の改革を全面的に展開する。生産許可制度を改革し、工業製品の審査・認可の手続きを簡素化し、企業関連経営許可事項のリスト方式管理を実施する。円滑で高効率で秩序立った市場主体退出制度を確立し、普通抹消登記の手続きを簡素化し、企業破産・自然人破産制度を確立して充実させる。行政サービスの方式を革新し、審査・認可サービスの利便化を推進する。国際貿易のシングルウィンドウ化をいっそう進める。ビジネス環境の評価体系を整える。

第三节 推进监管能力现代化

健全以“双随机、一公开”监管和“互联网+监管”为基本手段、以重点监管为补充、以信用监管为基础的新型监管机制,推进线上线下一体化监管。严格市场监管、质量监管、安全监管,加强对食品药品、特种设备和网络交易、旅游、广告、中介、物业等的监管,强化要素市场交易监管,对新产业新业态实施包容审慎监管。深化市场监管综合行政执法改革,完善跨领域跨部门联动执法、协同监管机制。深化行业协会、商会和中介机构改革。加强社会公众、新闻媒体监督。

第三節監督管理能力の現代化を推進する

「双無作為、一公開(検査対象を無作為抽出し、法執行・検査員を無作為選任して派遣し、検査および処置の結果を速やかに公開する)」式監督管理と、「インターネット+監督管理」を基本的な手段とし、重点監督管理を補足とし、信用監督管理を基礎とする新型監督管理の仕組みを整え、オンライン・オフライン一体の監督管理を推し進める。市場監督管理、品質監督管理、安全監督管理を厳格化し、食品・医薬品や特種設備、それにインターネット取引、観光、広告、仲介、不動産管理などに対する監督管理にいっそう力を入れ、要素市場取引の監督管理を強化し、新産業・新業態に対して包摂的で慎重な監督管理を行う。市場監督管理総合行政法執行の改革を深化させ、分野や部門の枠を越えた連動型法執行・協同監督管理の仕組みを整備する。産業協会・商工会議所・仲介機関の改革を深化させる。一般大衆やマスメディアによる監督を強化する。

第七篇 坚持农业农村优先发展 全面推进乡村振兴

走中国特色社会主义乡村振兴道路,全面实施乡村振兴战略,强化以工补农、以城带乡,推动形成工农互促、城乡互补、协调发展、共同繁荣的新型工农城乡关系,加快农业农村现代化。

第七篇 農業・農村の優先発展を堅持し、農村振興を全面的に推し進める

中国の特色ある社会主義農村振興の道を歩み、農村振興戦略を全面的に実施し、工業の収益による農業のサポート、都市の発展による農村の発展の牽引を強化し、工業と農業が促進し合い、都市と農村が補完し合い、バランスよく発展し、ともに繁栄する新しいタイプの工業と農業、都市と農村の関係の形成を促し、農業・農村の現代化を加速させる。

第二十三章 提高农业质量效益和竞争力

持续强化农业基础地位,深化农业供给侧结构性改革,强化质量导向,推动乡村产业振兴。

第二十三章 農業の質・効率および競争力を向上させる

農業の基礎的位置づけを持続的に強化し、農業の供給側構造改革を深化させ、質志向を強化し、農村の産業振興を促す。

第一节 增强农业综合生产能力

夯实粮食生产能力基础,保障粮、棉、油、糖、肉、奶等重要农产品供给安全。坚持最严格的耕地保护制度,强化耕地数量保护和质量提升,严守18亿亩耕地红线,遏制耕地“非农化”、防止“非粮化”,规范耕地占补平衡,严禁占优补劣、占水田补旱地。以粮食生产功能区和重要农产品生产保护区为重点,建设国家粮食安全产业带,实施高标准农田建设工程,建成10.75亿亩集中连片高标准农田。实施黑土地保护工程,加强东北黑土地保护和地力恢复。推进大中型灌区节水改造和精细化管理,建设节水灌溉骨干工程,同步推进水价综合改革。加强大中型、智能化、复合型农业机械研发应用,农作物耕种收综合机械化率提高到75%。加强种质资源保护利用和种子库建设,确保种源安全。加强农业良种技术攻关,有序推进生物育种产业化应用,培育具有国际竞争力的种业龙头企业。完善农业科技创新体系,创新农技推广服务方式,建设智慧农业。加强动物防疫和农作物病虫害防治,强化农业气象服务。

第一節農業総合生産能力を増強する

食糧生産能力の基礎をうち固め、食糧・綿花・食用油・砂糖・食肉・牛乳など重要農産物の安定供給を保障する。最も厳格な耕地保護制度を堅持し、耕地の数量の保護と質の向上を強化し、18億畝(ムー)(約1億2000万ヘクタール)の耕地レッドラインを厳守し、耕地の「非農業化」を抑制し、「非食糧化」を防止し、耕地の占用・補充均衡(農業以外の目的での使用分に合わせて造成等によって補充する取組み)を規範化し、もとの農地より質の劣る農地を補充したり、水田の代わりに畑を補充したりすることを厳禁する。食糧生産機能区と重要農産物生産保護区を重点として、国家食糧安全保障産業ベルトを建設し、高基準農地の造成プロジェクトを実施し、10億7500万畝(約6719万ヘクタール)の集中して連なる高基準農地を造成する。黒土保護プロジェクトを実施し、東北地区の黒土の保護・地力回復にいっそう力を入れる。大・中型灌漑区の節水改良ときめ細かい管理を推進し、節水灌漑基幹プロジェクトに取り組み、並行して農業用水価格の総合改革を推進する。大・中型で、スマート化された、複合型の農業機械の研究開発・応用にいっそう力を入れ、農作物耕耘・作付・収穫総合機械化率を75%に高める。遺伝資源の保護・活用とシードバンクの整備にいっそう力を入れ、種子の安全を確保する。優良品種関連技術のブレークスルーにいっそう力を入れ、バイオ育種の産業化応用を秩序立てて推進し、国際競争力を備えた種子事業のリーディングカンパニーを育てる。アグリテックのイノベーション体系を整え、アグリテックの普及サービス方式を革新し、スマート農業を発展させる。動物防疫・農作物病虫害対策にいっそう力を入れ、農業気象サービスを強化する。

图2. 粮食生产功能区和重要农产品生产保护区布局示意图

図2 食糧生産機能区・重要農産物生産保護区配置見取図

凡例

食糧生産機能区(稲、小麦、トウモロコシ)

重要農産物生産保護区(大豆、綿花、菜種、サトウキビ、天然ゴム)

多毛作区

第二节 深化农业结构调整

优化农业生产布局,建设优势农产品产业带和特色农产品优势区。推进粮经饲统筹、农林牧渔协调,优化种植业结构,大力发展现代畜牧业,促进水产生态健康养殖。积极发展设施农业,因地制宜发展林果业。深入推进优质粮食工程。推进农业绿色转型,加强产地环境保护治理,发展节水农业和旱作农业,深入实施农药化肥减量行动,治理农膜污染,提升农膜回收利用率,推进秸秆综合利用和畜禽粪污资源化利用。完善绿色农业标准体系,加强绿色食品、有机农产品和地理标志农产品认证管理。强化全过程农产品质量安全监管,健全追溯体系。建设现代农业产业园区和农业现代化示范区。

第二節農業の構造調整を深化させる

農業生産の配置を合理化し、優位農産物産業ベルトと特色農産物優勢区を整備する。食糧作物・商品作物・飼料作物の統一的計画、農林畜水産業の協調を推進し、栽培業の構造を最適化し、現代的畜産業の発展に力を入れ、エコを基盤にした健全な水産養殖を促進する。施設園芸農業を積極的に発展させ、林業・果樹栽培業を現地の実情に即して発展させる。良質食糧プロジェクトを踏み込んで推し進める。農業のグリーン化を推進し、生産地の環境保護・対策にいっそう力を入れ、節水農業と乾燥農業を発展させ、農薬・化学肥料使用量削減キャンペーンを踏み込んで実施し、農業用フィルムによる汚染の解消をはかり、農業用フィルムのリサイクル率を向上させ、ワラの総合利用と家畜・家禽排泄物の資源化利用を推進する。グリーン農業の基準体系を整え、グリーン食品、有機農産物、地理的表示産品の認証管理にいっそう力を入れる。全過程での農産物の品質・安全の監督管理を強化し、トレーサビリティ体系を整備する。現代農業産業パークと農業現代化モデル区を建設する。

第三节 丰富乡村经济业态

发展县城经济,推进农村一二三产业融合发展,延长农业产业链条,发展各具特色的现代乡村富民产业。推动种养加结合和产业链再造,提高农产品加工业和农业生产性服务业发展水平,壮大休闲农业、乡村旅游、民宿经济等特色产业。加强农产品仓储保鲜和冷链物流设施建设,健全农村产权交易、商贸流通、检验检测认证等平台和智能标准厂房等设施,引导农村二三产业集聚发展。完善利益联结机制,通过“资源变资产、资金变股金、农民变股东”,让农民更多分享产业增值收益。

第三節農村の経済形態を豊かにする

県域経済を発展させ、農村における第一次・二次・三次産業の融合発展を推進し、農業の産業チェーンを伸ばし、それぞれに特色のある現代農村富民産業を発展させる。栽培業、畜産・養殖業、加工業の結合と産業チェーンの再構築を促し、農産物加工業と農業生産者向けサービス業の発展レベルを高め、レジャー農業、農村観光、民宿経済など特色ある産業を大きく成長させる。農産物の貯蔵・鮮度保持施設とコールドチェーン施設の整備にいっそう力を入れ、農村の財産権取引、商品流通、検査・測定・認証などのプラットフォームとスマート化された貸工場などの施設を整え、農村における第二次・三次産業の集積型発展を導く。利益連結の仕組みを充実させ、「資源が資産に、資金が株金に、農民が株主に」という具合に、農民が産業の付加価値収益をより多く分かち合えるようにする。

第二十四章 实施乡村建设行动

把乡村建设摆在社会主义现代化建设的重要位置,优化生产生活生态空间,持续改善村容村貌和人居环境,建设美丽宜居乡村。

第二十四章 農村建設行動を実施する

農村建設を社会主義現代化建設の重要な位置に据え、生産空間・生活空間・生態空間を最適化し、農村の景観と居住環境を持続的に改善し、美しく住みやすい農村をつくる。

第一节 强化乡村建设的规划引领

统筹县城城镇和村庄规划建设,通盘考虑土地利用、产业发展、居民点建设、人居环境整治、生态保护、防灾减灾和历史文化传承。科学编制县城村庄布局规划,因地制宜、分类推进村庄建设,规范开展全域土地综合整治,保护传统村落、民族村寨和乡村风貌,严禁随意撤并村庄搞大社区、违背农民意愿大拆大建。优化布局乡村生活空间,严格保护农业生产空间和乡村生态空间,科学划定养殖业适养、限养、禁养区域。鼓励有条件地区编制实用性村庄规划。

第一節計画による農村建設のリードを強化する

県域の都市部と農村部の計画・整備を統一的に進め、土地の利用、産業の発展、集落の整備、居住環境の改善、生態保護、防災減災、歴史・文化の伝承を総合的に考慮する。県域農村部配置計画を科学的に編成し、農村部の整備を現地の実情に応じて分類して推し進め、全域土地総合対策を規範的に展開し、伝統集落、民族村、農村景観を保護し、勝手に村を統廃合して大団地をつくったり農民の意に反して大規模な再開発を行ったりすることを厳禁する。農村の生活空間の配置を合理化し、農業の生産空間と農村の生態空間を厳格に保護し、畜産・養殖業の適合区域・制限区域・禁止区域を科学的に画定する。条件を満たす地区が実用的な村整備計画を立てることを奨励する。

第二节 提升乡村基础设施和公共服务水平

以县城为基本单元推进城乡融合发展,强化县城综合服务能力和乡镇服务农民功能。健全城乡基础设施统一规划、统一建设、统一管护机制,推动市政公用设施向郊区乡村和规模较大中心镇延伸,完善乡村水、电、路、气、邮政通信、广播电视、物流等基础设施,提升农房建设质量。推进城乡基本公共服务标准统一、制度并轨,增加农村教育、医疗、养老、文化等服务供给,推进县城内教师医生交流轮岗,鼓励社会力量兴办农村公益事业。提高农民科技文化素质,推动乡村人才振兴。

第二節農村のインフラと公共サービスのレベルを高める

県域を基本単位として都市・農村融合発展を推し進め、県城(県政府所在地)の総合サービス能力と郷鎮の農民へのサービス機能を強化する。都市・農村インフラの統一的計画、統一的建設、統一的維持管理の仕組みを整え、都市公共施設が郊外の農村や比較的規模の大きい中心鎮まで拡張するようにし、農村の水道、電気、道路、ガス、郵便・通信、ラジオ・テレビ、物流などのインフラを整備し、農村家屋の建設の質を高める。都市・農村の基本公共サービスの基準の統一と制度の一本化を推し進め、農村の教育・医療・養老・文化などのサービスの供給を増やし、県域内で都市部の教師・医師が定期的に農村部の学校・医療施設に出向あるいは赴任するようにし、農村の公益事業への民間の参入を奨励する。農民の科学技術リテラシーや文化的素養を高め、農村の人材づくりを推し進める。

第三节 改善农村人居环境

开展农村人居环境整治提升行动,稳步解决“垃圾围村”和乡村黑臭水体等突出环境问题。推进农村生活垃圾就地分类和资源化利用,以乡镇政府驻地和中心村为重点梯次推进农村生活污水治理。支持因地制宜推进农村厕所革命。推进农村水系综合整治。深入开展村庄清洁和绿化行动,实现村庄公共空间及庭院房屋、村庄周边干净整洁。

第三節農村の居住環境を改善する

農村居住環境改善行動を展開し、「ゴミに囲まれた村」や農村の「黒臭水(黒くにごり、悪臭を放つ水)」など際立った環境問題を着実に解決する。農村の生活ゴミの現地での分別・資源化利用を推進し、郷鎮政府所在地と中心村を重点として農村の生活排水対策を段階的に推し進める。現地の実情に即した農村の「トイレ革命」の推進をサポートする。農村水系総合対策を推し進める。農村クリーン・緑化キャンペーンを踏み込んで展開し、村の公共空間と庭・家屋、村の周辺をきれいで清潔にする。


第二十五章 健全城乡融合发展体制机制

建立健全城乡要素平等交换、双向流动政策体系,促进要素更多向乡村流动,增强农业农村发展活力。

第二十五章 都市・農村融合発展の体制・仕組みを整える

都市・農村間の要素の平等交換・双方向流動のための政策体系を確立して充実させ、要素がもっと農村に向かうようにし、農業・農村の発展の活力を増強する。

第一节 深化农业农村改革

巩固完善农村基本经营制度,落实第二轮土地承包到期后再延长30年政策,完善农村承包地所有权、承包权、经营权分置制度,进一步放活经营权。发展多种形式适度规模经营,加快培育家庭农场、农民合作社等新型农业经营主体,健全农业专业化社会化服务体系,实现小农户和现代农业有机衔接。深化农村宅基地制度改革试点,加快房地一体的宅基地确权颁证,探索宅基地所有权、资格权、使用权分置实现形式。积极探索实施农村集体经营性建设用地入市制度。允许农村集体在农民自愿前提下,依法把有偿收回的闲置宅基地、废弃的集体公益性建设用地转变为集体经营性建设用地入市。建立土地征收公共利益认定机制,缩小土地征收范围。深化农村集体产权制度改革,完善产权权能,将经营性资产量化到集体经济组织成员,发展壮大新型农村集体经济。切实减轻村级组织负担。发挥国家城乡融合发展试验区、农村改革试验区示范带动作用。

第一節農業・農村改革を深化させる

農村基本経営制度を強固にしつつ充実させ、第2期土地請負を期間終了後さらに30年延長する政策を徹底し、農村請負地の所有権・請負権・経営権の分離制度を整え、経営権の規制をいっそう緩和する。多様な形態の適正規模経営を発展させ、家庭農場や農民合作社など新しいタイプの農業経営主体の育成を急ぎ、農業専作化・社会化サービス体系を整備し、小規模農家と現代農業の有機的な結びつきを実現する。農村の宅基地制度改革の試行を深化させ、住宅所有権者と土地使用権者が同一である宅基地不動産権利証の発行を急ぎ、宅基地の所有権・資格権・使用権の分離の実現形式を模索する。農村集団経営性建設用地市場化制度を積極的に検討し実施する。農村集団が、農民の自由意志を前提に、有償で回収した遊休の宅基地・廃止された集団公益性建設用地を法に基づいて集団経営性建設用地に変更して市場に出すことを許可する。土地収用における公益認定の仕組みを確立し、土地収用の範囲を縮小する。農村集団財産権制度の改革を深化させ、財産権の内容を充実させ、経営性資産を集団経済組織の構成員に株にして分け、新型農村集団経済を発展・成長せる。村級組織の負担を確実に軽減する。国家都市・農村融合発展試験区、農村改革試験区の模範的・先導的役割を発揮させる。

第二节 加强农业农村发展要素保障

健全农业农村投入保障制度,加大中央财政转移支付、土地出让收入、地方政府债券支持农业农村力度。健全农业支持保护制度,完善粮食主产区利益补偿机制,构建新型农业补贴政策体系,完善粮食最低收购价政策。深化供销合作社改革。完善农村用地保障机制,保障设施农业和乡村产业发展合理用地需求。健全农村金融服务体系,完善金融支农激励机制,扩大农村资产抵押担保融资范围,发展农业保险。允许入乡就业创业人员在原籍地或就业创业地落户并享受相关权益,建立科研人员入乡兼职兼薪和离岗创业制度。

第二節農業・農村の発展への要素の保障を強化する

農業・農村への投入保障制度を整え、中央財政移転支出、公有地使用権譲渡収入、地方債による農業・農村支援を拡大する。農業支援保護制度を整備し、食糧主産地の利益補償の仕組みを整え、新型農業補助金政策体系を構築し、食糧最低買付価格政策を改善する。供銷合作社(農村で農業生産財・消費財の販売と農産物・副業産物の買い上げを行う協同組合)の改革を深化させる。農村への用地の保障の仕組みを整備し、施設農業や農村産業の合理的な用地需要の発展を保障する。農村の金融サービス体系を整備し、金融による農業・農村支援のインセンティブメカニズムを整え、農村資産を抵当・担保とした融資の範囲を拡大し、農業保険を発展させる。農村に赴いて就業・起業する人が原籍地や就業・起業地に転籍して関連する権利・利益を享受することを許可し、科学研究者が農村に赴いて副業をして副収入を得たり一定期間所属先の仕事を離れて起業したりするための制度を確立する。

第二十六章 实现巩固拓展脱贫攻坚成果同乡村振兴有效衔接

建立完善农村低收入人口和欠发达地区帮扶机制,保持主要帮扶政策和财政投入力度总体稳定,接续推进脱贫地区发展。

第二十六章 貧困脱却堅塁攻略の成果の定着・拡大と農村振興との効果的連携を実現す              る

農村の低所得層と未発達地区のサポートの仕組みを確立して充実させ、主要支援策・財政投入水準の全般的安定を保ち、貧困から脱却した地区の発展を引き続き推進する。

第一节 巩固提升脱贫攻坚成果

严格落实“摘帽不摘责任、摘帽不摘政策、摘帽不摘帮扶、摘帽不摘监管”要求,建立健全巩固拓展脱贫攻坚成果长效机制。健全防止返贫动态监测和精准帮扶机制,对易返贫致贫人口实施常态化监测,建立健全快速发现和响应机制,分层分类及时纳入帮扶政策范围。完善农村社会保障和救助制度,健全农村低收入人口常态化帮扶机制。对脱贫地区继续实施城乡建设用地增减挂钩节余指标省内交易政策、调整完善跨省域交易政策。加强扶贫项目资金资产管理和监督,推动特色产业可持续发展。推广以工代赈方式,带动低收入人口就地就近就业。做好易地扶贫搬迁后续帮扶,加强大型搬迁安置区新型城镇化建设。

第一節貧困脱却堅塁攻略の成果を定着・向上させる

「貧困がゼロになっても責任・政策・支援・監督管理はゼロにしない」という要求を厳格に守り、貧困脱却堅塁攻略の成果の定着・拡大のための長期有効メカニズムを確立して充実させる。再貧困化防止のための動的モニタリングと的確なサポートの仕組みを整備し、再貧困化・貧困化の可能性が高い層を恒常的にモニタリングし、早期発見・対応メカニズムを確立して充実させ、レベル分け・類別して直ちに支援策の対象範囲に入れる。農村の社会保障・社会救済制度を整備し、農村の低所得層への恒常的サポートの仕組みを整える。貧困から脱却した地区については、都市・農村の建設用地の増減連動(建設用地に転用された農地の分だけ新たに農地を増やす取組み)の余剰指数(超過達成分)の省内取引政策を引き続き実施し、省間取引政策を調整・改善する。貧困救済プロジェクトの資金・資産の管理・監督を強化し、特色ある産業の持続可能な発展を促進する。公共事業による雇用創出という形の支援を押し広め、低所得層の地元または周辺地域での就業を促す。移住・転居による貧困救済後の継続的サポートにしっかりと取り組み、大型の移住・転居先エリアの新型都市化建設にいっそう力を入れる。

第二节 提升脱贫地区整体发展水平

实施脱贫地区特色种养业提升行动,广泛开展农产品产销对接活动,深化拓展消费帮扶。在西部地区脱贫县中集中支持一批乡村振兴重点帮扶县,从财政、金融、土地、人才、基础设施、公共服务等方面给予集中支持,增强其巩固脱贫成果及内生发展能力。坚持和完善东西部协作和对口支援、中央单位定点帮扶、社会力量参与帮扶等机制,调整优化东西部协作结对帮扶关系和帮扶方式,强化产业合作和劳务协作。

第二節貧困から脱却した地区全体の発展レベルを高める

貧困から脱却した地区の特色ある栽培業や畜産・養殖業の振興キャンペーンを実施し、農産物産直活動を幅広く展開し、消費面からのサポートをいっそう拡大する。西部地区の貧困から脱却した県のうち一群の農村振興重点サポート県を集中的に支援し、財政、金融、土地、人材、インフラ、公共サービスなどの面から集中的に支援し、それらの県が貧困脱却の成果を定着させて内生的に発展する能力を高める。東部・西部地区間の連携や対口支援、中央諸部門による地域指定型サポート、社会の力のサポート参加などの仕組みを堅持し充実させ、東部・西部地区間の連携によるペアリング支援の関係・方式を調整・改善し、産業協力と労務協力を強化する。

第八篇 完善新型城镇化战略 提升城镇化发展质量

坚持走中国特色新型城镇化道路,深入推进以人为核心的新型城镇化战略,以城市群、都市圈为依托促进大中小城市和小城镇协调联动、特色化发展,使更多人民群众享有更高品质的城市生活。

第八篇 新型都市化戦略を充実させ、都市化の発展の質を高める

中国の特色ある新型都市化の道を堅持し、人間を核心とする新型都市化戦略を踏み込んで推進し、都市群・都市圏を拠り所として大中小都市と小城鎮(町)の協調・連動、特色化発展を促進し、より多くの人民大衆がより質の高い都市生活を享受できるようにする。

第二十七章 加快农业转移人口市民化

坚持存量优先、带动增量,统筹推进户籍制度改革和城镇基本公共服务常住人口全覆盖,健全农业转移人口市民化配套政策体系,加快推动农业转移人口全面融入城市。

第二十七章 農業からの移転人口の市民化を加速させる

すでに都市で長期間生活している移転人口を優先的に市民化させて新たな移転人口の市民化を促すことを堅持し、戸籍制度改革と都市部基本公共サービス全常住人口カバーを統一的に推進し、農業からの移転人口の市民化の関連政策体系を整え、農業からの移転人口が一日も早く全面的に市民になれるようにする。

第一节 深化户籍制度改革

放开放宽除个别超大城市外的落户限制,试行以经常居住地登记户口制度。全面取消城区常住人口300万以下的城市落户限制,确保外地与本地农业转移人口进城落户标准一视同仁。全面放宽城区常住人口300万至500万的I型大城市落户条件。完善城区常住人口500万以上的超大特大城市积分落户政策,精简积分项目,确保社会保险缴纳年限和居住年限分数占主要比例,鼓励取消年度落户名额限制。健全以居住证为载体、与居住年限等条件相挂钩的基本公共服务提供机制,鼓励地方政府提供更多基本公共服务和办事便利,提高居住证持有人城镇义务教育、住房保障等服务的实际享有水平。

第一節戸籍制度改革を深化させる

一部の超巨大都市以外の転入・転籍規制を緩和・廃止し、経常的居住地を基準にした戸籍登記制度を試行する。市街地の常住人口が300万人以下の都市の転入・転籍規制を全面的に廃止し、農業からの移転人口の都市部転籍・定住の基準において地元出身者とそうでない者が平等に扱われるようにする。市街地の常住人口が300万人から500万人のⅠ型大都市の転入・転籍条件を全面的に緩和する。市街地の常住人口が500万人以上の超巨大都市・特大都市のポイント制に基づく転入・転籍政策を整え、ポイントとする項目を絞り、社会保険料納付済期間と居住年数のポイントが大きな割合を占めるようにし、年度ごとの転入・転籍人数制限の撤廃を奨励する。居住証を基に居住年数などの条件に応じた基本公共サービスを提供する仕組みを整え、地方政府が基本公共サービスと便利な手続きをいっそう提供することを奨励し、居住証所有者が実際に受けられる都市部の義務教育や住宅保障などのサービスを増やす。

第二节 健全农业转移人口市民化机制

完善财政转移支付与农业转移人口市民化挂钩相关政策,提高均衡性转移支付分配中常住人口折算比例,中央财政市民化奖励资金分配主要依据跨省落户人口数量确定。建立财政性建设资金对吸纳落户较多城市的基础设施投资补助机制,加大中央预算内投资支持力度。调整城镇建设用地年度指标分配依据,建立同吸纳农业转移人口落户数量和提供保障性住房规模挂钩机制。根据人口流动实际调整人口流入流出地区教师、医生等编制定额和基本公共服务设施布局。依法保障进城落户农民农村土地承包权、宅基地使用权、集体收益分配权,建立农村产权流转市场体系,健全农户“三权”市场化退出机制和配套政策。

第二節農業からの移転人口の市民化の仕組みを整える

財政移転支出を農業からの移転人口の市民化とかみ合わせる政策を充実させ、地方財政力均衡化のための移転支出の配分における常住人口の換算比率を高め、中央財政からの市民化奨励資金の配分を他省からの転入・転籍人数に基づいて決める。転入・転籍者を比較的多く受け入れている都市に対する中央財政の建設資金からのインフラ投資補助の仕組みを確立し、中央予算枠内の投資による支援を拡大する。都市部の建設用地の年度目標値の割り当て基準を調整し、それが農業からの移転人口の転入・転籍受け入れ数および保障タイプ住宅の供給量とつり合う仕組みを確立する。人口流動の実態に基づいて人口流入・流出地区の教師・医師などの定員・定数と基本公共サービス施設の配置を調整する。都市部転籍・定住農民の土地請負権・宅基地使用権・集団収益分配権(「三権」)を法に基づいて保障し、農村財産権流通市場体系を確立し、農家が「三権」を市場で手放せる仕組みとその関連政策を整える。

第二十八章 完善城镇化空间布局

发展壮大城市群和都市圈,分类引导大中小城市发展方向和建设重点,形成疏密有致、分工协作、功能完善的城镇化空间格局。

第二十八章 都市化の空間配置を改善する

都市群・都市圏を発展・成長させ、大中小都市の発展方向と整備重点を類別に導き、メリハリのきいた、分業・連携のある、機能の十全な都市化の空間構造を形成する。

第一节 推动城市群一体化发展

以促进城市群发展为抓手,全面形成“两横三纵”城镇化战略格局。优化提升京津冀、长三角、珠三角、成渝、长江中游等城市群,发展壮大山东半岛、粤闽浙沿海、中原、关中平原、北部湾等城市群,培育发展哈长、辽中南、山西中部、黔中、滇中、呼包鄂榆、兰州-西宁、宁夏沿黄、天山北坡等城市群。建立健全城市群一体化协调发展机制和成本共担、利益共享机制,统筹推进基础设施协调布局、产业分工协作、公共服务共享、生态共建环境共治。优化城市群内部空间结构,构筑生态和安全屏障,形成多中心、多层级、多节点的网络型城市群。

第一節都市群一体化発展を促す

都市群の発展の促進を基点として、「二横三縦」都市化戦略の形を全面的に構築する。京津冀、長江デルタ、珠江デルタ、成渝(成都・重慶)、長江中流などの都市群を最適化・高度化し、山東半島、粤閩浙(広東・福建・浙江)沿海、中原、関中平原、北部湾などの都市群を発展・成長させ、哈長(ハルビン・長春)、遼中南(遼寧省中南部)、山西中部、黔中(貴州省中部)、滇中(雲南省中部)、呼包鄂楡(フフホト・包頭・オルドス・楡林)、蘭州・西寧、寧夏沿黄(寧夏回族自治区黄河沿岸)、天山北坡などの都市群を育てて発展させる。都市群一体化のバランスのとれた発展の仕組みとコスト共同負担・利益共有の仕組みを確立して充実させ、インフラのバランスのとれた配置、産業の分業・連携、公共サービスの共有、共同の生態保全・環境対策を統一的に推進する。都市群内部の空間構造を最適化し、生態保障壁・安全保障壁を構築し、多中心・多層・多接点のネットワーク型都市群を形づくる。

第二节 建设现代化都市圈

依托辐射带动能力较强的中心城市,提高1小时通勤圈协同发展水平,培育发展一批同城化程度高的现代化都市圈。以城际铁路和市域(郊)铁路等轨道交通为骨干,打通各类“断头路”、“瓶颈路”,推动市内市外交通有效衔接和轨道交通“四网融合”,提高都市圈基础设施连接性贯通性。鼓励都市圈社保和落户积分互认、教育和医疗资源共享,推动科技创新券通兑通用、产业园区和科研平台合作共建。鼓励有条件的都市圈建立统一的规划委员会,实现规划统一编制、统一实施,探索推进土地、人口等统一管理。

第二節現代化都市圏を築く

波及・先導能力が比較的高い中心都市を拠り所として、1時間圏内の通勤圏の協同発展レベルを向上させ、一体化の度合いが大きい一群の現代化都市圏を育てて発展させる。都市間鉄道や市域(郊外)列車など軌道系交通に依拠して、つながっていない区間やせまくなっている区間などのアクセスを改善し、市内と市外の交通の効果的な連結と軌道系交通の「四網融合(①高速鉄道、②都市間鉄道、③市域(郊外)列車、④地下鉄・モノレール等のネットワークの融合)」を推し進め、都市圏インフラの連結性・つながりを改善する。都市圏内での社会保障・転籍条件ポイントのポータビリティ、教育・医療資源の共有、科学技術イノベーション券(企業がイノベーションのために大学や公共の研究機関などの支援やサービスを無料で利用できる券)の通用、産業パークと科学研究プラットフォームの協力・共同建設を奨励する。条件を満たす都市圏が統一の計画委員会を設立し、計画の統一的な編成・実施を実現し、土地や住民などの統一的管理の推進を模索することを奨励する。

第三节 优化提升超大特大城市中心城区功能

统筹兼顾经济、生活、生态、安全等多元需要,转变超大特大城市开发建设方式,加强超大特大城市治理中的风险防控,促进高质量、可持续发展。有序疏解中心城区一般性制造业、区域性物流基地、专业市场等功能和设施,以及过度集中的医疗和高等教育等公共服务资源,合理降低开发强度和人口密度。增强全球资源配置、科技创新策源、高端产业引领功能,率先形成以现代服务业为主体、先进制造业为支撑的产业结构,提升综合能级与国际竞争力。坚持产城融合,完善郊区新城功能,实现多中心、组团式发展。

第三節超巨大都市・特大都市の中心市街地の機能を充実・向上させる

経済・生活・生態・安全などの多元的な需要を総合的に勘案し、超巨大都市・特大都市の開発・建設方式を転換し、超巨大都市・特大都市のガバナンスにおけるリスクの防止・抑制を強化し、質の高い持続可能な発展を促進する。中心市街地の一般製造業、地域物流拠点、専門市場などの機能と施設、それに過度に集中した医療や高等教育などの公共サービス資源を秩序立てて分散させ、開発の度合いと人口密度を合理的に引き下げる。グローバル資源の配分機能、科学技術イノベーションの創出機能、ハイエンド産業の牽引機能を増強し、現代サービス業を主体とし、先進的製造業を支柱とする産業構造を率先して築き、総合能力と国際競争力を高める。産業と都市の融合を堅持し、郊外ニュータウンの機能を充実させ、多中心・分散型の発展を実現する。

第四节 完善大中城市宜居宜业功能

充分利用综合成本相对较低的优势,主动承接超大特大城市产业转移和功能疏解,夯实实体经济发展基础。立足特色资源和产业基础,确立制造业差异化定位,推动制造业规模化集群化发展,因地制宜建设先进制造业基地、商贸物流中心和区域专业服务中心。优化市政公用设施布局和功能,支持三级医院和高等院校在大中城市布局,增加文化体育资源供给,营造现代时尚的消费场景,提升城市生活品质。

第四節大中都市の生活と生産に適した場所としての機能を充実させる

総合コストが相対的に低いという優位性を十分に活かし、超巨大都市・特大都市からの産業の移転と機能の分散をすすんで受け入れ、実体経済の発展の基盤をうち固める。特色ある資源と産業基盤に立脚して、製造業の差別化された地位を確立し、製造業の大規模化・集積化発展を促し、現地の実情に即して先進的製造業拠点、商業・貿易・物流センター、地域専門サービスセンターを建設する。都市公共施設の配置と機能を改善し、三級病院・高等教育機関の大中都市への配置をサポートし、文化・スポーツ資源の供給を増やし、現代的で洗練された消費の姿を生み出し、都市のクオリティ・オブ・ライフを向上させる。

第五节 推进以县城为重要载体的城镇化建设

加快县城补短板强弱项,推进公共服务、环境卫生、市政公用、产业配套等设施提级扩能,增强综合承载能力和治理能力。支持东部地区基础较好的县城建设,重点支持中西部和东北城镇化地区县城建设,合理支持农产品主产区、重点生态功能区县城建设。健全县城建设投融资机制,更好发挥财政性资金作用,引导金融资本和社会资本加大投入力度。稳步有序推动符合条件的县和镇区常住人口20万以上的特大镇设市。按照区位条件、资源禀赋和发展基础,因地制宜发展小城镇,促进特色小镇规范健康发展。

第五節県城を重要な舞台とする都市化建設を推進する

県城の不足部分の補充やウィークポイントの補強を急ぎ、公共サービス施設、環境衛生施設、都市公共施設、産業集積施設などの水準・能力を高め、総合的な収容力とガバナンス能力を増強する。東部地区の比較的基盤がしっかりとしている県城の整備をサポートし、中・西部地区と東北地区の都市化した地区の県城の整備を重点的にサポートし、農産物主産地と重点生態機能区の県城の整備を合理的にサポートする。県城の整備への投融資の仕組みを整え、財政資金の役割をよりよく発揮させ、金融資本と民間資本が投入を拡大するよう導く。条件に合致する県・鎮区のうち常住人口が20万人以上の特大鎮の市への昇格を着実に秩序立てて推し進める。立地条件、要素賦存、発展の基盤に照らし、小城鎮を現地の実情に即して発展させ、特色ある小鎮の規範的で健全な発展を促進する。

图3 城镇化空间布局示意图

図3 都市化空間構造見取図

天山北坡都市群

蘭州・西寧都市群

寧夏沿黄都市群

関中平原都市群

呼包鄂楡都市群

山西中部都市群

哈長都市群

遼中南都市群

京津冀都市群

山東半島都市群

中原都市群

長江デルタ都市群

長江中流都市群

粤閩浙沿海都市群

珠江デルタ都市群

北部湾都市群

滇中都市群

黔中都市群

成渝都市群

京津冀協同発展

長江デルタ一体化発展

粤港澳大湾区建設

海南改革開放全面的深化

長江経済ベルト発展

黄河流域の生態保護と質の高い発展

凡例

京津冀協同発展

長江デルタ一体化発展

粤港澳大湾区建設

長江経済ベルト発展

黄河流域の生態保護と質の高い発展

海南改革開放全面的深化

都市群

「二横三縦」都市化戦略の形

第二十九章 全面提升城市品质

加快转变城市发展方式,统筹城市规划建设管理,实施城市更新行动,推动城市空间结构优化和品质提升。

第二十九章 都市の質を全面的に高める

都市の発展方式を転換し、都市計画・都市整備・都市管理に統一的に取り組み、都市更新行動を実施し、都市の空間構造の最適化と質の向上を促す。

第一节 转变城市发展方式

按照资源环境承载能力合理确定城市规模和空间结构,统筹安排城市建设、产业发展、生态涵养、基础设施和公共服务。推行功能复合、立体开发、公交导向的集约紧凑型发展模式,统筹地上地下空间利用,增加绿化节点和公共开敞空间,新建住宅推广街区制。推行城市设计和风貌管控,落实适用、经济、绿色、美观的新时期建筑方针,加强新建高层建筑管控。加快推进城市更新,改造提升老旧小区、老旧厂区、老旧街区和城中村等存量片区功能,推进老旧楼宇改造,积极扩建新建停车场、充电桩。

第一節都市の発展方式を転換する

資源・環境の受容能力に応じて都市の規模と空間構造を合理的に決め、都市整備、産業発展、生態保全、インフラ、公共サービスを統一的に手配する。機能の複合性、立体的な開発、公共交通の充実を目指す集約・統合型発展モデルを押し広め、地上空間と地下空間の統一的な利用をはかり、グリーンスポットと公共オープンスペースを増やし、新築の住宅については街区制を押し広める。都市の設計と景観の管理・規制を推し進め、「実用的で、経済的で、グリーンで、美しい」という新時期の建設方針を貫徹し、新築の高層建築物の管理・規制を強化する。都市の更新をどんどん推し進め、老朽住宅地、老朽工場エリア、老朽街区、「城中村(都市の中の村落)」といった既存の区域の機能をリニューアル・改善し、老朽ビルの改築を推し進め、駐車場や充電スタンドを積極的に増築・新築する。

第二节 推进新型城市建设

顺应城市发展新理念新趋势,开展城市现代化试点示范,建设宜居、创新、智慧、绿色、人文、韧性城市。提升城市智慧化水平,推行城市楼宇、公共空间、地下管网等“一张图”数字化管理和城市运行一网统管。科学规划布局城市绿环绿廊绿楔绿道,推进生态修复和功能完善工程,优先发展城市公共交通,建设自行车道、步行道等慢行网络,发展智能建造,推广绿色建材、装配式建筑和钢结构住宅,建设低碳城市。保护和延续城市文脉,杜绝大拆大建,让城市留下记忆、让居民记住乡愁。建设源头减排、蓄排结合、排涝除险、超标应急的城市防洪排涝体系,推动城市内涝治理取得明显成效。增强公共设施应对风暴、干旱和地质灾害的能力,完善公共设施和建筑应急避难功能。加强无障碍环境建设。拓展城市建设资金来源渠道,建立期限匹配、渠道多元、财务可持续的融资机制。

第二節新型都市の整備を推進する

都市発展の新たな理念と新たな趨勢に順応し、都市現代化のモデル事業を展開し、住みやすく、イノベーティブで、スマート化され、グリーンで、歴史的・文化的で、強靭な都市を建設する。都市のスマート化レベルを高め、都市のビル、公共空間、共同溝などの統一的デジタル化管理と都市運営の一元的統括を押し広める。都市のグリーンベルト、グリーン回廊、楔型緑地、グリーンロードを科学的に計画して配置し、生態系修復・機能改善プロジェクトを推進し、都市の公共交通を優先的に発展させ、自転車道や歩道など低速移動用のネットワークを整備し、スマート建築を発展させ、グリーン建材・プレハブ工法・鉄骨構造の住宅を普及させ、低炭素都市を建設する。都市の歴史的・文化的系譜を保護して存続させ、大規模な再開発を厳禁し、都市の記憶を残して住民に忘れられないようにする。排水量が根源で削減でき、貯水と排水のバランスがとれ、排水によりリスクが解消でき、基準超過時に緊急対応がとれる都市の水防・排水体系を築き、都市型水害への対策が著しい成果をあげるようにする。公共施設の暴風・干害・地質災害対応能力を増強し、公共施設・建築物の緊急避難所としての機能を整える。バリアフリー環境の整備を強化する。都市建設資金調達ルートを開拓し、期限がマッチし、ルートが多元的で、財務が持続可能な資金調達の仕組みを確立する。

第三节 提高城市治理水平

坚持党建引领、重心下移、科技赋能,不断提升城市治理科学化精细化智能化水平,推进市域社会治理现代化。改革完善城市管理体制。推广“街乡吹哨、部门报到、接诉即办”等基层管理机制经验,推动资源、管理、服务向街道社区下沉,加快建设现代社区。运用数字技术推动城市管理手段、管理模式、管理理念创新,精准高效满足群众需求。加强物业服务监管,提高物业服务覆盖率、服务质量和标准化水平。

第三節都市のガバナンスの水準を向上させる

党建設によるリード、末端への重心シフト、科学技術によるパワーアップを堅持し、都市のガバナンスの科学化・精緻化・スマート化レベルを不断に向上させ、市域社会統治の現代化を推進する。都市管理体制を改革・改善する。「街道で警鐘を鳴らすと、部門が飛んできて、直ちに訴えを受理する」といった末端管理の仕組みの経験を押し広め、資源・管理・サービスの街道・社区への下方シフトを促し、現代的社区の建設を加速させる。デジタル技能を活用して都市管理手段・管理方式・管理理念の革新を推し進め、大衆のニーズに的確かつ効率的に応える。不動産管理サービスの監督管理を強化し、不動産管理サービスのカバー率、サービスの質、標準化レベルを高める。

第四节 完善住房市场体系和住房保障体系

坚持房子是用来住的、不是用来炒的定位,加快建立多主体供给、多渠道保障、租购并举的住房制度,让全体人民住有所居、职住平衡。坚持因地制宜、多策并举,夯实城市政府主体责任,稳定地价、房价和预期。建立住房和土地联动机制,加强房地产金融调控,发挥住房税收调节作用,支持合理自住需求,遏制投资投机性需求。加快培育和发展住房租赁市场,有效盘活存量住房资源,有力有序扩大城市租赁住房供给,完善长租房政策,逐步使租购住房在享受公共服务上具有同等权利。加快住房租赁法规建设,加强租赁市场监管,保障承租人和出租人合法权益。有效增加保障性住房供给,完善住房保障基础性制度和支持政策。以人口流入多、房价高的城市为重点,扩大保障性租赁住房供给,着力解决困难群体和新市民住房问题。单列租赁住房用地计划,探索利用集体建设用地和企事业单位自有闲置土地建设租赁住房,支持将非住宅房屋改建为保障性租赁住房。完善土地出让收入分配机制,加大财税、金融支持力度。因地制宜发展共有产权住房。处理好基本保障和非基本保障的关系,完善住房保障方式,健全保障对象、准入门槛、退出管理等政策。改革完善住房公积金制度,健全缴存、使用、管理和运行机制。

第四節 住宅市場体系と住宅保障体系を十全化する

「住宅は住むためのものであり、投機のためのものではない」という見地を堅持し、多くの主体による供給、多くの方途による保障、賃貸と購入の両方の奨励に基づく住宅制度の確立を急ぎ、全人民の住宅需要に過不足なくしっかりと応える。現地の実情に即した対応、多様な措置の併用を堅持し、都市政府の主体責任を強化し、地価・住宅価格・市場期待を安定させる。住宅・土地連動メカニズムを確立し、不動産金融のコントロールにいっそう力を入れ、住宅税の調整機能を発揮させ、合理的な住むための需要を後押しし、投資や投機のための需要を抑制する。賃貸住宅市場の育成・発展を急ぎ、既存住宅資源を効果的に活用し、都市の賃貸住宅の供給を力強く段階的に拡大し、長期賃貸マンション政策を充実させ、賃貸住宅でも公共サービスの享受の面で徐々に同等の権利が認められるようにする。住宅の賃貸に関する法規の整備を急ぎ、賃貸市場の監督管理にいっそう力を入れ、賃借人と賃貸人の合法的権利・利益を保障する。保障タイプ住宅の供給を効果的に増やし、住宅保障の基礎的制度と支援政策を充実させる。人口流入が多く住宅価格が高い都市を重点に、保障タイプ賃貸住宅の供給を拡大し、困窮層と新市民の住宅問題の解決に努める。賃貸住宅用地を独立した項目として計画に組み入れ、集団建設用地と企業・事業体所有の遊休土地を利用した賃貸住宅の建設を模索し、非住宅建築物の保障タイプ賃貸住宅へのリフォームを後押しする。公有地使用権譲渡収入の再分配の仕組みを整え、財政・租税・金融による支援を拡大する。財産権共有住宅(住宅の財産権を政府と分け合う形にして価格を下げた住宅)を現地の実情に即して発展させる。基本保障と非基本保障の関係を適切に処理し、住宅保障方式を充実させ、保障対象、参入条件、退出管理などに関する政策を整える。住宅積立金制度を改革・改善し、積立・使用・管理・運営の仕組みを整える。


第九篇 优化区域经济布局 促进区域协调发展

深入实施区域重大战略、区域协调发展战略、主体功能区战略,健全区域协调发展体制机制,构建高质量发展的区域经济布局和国土空间支撑体系。

第七篇地域間の経済の配置を最適化し、地域間調和発展を促進する

地域間重大戦略、地域間調和発展戦略、主体機能区戦略を踏み込んで実施し、地域間調和発展の体制・仕組みを整備し、質の高い発展に向けた地域間の経済の配置と国土空間の基盤体系を構築する。

第三十章 优化国土空间开发保护格局

立足资源环境承载能力,发挥各地区比较优势,促进各类要素合理流动和高效集聚,推动形成主体功能明显、优势互补、高质量发展的国土空间开发保护新格局。

第三十章 国土空間の開発・保護のあり方を最適化する

資源・環境の受容能力に立脚し、各地区の比較優位を発揮させ、各種要素の合理的な流動と効率的な集積を促進し、明確な主体機能、優位性の相互補完、質の高い発展のある国土空間の開発・保護の新たな形の構築を促す。

第一节 完善和落实主体功能区制度

顺应空间结构变化趋势,优化重大基础设施、重大生产力和公共资源布局,分类提高城市化地区发展水平,推动农业生产向粮食生产功能区、重要农产品生产保护区和特色农产品优势区集聚,优化生态安全屏障体系,逐步形成城市化地区、农产品主产区、生态功能区三大空间格局。细化主体功能区划分,按照主体功能定位划分政策单元,对重点开发地区、生态脆弱地区、能源资源富集地区等制定差异化政策,分类精准施策。加强空间发展统筹协调,保障国家重大发展战略落地实施。

第一節主体機能区制度を改善して徹底する

空間構造の変化の趨勢に順応し、重大インフラ、重大生産力、公共資源の配置を合理化し、都市的地域の発展レベルを類別に向上させ、農業生産が食糧生産機能区、重要農産物生産保護区、特色農産物優勢区に集積するようにし、生態系安全保障壁体系を最適化し、都市的地域、農産物主産地、生態機能区の三大空間構造を徐々に形成する。主体機能区の区分を細かくし、主体機能の種別に基づいて政策ユニットを区分し、重点開発地区、生態脆弱地区、エネルギー・資源潤沢地区などに差別化された政策を策定し、類別に的確に策を講じる。空間発展の統一的調整を強化し、国の重大発展戦略の確実な実施を保障する。

第二节 开拓高质量发展的重要动力源

以中心城市和城市群等经济发展优势区域为重点,增强经济和人口承载能力,带动全国经济效率整体提升。以京津冀、长三角、粤港澳大湾区为重点,提升创新策源能力和全球资源配置能力,加快打造引领高质量发展的第一梯队。在中西部有条件的地区,以中心城市为引领,提升城市群功能,加快工业化城镇化进程,形成高质量发展的重要区域。破除资源流动障碍,优化行政区划设置,提高中心城市综合承载能力和资源优化配置能力,强化对区域发展的辐射带动作用。

第二節質の高い発展の重要な原動力を開拓する

中心都市や都市群など経済発展の優位性のある地域を重点に、経済・人口の受容能力を増強し、全国の経済効率全体の向上を促す。京津冀、長江デルタ、粤港澳大湾区を重点に、科学技術イノベーションの創出能力とグローバル資源の配分能力を高め、質の高い発展の先導部隊の構築を急ぐ。中・西部地区の条件を満たす地区で、中心都市を先導役に、都市群の機能を高め、工業化・都市化のプロセスを加速させ、質の高い発展の重要地域を形成する。資源の流動の障害を取り除き、行政区分の配置を合理化し、中心都市の総合的受容能力と資源の合理的配分能力を高め、地域の発展に対する波及・促進効果を強化する。

第三节 提升重要功能性区域的保障能力

以农产品主产区、重点生态功能区、能源资源富集地区和边境地区等承担战略功能的区域为支撑,切实维护国家粮食安全、生态安全、能源安全和边疆安全,与动力源地区共同打造高质量发展的动力系统。支持农产品主产区增强农业生产能力,支持生态功能区把发展重点放到保护生态环境、提供生态产品上,支持生态功能区人口逐步有序向城市化地区转移并定居落户。优化能源开发布局和运输格局,加强能源资源综合开发利用基地建设,提升国内能源供给保障水平。增强边疆地区发展能力,强化人口和经济支撑,促进民族团结和边疆稳定。健全公共资源配置机制,对重点生态功能区、农产品主产区、边境地区等提供有效转移支付。

第三節重要な機能を有する地域の保障能力を高める

農産物主産地、重点生態機能区、エネルギー・資源潤沢地区、辺境地区など戦略的機能を担う地域を支柱として、国の食糧の安全、生態系の安全、エネルギーの安全、辺境の安全を確保し、原動力地区と共同で質の高い発展の原動力システムを構築する。農産物主産地が農業生産能力を増強するのをサポートし、生態機能区が発展の重点を生態環境の保護や「生態製品(きれいな水・空気・土壌といった自然の恵み)」の供給に置くのをサポートし、生態機能区の人々が段階的に秩序立てて都市的地域に移住して定住・転籍するのをサポートする。エネルギーの開発の配置と輸送のあり方を改善し、エネルギー・資源総合開発利用拠点の建設を強化し、国内のエネルギー供給の保障水準を向上させる。辺境地区の発展能力を増強し、人口的・経済的基盤を強化し、民族の団結と辺境の安定を促進する。公共資源の配分の仕組みを整え、重点生態機能区、農産物主産地、辺境地区などに効果的に移転支出をする。

第三十一章 深入实施区域重大战略

聚焦实现战略目标和提升引领带动能力,推动区域重大战略取得新的突破性进展,促进区域间融合互动、融通补充。

第三十一章 地域間重大戦略を踏み込んで実施する

戦略目標の達成と牽引・先導能力の向上にフォーカスして、地域間重大戦略に新たな打開的進展をもたらし、地域間の融合・相互作用、連携・相互補完を促進する。

第一节 加快推动京津冀协同发展

紧抓疏解北京非首都功能“牛鼻子”,构建功能疏解政策体系,实施一批标志性疏解项目。高标准高质量建设雄安新区,加快启动区和起步区建设,推动管理体制创新。高质量建设北京城市副中心,促进与河北省三河、香河、大厂三县市一体化发展。推动天津滨海新区高质量发展,支持张家口首都水源涵养功能区和生态环境支撑区建设。提高北京科技创新中心基础研究和原始创新能力,发挥中关村国家自主创新示范区先行先试作用,推动京津冀产业链与创新链深度融合。基本建成轨道上的京津冀,提高机场群港口群协同水平。深化大气污染联防联控联治,强化华北地下水超采及地面沉降综合治理。

第一節京津冀協同発展をどんどん促す

北京の首都機能以外の諸機能の分散を要諦に、諸機能分散政策体系を構築し、一連の代表的な分散プロジェクトを実施する。雄安新区のハイスタンダードでハイクオリティな建設を進め、始動区・発走区の建設を加速させ、管理体制の革新を促す。北京副都心のハイクオリティな建設を進め、河北省三河・香河・大廠三県市一体化発展を促進する。天津浜海新区の質の高い発展を促し、張家口の首都水源涵養機能区・生態環境基盤区の建設をサポートする。北京の科学技術イノベーションセンターの基礎研究・独創的イノベーションの能力を高め、中関村国家自主イノベーションモデル区の先行的試行の役割を発揮させ、京津冀の産業チェーンとイノベーションチェーンの高度な融合を促す。京津冀の都市間の軌道系交通を基本的に完成させ、空港群・港湾群の連結性を高める。大気汚染共同対策を深化させ、華北地区の地下水超過採取・地盤沈下総合対策を強化する。

图4 京津冀地区轨道交通规划图

図4 京津冀地区軌道系交通計画図

凡例

直轄市

省都/副省級都市

地級都市

区・県

在来鉄道

建設中の鉄道

「十四五」期に建設が計画されている鉄道

第二节 全面推动长江经济带发展

坚持生态优先、绿色发展和共抓大保护、不搞大开发,协同推动生态环境保护和经济发展,打造人与自然和谐共生的美丽中国样板。持续推进生态环境突出问题整改,推动长江全流域按单元精细化分区管控,实施城镇污水垃圾处理、工业污染治理、农业面源污染治理、船舶污染治理、尾矿库污染治理等工程。深入开展绿色发展示范,推进赤水河流域生态环境保护。实施长江十年禁渔。围绕建设长江大动脉,整体设计综合交通运输体系,疏解三峡枢纽瓶颈制约,加快沿江高铁和货运铁路建设。发挥产业协同联动整体优势,构建绿色产业体系。保护好长江文物和文化遗产。

第二節長江経済ベルト発展を全面的に推し進める

生態優先・グリーン発展、大規模保護共同推進・大規模開発禁止を堅持し、生態環境保護と経済発展を統合的に推し進め、人と自然が調和的に共生する「美しい中国」のモデルを構築する。生態環境面での際立った問題の是正を持続的に推し進め、長江全流域の地域ごとに細分化された管理・規制をはかり、都市部の汚水・ゴミ処理、工業汚染対策、農業ノンポイント汚染対策、船舶汚染対策、鉱滓ダム汚染対策といったプロジェクトを実施する。グリーン発展のモデル事業を踏み込んで展開し、赤水河流域の生態環境保護を推進する。長江での10年間の禁漁を実施する。長江大動脈の建設を目標に、総合交通運輸体系を全面的に設計し、三峡水利センターのボトルネックを緩和し、長江流域沿いの高速鉄道と貨物鉄道の整備を加速させる。産業の共同・連動の全体的優位性を発揮させ、グリーン産業体系を構築する。長江の文化財と文化遺産をしっかりと保護する。

第三节 积极稳妥推进粤港澳大湾区建设

加强粤港澳产学研协同发展,完善广深港、广珠澳科技创新走廊和深港河套、粤澳横琴科技创新极点“两廊两点”架构体系,推进综合性国家科学中心建设,便利创新要素跨境流动。加快城际铁路建设,统筹港口和机场功能布局,优化航运和航空资源配置。深化通关模式改革,促进人员、货物、车辆便捷高效流动。扩大内地与港澳专业资格互认范围,深入推进重点领域规则衔接、机制对接。便利港澳青年到大湾区内地城市就学就业创业,打造粤港澳青少年交流精品品牌。

第三節粤港澳大湾区建設を積極的かつ着実に推し進める。

粤港澳の産・学・研協同発展にいっそう力を入れ、広深港(広州・深圳・香港)・広珠澳(広州・珠海・澳門)科学技術イノベーション回廊と深港河套・粤澳横琴科学技術イノベーション拠点の「二廊二点」の枠組み体系を整備し、総合的国家科学センターの建設を推し進め、イノベーションの要素の越境流動を円滑にする。都市間鉄道の建設を加速させ、港湾・空港機能の配置を統一的に計画し、水運・航空資源の配分を最適化する。通関方式の改革を深化させ、人員・貨物・車両の便利で高効率な移動を促進する。大陸部と香港・澳門の間での専門資格の相互承認範囲を拡大し、重点分野の規則のすり合わせ、仕組みの統一をしっかりと推進する。香港・澳門の若者が大湾区の大陸部の都市で就学・就業・起業しやすくし、粤港澳青少年交流の優れた活動を生み出す。

图5 粤港澳大湾轨道交通规划图

図5 粤港澳大湾区軌道系交通計画図

凡例

特別行政区/省都/計画単列市

地級都市

区・県

鉄道駅

空港

在来鉄道

建設中の鉄道

「十四五」期に建設が計画されている鉄道

第四节 提升长三角一体化发展水平

瞄准国际先进科创能力和产业体系,加快建设长三角G60科创走廊和沿沪宁产业创新带,提高长三角地区配置全球资源能力和辐射带动全国发展能力。加快基础设施互联互通,实现长三角地级及以上城市高铁全覆盖,推进港口群一体化治理。打造虹桥国际开放枢纽,强化上海自贸试验区临港新片区开放型经济集聚功能,深化沪苏浙皖自贸试验区联动发展。加快公共服务便利共享,优化优质教育和医疗卫生资源布局。推进生态环境共保联治,高水平建设长三角生态绿色一体化发展示范区。

第四節長江デルタ一体化発展のレベルを高める

世界の先端科学技術イノベーション能力・産業体系にねらいを定めて、長江デルタG60科学技術イノベーション回廊と滬寧(上海・南京)産業イノベーションベルトの建設を加速させ、長江デルタ地区のグローバル資源の配分能力と全国の発展に対する波及・先導能力を高める。インフラの相互連結を加速させ、長江デルタの地級都市および地級より上の都市への高速鉄道の普及を実現し、港湾群の一体的管理を推し進める。虹橋国際開放センターをつくり、上海自由貿易試験区臨港新エリアの開放型経済集積機能を強化し、上海・江蘇・浙江・安徽自由貿易試験区の連動発展を深化させる。公共サービスの利便化・共有化を急ぎ、良質な教育・医療衛生資源の配置を最適化する。生態環境の共同保護・共同対策を推進し、ハイレベルな長江デルタ生態・グリーン一体化発展モデル区を建設する。

图6 长三角地区轨道交通规划图

図6 長江デルタ地区軌道系交通計画図

凡例

直轄市

省都/計画単列市

地級都市

区・県

在来鉄道

建設中の鉄道

「十四五」期に建設が計画されている鉄道

第五节 扎实推进黄河流域生态保护和高质量发展

加大上游重点生态系统保护和修复力度,筑牢三江源“中华水塔”,提升甘南、若尔盖等区域水源涵养能力。创新中游黄土高原水土流失治理模式,积极开展小流域综合治理、旱作梯田和淤地坝建设。推动下游二级悬河治理和滩区综合治理,加强黄河三角洲湿地保护和修复。开展汾渭平原、河套灌区等农业面源污染治理,清理整顿黄河岸线内工业企业,加强沿黄河城镇污水处理设施及配套管网建设。实施深度节水控水行动,降低水资源开发利用强度。合理控制煤炭开发强度,推进能源资源一体化开发利用,加强矿山生态修复。优化中心城市和城市群发展格局,统筹沿黄河县城和乡村建设。实施黄河文化遗产系统保护工程,打造具有国际影响力的黄河文化旅游带。建设黄河流域生态保护和高质量发展先行区。

第五節黄河流域の生態保護と質の高い発展を着実に推進する

上流の重点生態系保護・復元にいっそう力を入れ、三江源(長江・黄河・瀾滄江の水源地帯)「中華給水塔」をうち固め、甘南や若爾蓋といった地域の水源涵養能力を高める。中流の黄土高原の水土流出対策の方式を革新し、小流域の総合対策、乾地農法の棚田や砂防ダムの整備を積極的に展開する。下流の二級天井川の対策と灘区(泥砂が積み重なって洪水の起きやすい地域)の総合対策を推し進め、黄河デルタの湿地の保護・復元にいっそう力を入れる。汾渭平原や河套灌漑区などの農業ノンポイント汚染対策を展開し、黄河に面したエリアにある工業企業を健全化し、黄河沿岸の都市部の汚水処理施設と下水道網の整備を強化する。踏み込んだ節水制水キャンペーンを実施し、水資源の開発利用の度合いを引き下げる。石炭の開発の度合いを合理的に抑制し、エネルギー・資源の一体的開発利用を推し進め、鉱山の生態系修復にいっそう力を入れる。中心都市と都市群の発展のあり方を改善し、黄河沿岸の県城・農村建設を統一的に進める。黄河文化遺産の系統的保護プロジェクトを実施し、国際的影響力を備えた黄河文化観光ベルトを築く。黄河流域の生態保護と質の高い発展の先行区を建設する。

第三十二章 深入实施区域协调发展战略

深入推进西部大开发、东北全面振兴、中部地区崛起、东部率先发展,支持特殊类型地区加快发展,在发展中促进相对平衡。

第三十二章 地域間調和発展戦略を踏み込んで実施する

西部大開発、東北の全面的振興、中部地区の興隆、東部地区の先行発展を踏み込んで推し進め、特殊類型地区の加速度的発展を支援し、発展の中で相対的均衡を促進する。 

第一节 推进西部大开发形成新格局

强化举措推进西部大开发,切实提高政策精准性和有效性。深入实施一批重大生态工程,开展重点区域综合治理。积极融入“一带一路”建设,强化开放大通道建设,构建内陆多层次开放平台。加大西部地区基础设施投入,支持发展特色优势产业,集中力量巩固脱贫攻坚成果,补齐教育、医疗卫生等民生领域短板。推进成渝地区双城经济圈建设,打造具有全国影响力的重要经济中心、科技创新中心、改革开放新高地、高品质生活宜居地,提升关中平原城市群建设水平,促进西北地区与西南地区合作互动。支持新疆建设国家“三基地一通道”,支持西藏打造面向南亚开放的重要通道。促进400毫米降水线西侧区域保护发展。

第一節西部大開発の新たな形の構築を推進する

措置を強化して西部大開発を推し進め、政策の的確性と有効性を確実に高める。一連の重大生態プロジェクトを踏み込んで実施し、重点地域の総合対策を展開する。積極的に「一帯一路」建設と融合させ、開放大動脈の建設を強化し、内陸の多層的開放プラットフォームを構築する。西部地区のインフラへの投入を拡大し、特色ある優位産業の発展をサポートし、力を集中して貧困脱却堅塁攻略の成果を定着させ、教育・医療衛生など民生分野の不足部分を補充する。成渝地区二都市経済圏建設を推進し、全国的影響力を備えた重要経済センター、科学技術イノベーションセンター、改革開放の新拠点、質の高い生活に適したエリアを築き、関中平原都市群の建設レベルを向上させ、西北地区と西南地区の協力・相互作用を促進する。新疆ウイグル自治区が国の「三拠点一動脈(大型石油・天然ガス加工・貯蔵拠点、大型石炭・石炭火力発電・石炭化学工業拠点、大型風力発電拠点、エネルギー・資源陸上大動脈)」を建設するのをサポートし、チベット自治区が南アジアに向けて開放された重要ルートを整備するのをサポートする。年間降水量400ミリの等雨量線(大興安嶺―張家口―蘭州―ラサ―ヒマラヤ山脈の東南端を結ぶ線)西側地域の保護・発展を促進する。

第二节 推动东北振兴取得新突破

从维护国家国防、粮食、生态、能源、产业安全的战略高度,加强政策统筹,实现重点突破。加快转变政府职能,深化国有企业改革攻坚,着力优化营商环境,大力发展民营经济。打造辽宁沿海经济带,建设长吉图开发开放先导区,提升哈尔滨对俄合作开放能级。加快发展现代农业,打造保障国家粮食安全的“压舱石”。加大生态资源保护力度,筑牢祖国北疆生态安全屏障。改造提升装备制造等传统优势产业,培育发展新兴产业,大力发展寒地冰雪、生态旅游等特色产业,打造具有国际影响力的冰雪旅游带,形成新的均衡发展产业结构和竞争优势。实施更具吸引力的人才集聚措施。深化与东部地区对口合作。

第二節東北振興の新たな突破の実現を促す

国の国防・食糧・生態系・エネルギー・産業安全保障の戦略的見地から、政策の統一的策定を強化し、重点突破を実現する。政府の職能の転換を加速させ、国有企業改革の難関攻略をいっそう進め、ビジネス環境の改善に努め、民営経済を大いに発展させる。遼寧沿海経済ベルトを築き、長吉図(長春市・吉林市・図們江)開発開放先導区を建設し、ハルビンの対ロシア協力・開放を拡大する。現代農業の発展を加速させ、国の食糧安全保障の「バラスト」を固める。生態資源の保護にいっそう力を入れ、祖国の北部辺境の生態系安全保障壁を築く。設備製造など在来優位産業を改造・高度化し、新興産業を育てて発展させ、寒冷地特有の氷雪産業(ウィンタースポーツ等)やエコツーリズムなどを大いに発展させ、国際的影響力を備えた氷雪観光ベルトを築き、新たなバランスのとれた発展の産業構造と競争優位を形成する。いっそう魅力的な人材集積措置を実施する。東部地区との一対一協力を深化させる。

第三节 开创中部地区崛起新局面

着力打造重要先进制造业基地、提高关键领域自主创新能力、建设内陆地区开放高地、巩固生态绿色发展格局,推动中部地区加快崛起。做大做强先进制造业,在长江、京广、陇海、京九等沿线建设一批中高端产业集群,积极承接新兴产业布局和转移。推动长江中游城市群协同发展,加快武汉、长株潭都市圈建设,打造全国重要增长极。夯实粮食生产基础,不断提高农业综合效益和竞争力,加快发展现代农业。加强生态环境共保联治,着力构筑生态安全屏障。支持淮河、汉江生态经济带上下游合作联动发展。加快对外开放通道建设,高标准高水平建设内陆地区开放平台。提升公共服务保障特别是应对公共卫生等重大突发事件能力。

第三節中部地区の興隆の新局面を切り開く

重要先進的製造業拠点の建設、枢要分野の自主イノベーション能力の向上、内陸地区の開放拠点の整備、生態グリーン発展の形の定着に力を入れ、中部地区の興隆を加速させる。先進的製造業を増大・増強し、長江、京広線、隴海線、京九線などの沿岸・沿線に一群のミドル・ハイエンド産業クラスターを建設し、新興産業の配置と移転を積極的に受け入れる。長江中流都市群協同発展を推し進め、武漢都市圏と長株潭(長沙・株洲・湘潭)都市圏の建設を急ぎ、国全体にとっての重要な成長極をつくる。食糧生産の基礎をうち固め、農業の総合生産性と競争力を不断に高め、現代農業の発展を加速させる。生態環境の共同保護・共同対策を強化し、生態系安全保障壁の構築に力を入れる。淮河生態経済ベルトと漢江生態経済ベルトの上流・下流協力・連動発展をサポートする。対外開放動脈の建設を加速させ、内陸地区の開放プラットフォームのハイスタンダードでハイレベルな建設を進める。公共サービスの保障能力、とくに公衆衛生などの重大な突発的事態への対応能力を高める。

第四节 鼓励东部地区加快推进现代化

发挥创新要素集聚优势,加快在创新引领上实现突破,推动东部地区率先实现高质量发展。加快培育世界级先进制造业集群,引领新兴产业和现代服务业发展,提升要素产出效率,率先实现产业升级。更高层次参与国际经济合作和竞争,打造对外开放新优势,率先建立全方位开放型经济体系。支持深圳建设中国特色社会主义先行示范区、浦东打造社会主义现代化建设引领区、浙江高质量发展建设共同富裕示范区。深入推进山东新旧动能转换综合试验区建设。

第四節東部地区の現代化の加速度的進展を奨励する

イノベーション要素集積の優位性を発揮させ、イノベーションによる牽引の下で突破を実現し、東部地区が他地区に先駆けて質の高い発展を実現できるようにする。世界レベルの先進的製造業クラスターの育成を急ぎ、新興産業と現代サービス業の発展をリードし、全要素生産性を高め、他地区に先駆けて産業の高度化を実現する。よりハイレベルで国際経済協力・競争に参加し、対外開放の新たな優位性を築き、他地区に先駆けて全方位開放型経済体系を確立する。深圳市の中国の特色ある社会主義先行モデル区の建設、浦東新区の社会主義現代化建設牽引区の構築、浙江省の質の高い発展による共同富裕モデル区の建設をサポートする。山東省の新旧原動力転換総合試験区の建設を踏み込んで推し進める。

第五节 支持特殊类型地区发展

统筹推进革命老区振兴,因地制宜发展特色产业,传承弘扬红色文化,支持赣闽粤原中央苏区高质量发展示范,推进陕甘宁、大别山、左右江、川陕、沂蒙等革命老区绿色创新发展。推进生态退化地区综合治理和生态脆弱地区保护修复,支持毕节试验区建设。推动资源型地区可持续发展示范区和转型创新试验区建设,实施采煤沉陷区综合治理和独立工矿区改造提升工程。推进老工业基地制造业竞争优势重构,建设产业转型升级示范区。改善国有林场林区基础设施。多措并举解决高海拔地区群众生产生活困难。推进兴边富民、稳边固边,大力改善边境地区生产生活条件,完善沿边城镇体系,支持边境口岸建设,加快抵边村镇和抵边通道建设。推动边境贸易创新发展。加大对重点边境地区发展精准支持力度。

第五節特殊類型地区の発展をサポートする

旧革命根拠地の振興を統一的に推進し、特色ある産業を現地の実情に即して発展させ、紅色文化(革命文化)を伝承・発揚し、贛閩粤(江西・福建・広東)旧中央ソビエト区の質の高い発展のモデル事業をサポートし、陝甘寧(陝西・甘粛・寧夏)、大別山、左右江、川陝(四川・陝西)、沂蒙などの旧革命根拠地のグリーンな革新的発展を推し進める。生態系悪化地区の総合対策と生態脆弱地区の保護・復元を推進し、畢節試験区の建設をサポートする。資源依存型地区の持続可能な発展モデル区とパターン転換試験区の建設を後押しし、石炭採掘による地盤沈下地域の総合対策プロジェクトと孤立して存在する鉱物採掘・加工地域のリニューアル・改善プロジェクトを実施する。旧工業基地の製造業の競争優位の再構築を推し進め、産業構造高度化モデル区を建設する。国有営林場・営林区のインフラを改善する。標高の高い地域の大衆の仕事と生活の困難をさまざまな措置を講じて解決する。辺境地区の振興・富裕化、安定確保を推進し、辺境地区の生産・生活条件を大いに改善し、国境沿いの都市部の体系を整え、国境税関の整備をサポートし、国境に位置する村落・道路の整備を急ぐ。国境貿易の革新発展を促す。重点辺境地区の発展へのピンポイント支援を拡大する。


第六节 健全区域协调发展体制机制

建立健全区域战略统筹、市场一体化发展、区域合作互助、区际利益补偿等机制,更好促进发达地区和欠发达地区、东中西部和东北地区共同发展。提升区域合作层次和水平,支持省际交界地区探索建立统一规划、统一管理、合作共建、利益共享的合作新机制。完善财政转移支付支持欠发达地区的机制,逐步实现基本公共服务均等化,引导人才向西部和艰苦边远地区流动。完善区域合作与利益调节机制,支持流域上下游、粮食主产区主销区、资源输出地输入地之间开展多种形式的利益补偿,鼓励探索共建园区、飞地经济等利益共享模式。聚焦铸牢中华民族共同体意识,加大对民族地区发展支持力度,全面深入持久开展民族团结进步宣传教育和创建,促进各民族交往交流交融。

第六節地域間調和発展の体制・仕組みを整備する

地域戦略統合、市場一体化発展、地域間協力互助、地域間利益補償などの仕組みを確立して充実させ、発達地区と未発達地区、東部・中部・西部・東北地区の共同発展をよりよく促進する。地域間協力の次元・水準を高め、省境地区が統一的計画、統一的管理、連携・共同建設、利益共有の新たな協力の仕組みの確立を模索するのをサポートする。財政移転支出による未発達地区支援の仕組みを改善し、基本公共サービスの均等化を着実に実現し、西部地区や苦労の多い僻地への人材の流動を導く。地域間協力・利益調節の仕組みを整え、流域上流・下流、食糧主産地・主要販売地域、資源産出地・受入地の間のさまざまな形の利益補償をサポートし、共同建設型産業パークや飛び地経済など利益共有モデルの模索を奨励する。中華民族共同体意識の確立にフォーカスして、民族地区の発展への支援を拡大し、民族の団結・進歩の宣伝・教育・創造を全面的・徹底的・永続的に展開し、各民族間の往来・交流・融和を促進する。

第三十三章 积极拓展海洋经济发展空间

坚持陆海统筹、人海和谐、合作共赢,协同推进海洋生态保护、海洋经济发展和海洋权益维护,加快建设海洋强国。

第三十三章 海洋経済の発展の余地を積極的に広げる

陸と海の統一的計画、人と海の調和、協力・ウィンウィンを堅持し、海洋生態の保護、海洋経済の発展、海洋権益の擁護を調和させながら推進し、海洋強国の建設を加速させる。

第一节 建设现代海洋产业体系

围绕海洋工程、海洋资源、海洋环境等领域突破一批关键核心技术。培育壮大海洋工程装备、海洋生物医药产业,推进海水淡化和海洋能规模化利用,提高海洋文化旅游开发水平。优化近海绿色养殖布局,建设海洋牧场,发展可持续远洋渔业。建设一批高质量海洋经济发展示范区和特色化海洋产业集群,全面提高北部、东部、南部三大海洋经济圈发展水平。以沿海经济带为支撑,深化与周边国家涉海合作。

第一節現代的海洋産業体系を構築する

海洋プロジェクト、海洋資源、海洋環境といった分野を中心に一群の基幹核心技術のブレークスルーを実現する。海洋プロジェクト設備産業やマリンバイオ医薬品産業を育成し、海水の淡水化利用と海洋エネルギーの大規模利用を推進し、海洋文化・観光の開発レベルを上げる。沿岸グリーン養殖の配置を改善し、海洋牧場を建設し、持続可能な遠洋漁業を発展させる。一群の質の高い海洋経済発展モデル区と特色化された海洋産業クラスターを建設し、北部・東部・南部の三大海洋経済圏の発展レベルを全面的に向上させる。沿海経済ベルトを支柱として、周辺諸国との海洋関連の協力を深める。

第二节 打造可持续海洋生态环境

探索建立沿海、流域、海域协同一体的综合治理体系。严格围填海管控,加强海岸带综合管理与滨海湿地保护。拓展入海污染物排放总量控制范围,保障入海河流断面水质。加快推进重点海域综合治理,构建流域-河口-近岸海域污染防治联动机制,推进美丽海湾保护与建设。防范海上溢油、危险化学品泄露等重大环境风险,提升应对海洋自然灾害和突发环境事件能力。完善海岸线保护、海域和无居民海岛有偿使用制度,探索海岸建筑退缩线制度和海洋生态环境损害赔偿制度,自然岸线保有率不低于35%。

第二節持続可能な海洋生態環境を築く

沿海・流域・海域協同一体の総合対策体系の確立を模索する。海の埋め立ての規制を厳格化し、海岸帯の総合管理と沿岸湿地の保護を強化する。海洋に排出される汚染物質の総量規制の対象を拡大し、海洋に流れ込む河川の断面水質を保障する。重点海域の総合対策をどんどん推し進め、流域・河口・沿岸海域汚染対策連動メカニズムを構築し、「美しい海湾」の保護・建設を推進する。海洋における石油流出、危険化学品の漏洩など重大環境リスクを防止し、海洋における自然災害や突発的環境事故への対応能力を高める。海岸線の保護制度、海域や無人島の有償使用制度を整え、海岸建築制限ライン制度と海洋生態環境損害賠償制度を模索し、自然海岸の保有率を35%以上に保つ。

第三节 深度参与全球海洋治理

积极发展蓝色伙伴关系,深度参与国际海洋治理机制和相关规则制定与实施,推动建设公正合理的国际海洋秩序,推动构建海洋命运共同体。深化与沿海国家在海洋环境监测和保护、科学研究和海上搜救等领域务实合作,加强深海战略性资源和生物多样性调查评价。参与北极务实合作,建设“冰上丝绸之路”。提高参与南极保护和利用能力。加强形势研判、风险防范和法理斗争,加强海事司法建设,坚决维护国家海洋权益。有序推进海洋基本法立法。

第三節グローバル海洋ガバナンスに深く参与する

ブルーパートナーシップを積極的に発展させ、国際海洋ガバナンスの仕組みと関連ルールの制定・実施に深く参与し、公正で合理的な国際海洋秩序の建設を促し、海洋運命共同体の構築を促す。海洋環境のモニタリング・保護、科学研究、海上捜索救助といった分野で沿岸諸国との実務協力を深め、深海の戦略的資源と生物多様性の調査・評価を強化する。北極の実務協力に参加し、「氷上のシルクロード」を建設する。南極の保護・利用に参与する能力を高める。情勢判断、リスク防止、法理的闘争を強化し、海事司法建設を強化し、国の海洋権益を断固として守る。海洋基本法の立法を秩序立てて推し進める。

第十篇 发展社会主义先进文化 提升国家文化软实力

坚持马克思主义在意识形态领域的指导地位,坚定文化自信,坚持以社会主义核心价值观引领文化建设,围绕举旗帜、聚民心、育新人、兴文化、展形象的使命任务,促进满足人民文化需求和增强人民精神力量相统一,推进社会主义文化强国建设。

第十篇 社会主義先進文化を発展させ、国の文化的ソフトパワーを高める

イデオロギー分野におけるマルクス主義の指導的地位を堅持し、文化に対する自信を固め、社会主義の核心的価値観による文化建設の牽引を堅持し、旗印の標榜、民心の結集、新人の育成、文化の振興、イメージの発信という使命・任務を中心に据え、人民の文化面のニーズの充足と人民の精神的力の増強の融合を促進し、社会主義文化強国建設を推し進める。

第三十四章 提高社会文明程度

加强社会主义精神文明建设,培育和践行社会主义核心价值观,推动形成适应新时代要求的思想观念、精神面貌、文明风尚、行为规范。

第三十四章 社会の文明度を向上させる

社会主義精神文明建設を強化し、社会主義の核心的価値観を養成・実践し、新時代の要請に適う思想観念、心構え、文明的気風、行動規範の形成を促進する。

第一节 推动理想信念教育常态化制度化

深入开展习近平新时代中国特色社会主义思想学习教育,健全用党的创新理论武装全党、教育人民的工作体系。建立健全“不忘初心、牢记使命”的制度和长效机制,加强和改进思想政治工作,持续开展中国特色社会主义和中国梦宣传教育,加强党史、新中国史、改革开放史、社会主义发展史教育,加强爱国主义、集体主义、社会主义教育,加强革命文化研究阐释和宣传教育,弘扬党和人民在各个历史时期奋斗中形成的伟大精神。完善弘扬社会主义核心价值观的法律政策体系,把社会主义核心价值观要求融入法治建设和社会治理,体现到国民教育、精神文明创建、文化产品创作生产全过程。完善青少年理想信念教育齐抓共管机制。

第一節理想・信念教育の常態化・制度化を推し進める

習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想の学習教育をしっかりと繰り広げ、党の革新的理論による全党の武装、人民の教育の活動体系を整える。「初心を忘れず、使命を胸に刻もう」を制度化・長期有効メカニズム化して充実させ、思想・政治工作を強化・改善し、中国の特色ある社会主義と中国の夢に関する宣伝・教育を持続的に展開し、党史、新中国史、改革開放史、社会主義発展史の教育を強化し、愛国主義、集団主義、社会主義の教育を強化し、革命の文化の研究・解説と宣伝・教育を強化し、党と人民が各歴史的時期の奮闘の中で形成した偉大な精神を発揚する。社会主義の核心的価値観の発揚のための法律・政策体系を整え、社会主義の核心的価値観の要請を法治建設と社会統治に融け込ませ、国民の教育、精神文明の創造、文化作品の創作・生産の全過程に反映させる。青少年の理想・信念教育にみなで取り組むための仕組みを整える。

第二节 发展中国特色哲学社会科学

加强对习近平新时代中国特色社会主义思想的整体性系统性研究、出版传播、宣传阐释,推进马克思主义中国化、时代化、大众化。深入实施马克思主义理论研究和建设工程,推进习近平新时代中国特色社会主义思想研究中心(院)、中国特色社会主义理论体系研究中心等建设,建好用好“学习强国”等学习平台。构建中国特色哲学社会科学学科体系、学术体系和话语体系,深入实施哲学社会科学创新工程,加强中国特色新型智库建设。

第二節中国の特色ある哲学・社会科学を発展させる

習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想の全面的・系統的研究、出版・普及、宣伝・解説を強化し、マルクス主義の中国化・時代化・大衆化を推し進める。マルクス主義理論研究・建設プロジェクトを踏み込んで実施し、習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想研究センター・研究所、中国の特色ある社会主義理論体系研究センターなどの建設を推し進め、「学習強国」などの学習プラットフォームを整備・活用する。中国の特色ある哲学・社会科学の学科体系・学術体系・言語体系を構築し、哲学・社会科学革新プロジェクトを踏み込んで実施し、中国の特色ある新型シンクタンクの建設を強化する。

第三节 传承弘扬中华优秀传统文化

深入实施中华优秀传统文化传承发展工程,强化重要文化和自然遗产、非物质文化遗产系统性保护,推动中华优秀传统文化创造性转化、创新性发展。加强文物科技创新,实施中华文明探源和考古中国工程,开展中华文化资源普查,加强文物和古籍保护研究利用,推进革命文物和红色遗址保护,完善流失文物追索返还制度。建设长城、大运河、长征、黄河等国家文化公园,加强世界文化遗产、文物保护单位、考古遗址公园、历史文化名城名镇名村保护。健全非物质文化遗产保护传承体系,加强各民族优秀传统手工艺保护和传承。

第三節中華の優れた伝統文化を伝承・発揚する

中華の優れた伝統文化の伝承・発展プロジェクトを踏み込んで実施し、重要文化と自然遺産・無形文化遺産の系統的保護を強化し、中華の優れた伝統文化の創造的転化、革新的発展を促す。文化財の保護・研究等のための科学技術イノベーションにいっそう力を入れ、中華文明起源探求・考古中国プロジェクトを実施し、中華文化資源の全面的調査を展開し、文化財・古文書の保護・研究・利用を強化し、革命文化財と紅色史跡の保護を推進し、流失文化財の捜索・返還制度を整える。長城、大運河、長征、黄河などの国立文化公園を建設し、世界文化遺産、文物保護単位、考古遺跡公園、歴史文化名城名鎮名村の保護を強化する。無形文化財の保護・伝承体系を整え、各民族の優れた伝統手工芸の保護・伝承を強化する。

第四节 持续提升公民文明素养

推进公民道德建设,大力开展社会公德、职业道德、家庭美德、个人品德建设。开展国家勋章、国家荣誉称号获得者和时代楷模、道德模范、最美人物、身边好人的宣传学习。实施文明创建工程,拓展新时代文明实践中心建设,科学规范做好文明城市、文明村镇、文明单位、文明校园、文明家庭评选表彰,深化未成年人思想道德建设。完善市民公约、乡规民约、学生守则、团体章程等社会规范,建立惩戒失德行为机制。弘扬诚信文化,建设诚信社会。广泛开展志愿服务关爱行动。提倡艰苦奋斗、勤俭节约,开展以劳动创造幸福为主题的宣传教育。加强网络文明建设,发展积极健康的网络文化。

第四節公民の文化的素養を持続的に向上させる

公民道徳建設を推進し、社会の公徳、職業モラル、家庭の美徳、個人の品性の涵養を大いに展開する。国家勲章・国家栄誉称号受賞者と時代の鏡、道徳模範、立派な人物、身近な善人の宣伝・学習を展開する。文明創建プロジェクトを実施し、新時代文明実践センターの建設を拡大し、文明都市、文明村鎮、文明単位(事業体)、文明キャンパス、文明家庭の選定・表彰を科学的・規範的にしっかりと行い、未成年者の思想道徳建設にいっそう取り組む。市民公約、村民規約、校規校則、団体定款など社会規範を整備し、反道徳的行為の懲罰の仕組みを確立する。信義誠実の文化を発揚し、信義誠実が重んじられる社会をつくる。ボランティア思いやり行動を幅広く展開する。刻苦奮闘・勤倹節約を提唱し、「労働が幸福を創造する」というテーマの宣伝・教育を展開する。インターネットモラルの構築を強化し、前向きで健全なインターネット文化を発展させる。

第三十五章 提升公共文化服务水平

坚持为人民服务、为社会主义服务的方向,坚持百花齐放、百家争鸣的方针,加强公共文化服务体系建设和体制机制创新,强化中华文化传播推广和文明交流互鉴,更好保障人民文化权益。

第三十五章 公共文化サービスのレベルを高める

「人民に奉仕し、社会主義に奉仕する」という方向を堅持し、「百花斉放、百家争鳴」という方針を堅持し、公共文化サービス体系の整備と体制・仕組みの革新にいっそう力を入れ、中華文化の発信・普及と文明間の交流・学び合いを強化し、人民の文化関連の権利・利益をよりよく保障する。

第一节 加强优秀文化作品创作生产传播

把提高质量作为文艺作品的生命线,提高文艺原创能力。实施文艺作品质量提升工程,健全重大现实、重大革命、重大历史题材创作规划组织机制,加强农村、少儿等题材创作,不断推出反映时代新气象、讴歌人民新创造的文艺精品。建立健全文化产品创作生产、传播引导、宣传推广的激励机制和评价体系,推动形成健康清朗的文艺生态。加强文化队伍建设,培养造就高水平创作人才和德艺双馨的名家大师。

第一節優れた文化作品の創作・生産・発信を強化する

質の向上を文学・芸術作品の生命線とし、文学・芸術における独創力を高める。文学・芸術作品の質向上プロジェクトを実施し、重大な現実、重大な革命、重大な歴史を題材とした創作の計画・統括の仕組みを整え、農村や子どもなどを題材とした創作にいっそう力を入れ、時代の新たな趨勢を反映し人民の新たな創造を讃える優れた文学・芸術作品をどんどん生み出す。文化作品の創作・生産、発信・誘導、宣伝・普及のインセンティブメカニズムと評価体系を確立して充実させ、健全で清純な文学・芸術生態の醸成を促す。文化を担う人づくりを強化し、ハイレベルの創作人材や技量も人格も優れた巨匠を育成する。

第二节 完善公共文化服务体系

优化城乡文化资源配置,推进城乡公共文化服务体系一体建设。创新实施文化惠民工程,提升基层综合性文化服务中心功能,广泛开展群众性文化活动。推进公共图书馆、文化馆、美术馆、博物馆等公共文化场馆免费开放和数字化发展。推进媒体深度融合,做强新型主流媒体。完善应急广播体系,实施智慧广电固边工程和乡村工程。发展档案事业。深入推进全民阅读,建设“书香中国”,推动农村电影放映优化升级。创新公共文化服务运行机制,鼓励社会力量参与公共文化服务供给和设施建设运营。

第二節公共文化サービス体系を充実させる

都市・農村の文化資源の配分を改善し、都市・農村公共文化サービス体系一体建設を推進する。文化利民プロジェクトを創造的に実施し、末端の総合的文化サービスセンターの機能を高め、大衆的文化活動を幅広く展開する。公共図書館・文化館・美術館・博物館など公共文化施設の無料開放とデジタル化の発展を推し進める。メディアの高度な融合を推進し、新型主流メディアを強くする。緊急放送体系を整え、スマートラジオ・テレビ辺境地区普及プロジェクト・農村プロジェクトを実施する。公文書保存事業を発展させる。全国民読書キャンペーンをいっそう推し進め、「読書中国」を建設し、農村での映画上映の改善・刷新をはかる。公共文化サービスの運営メカニズムを革新し、公共文化サービスの供給と施設の建設・運営への民間の参入を奨励する。

第三节 提升中华文化影响力

加强对外文化交流和多层次文明对话,创新推进国际传播,利用网上网下,讲好中国故事,传播好中国声音,促进民心相通。开展“感知中国”、“走读中国”、“视听中国”活动,办好中国文化年(节)、旅游年(节)。建设中文传播平台,构建中国语言文化全球传播体系和国际中文教育标准体系。

第三節中華文化の影響力を高める

対外文化交流とさまざまなレベルの文明対話を強化し、対外発信を創造的に推進し、オンラインとオフラインをどちらも活用し、中国の物語をしっかりと伝え、中国の声をしっかりと届け、民心の相互疎通を促進する。「感知中国」、「見学中国」、「視聴中国」イベントを展開し、中国文化年・文化フェスティバル、観光年・観光フェスティバルをしっかりと開催する。中国語伝播プラットフォームを建設し、中国語・中国文化世界伝播体系と国際中国語教育基準体系を構築する。

第三十六章 健全现代文化产业体系

坚持把社会效益放在首位、社会效益和经济效益相统一,健全现代文化产业体系和市场体系。

第三十六章 現代的文化産業体系を整備する

社会的効果を最優先すること、社会的効果と経済的効果を結びつけることを堅持し、現代的文化産業体系・市場体系を整える。

第一节 扩大优质文化产品供给

实施文化产业数字化战略,加快发展新型文化企业、文化业态、文化消费模式,壮大数字创意、网络视听、数字出版、数字娱乐、线上演播等产业。加快提升超高清电视节目制播能力,推进电视频道高清化改造,推进沉浸式视频、云转播等应用。实施文化品牌战略,打造一批有影响力、代表性的文化品牌。培育骨干文化企业,规范发展文化产业园区,推动区域文化产业带建设。积极发展对外文化贸易,开拓海外文化市场,鼓励优秀传统文化产品和影视剧、游戏等数字文化产品“走出去”,加强国家文化出口基地建设。

第一節優れた文化作品の供給を拡大する

文化産業デジタル化戦略を実施し、新しいタイプの文化企業、文化業態、文化消費モデルをどんどん発展させ、デジタルクリエイティブ、ネット配信、デジタル出版、デジタルエンターテインメント、オンライン公演といった産業を成長させる。超高精細テレビ(UHDTV)番組の制作・放送能力の向上を急ぎ、テレビチャンネルの高精細化を推進し、没入型映像やクラウド中継などの応用を推進する。文化ブランド戦略を実施し、一群の影響力のある代表的な文化ブランドをつくる。中核文化企業を育成し、文化産業エリアを規範的に発展させ、地域文化産業ベルトの建設を促進する。対外文化貿易を積極的に発展させ、海外における文化市場を開拓し、優れた伝統文化作品と映画・テレビドラマ・ゲームなどデジタル文化作品の「走出去」を奨励し、国家文化輸出基地の建設にいっそう力を入れる。

第二节 推动文化和旅游融合发展

坚持以文塑旅、以旅彰文,打造独具魅力的中华文化旅游体验。深入发展大众旅游、智慧旅游,创新旅游产品体系,改善旅游消费体验。加强区域旅游品牌和服务整合,建设一批富有文化底蕴的世界级旅游景区和度假区,打造一批文化特色鲜明的国家级旅游休闲城市和街区。推进红色旅游、文化遗产旅游、旅游演艺等创新发展,提升度假休闲、乡村旅游等服务品质,完善邮轮游艇、低空旅游等发展政策。健全旅游基础设施和集散体系,推进旅游厕所革命,强化智慧景区建设。建立旅游服务质量评价体系,规范在线旅游经营服务。

第二節文化と観光の融合発展を促す

文化による観光の創出、観光による文化の再興を堅持し、独特の魅力を備えた中華文化観光体験を生み出す。マスツーリズム、スマートツーリズムをいっそう発展させ、観光商品体系を革新し、観光消費体験をよりよいものにする。地域観光ブランドとサービスの統合を強化し、文化的背景の豊かな世界レベルの観光地・リゾート地を数多く整備し、文化的特色の鮮明な国家級の観光・レジャー都市・街区を数多くつくる。レッドツーリズム、文化遺産観光、観光振興芸能などの革新発展を推し進め、行楽レジャーや農村観光などのサービスの質を高め、クルーズ客船・遊覧船、低空域観光(ゼネラル・アビエーションを活用した観光)などの発展政策を充実させる。観光インフラ・交通サービス体系を整え、観光地の「トイレ革命」を推進し、スマート観光地の建設を強化する。観光サービスの質の評価体系を確立し、オンラインの観光経営・観光サービスを規範化する。

第三节 深化文化体制改革

完善文化管理体制和生产经营机制,提升文化治理效能。完善国有文化资产管理体制机制,深化公益性文化事业单位改革,推进公共文化机构法人治理结构改革。深化国有文化企业分类改革,推进国有文艺院团改革和院线制改革。完善文化市场综合执法体制,制定未成年人网络保护、信息网络传播视听等领域法律法规。

第三節文化体制改革を深化させる

文化管理体制と文化生産経営の仕組みを十全化し、文化のガバナンスの効果を高める。国有文化資産管理の体制・仕組みを十全化し、公益文化事業体の改革を深化させ、公共文化機関の企業統治構造の改革を推進する。国有文化企業分類改革を深化させ、国有演芸機関改革と配給チェーン制改革を推進する。文化市場総合法執行体制を整え、インターネットにおける未成年者の保護や情報ネットワークにおける映像・音声番組の配信などに関する法律・法規を制定する。


第十一篇 推动绿色发展 促进人与自然和谐共生

坚持绿水青山就是金山银山理念,坚持尊重自然、顺应自然、保护自然,坚持节约优先、保护优先、自然恢复为主,实施可持续发展战略,完善生态文明领域统筹协调机制,构建生态文明体系,推动经济社会发展全面绿色转型,建设美丽中国。

第十一篇 グリーン発展を推進し、人と自然の調和的共生を促進する

緑の山河は金山・銀山にほかならないという理念を堅持し、自然の尊重、自然への順応、自然の保護を堅持し、節約優先、保護優先、自然復元中心を堅持し、持続可能な発展戦略を実施し、生態文明分野の統一的調整の仕組みを整え、生態文明体系を構築し、経済・社会発展の全面的グリーン化を促し、「美しい中国」を建設する。

第三十七章 提升生态系统质量和稳定性

坚持山水林田湖草系统治理,着力提高生态系统自我修复能力和稳定性,守住自然生态安全边界,促进自然生态系统质量整体改善。

第三十七章 生態系の質と安定性を向上させる

山・川・林・田・湖・原の系統的保全を堅持し、生態系の自己修復能力と安定性の向上に力を入れ、自然生態系安全保障の境界線をしっかりと守り、自然生態系の質の全体的改善を促進する。

第一节 完善生态安全屏障体系

强化国土空间规划和用途管控,划定落实生态保护红线、永久基本农田、城镇开发边界以及各类海域保护线。以国家重点生态功能区、生态保护红线、国家级自然保护地等为重点,实施重要生态系统保护和修复重大工程,加快推进青藏高原生态屏障区、黄河重点生态区、长江重点生态区和东北森林带、北方防沙带、南方丘陵山地带、海岸带等生态屏障建设。加强长江、黄河等大江大河和重要湖泊湿地生态保护治理,加强重要生态廊道建设和保护。全面加强天然林和湿地保护,湿地保护率提高到55%。科学推进水土流失和荒漠化、石漠化综合治理,开展大规模国土绿化行动,推行林长制。科学开展人工影响天气活动。推行草原森林河流湖泊休养生息,健全耕地休耕轮作制度,巩固退耕还林还草、退田还湖还湿、退围还滩还海成果。

第一節 生態系安全保障壁体系を十全化する

国土空間の計画・用途の管理を強化し、生態保護レッドライン、恒久基本農地、都市部開発境界および各種海域保護ラインを画定して守る。国家重点生態機能区、生態保護レッドライン、国家級自然保護地などを重点に、重要生態系の保護・復元に向けた重大プロジェクトを実施し、チベット高原生態保障壁区、黄河重点生態区、長江重点生態区、それに東北森林帯、北方防砂(砂漠化防止)帯、南方丘陵山地帯、海岸帯などの生態保障壁の建設をどんどん推し進める。長江・黄河などの大河川と重要湖沼・湿地の生態保護・改善を強化し、重要な生態的回廊の建設・保護にいっそう力を入れる。天然林と湿地の保護を全面的に強化し、湿地保護率を55%に引き上げる。水土流出、砂漠化・石漠化総合対策を科学的に推進し、大規模な国土緑化キャンペーンを展開し、林長制を押し広める。気象制御活動を科学的に展開する。草原・森林・河川・湖沼の「休養生息(一時的に使用を停止し回復・復元をはかること)」を押し広め、耕地休耕輪作制度を整備し、農地の森林・草原への復元、水田の湖沼・湿地への復元、干拓地の浜・海への復元の成果を定着させる。

图7 重要生态系统保护和修复重大工程布局示意图

図7 重要生態系保護・復元重大プロジェクト配置見取図

北方防砂帯

東北森林帯

黄河重点生態区(黄土高原生態保障壁を含む)

海岸帯

長江重点生態区(川滇[四川・雲南]生態保障壁を含む)

南方丘陵山地帯

チベット高原生態保障壁区

凡例

重要生態ベルト

黄河重点生態区

長江重点生態区

チベット高原生態保障壁区

海岸帯

重点プロジェクト

第二节 构建自然保护地体系

科学划定自然保护地保护范围及功能分区,加快整合归并优化各类保护地,构建以国家公园为主体、自然保护区为基础、各类自然公园为补充的自然保护地体系。严格管控自然保护地范围内非生态活动,稳妥推进核心区内居民、耕地、矿权有序退出。完善国家公园管理体制和运营机制,整合设立一批国家公园。实施生物多样性保护重大工程,构筑生物多样性保护网络,加强国家重点保护和珍稀濒危野生动植物及其栖息地的保护修复,加强外来物种管控。完善生态保护和修复用地用海等政策。完善自然保护地、生态保护红线监管制度,开展生态系统保护成效监测评估。

第二節 自然保護地体系を構築する

自然保護地の保護範囲と機能分区を科学的に画定し、各種保護地の整理・統合・合理化を急ぎ、国立公園を主体とし、自然保護区を基礎とし、各種自然公園を補足とする自然保護地体系を構築する。自然保護地の範囲内における環境に配慮しない活動を厳しく規制し、中核区内の住民・耕地・鉱業権の秩序立った移転を着実に推進する。国立公園の管理体制と運営の仕組みを充実させ、整理統合により一群の国立公園を設立する。生物多様性保護重大プロジェクトを実施し、生物多様性保護網を築き、国の重点保護野生動植物と希少絶滅危惧野生動植物およびその生息地の保護・増殖を強化し、外来種の管理・規制を強化する。生態系の保護・復元のための土地・海の使用などに関する政策を充実させる。自然保護地・生態保護レッドライン監督管理制度を整え、生態系保護の効果のモニタリング・評価を展開する。

第三节 健全生态保护补偿机制

加大重点生态功能区、重要水系源头地区、自然保护地转移支付力度,鼓励受益地区和保护地区、流域上下游通过资金补偿、产业扶持等多种形式开展横向生态补偿。完善市场化多元化生态补偿,鼓励各类社会资本参与生态保护修复。完善森林、草原和湿地生态补偿制度。推动长江、黄河等重要流域建立全流域生态补偿机制。建立生态产品价值实现机制,在长江流域和三江源国家公园等开展试点。制定实施生态保护补偿条例。

第二節 自然保護地体系を構築する

自然保護地の保護範囲と機能分区を科学的に画定し、各種保護地の整理・統合・合理化を急ぎ、国立公園を主体とし、自然保護区を基礎とし、各種自然公園を補足とする自然保護地体系を構築する。自然保護地の範囲内における環境に配慮しない活動を厳しく規制し、中核区内の住民・耕地・鉱業権の秩序立った移転を着実に推進する。国立公園の管理体制と運営の仕組みを充実させ、整理統合により一群の国立公園を設立する。生物多様性保護重大プロジェクトを実施し、生物多様性保護網を築き、国の重点保護野生動植物と希少絶滅危惧野生動植物およびその生息地の保護・増殖を強化し、外来種の管理・規制を強化する。生態系の保護・復元のための土地・海の使用などに関する政策を充実させる。自然保護地・生態保護レッドライン監督管理制度を整え、生態系保護の効果のモニタリング・評価を展開する。


第三十八章 持续改善环境质量

深入打好污染防治攻坚战,建立健全环境治理体系,推进精准、科学、依法、系统治污,协同推进减污降碳,不断改善空气、水环境质量,有效管控土壤污染风险。

第三十八章 環境の質を持続的に改善する

汚染対策の堅塁攻略戦にしっかりと取り組み、環境ガバナンス体系を確立して充実させ、的確で、科学的で、法に基づき、系統的な汚染対策を推し進め、汚染の削減と二酸化炭素の排出削減を相乗的に推進し、空気と水環境の質を不断に改善し、土壌汚染リスクを効果的にコントロールする。

第一节 深入开展污染防治行动

坚持源头防治、综合施策,强化多污染物协同控制和区域协同治理。加强城市大气质量达标管理,推进细颗粒物(PM2.5)和臭氧(O3)协同控制,地级及以上城市PM2.5浓度下降10%,有效遏制O3浓度增长趋势,基本消除重污染天气。持续改善京津冀及周边地区、汾渭平原、长三角地区空气质量,因地制宜推动北方地区清洁取暖、工业窑炉治理、非电行业超低排放改造,加快挥发性有机物排放综合整治,氮氧化物和挥发性有机物排放总量分别下降10%以上。完善水污染防治流域协同机制,加强重点流域、重点湖泊、城市水体和近岸海域综合治理,推进美丽河湖保护与建设,化学需氧量和氨氮排放总量分别下降8%,基本消除劣Ⅴ类国控断面和城市黑臭水体。开展城市饮用水水源地规范化建设,推进重点流域重污染企业搬迁改造。推进受污染耕地和建设用地管控修复,实施水土环境风险协同防控。加强塑料污染全链条防治。加强环境噪声污染治理。重视新污染物治理。

第一節 汚染対策行動を踏み込んで展開する

根源からの防止・解消、総合的施策を堅持し、多種汚染物質の統合的抑制と地域間の統合的対策を強化する。都市の大気質の基準達成管理にいっそう力を入れ、微小粒子状物質(PM2.5)とオゾンの統合的抑制を推し進め、地級都市および地級より上の都市のPM2・5の濃度を10%低下させ、オゾンの濃度の上昇傾向を効果的に抑制し、重度汚染日が基本的になくなるようにする。京津冀とその周辺地区、汾渭平原、長江デルタ地区の空気の質を持続的に改善し、北方地区クリーン暖房、工業窯炉対策、非電力業界(石炭火力発電業以外の石炭使用業種)超低排出化を現地の実情に即して推し進め、揮発性有機化合物排出総合対策を急ぎ、窒素酸化物と揮発性有機化合物の総排出量をそれぞれ10%以上低下させる。水質汚染対策流域連携の仕組みを整え、重点流域、重点湖沼、都市水系、沿岸海域の総合対策にいっそう力を入れ、美しい河川・湖沼の保護・整備を推進し、化学的酸素要求量とアンモニア性窒素排出量をそれぞれ8%低下させ、劣Ⅴ類国家規制断面(使用できない程度まで汚染された水)と都市の「黒臭水」を基本的になくす。都市飲用水の水源地の規範化建設を展開し、重点流域の重度汚染排出企業の移転・改造を推し進める。汚染された耕地・建設用地の管理・規制と復元を推し進め、水土環境リスクの統合的対策を実施する。あらゆる段階でのプラスチック汚染の防止・解消にいっそう力を入れる。環境騒音対策を強化する。新たな汚染物質への対策を重視する。

第二节 全面提升环境基础设施水平

构建集污水、垃圾、固废、危废、医废处理处置设施和监测监管能力于一体的环境基础设施体系,形成由城市向建制镇和乡村延伸覆盖的环境基础设施网络。推进城镇污水管网全覆盖,开展污水处理差别化精准提标,推广污泥集中焚烧无害化处理,城市污泥无害化处置率达到90%,地级及以上缺水城市污水资源化利用率超过25%。建设分类投放、分类收集、分类运输、分类处理的生活垃圾处理系统。以主要产业基地为重点布局危险废弃物集中利用处置设施。加快建设地级及以上城市医疗废弃物集中处理设施,健全县城医疗废弃物收集转运处置体系。

第二節 環境インフラの水準を全面的に向上させる。

汚水・ゴミ・固形廃棄物・危険廃棄物・医療廃棄物の処理・処分施設とモニタリング・監督管理能力が集中して一体になった環境インフラ体系を構築し、都市から伸びて建制鎮・農村まで行き渡る環境インフラ網をつくる。都市部の下水道の完全普及を推進し、汚水処理の差別化された的確な基準の引き上げを展開し、汚泥の集中焼却無害化処理を押し広め、都市部の汚泥の無害化処理率を90%に到達させ、水不足の地級都市および地級より上の都市で汚水の資源化利用率を25%以上にする。分別出し、分別収集、分別運搬、分別処理の生活ゴミ処理システムを整える。主要産業拠点を重点に危険廃棄物の集中利用処理施設を配置する。地級都市および地級より上の都市で医療廃棄物の集中処理施設の建設を急ぎ、県域の医療廃棄物収集・運搬・処理体系を整える。

第三节 严密防控环境风险

建立健全重点风险源评估预警和应急处置机制。全面整治固体废物非法堆存,提升危险废弃物监管和风险防范能力。强化重点区域、重点行业重金属污染监控预警。健全有毒有害化学物质环境风险管理体制,完成重点地区危险化学品生产企业搬迁改造。严格核与辐射安全监管,推进放射性污染防治。建立生态环境突发事件后评估机制和公众健康影响评估制度。在高风险领域推行环境污染强制责任保险。

第三節 環境リスクを厳重に防止・抑制する

重点リスク源評価・早期警報・緊急対応メカニズムを確立して充実させる。危険廃棄物の不適正保管を全面的に取り締まり、危険廃棄物の監督管理・リスク防止能力を向上させる。重点地域・重点業種の重金属汚染の監視・早期警報を強化する。有毒有害化学物質の環境リスク管理体制を整え、重点地区の危険化学品生産企業の移転・改造を完了させる。核・放射線セキュリティ監督管理を厳格化し、放射性汚染の防止・解消を推進する。生態環境の突発的事態の事後評価の仕組みと公衆の健康への影響の評価制度を確立する。ハイリスク分野で環境汚染強制責任保険を普及させる。

第四节 积极应对气候变化

落实2030年应对气候变化国家自主贡献目标,制定2030年前碳排放达峰行动方案。完善能源消费总量和强度双控制度,重点控制化石能源消费。实施以碳强度控制为主、碳排放总量控制为辅的制度,支持有条件的地方和重点行业、重点企业率先达到碳排放峰值。推动能源清洁低碳安全高效利用,深入推进工业、建筑、交通等领域低碳转型。加大甲烷、氢氟碳化物、全氟化碳等其他温室气体控制力度。提升生态系统碳汇能力。锚定努力争取2060年前实现碳中和,采取更加有力的政策和措施。加强全球气候变暖对我国承受力脆弱地区影响的观测和评估,提升城乡建设、农业生产、基础设施适应气候变化能力。加强青藏高原综合科学考察研究。坚持公平、共同但有区别的责任及各自能力原则,建设性参与和引领应对气候变化国际合作,推动落实联合国气候变化框架公约及其巴黎协定,积极开展气候变化南南合作。

第四節 気候変動に積極的に対応する

気候変動対策のわが国のINDC(国が決定する貢献)――2030年の温室効果ガス排出削減目標の達成に取り組み、2030年までの二酸化炭素排出量ピークアウト行動プランを策定する。エネルギー消費総量・原単位ダブル抑制制度を整え、化石エネルギーの消費を重点的に抑制する。二酸化炭素排出原単位の抑制を主とし、二酸化炭素総排出量の抑制を副とする制度を実施し、条件を満たす地方と重点業種・重点企業が率先して二酸化炭素の排出量をピークアウトさせるのをサポートする。エネルギーのクリーン・低炭素・安全・高効率な利用を促進し、工業・建築・交通といった分野の低炭素化を踏み込んで推し進める。メタン、ハイドロフルオロカーボン、パーフルオロカーボンなど他の温室効果ガスの抑制にいっそう力を入れる。生態系の二酸化炭素吸収能力を高める。2060年までに何としてもカーボンニュートラルを実現することを見据えて、いっそう力強い政策と措置を講じる。地球温暖化がわが国の耐性の弱い地域にもたらす影響の予測・評価を強化し、都市・農村建設、農業生産、インフラの気候変動への適応能力を向上させる。チベット高原総合科学調査研究にいっそう力を入れる。公平性の原則、共通だが差異ある責任の原則、各国の能力の原則を堅持し、気候変動対策の国際協力に建設的に参加してそれをリードし、「気候変動に関する国際連合枠組条約」とその「パリ協定」の履行を促し、気候変動南南協力を積極的に展開する。

第五节 健全现代环境治理体系

建立地上地下、陆海统筹的生态环境治理制度。全面实行排污许可制,实现所有固定污染源排污许可证核发,推动工业污染源限期达标排放,推进排污权、用能权、用水权、碳排放权市场化交易。完善环境保护、节能减排约束性指标管理。完善河湖管理保护机制,强化河长制、湖长制。加强领导干部自然资源资产离任审计。完善中央生态环境保护督察制度。完善省以下生态环境机构监测监察执法垂直管理制度,推进生态环境保护综合执法改革,完善生态环境公益诉讼制度。加大环保信息公开力度,加强企业环境治理责任制度建设,完善公众监督和举报反馈机制,引导社会组织和公众共同参与环境治理。(未完待续)

第五節 現代的環境ガバナンス体系を整える

地上・地下、陸・海の統一的な生態環境ガバナンス制度を確立する。汚染物質排出許可制を全面的に実施し、すべての固定汚染源への審査に基づく汚染物質排出許可証の発行を実現し、工業汚染源の期限内の排出基準達成を促し、汚染物質排出権、エネルギー使用権、用水権、二酸化炭素排出権の市場化取引を推進する。環境保護、省エネ・排出削減の拘束性指標による管理を充実させる。河川・湖沼の管理・保護の仕組みを整え、河長制・湖長制を強化する。指導幹部に対する自然資源資産の離任審査を強化する。中央生態環境保護監察制度を充実させる。省級以下の生態環境機関が省級の生態環境機関の直接指導の下でモニタリング・監察・法執行を行う垂直的管理制度を充実させ、生態環境保護総合法執行改革を推進し、生態環境公益訴訟制度を整備する。環境保護関連の情報公開を一段と進め、企業環境ガバナンス責任制度の整備を強化し、公衆からの監督と通報・フィードバックの仕組みを整え、社会組織と公衆が共同で環境ガバナンスに参加するよう導く。

第三十九章 加快发展方式绿色转型

坚持生态优先、绿色发展,推进资源总量管理、科学配置、全面节约、循环利用,协同推进经济高质量发展和生态环境高水平保护。

第三十九章 発展パターンのグリーン化を急ぐ

生態優先・グリーン発展を堅持し、資源の総量管理、科学的配分、全面的節約、循環利用を推進し、質の高い経済発展とハイレベルの生態環境保護を調和させながら推進する。

第一节 全面提高资源利用效率

坚持节能优先方针,深化工业、建筑、交通等领域和公共机构节能,推动5G、大数据中心等新兴领域能效提升,强化重点用能单位节能管理,实施能量系统优化、节能技术改造等重点工程,加快能耗限额、产品设备能效强制性国家标准制修订。实施国家节水行动,建立水资源刚性约束制度,强化农业节水增效、工业节水减排和城镇节水降损,鼓励再生水利用,单位GDP用水量下降16%左右。加强土地节约集约利用,加大批而未供和闲置土地处置力度,盘活城镇低效用地,支持工矿废弃土地恢复利用,完善土地复合利用、立体开发支持政策,新增建设用地规模控制在2950万亩以内,推动单位GDP建设用地使用面积稳步下降。提高矿产资源开发保护水平,发展绿色矿业,建设绿色矿山。

第一節 資源の利用効率を全面的に高める

省エネ優先の方針を堅持し、工業・建築・交通といった分野と公共機関の省エネをいっそう進め、5G、ビッグデータセンターなど新興分野のエネルギー効率を向上させ、エネルギー多消費型重点企業の省エネ管理を強化し、エネルギーシステム最適化、省エネ技術改良など重点プロジェクトを実施し、エネルギー消費の限度値、製品・設備のエネルギー効率の強制的国家基準の制定・改正を急ぐ。国家節水キャンペーンを実施し、水資源の厳格な規制制度を確立し、農業節水の効率化、工業節水の排出削減、都市部節水の配管漏水制御を強化し、再生水の利用を奨励し、GDP一単位当たりの水使用量を16%前後減らす。土地の節約・集約利用を強化し、認可済みなのに未供給の土地や遊休土地の処置にいっそう力を入れ、都市部の利用効率の悪い建設用地を活性化し、工業生産・鉱物採掘荒廃地の回復利用をサポートし、土地の複合的利用、立体的開発の支援政策を充実させ、新規建設用地の規模を2950万畝(約一九七万ヘクタール)以内に抑え、GDP一単位当たりの建設用地使用面積を着実に減少させる。鉱産資源の開発・保護水準を高め、グリーン鉱業を発展させ、グリーン鉱山を建設する。

第二节 构建资源循环利用体系

全面推行循环经济理念,构建多层次资源高效循环利用体系。深入推进园区循环化改造,补齐和延伸产业链,推进能源资源梯级利用、废物循环利用和污染物集中处置。加强大宗固体废弃物综合利用,规范发展再制造产业。加快发展种养有机结合的循环农业。加强废旧物品回收设施规划建设,完善城市废旧物品回收分拣体系。推行生产企业“逆向回收”等模式,建立健全线上线下融合、流向可控的资源回收体系。拓展生产者责任延伸制度覆盖范围。推进快递包装减量化、标准化、循环化。

第二節 資源の循環利用体系を構築する

循環型経済の理念を全面的に押し広め、資源の多層的・高効率な循環利用体系を構築する。産業パークの循環型化を踏み込んで推し進め、産業チェーンを補完・延長し、エネルギー・資源のカスケード利用、廃棄物の循環利用、汚染物質の集中処理を推進する。大量固形廃棄物の総合利用を強化し、リマニュファクチャリング産業を規範的に発展させる。栽培業と畜産・養殖業が有機的に結びついた循環型農業をどんどん発展させる。廃品回収施設の計画・整備にいっそう力を入れ、都市の廃品回収の分別体系を整える。自社製品の回収といった方式を押し広め、オンラインとオフラインが融合した、流れの向きをコントロールできる資源回収体系を確立して充実させる。生産者責任拡大制度のカバー範囲を広げる。宅配便の梱包の減量化・標準化・リサイクル化を推進する。

第三节 大力发展绿色经济

坚决遏制高耗能、高排放项目盲目发展,推动绿色转型实现积极发展。壮大节能环保、清洁生产、清洁能源、生态环境、基础设施绿色升级、绿色服务等产业,推广合同能源管理、合同节水管理、环境污染第三方治理等服务模式。推动煤炭等化石能源清洁高效利用,推进钢铁、石化、建材等行业绿色化改造,加快大宗货物和中长途货物运输“公转铁”、“公转水”。推动城市公交和物流配送车辆电动化。构建市场导向的绿色技术创新体系,实施绿色技术创新攻关行动,开展重点行业和重点产品资源效率对标提升行动。建立统一的绿色产品标准、认证、标识体系,完善节能家电、高效照明产品、节水器具推广机制。深入开展绿色生活创建行动。

第三節 グリーン経済を大いに発展させる

エネルギー多消費・二酸化炭素多排出型プロジェクトの盲目的発展を断固として食い止め、グリーン化の積極的発展を促す。省エネ・環境保護産業、クリーン生産産業、クリーンエネルギー産業、生態環境産業、インフラグリーン化整備産業、グリーンサービス産業などを大いに発展させ、契約型エネルギー管理・節水管理(ESCO事業)や環境汚染処理の第三者への委託といったサービス形態を押し広める。石炭など化石エネルギーのクリーン・高効率利用を促し、鉄鋼、石油化学、建材といった業種のグリーン化を推進し、大口貨物・中長距離貨物輸送の「公転鉄(道路輸送から鉄道輸送への転換)」と「公転水(道路輸送から水運への転換)」を加速させる。都市の公共交通と物流配送の車両の電動化を推し進める。市場志向のグリーンイノベーション体系を構築し、グリーンイノベーションのブレークスルー行動を実施し、重点業種と重点製品の資源効率のベンチマーク引き上げ行動を展開する。グリーン製品の統一された基準・認証・識別表示体系を確立し、省エネ家電、高効率照明製品、節水器具の普及の仕組みを整える。グリーンライフ創造活動を踏み込んで展開する。

第四节 构建绿色发展政策体系

强化绿色发展的法律和政策保障。实施有利于节能环保和资源综合利用的税收政策。大力发展绿色金融。健全自然资源有偿使用制度,创新完善自然资源、污水垃圾处理、用水用能等领域价格形成机制。推进固定资产投资项目节能审查、节能监察、重点用能单位管理制度改革。完善能效、水效“领跑者”制度。强化高耗水行业用水定额管理。深化生态文明试验区建设。深入推进山西国家资源型经济转型综合配套改革试验区建设和能源革命综合改革试点。

第四節 グリーン発展の政策体系を構築する

法律・政策によるグリーン発展の保障を強化する。省エネ・環境保護と資源総合利用に資する租税政策を実施する。グリーン金融を大いに発展させる。自然資源有償使用制度を整え、自然資源、汚水・ゴミ処理、水・エネルギー使用といった分野の価格形成メカニズムを刷新・改善する。固定資産投資プロジェクトの省エネ審査、省エネ監察、エネルギー多消費型重点企業管理制度の改革を推し進める。省エネ・節水「トップランナー」制度を十全化する。水多消費業種の用水原単位管理を強化する。生態文明試験区の建設をいっそう進める。山西省国家資源型経済パターン転換包括的改革試験区の建設とエネルギー革命総合改革の試行を踏み込んで推進する。


第十二篇 实行高水平对外开放 开拓合作共赢新局面

坚持实施更大范围、更宽领域、更深层次对外开放,依托我国超大规模市场优势,促进国际合作,实现互利共赢,推动共建“一带一路”行稳致远,推动构建人类命运共同体。

第十二篇 ハイレベルの対外開放を実行し、協力・ウィンウィンの新局面を切り開く

より大きな範囲、より広い分野、より深い次元の対外開放の実施を堅持し、わが国の超大規模市場の優位性を拠り所とし、国際協力を促進し、互恵ウィンウィンを実現し、「一帯一路」共同建設の安定的・長期的発展を促し、人類運命共同体の構築を推し進める。

第四十章 建设更高水平开放型经济新体制

全面提高对外开放水平,推进贸易和投资自由化便利化,持续深化商品和要素流动型开放,稳步拓展规则、规制、管理、标准等制度型开放。

第四十章 よりハイレベルの開放型経済の新体制を築く

対外開放のレベルを全面的に高め、貿易・投資の自由化・円滑化を推進し、商品・要素流動型開放を持続的に深化させ、規則・ルール・管理・基準などに基づく制度型開放を着実に広げる。

第一节 加快推进制度型开放

构建与国际通行规则相衔接的制度体系和监管模式。健全外商投资准入前国民待遇加负面清单管理制度,进一步缩减外资准入负面清单,落实准入后国民待遇,促进内外资企业公平竞争。建立健全跨境服务贸易负面清单管理制度,健全技术贸易促进体系。稳妥推进银行、证券、保险、基金、期货等金融领域开放,深化境内外资本市场互联互通,健全合格境外投资者制度。稳慎推进人民币国际化,坚持市场驱动和企业自主选择,营造以人民币自由使用为基础的新型互利合作关系。完善出入境、海关、外汇、税收等环节管理服务。

第一節 制度型開放をどんどん推し進める

国際的に普及しているルールとかみ合った制度体系・監督管理方式を構築する。「参入前内国民待遇+ネガティブリスト」管理制度を整え、外資参入ネガティブリストの項目をさらに減らし、参入後内国民待遇をきちんと実施し、内資企業と外資企業の公平な競争を促進する。クロスボーダーサービス貿易ネガティブリスト管理制度を確立して充実させ、技術貿易促進体系を整える。銀行・証券・保険・基金・先物といった金融分野の開放を着実に推し進め、国内と国外の資本市場の相互連結を深め、適格外国機関投資家制度を整える。人民元の国際化を手堅く推進し、市場駆動と企業の自主的な選択を堅持し、人民元の自由利用に基づく新型互恵協力関係を築く。出入国、税関、外貨、租税などの段階の管理・サービスを十全化する。

第二节 提升对外开放平台功能

统筹推进各类开放平台建设,打造开放层次更高、营商环境更优、辐射作用更强的开放新高地。完善自由贸易试验区布局,赋予其更大改革自主权,深化首创性、集成化、差别化改革探索,积极复制推广制度创新成果。稳步推进海南自由贸易港建设,以货物贸易“零关税”、服务贸易“既准入又准营”为方向推进贸易自由化便利化,大幅放宽市场准入,全面推行“极简审批”投资制度,开展跨境证券投融资改革试点和数据跨境传输安全管理试点,实施更加开放的人才、出入境、运输等政策,制定出台海南自由贸易港法,初步建立中国特色自由贸易港政策和制度体系。创新提升国家级新区和开发区,促进综合保税区高水平开放,完善沿边重点开发开放试验区、边境经济合作区、跨境经济合作区功能,支持宁夏、贵州、江西建设内陆开放型经济试验区。

第二節 対外開放のプラットフォームの機能を高める

各種開放プラットフォームの整備を統一的に推進し、開放レベルがより高く、ビジネス環境がよりよく、波及効果がより強い開放の新拠点を築く。自由貿易試験区の配置を整え、より大きな改革自主権を与え、オリジナリティのある集積化・差別化された改革の模索をいっそう進め、制度の革新の成果を積極的に模範例として押し広める。海南自由貿易港の建設を着実に推し進め、物品貿易の「ゼロ関税」、サービス貿易の「参入・営業許可」を方向性として貿易の自由化・円滑化を推進し、市場参入条件を大幅に緩和し、「最小限審査・認可」投資制度を全面的に押し広め、越境証券投融資改革の試行とデータ越境伝送安全管理の試行を展開し、より開放的な人材・出入国・運輸などの政策を実施し、海南自由貿易港法を制定・公布し、中国の特色ある自由貿易港政策・制度体系をある程度確立する。国家級新区・開発区を革新・高度化し、総合保税区のハイレベルの開放を促進し、沿辺重点開発開放試験区、辺境経済協力区、越境経済協力区の機能を充実させ、寧夏回族自治区、貴州省、江西省が内陸開放型経済試験区を建設するのをサポートする。

第三节 优化区域开放布局

鼓励各地立足比较优势扩大开放,强化区域间开放联动,构建陆海内外联动、东西双向互济的开放格局。巩固东部沿海地区和超大特大城市开放先导地位,率先推动全方位高水平开放。加快中西部和东北地区开放步伐,支持承接国内外产业转移,培育全球重要加工制造基地和新增长极,研究在内陆地区增设国家一类口岸,助推内陆地区成为开放前沿。推动沿边开发开放高质量发展,加快边境贸易创新发展,更好发挥重点口岸和边境城市内外联通作用。支持广西建设面向东盟的开放合作高地、云南建设面向南亚东南亚和环印度洋地区开放的辐射中心。

第三節 地域開放の配置を最適化する

各地が比較優位に立脚して開放を拡大することを奨励し、地域間の開放連動を強化し、陸海内外連動・東西双方向互助の開放の形を構築する。東部沿海地区と超巨大都市・特大都市の開放の先導的地位をうち固め、全方位・ハイレベルの開放を先頭に立って推し進める。中・西部地区と東北地区の開放のペースを加速させ、国内外からの産業移転の受け入れをサポートし、世界的に重要な加工製造拠点と新たな成長極を育て、内陸地区における国家一類口岸(税関)の増設を検討し、内陸地区が開放の前線となるよう後押しする。国境沿いの開発・開放の質の高い発展を促し、国境貿易の革新発展を加速させ、重点口岸・国境都市の内外連結機能をよりよく発揮させる。広西チワン族自治区が東南アジア諸国連合(ASEAN)に向けた開放協力拠点を、雲南省が南アジア・東南アジアおよび環インド洋地域に向けて開放された波及センターを築くのをサポートする。

第四节 健全开放安全保障体系

构筑与更高水平开放相匹配的监管和风险防控体系。健全产业损害预警体系,丰富贸易调整援助、贸易救济等政策工具,妥善应对经贸摩擦。健全外商投资国家安全审查、反垄断审查和国家技术安全清单管理、不可靠实体清单等制度。建立重要资源和产品全球供应链风险预警系统,加强国际供应链保障合作。加强国际收支监测,保持国际收支基本平衡和外汇储备基本稳定。加强对外资产负债监测,建立健全全口径外债监管体系。完善境外投资分类分级监管体系。构建海外利益保护和风险预警防范体系。优化提升驻外外交机构基础设施保障能力,完善领事保护工作体制机制,维护海外中国公民、机构安全和正当权益。

第四節 開放の安全保障体系を整える

よりハイレベルの開放に見合った監督管理、リスク防止・抑制体系を構築する。国内産業への損害の早期警報体系を整え、貿易調整支援や貿易救済といった政策手段を充実させ、経済・貿易摩擦に適切に対応する。外商投資に関する国家安全審査・反独占審査、国家技術安全リスト管理、信頼できないエンティティリストなどの制度を整える。重要資源・製品のグローバル・サプライチェーンのリスク早期警報システムを確立し、国際サプライチェーン保障協力にいっそう力を入れる。国際収支のモニタリングを強化し、国際収支の基本的均衡と外貨準備高の基本的安定を保つ。対外資産負債のモニタリングを強化し、全口径外債監督管理体系を確立して充実させる。境外投資類別・レベル別監督管理体系を十全化する。海外利益保護、リスク早期警報・防止体系を築く。在外外交機関のインフラ保障能力を充実・向上させ、領事保護業務の体制・仕組みを改善し、海外の中国公民・機関の安全と正当な権利・利益を守る。

第四十一章 推动共建“一带一路”高质量发展

坚持共商共建共享原则,秉持绿色、开放、廉洁理念,深化务实合作,加强安全保障,促进共同发展。

第四十一章 「一帯一路」共同建設の質の高い発展を促す

共同協議・共同建設・共同享受の原則を堅持し、グリーン・開放・クリーンの理念を貫き、実務協力を深め、安全保障を強化し、共同発展を促進する。

第一节 加强发展战略和政策对接

推进战略、规划、机制对接,加强政策、规则、标准联通。创新对接方式,推进已签文件落实见效,推动与更多国家商签投资保护协定、避免双重征税协定等,加强海关、税收、监管等合作,推动实施更高水平的通关一体化。拓展规则对接领域,加强融资、贸易、能源、数字信息、农业等领域规则对接合作。促进共建“一带一路”倡议同区域和国际发展议程有效对接、协同增效。

第一節 発展戦略・政策のすり合わせを強化する

戦略・計画・仕組みのすり合わせを推進し、政策・ルール・基準のつながりを強化する。すり合わせの方式を革新し、調印済みの文書が履行され効果を生むようにし、より多くの国々との投資保護協定や二重課税回避協定などの交渉・締結をはかり、税関、租税、監督管理などの協力を強化し、より高いレベルの通関一元化の実施に努める。ルールのすり合わせをする分野を広げ、融資、貿易、エネルギー、デジタル情報、農業といった分野のルールのすり合わせ協力にいっそう力を入れる。「一帯一路」共同建設イニシアティブと地域・国際開発アジェンダの効果的なすり合わせ、連携による相乗作用を促進する。

第二节 推进基础设施互联互通

推动陆海天网四位一体联通,以“六廊六路多国多港”为基本框架,构建以新亚欧大陆桥等经济走廊为引领,以中欧班列、陆海新通道等大通道和信息高速路为骨架,以铁路、港口、管网等为依托的互联互通网络,打造国际陆海贸易新通道。聚焦关键通道和关键城市,有序推动重大合作项目建设,将高质量、可持续、抗风险、价格合理、包容可及目标融入项目建设全过程。提高中欧班列开行质量,推动国际陆运贸易规则制定。扩大“丝路海运”品牌影响。推进福建、新疆建设“一带一路”核心区。推进“一带一路”空间信息走廊建设。建设“空中丝绸之路”。

第二節 インフラの相互連結を推進する

陸・海・宇宙・サイバースペース「四位一体」連結を促し、「六廊六路多国多港(新ユーラシア・ランドブリッジ、中国・モンゴル・ロシア、中国・中央アジア・西アジア、中国・インドシナ半島、中国・パキスタン、バングラデシュ・中国・インド・ミャンマーの六大国際経済協力回廊、鉄道、道路、海上交通路、空路、パイプライン、情報ハイウェイの六大相互連結路網、協力諸国、協力諸港)」 を基本的枠組みとして、新ユーラシア・ランドブリッジなど経済回廊を先導役、中欧班列や陸海新ルートなど大動脈・情報ハイウェイを骨組み、鉄道・港湾・パイプラインなどを支点とする相互連結ネットワークを構築し、国際陸海貿易新ルートをつくる。カギとなるルートとカギとなる都市にフォーカスして、重大協力プロジェクトの建設を秩序立てて推し進め、質が高く、持続可能で、リスクに強く、価格が妥当で、包摂的・アクセシブルという目標をプロジェクトの建設の全過程に浸透させる。中欧班列の運行の質を向上させ、国際陸運貿易ルールの制定を促す。「シルクロード海運」ブランドの影響力を拡大する。福建省と新疆ウイグル自治区の「一帯一路」核心区建設を推進する。「一帯一路」空間情報回廊の建設を推進する。「空のシルクロード」を築く。

第三节 深化经贸投资务实合作

推动与共建“一带一路”国家贸易投资合作优化升级,积极发展丝路电商。深化国际产能合作,拓展第三方市场合作,构筑互利共赢的产业链供应链合作体系,扩大双向贸易和投资。坚持以企业为主体、市场为导向,遵循国际惯例和债务可持续原则,健全多元化投融资体系。创新融资合作框架,发挥共建“一带一路”专项贷款、丝路基金等作用。建立健全“一带一路”金融合作网络,推动金融基础设施互联互通,支持多边和各国金融机构共同参与投融资。完善“一带一路”风险防控和安全保障体系,强化法律服务保障,有效防范化解各类风险。

第三節 経済・貿易・投資の実務協力を深める

「一帯一路」共同建設諸国との貿易・投資協力の深化・レベルアップを促し、シルクロードEコマースを積極的に発展させる。生産能力をめぐる国際協力を深め、第三国市場協力を拡大し、互恵ウィンウィンの産業チェーン・サプライチェーン協力体系を構築し、相互の貿易・投資を拡大する。企業を主体とし、市場を導きとすることを堅持し、国際慣行と債務持続可能性の原則を守り、多元的な投融資体系を整備する。融資協力の枠組みを革新し、「一帯一路」共同建設特別融資やシルクロード基金などの役割を発揮させる。「一帯一路」金融協力ネットワークを確立して充実させ、金融インフラの相互連結を推し進め、投融資への多国間金融機関・各国金融機関の共同参加をサポートする。「一帯一路」のリスク防止・抑制体系、安全保障体系を十全化し、法律サービスの保障を強化し、さまざまなリスクを効果的に防止・解消する。

第四节 架设文明互学互鉴桥梁

深化公共卫生、数字经济、绿色发展、科技教育、文化艺术等领域人文合作,加强议会、政党、民间组织往来,密切妇女、青年、残疾人等群体交流,形成多元互动的人文交流格局。推进实施共建“一带一路”科技创新行动计划,建设数字丝绸之路、创新丝绸之路。加强应对气候变化、海洋合作、野生动物保护、荒漠化防治等交流合作,推动建设绿色丝绸之路。积极与共建“一带一路”国家开展医疗卫生和传染病防控合作,建设健康丝绸之路。

第四節 文明間の学び合いの橋を架ける

公衆衛生、デジタル経済、グリーン発展、科学技術・教育、文化芸術などの分野での人的・文化的協力を深め、議会・政党・民間組織の往来を強化し、女性・青年・障害者などの交流を緊密化し、多元的でインタラクティブな人的・文化的交流の形をつくる。「一帯一路」科学技術イノベーション行動計画の実施を推進し、デジタル・シルクロード、イノベーション・シルクロードを築く。気候変動対策、海洋協力、野生動物保護、砂漠化対策などの交流・協力にいっそう力を入れ、グリーンシルクロードの建設を推し進める。「一帯一路」共同建設諸国と医療衛生・感染症対策協力を積極的に展開し、健康シルクロードを築く。

第四十二章 积极参与全球治理体系改革和建设

高举和平、发展、合作、共赢旗帜,坚持独立自主的和平外交政策,推动构建新型国际关系,推动全球治理体系朝着更加公正合理的方向发展。

第四十二章 グローバル・ガバナンス体系の改革と整備に積極的に参与する

平和・発展・協力・ウィンウィンの旗印を高く掲げ、独立自主の平和外交政策を堅持し、新型国際関係の構築を促し、グローバル・ガバナンス体系がより公正で合理的な方向に発展するよう促す。

第一节 维护和完善多边经济治理机制

维护多边贸易体制,积极参与世界贸易组织改革,坚决维护发展中成员地位。推动二十国集团等发挥国际经济合作功能,建设性参与亚太经合组织、金砖国家等机制经济治理合作,提出更多中国倡议、中国方案。推动主要多边金融机构深化治理改革,支持亚洲基础设施投资银行和新开发银行更好发挥作用,提高参与国际金融治理能力。推动国际宏观经济政策沟通协调,搭建国际合作平台,共同维护全球产业链供应链稳定畅通、全球金融市场稳定,合力促进世界经济增长。推动新兴领域经济治理规则制定。

第一節 多国間経済ガバナンスメカニズムを擁護・改善する

多角的貿易体制を守り、世界貿易機関(WTO)改革に積極的に参与し、発展途上加盟国・地域の地位を断固として守る。20ヵ国・地域(G20)などに国際経済協力の機能を発揮させ、アジア太平洋経済協力(APEC)やBRICSといった枠組みの経済ガバナンス協力に建設的に参加し、中国のイニシアティブ、中国の案をもっと多く提唱する。主要な多国間金融機関のガバナンス改革の深化を促し、アジアインフラ投資銀行(AIIB)と新開発銀行がよりよく役割を果たせるようサポートし、国際金融ガバナンスへの参与能力を高める。国際間のマクロ経済政策面の意思疎通・協調を促し、国際協力のプラットフォームをつくり、グローバルな産業チェーンやサプライチェーンの安定と円滑性、グローバル金融市場の安定を守り、力を合わせて世界経済の成長を促進する。新興分野の経済ガバナンスルールの制定を促す。

第二节 构建高标准自由贸易区网络

实施自由贸易区提升战略,构建面向全球的高标准自由贸易区网络。优化自由贸易区布局,推动区域全面经济伙伴关系协定实施,加快中日韩自由贸易协定谈判进程,稳步推进亚太自贸区建设。提升自由贸易区建设水平,积极考虑加入全面与进步跨太平洋伙伴关系协定,推动商签更多高标准自由贸易协定和区域贸易协定。

第二節 ハイスタンダードな自由貿易地域(FTA)網を築く

FTAアップグレード戦略を実施し、グローバル志向のハイスタンダードなFTA網を築く。FTAの配置を最適化し、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の実施を促し、中日韓FTA交渉のプロセスを加速させ、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)建設を着実に推進する。FTAの構築をレベルアップし、環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP)への加入を前向きに検討し、より多くのハイスタンダードなFTAと地域貿易協定(RTA)の交渉・締結を推し進める。

第三节 积极营造良好外部环境

积极发展全球伙伴关系,推进大国协调和合作,深化同周边国家关系,加强同发展中国家团结合作。坚持多边主义和共商共建共享原则,维护以联合国为核心的国际体系和以国际法为基础的国际秩序,共同应对全球性挑战。积极参与重大传染病防控国际合作,推动构建人类卫生健康共同体。深化对外援助体制机制改革,优化对外援助布局,向发展中国家特别是最不发达国家提供力所能及的帮助,加强医疗卫生、科技教育、绿色发展、减贫、人力资源开发、紧急人道主义等领域对外合作和援助。积极落实联合国2030年可持续发展议程。

第三節 良好な外部環境を積極的に整える

グローバル・パートナーシップを積極的に発展させ、大国間の協調・協力を推し進め、周辺諸国との関係を深め、発展途上国との連帯・協力を強化する。多国間主義と共同協議・共同建設・共同享受の原則を堅持し、国連を核心とする国際体制と国際法を基礎とする国際秩序を守り、地球規模の課題に共同で対応する。重大感染症対策のための国際協力に積極的に参加し、人類衛生健康共同体の構築を促進する。対外援助の体制・仕組みの改革を深化させ、対外援助の配置を最適化し、発展途上国、とくに後発開発途上国を力の及ぶ限り支援し、医療衛生、科学技術・教育、グリーン発展、貧困削減、人的資源開発、緊急人道支援といった分野の対外協力・援助を強化する。国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を積極的に実施する。

第十三篇 提升国民素质 促进人的全面发展

把提升国民素质放在突出重要位置,构建高质量的教育体系和全方位全周期的健康体系,优化人口结构,拓展人口质量红利,提升人力资本水平和人的全面发展能力。

第十三篇 国民の資質を向上させ、個々人の全面的な発展を促進する

国民の資質の向上を優先的な重要課題として位置づけ、質の高い教育体系と全方位・全ライフサイクルのヘルスケア体系を構築し、人口構造を改善し、人口の質のボーナスを拡大し、人的資本の水準と個々人の全面的な発展能力を高める。

第四十三章 建设高质量教育体系

全面贯彻党的教育方针,坚持优先发展教育事业,坚持立德树人,增强学生文明素养、社会责任意识、实践本领,培养德智体美劳全面发展的社会主义建设者和接班人。

第四十三章 質の高い教育体系を築く

党の教育方針を全面的に貫徹し、教育事業の優先発展を堅持し、徳育を堅持し、児童・生徒・学生の文化的素養、社会的責任意識、実践能力を高め、徳育・智育・体育・美育・労育のいずれの面でも発達した社会主義の建設者・後継者を育成する。

第一节 推进基本公共教育均等化

巩固义务教育基本均衡成果,完善办学标准,推动义务教育优质均衡发展和城乡一体化。加快城镇学校扩容增位,保障农业转移人口随迁子女平等享有基本公共教育服务。改善乡村小规模学校和乡镇寄宿制学校条件,加强乡村教师队伍建设,提高乡村教师素质能力,完善留守儿童关爱体系,巩固义务教育控辍保学成果。巩固提升高中阶段教育普及水平,鼓励高中阶段学校多样化发展,高中阶段教育毛入学率提高到92%以上。规范校外培训。完善普惠性学前教育和特殊教育、专门教育保障机制,学前教育毛入园率提高到90%以上。提高民族地区教育质量和水平,加大国家通用语言文字推广力度。

第一節 基本的公共教育の均等化を推し進める

義務教育の基本的均衡の成果を定着させ、学校運営の基準を整え、義務教育の良質でバランスのとれた発展と都市・農村一体化を促す。都市部の学校の収容力拡大を急ぎ、農業からの移転人口の随伴子女の基本的公共教育サービスの平等な享受を保障する。農村の小規模学校と郷鎮の寄宿学校の環境を改善し、農村の教師陣づくりを強化し、農村の教師の資質・能力を高め、「留守児童」のサポート・保護体系を整備し、義務教育中途退学抑制の成果を定着させる。後期中等教育の普及水準を定着・向上させ、後期中等教育学校の多様化発展を奨励し、後期中等教育の粗就学率を92%以上まで引き上げる。学校外教育を規範化する。ユニバーサル就学前教育・特別支援教育、専門教育の保障の仕組みを整え、就学前教育の粗就学率を90%以上まで引き上げる。民族地区の教育の質と水準を高め、国の共通言語・文字の普及にいっそう力を入れる。

第二节 增强职业技术教育适应性

突出职业技术(技工)教育类型特色,深入推进改革创新,优化结构与布局,大力培养技术技能人才。完善职业技术教育国家标准,推行“学历证书+职业技能等级证书”制度。创新办学模式,深化产教融合、校企合作,鼓励企业举办高质量职业技术教育,探索中国特色学徒制。实施现代职业技术教育质量提升计划,建设一批高水平职业技术院校和专业,稳步发展职业本科教育。深化职普融通,实现职业技术教育与普通教育双向互认、纵向流动。

第二節 職業技術教育の適応性を高める

職業技術(技能労働者)教育類型の特色を際立たせ、改革・革新を踏み込んで推し進め、構造と配置を改善し、技術・技能人材の育成に力を入れる。職業技術教育の国家基準を整え、「学歴証明書+職業技能等級証書」制度を押し広める。学校運営のあり方を革新し、産業と教育の融合、学校と企業の協力を深め、企業が質の高い職業技術教育を行うことを奨励し、中国の特色あるインターンシップ制度を模索する。現代職業技術教育質向上計画を実施し、一群のハイレベルな職業技術大学・専攻をつくり、学部での職業教育を着実に発展させる。中等職業学校と普通高校の連携を深め、職業技術教育と一般教育の双方向相互認定、縦の流動を実現する。

第三节 提高高等教育质量

推进高等教育分类管理和高等学校综合改革,构建更加多元的高等教育体系,高等教育毛入学率提高到60%。分类建设一流大学和一流学科,支持发展高水平研究型大学。建设高质量本科教育,推进部分普通本科高校向应用型转变。建立学科专业动态调整机制和特色发展引导机制,增强高校学科设置针对性,推进基础学科高层次人才培养模式改革,加快培养理工农医类专业紧缺人才。加强研究生培养管理,提升研究生教育质量,稳步扩大专业学位研究生规模。优化区域高等教育资源布局,推进中西部地区高等教育振兴。

第三節 高等教育の質を高める

高等教育の分類管理と高等教育機関の総合改革を推進し、いっそう多元的な高等教育体系を構築し、高等教育の粗就学率を60%まで引き上げる。一流大学・一流学科づくりを学類ごとに進め、ハイレベルの研究大学を支援して発展させる。質の高い学部教育を構築し、一部の普通本科大学の応用型への転換を推し進める。学科・専攻の動的調整の仕組みと特色ある発展の誘導の仕組みを確立し、大学の学科の設置の的確性を高め、基礎学科ハイレベル人材育成方式の改革を推進し、理工農医学類専門の逼迫人材の育成を急ぐ。大学院生の育成管理を強化し、大学院教育の質を高め、専門職大学院生の規模を拡大する。地域の高等教育資源の配置を最適化し、中・西部地区の高等教育の振興を推し進める。

第四节 建设高素质专业化教师队伍

建立高水平现代教师教育体系,加强师德师风建设,完善教师管理和发展政策体系,提升教师教书育人能力素质。重点建设一批师范教育基地,支持高水平综合大学开展教师教育,健全师范生公费教育制度,推进教育类研究生和公费师范生免试认定教师资格改革。支持高水平工科大学举办职业技术师范专业,建立高等学校、职业学校与行业企业联合培养“双师型”教师机制。深化中小学、幼儿园教师管理综合改革,统筹教师编制配置和跨区调整,推进义务教育教师“县管校聘”管理改革,适当提高中高级教师岗位比例。

第四節 資質の高いプロフェッショナルな教師陣を揃える

ハイレベルの現代的教員養成体系を確立し、教師のモラルを向上させ、教師の管理・発展のための政策体系を整え、教師の教学・教育の能力・資質を向上させる。一群の師範教育拠点を重点的につくり、ハイレベルの総合大学が教員養成を展開するのをサポートし、師範生公費教育制度を整え、教育系大学院生と公費師範生の教員資格認定試験免除改革を推進する。ハイレベルの工科大学が職業技術師範専攻を運営するのをサポートし、高等教育機関・職業学校と業界企業が合同で「双師型(指導員としての資格と技術者としての資格を持つ)」教師を育成する仕組みを確立する。小中学校教員・幼稚園教員管理総合改革を深化させ、教員の定数・配置と地区間調整を統一的に計画し、義務教育学校教師の県級政府による統一的人事管理改革を推進し、中級・高級教師の割合を適度に増やす。

第五节 深化教育改革

深化新时代教育评价改革,建立健全教育评价制度和机制,发展素质教育,更加注重学生爱国情怀、创新精神和健康人格培养。坚持教育公益性原则,加大教育经费投入,改革完善经费使用管理制度,提高经费使用效益。落实和扩大学校办学自主权,完善学校内部治理结构,有序引导社会参与学校治理。深化考试招生综合改革。支持和规范民办教育发展,开展高水平中外合作办学。发挥在线教育优势,完善终身学习体系,建设学习型社会。推进高水平大学开放教育资源,完善注册学习和弹性学习制度,畅通不同类型学习成果的互认和转换渠道。

第五節 教育改革を深化させる

新時代の教育評価改革を深化させ、教育評価制度・メカニズムを確立して充実させ、資質教育を発展させ、児童・生徒・学生の愛国心、革新の精神、健全な人格の育成をいっそう重視する。教育の公益性の原則を堅持し、教育経費投入を拡大し、経費使用管理制度を改革・改善し、経費使用効果を高める。学校の運営自主権を徹底・拡大し、学校の内部統制構造を改善し、社会が学校ガバナンスに参加するよう秩序立てて導く。入学試験総合改革を深化させる。民営教育の発展を支援・規範化し、外国とのハイレベルな協力による学校運営を展開する。オンライン教育の優位性を発揮させ、生涯学習体系を整え、学習型社会を築く。ハイレベル大学の教育資源の開放を推進し、聴講生制度とフレキシブルラーニング制度を整え、さまざまなタイプの学習成果の単位相互認定・交換の方途を円滑にする。



第四十四章 全面推进健康中国建设

把保障人民健康放在优先发展的战略位置,坚持预防为主的方针,深入实施健康中国行动,完善国民健康促进政策,织牢国家公共卫生防护网,为人民提供全方位全生命期健康服务。

第四十四章 「健康中国」建設を全面的に推し進める

人民の健康の保障を優先発展の戦略的位置に据え、予防を主とする方針を堅持し、「健康中国」キャンペーンを踏み込んで実施し、国民健康促進政策を充実させ、国家公衆衛生防護網をしっかりと張り巡らせ、人民に全方位・全ライフサイクルのヘルスケアサービスを提供する。

第一节 构建强大公共卫生体系

改革疾病预防控制体系,强化监测预警、风险评估、流行病学调查、检验检测、应急处置等职能。建立稳定的公共卫生事业投入机制,改善疾控基础条件,强化基层公共卫生体系。落实医疗机构公共卫生责任,创新医防协同机制。完善突发公共卫生事件监测预警处置机制,加强实验室检测网络建设,健全医疗救治、科技支撑、物资保障体系,提高应对突发公共卫生事件能力。建立分级分层分流的传染病救治网络,建立健全统一的国家公共卫生应急物资储备体系,大型公共建筑预设平疫结合改造接口。筑牢口岸防疫防线。加强公共卫生学院和人才队伍建设。完善公共卫生服务项目,扩大国家免疫规划,强化慢性病预防、早期筛查和综合干预。完善心理健康和精神卫生服务体系。

第一節 強力な公衆衛生体系を構築する

疾病予防・抑制体系を改革し、モニタリング・早期警報、リスク評価、疫学調査、検査・測定、緊急対応などの職能を強化する。公衆衛生事業への安定的投入の仕組みを確立し、疾病抑制の基礎的条件を改善し、末端の公衆衛生体系を強化する。医療機関に公衆衛生の責任を果たさせ、治療と予防の連携の仕組みを革新する。公衆衛生上の突発的事態のモニタリング・早期警報・処置の仕組みを整え、実験室検測ネットワークの構築を強化し、医療による治療、科学技術によるサポート、物資の保障の体系を整備し、公衆衛生上の突発的事態への対応能力を高める。級別・層別の分流式感染症救急治療ネットワークを確立し、国の統一的な公衆衛生緊急物資備蓄体系を確立して充実させ、平時と感染症流行時のどちらにも利用できるよう大型公共建築物の仕様を改造する。感染症の水際対策を強化する。公衆衛生学部・人材陣づくりにいっそう力を入れる。公衆衛生サービスの内容を充実させ、国家免疫計画を拡大し、慢性疾患予防、早期診断、包括的介入を強化する。メンタルヘルス・精神衛生サービス体系を整備する。

第二节 深化医药卫生体制改革

坚持基本医疗卫生事业公益属性,以提高医疗质量和效率为导向,以公立医疗机构为主体、非公立医疗机构为补充,扩大医疗服务资源供给。加强公立医院建设,加快建立现代医院管理制度,深入推进治理结构、人事薪酬、编制管理和绩效考核改革。加快优质医疗资源扩容和区域均衡布局,建设国家医学中心和区域医疗中心。加强基层医疗卫生队伍建设,以城市社区和农村基层、边境口岸城市、县级医院为重点,完善城乡医疗服务网络。加快建设分级诊疗体系,积极发展医疗联合体。加强预防、治疗、护理、康复有机衔接。推进国家组织药品和耗材集中带量采购使用改革,发展高端医疗设备。完善创新药物、疫苗、医疗器械等快速审评审批机制,加快临床急需和罕见病治疗药品、医疗器械审评审批,促进临床急需境外已上市新药和医疗器械尽快在境内上市。提升医护人员培养质量与规模,扩大儿科、全科等短缺医师规模,每千人口拥有注册护士数提高到3.8人。实施医师区域注册,推动医师多机构执业。稳步扩大城乡家庭医生签约服务覆盖范围,提高签约服务质量。支持社会办医,鼓励有经验的执业医师开办诊所。

第二節 医薬衛生体制改革を深化させる

基本医療衛生事業の公益性を堅持し、医療の質と効率の向上を方向性とし、公立医療機関を主体、非公立医療機関を補足として、医療サービス資源の供給を拡大する。公立病院の整備にいっそう力を入れ、現代的病院管理制度の確立を急ぎ、ガバナンス構造、人事・報酬、定員管理、勤務評定の改革を踏み込んで推し進める。良質な医療資源の拡充と地域間の均衡がとれた配置を急ぎ、国家医学センターと地域医療センターを建設する。末端の医療衛生人材陣づくりを強化し、都市の社区と農村の末端、国境口岸都市、県級病院を重点に、都市・農村の医療サービス網を整える。級別診療体系(重いものは上級、軽いものは下級医療機関で治療する制度)の整備を急ぎ、医療連合体を積極的に発展させる。予防・治療・看護・リハビリの有機的な結びつきを強化する。国による医薬品・消耗品の集中的数量ベース調達・使用の改革を推進し、ハイエンド医療設備を発展させる。革新的医薬品、ワクチン、医療機器などの迅速な審査・認可制度を整え、臨床に至急必要な医薬品、希少疾患治療薬、医療機器の審査・認可を急ぎ、臨床に至急必要で、境外ですでに発売されている新薬・医療機器ができるだけ早く境内で発売されるようにする。医師・看護師養成の質と規模を引き上げ、小児科医や総合医など不足している医師の規模を拡大し、人口1000当たりの登録看護師数を3.8人まで増やす。医師の地域登録を実施し、医師の複数機関でのかけもち勤務を促す。都市・農村の家庭医登録制医療サービスのカバー範囲を着実に拡大し、登録制医療サービスの質を高める。医療機関の民間経営をサポートし、ベテランの勤務医が診療所を開設することを奨励する。

第三节 健全全民医保制度

健全基本医疗保险稳定可持续筹资和待遇调整机制,完善医保缴费参保政策,实行医疗保障待遇清单制度。做实基本医疗保险市级统筹,推动省级统筹。完善基本医疗保险门诊共济保障机制,健全重大疾病医疗保险和救助制度。完善医保目录动态调整机制。推行以按病种付费为主的多元复合式医保支付方式。将符合条件的互联网医疗服务纳入医保支付范围,落实异地就医结算。扎实推进医保标准化、信息化建设,提升经办服务水平。健全医保基金监管机制。稳步建立长期护理保险制度。积极发展商业医疗保险。

第三節 国民皆保険制度を整える

基本医療保険の安定的で持続可能な基金調達・給付調整の仕組みを整え、医療保険料納付・保険加入の徹底のための政策を十全化し、医療保障待遇リスト制度を実施する。基本医療保険の市級統一管理を定着させ、省級統一管理を推進する。基本医療保険の外来診療共済保障の仕組みを十全化し、重大疾患医療保険・医療救助制度を整備する。医療保険適用医薬品目録の動的調整の仕組みを改善する。病気の種類に応じた給付を主とした多元複合型の医療保険給付方式を押し広める。条件に合致するインターネット医療サービスを医療保険給付対象に組み入れ、保険加入登記地以外での医療保険給付をきちんと実施する。医療保険の標準化・情報化建設を着実に推進し、事務処理サービスのレベルを高める。医療保険基金の監督管理の仕組みを整える。長期介護保険制度を着実に確立する。商業医療保険を積極的に発展させる。

第四节 推动中医药传承创新

坚持中西医并重和优势互补,大力发展中医药事业。健全中医药服务体系,发挥中医药在疾病预防、治疗、康复中的独特优势。加强中西医结合,促进少数民族医药发展。加强古典医籍精华的梳理和挖掘,建设中医药科技支撑平台,改革完善中药审评审批机制,促进中药新药研发保护和产业发展。强化中药质量监管,促进中药质量提升。强化中医药特色人才培养,加强中医药文化传承与创新发展,推动中医药走向世界。

第四節 中国医学・薬学の伝承・革新を後押しする

中国医学と西洋医学の両方の重視と優位性の相互補完を堅持し、中国医学・薬学事業の発展に力を入れる。中国医学・薬学サービス体系を整え、疾病の予防・治療・リハビリにおける中国医学・薬学独特の優位性を発揮させる。中国医学と西洋医学の融合にいっそう力を入れ、少数民族医学・薬学の発展を促進する。古典医書の優れた内容の整理・発掘にいっそう力を入れ、科学技術による中国医学・薬学サポートプラットフォームをつくり、漢方薬の審査・認可の仕組みを改革・改善し、漢方新薬の研究開発保護と産業発展を促進する。漢方薬の質の監督管理を強化し、漢方薬の質の向上を促進する。中国医学・薬学の特色ある人材の育成を強化し、中国医学・薬学の文化の伝承と革新発展にいっそう力を入れ、中国医学・薬学を世界に向かわせる。

第五节 建设体育强国

广泛开展全民健身运动,增强人民体质。推动健康关口前移,深化体教融合、体卫融合、体旅融合。完善全民健身公共服务体系,推进社会体育场地设施建设和学校场馆开放共享,提高健身步道等便民健身场所覆盖面,因地制宜发展体育公园,支持在不妨碍防洪安全前提下利用河滩地等建设公共体育设施。保障学校体育课和课外锻炼时间,以青少年为重点开展国民体质监测和干预。坚持文化教育和专业训练并重,加强竞技体育后备人才培养,提升重点项目竞技水平,巩固传统项目优势,探索中国特色足球篮球排球发展路径,持续推进冰雪运动发展,发展具有世界影响力的职业体育赛事。扩大体育消费,发展健身休闲、户外运动等体育产业。办好北京冬奥会、冬残奥会及杭州亚运会等。

第五節 スポーツ強国を建設する

全国民健康増進運動を幅広く展開し、国民の体力を増強する。早期からのヘルスケアを促し、スポーツと教育の融合、スポーツと衛生の融合、スポーツと観光の融合を深める。全国民の健康増進のための公共サービス体系を整え、公共スポーツ施設の建設と学校のスポーツ施設の開放・共有を推進し、ウォーキング・ジョギング・サイクリング専用ロードなど国民の健康増進に役立つ場所を広げ、現地の実情に即してスポーツ公園を発展させ、水防の安全の妨げにならない範囲で河川敷などに公共スポーツ施設を建設することを支持する。学校の体育の授業と課外スポーツの時間を保障し、青少年を重点として国民の体力に対するモニタリングと介入を行う。文化教育と専門的トレーニングの両方の重視を堅持し、競技スポーツの未来の担い手たちの育成にいっそう力を入れ、重点種目の競技レベルを向上させ、伝統種目の優位性を強化し、中国の特色あるサッカー・バスケットボール・バレーボールの発展の道筋を模索し、ウィンタースポーツの発展を持続的に推進し、世界的影響力のあるプロスポーツイベントを発展させる。スポーツ消費を拡大し、レジャースポーツやアウトドアスポーツなどスポーツ産業を発展させる。北京冬季オリンピック・パラリンピックや杭州アジア競技大会などの開催を成功させる。

第六节 深入开展爱国卫生运动

丰富爱国卫生工作内涵,促进全民养成文明健康生活方式。加强公共卫生环境基础设施建设,推进城乡环境卫生整治,强化病媒生物防制。深入推进卫生城镇创建。加强健康教育和健康知识普及,树立良好饮食风尚,制止餐饮浪费行为,开展控烟限酒行动,坚决革除滥食野生动物等陋习,推广分餐公筷、垃圾分类投放等生活习惯。

第六節 愛国衛生運動を踏み込んで展開する

愛国衛生活動の内容を充実させ、全国民の文明的・健康的な生活様式の定着を促す。公衆衛生環境インフラの整備にいっそう力を入れ、都市・農村の環境衛生対策を推進し、媒介生物の予防・抑制を強化する。衛生的都市部の創生を踏み込んで推進する。健康教育と健康知識の普及にいっそう力を入れ、よい飲食習慣を確立し、飲食の浪費行為を禁止し、節煙節酒キャンペーンを展開し、野生動物を何でも食べるといった悪習を断固として根絶し、一人分ずつの配膳と取り箸の使用、ゴミの分別出しといった生活習慣を押し広める。


第四十五章 实施积极应对人口老龄化国家战略

制定人口长期发展战略,优化生育政策,以“一老一小”为重点完善人口服务体系,促进人口长期均衡发展。

第四十五章 人口の高齢化への積極的対応という国家戦略を実施する

人口長期発展戦略を策定し、出産政策を最適化し、「高齢者と子ども」を重点に人口サービス体系を充実させ、人口の長期にわたるバランスのとれた発展を促進する。

第一节 推动实现适度生育水平

增强生育政策包容性,推动生育政策与经济社会政策配套衔接,减轻家庭生育、养育、教育负担,释放生育政策潜力。完善幼儿养育、青少年发展、老人赡养、病残照料等政策和产假制度,探索实施父母育儿假。改善优生优育全程服务,加强孕前孕产期健康服务,提高出生人口质量。建立健全计划生育特殊困难家庭全方位帮扶保障制度。改革完善人口统计和监测体系,密切监测生育形势。深化人口发展战略研究,健全人口与发展综合决策机制。

第一節 適正な出生率の実現を促す

出産政策の包摂性を高め、出産政策と経済・社会政策がしっかりとかみ合うようにし、各世帯の出産・養育・教育の負担を軽減し、出産政策の潜在力を引き出す。幼児の養育、青少年の成長、高齢者の扶養、病人・障害者のケアなどについての政策と産休制度を整え、パパ・ママ育休の実施を模索する。優生優育全過程サービスを改善し、妊娠前、妊娠・出産期の保健サービスにいっそう力を入れ、出生人口の質を向上させる。計画出産特殊困難世帯(一人っ子が死亡したか事故などで障害を負った家庭)全方位サポート保障制度を確立して充実させる。人口統計・モニタリング体系を改革・改善し、出生動向をしっかりとモニタリングする。人口発展戦略の研究を深化させ、人口と発展の総合的な政策決定の仕組みを整える。

第二节 健全婴幼儿发展政策

发展普惠托育服务体系,健全支持婴幼儿照护服务和早期发展的政策体系。加强对家庭照护和社区服务的支持指导,增强家庭科学育儿能力。严格落实城镇小区配套园政策,积极发展多种形式的婴幼儿照护服务机构,鼓励有条件的用人单位提供婴幼儿照护服务,支持企事业单位和社会组织等社会力量提供普惠托育服务,鼓励幼儿园发展托幼一体化服务。推进婴幼儿照护服务专业化、规范化发展,提高保育保教质量和水平。

第二節 乳幼児発達政策を整える

ユニバーサル託児サービス体系を発展させ、乳幼児保育サービス・早期発達支援政策体系を整える。家庭保育とコミュニティサービスへの支援・指導にいっそう力を入れ、家庭での科学的育児の能力を高める。都市部住宅地付属幼稚園政策を厳格に実行し、さまざまな形の乳幼児保育サービス機関を積極的に発展させ、条件を満たす雇用主が乳幼児保育サービスを提供することを奨励し、企業・事業体や社会組織など社会の力がユニバーサル託児サービスを提供するのをサポートし、幼稚園が託児と幼児教育の融合したサービスを発展させることを奨励する。乳幼児保育サービスの専門化・規範化発展を推進し、保育・教育の質と水準を高める。

第三节 完善养老服务体系

推动养老事业和养老产业协同发展,健全基本养老服务体系,大力发展普惠型养老服务,支持家庭承担养老功能,构建居家社区机构相协调、医养康养相结合的养老服务体系。完善社区居家养老服务网络,推进公共设施适老化改造,推动专业机构服务向社区延伸,整合利用存量资源发展社区嵌入式养老。强化对失能、部分失能特困老年人的兜底保障,积极发展农村互助幸福院等互助性养老。深化公办养老机构改革,提升服务能力和水平,完善公建民营管理机制,支持培训疗养资源转型发展养老,加强对护理型民办养老机构的政策扶持,开展普惠养老城企联动专项行动。加强老年健康服务,深入推进医养康养结合。加大养老护理型人才培养力度,扩大养老机构护理型床位供给,养老机构护理型床位占比提高到55%,更好满足高龄失能失智老年人护理服务需求。逐步提升老年人福利水平,完善经济困难高龄失能老年人补贴制度和特殊困难失能留守老年人探访关爱制度。健全养老服务综合监管制度。构建养老、孝老、敬老的社会环境,强化老年人权益保障。综合考虑人均预期寿命提高、人口老龄化趋势加快、受教育年限增加、劳动力结构变化等因素,按照小步调整、弹性实施、分类推进、统筹兼顾等原则,逐步延迟法定退休年龄,促进人力资源充分利用。发展银发经济,开发适老化技术和产品,培育智慧养老等新业态。

第三節 養老サービス体系を改善する

養老事業と養老産業の相乗発展を促し、基本養老サービス体系を整備し、ユニバーサル型養老サービスを大いに発展させ、家庭が養老機能を担うのをサポートし、家庭・コミュニティ・機関が相互に連携する、医療と養老、ヘルスケアと養老が相互に結びついた養老サービス体系を構築する。コミュニティ在宅養老サービス網を整え、公共施設の高齢者向けバリアフリー化を推進し、専門機関のサービスがコミュニティまで届くようにし、既存資源を統合・利用してコミュニティ組み込み型養老を発展させる。全面的な介助や部分的な介助が必要な特別困難高齢者の最低生活保障を強化し、農村互助幸福院など互助的養老を積極的に発展させる。公営養老機関の改革を深化させ、サービスの能力とレベルを高め、公設民営方式の管理の仕組みを十全化し、研修・療養資源の養老施設への転換をサポートし、介護型民営養老機関への政策支援を強化し、ユニバーサル養老都市・企業連動特別行動を展開する。高齢者へのヘルスケアサービスにいっそう力を入れ、ヘルスケアと養老の融合を踏み込んで推進する。介護人材の育成にいっそう力を入れ、養老機関の介護用ベッド数を増やし、養老機関の介護用ベッド数の割合を55%に引き上げ、寝たきりや認知症の高齢者の介護サービスニーズをよりよく満たす。高齢者福祉の水準を着実に高め、経済的に困難な80歳以上の要介護高齢者への補助金制度と特殊困難要介護独居老人の訪問・ケア制度を整える。養老サービス総合監督管理制度を整備する。養老・親孝行・敬老が重んじられる社会環境を築き、高齢者の権利・利益の保障を強化する。平均寿命の延伸、人口の高齢化の加速、就学年数の増加、労働力構造の変化といった要因を総合的に考慮し、漸進的な調整、柔軟な実施、類別の推進、全面的な配慮といった原則に則り、法定定年年齢を段階的に引き上げ、人的資源が十分に活かされるようにする。シルバーエコノミーを発展させ、高齢者向けバリアフリー技術・製品を開発し、スマート養老など新業態を育てる。


第十四篇 增进民生福祉 提升共建共治共享水平

坚持尽力而为、量力而行,健全基本公共服务体系,加强普惠性、基础性、兜底性民生建设,完善共建共治共享的社会治理制度,制定促进共同富裕行动纲要,自觉主动缩小地区、城乡和收入差距,让发展成果更多更公平惠及全体人民,不断增强人民群众获得感、幸福感、安全感。

第十四篇 民生福祉を増進し、共同建設・共同統治・共同享受のレベルを高める

できることを全力でしっかりと行うことを堅持し、基本公共サービス体系を整備し、包摂性・基礎性のある最低ライン保障型民生の建設を強化し、共同建設・共同統治・共同享受に基づく社会統治制度をより完全なものにし、共同富裕促進行動要綱を策定し、地域格差、都市・農村格差、所得格差を自覚的・主体的に縮小し、発展の成果の恩恵がより多く、より公平に全人民に行き渡るようにし、人民大衆の獲得感・幸福感・安心感を不断に高める。

第四十六章 健全国家公共服务制度体系

加快补齐基本公共服务短板,着力增强非基本公共服务弱项,努力提升公共服务质量和水平。

第四十六章 国の公共サービスの制度体系を整える

基本公共サービスの不足部分の補充を急ぎ、非基本公共サービス(基本的需要より高次の公共的な需要を満たすためのサービス)のウィークポイントの強化に力を入れ、公共サービスの質とレベルの向上に努める。

第一节 提高基本公共服务均等化水平

推动城乡区域基本公共服务制度统一、质量水平有效衔接。围绕公共教育、就业创业、社会保险、医疗卫生、社会服务、住房保障、公共文化体育、优抚安置、残疾人服务等领域,建立健全基本公共服务标准体系,明确国家标准并建立动态调整机制,推动标准水平城乡区域间衔接平衡。按照常住人口规模和服务半径统筹基本公共服务设施布局和共建共享,促进基本公共服务资源向基层延伸、向农村覆盖、向边远地区和生活困难群众倾斜。

第一節 基本公共サービスの均等化レベルを高める

都市・農村間、地域間の基本公共サービスの制度の統一、質・レベルの効果的すり合わせを推し進める。公共教育、就業・起業、社会保険、医療衛生、社会サービス、住宅保障、公共文化・スポーツ、恩給援護・再配置、障害者向けサービスといった分野を中心に、基本公共サービス基準体系を確立して充実させ、国家基準の明確化と動的調整の仕組みの確立をはかり、都市・農村間、地域間の基準のレベルのすり合わせ・バランス調整を推し進める。常住人口の規模とサービス半径に基づいて基本公共サービス施設の配置、共同建設・共同享受を統一的に計画し、基本公共サービス資源が末端まで届き、農村に行き渡り、僻地や生活困難層に注がれるようにする。

第二节 创新公共服务提供方式

区分基本与非基本,突出政府在基本公共服务供给保障中的主体地位,推动非基本公共服务提供主体多元化、提供方式多样化。在育幼、养老等供需矛盾突出的服务领域,支持社会力量扩大普惠性规范性服务供给,保障提供普惠性规范性服务的各类机构平等享受优惠政策。鼓励社会力量通过公建民营、政府购买服务、政府和社会资本合作等方式参与公共服务供给。深化公共服务领域事业单位改革,营造事业单位与社会力量公平竞争的市场环境。

第二節 公共サービスの提供方式を革新する

基本と非基本を区別し、基本公共サービスの供給の保障における主体としての政府の地位を際立たせ、非基本公共サービスの提供主体の多元化、提供方式の多様化を促す。保育や養老など需給矛盾が際立つサービス分野で、社会の力が包摂的で規範的なサービスの供給を拡大するのをサポートし、包摂的で規範的なサービスの提供主体である各種機関が優遇政策を平等に享受できるようにする。公設民営、公共サービスの外部委託、PPPといった方式を通じて公共サービスの供給に民間が参入することを奨励する。公共サービス分野の事業体の改革を深化させ、事業体と社会の力が公平に競争する市場環境を築く。

第三节 完善公共服务政策保障体系

优化财政支出结构,优先保障基本公共服务补短板。明确中央和地方在公共服务领域事权和支出责任,加大中央和省级财政对基层政府提供基本公共服务的财力支持。将更多公共服务项目纳入政府购买服务指导性目录,加大政府购买力度,完善财政、融资和土地等优惠政策。在资格准入、职称评定、土地供给、财政支持、政府采购、监督管理等方面公平对待民办与公办机构。

第三節 公共サービス政策保障体系を十全化する

財政支出構造を改善し、基本公共サービスの脆弱部分の補強を優先的に保障する。中央と地方の公共サービス分野の権限と支出責任を明確にし、末端政府による公共サービスの提供への中央財政と省級財政からの財的支援を拡大する。より多くの公共サービス項目を外部委託のガイドライン目録に組み入れ、外部委託を拡大し、財政・融資・土地などの優遇政策を充実させる。資格認定、職階評定、土地供給、財政支援、外部委託、監督管理などの面で民営機関と公営機関を公平に扱う。

第四十七章 实施就业优先战略

健全有利于更充分更高质量就业的促进机制,扩大就业容量,提升就业质量,缓解结构性就业矛盾。

第四十七章 雇用優先戦略を実施する

より十分でより質の高い雇用につながる促進メカニズムを整え、雇用吸収力を拡大し、雇用の質を高め、雇用の構造的矛盾を緩和する。

第一节 强化就业优先政策

坚持经济发展就业导向,健全就业目标责任考核机制和就业影响评估机制。完善高校毕业生、退役军人、农民工等重点群体就业支持体系。完善与就业容量挂钩的产业政策,支持吸纳就业能力强的服务业、中小微企业和劳动密集型企业发展,稳定拓展社区超市、便利店和社区服务岗位。促进平等就业,增加高质量就业,注重发展技能密集型产业,支持和规范发展新就业形态,扩大政府购买基层教育、医疗和专业化社会服务规模。建立促进创业带动就业、多渠道灵活就业机制,全面清理各类限制性政策,增强劳动力市场包容性。统筹城乡就业政策,积极引导农村劳动力就业。扩大公益性岗位安置,着力帮扶残疾人、零就业家庭成员等困难人员就业。

第一節 雇用優先政策を強化する

経済発展における雇用の重視を堅持し、雇用目標責任考課の仕組みと雇用影響評価の仕組みを整える。大学新卒者、退役軍人、農民工など重点層の就業支援体系を充実させる。雇用吸収力と結びつけた産業政策を充実させ、雇用吸収力が高いサービス業、中小零細企業、労働集約型企業の発展をサポートし、コミュニティスーパー、コンビニエンスストア、コミュニティサービスでの雇用を安定的に拡大する。平等な雇用を促進し、質の高い雇用を増やし、技能集約型産業の発展を重視し、新たな就業形態の発展を支援・規範化し、末端の教育、医療、専門的社会サービスの外部委託の規模を拡大する。起業による雇用の創出、さまざまな方途でのフレキシブル就業を促進するための仕組みを確立し、各種制限政策を全面的に整理し、労働市場の包摂性を高める。都市・農村の雇用政策を統一的に策定し、農村の労働力の就業を積極的に導く。公益的な仕事を増やし、障害者やゼロ就業世帯の成員など就業困難者の就業支援に力を入れる。

第二节 健全就业公共服务体系

健全覆盖城乡的就业公共服务体系,加强基层公共就业创业服务平台建设,为劳动者和企业免费提供政策咨询、职业介绍、用工指导等服务。构建常态化援企稳岗帮扶机制,统筹用好就业补助资金和失业保险基金。健全劳务输入集中区域与劳务输出省份对接协调机制,加强劳动力跨区域精准对接。加强劳动者权益保障,健全劳动合同制度和劳动关系协调机制,完善欠薪治理长效机制和劳动争议调解仲裁制度,探索建立新业态从业人员劳动权益保障机制。健全就业需求调查和失业监测预警机制。

第二節 就業のための公共サービス体系を整える

都市・農村をカバーする就業のための公共サービス体系を整え、末端の公共就業・起業サービスプラットフォームの整備にいっそう力を入れ、労働者と企業に政策コンサルティング、職業紹介、雇用指導といったサービスを無償で提供する。恒常的な企業雇用安定助成の仕組みをつくり、雇用助成金と失業保険基金を統一的に活用する。労務受け入れ集中地域と労務送り出し省・自治区の連携・協調メカニズムを整え、地域間の労働力の的確な調整にいっそう力を入れる。労働者の権利・利益の保障を強化し、労働契約制度と労働関係調整メカニズムを整え、賃金不払い撲滅長期有効メカニズムと労働争議調停・仲裁制度を整備し、新業態従事者の労働権益保障メカニズムの確立を模索する。就業ニーズ調査と失業モニタリング・早期警報の仕組みを整える。

第三节 全面提升劳动者就业创业能力

健全终身技能培训制度,持续大规模开展职业技能培训。深入实施职业技能提升行动和重点群体专项培训计划,广泛开展新业态新模式从业人员技能培训,有效提高培训质量。统筹各级各类职业技能培训资金,创新使用方式,畅通培训补贴直达企业和培训者渠道。健全培训经费税前扣除政策,鼓励企业开展岗位技能提升培训。支持开展订单式、套餐制培训。建设一批公共实训基地和产教融合基地,推动培训资源共建共享。办好全国职业技能大赛。

第三節 労働者の就業・起業能力を全面的に向上させる

生涯技能訓練制度を整え、職業技能訓練の大規模な実施を続ける。職業技能向上行動と重点層特別研修計画を踏み込んで実施し、新業態・新モデル従事者の技能研修を幅広く展開し、研修の質を効果的に高める。各級各種の職業技能訓練資金を統一的に管理し、使用方式を革新し、企業と受講者への訓練補助金の直接給付の方途を円滑にする。研修経費税前控除(所得控除)政策を整え、企業が職務技能向上研修を行うことを奨励する。オーダー研修、パッケージ研修の実施をサポートする。一群の公共実習・訓練拠点と産業・教育融合拠点をつくり、研修資源の共同建設・共同享受を促す。全国職業技能大会をしっかりと開催する。

第四十八章 优化收入分配结构

坚持居民收入增长和经济增长基本同步、劳动报酬提高和劳动生产率提高基本同步,持续提高低收入群体收入,扩大中等收入群体,更加积极有为地促进共同富裕。

第四十八章 所得分配構造を改善する

住民所得の伸び率と経済成長率の基本的一致、労働報酬の上昇率と労働生産性の上昇率の基本的一致を堅持し、低所得層の所得を持続的に向上させ、中間所得層を拡大し、いっそう意欲的に共同富裕を促進する。

第一节 拓展居民收入增长渠道

坚持按劳分配为主体、多种分配方式并存,提高劳动报酬在初次分配中的比重。健全工资决定、合理增长和支付保障机制,完善最低工资标准和工资指导线形成机制,积极推行工资集体协商制度。完善按要素分配政策制度,健全各类生产要素由市场决定报酬的机制,探索通过土地、资本等要素使用权、收益权增加中低收入群体要素收入。完善国有企业市场化薪酬分配机制,普遍实行全员绩效管理。改革完善体现岗位绩效和分级分类管理的事业单位薪酬制度。规范劳务派遣用工行为,保障劳动者同工同酬。多渠道增加城乡居民财产性收入,提高农民土地增值收益分享比例,完善上市公司分红制度,创新更多适应家庭财富管理需求的金融产品。完善国有资本收益上缴公共财政制度,加大公共财政支出用于民生保障力度。

第一節 住民所得の増加の方途を切り開く

労働に応じた分配を主体に多様な分配方式を並存させることを堅持し、一次分配における労働報酬の割合を引き上げる。賃金の決定、合理的向上、支払い保障の仕組みを整え、最低賃金基準と賃金ガイドラインの作成の仕組みを改善し、賃金団体交渉制度を積極的に押し広める。要素に応じた分配の政策・制度を整え、各種生産要素に対する報酬が市場によって決定される仕組みを整備し、土地や資本といった要素の使用権・収益権を通じた中間所得層・低所得層の要素所得の増大を模索する。国有企業の市場化された報酬分配メカニズムを整え、全員の業績管理を幅広く実施する。職務成績と級別・類別管理が反映される事業体の報酬制度を改革・改善する。労務派遣制雇用行為を規範化し、労働者の同一労働同一賃金を保障する。さまざまな方途で都市・農村住民の財産所得を増やし、土地の増分価値のうちの農民への配分割合を引き上げ、上場企業の配当制度を改善し、家計資産管理のニーズに合ったより多くの金融商品を新たにつくる。国有資本収益の公共財政への繰り入れ制度を充実させ、公共財政支出による民生保障を拡充する。

第二节 扩大中等收入群体

实施扩大中等收入群体行动计划,以高校和职业院校毕业生、技能型劳动者、农民工等为重点,不断提高中等收入群体比重。提高高校、职业院校毕业生就业匹配度和劳动参与率。拓宽技术工人上升通道,畅通非公有制经济组织、社会组织、自由职业专业技术人员职称申报和技能等级认定渠道,提高技能型人才待遇水平和社会地位。实施高素质农民培育计划,运用农业农村资源和现代经营方式增加收入。完善小微创业者扶持政策,支持个体工商户、灵活就业人员等群体勤劳致富。

第二節 中間所得層を拡大する。

中間所得層拡大行動計画を実施し、大学と職業学校の卒業生、技能型労働者、農民工などを重点に、中間所得層の割合をどんどん高める。大学と職業学校の卒業生の求人倍率と労働参加率を引き上げる。技能労働者のキャリアアップの道を広げ、非公有制経済組織、社会組織、フリーランスの専門技術者の職階・資格申請や技能等級認定の方途を円滑にし、技能型人材の待遇水準と社会的地位を高める。資質の高い農民の育成計画を実施し、農業・農村資源と現代的経営方式を活用して収入を増やす。小企業者・小規模企業者支援政策を充実させ、自営業者やフレキシブルワーカーといった層が勤勉に働いて豊かになるのをサポートする。

第三节 完善再分配机制

加大税收、社会保障、转移支付等调节力度和精准性,发挥慈善等第三次分配作用,改善收入和财富分配格局。健全直接税体系,完善综合与分类相结合的个人所得税制度,加强对高收入者的税收调节和监管。增强社会保障待遇和服务的公平性可及性,完善兜底保障标准动态调整机制。规范收入分配秩序,保护合法收入,合理调节过高收入,取缔非法收入,遏制以垄断和不正当竞争行为获取收入。建立完善个人收入和财产信息系统。健全现代支付和收入监测体系。

第三節 再分配の仕組みを整える

租税・社会保障・移転支出などの調節力・的確性を高め、慈善など三次分配の役割を発揮させ、所得・財産分配のあり方を改善する。直接税体系を整備し、総合課税と分離課税が組み合わさった個人所得税制度を整え、高所得者に対する税の調節・監督管理を強化する。社会保障の待遇・サービスの公平性・アクセシビリティを高め、最低生活保障基準の動的調整の仕組みを改善する。所得分配の秩序を規範化し、合法的所得を保護し、法外な所得を合理的に調節し、違法所得を取り締まり、独占・不正競争行為による収入獲得を食い止める。個人所得・資産情報システムを確立して充実させる。現代的支出・収入モニタリング体系を整える。

第四十九章 健全多层次社会保障体系

坚持应保尽保原则,按照兜底线、织密网、建机制的要求,加快健全覆盖全民、统筹城乡、公平统一、可持续的多层次社会保障体系。

第四十九章 多層的社会保障体系を整備する

最低生活保障をできるだけ対象者全員に行き渡らせる原則を堅持し、最低ラインの保障、セーフティネットの構築、仕組みの確立という要求に基づいて、全国民をカバーする、都市・農村統合型の、公平で統一ある、持続可能な多層的社会保障体系の整備を急ぐ。

第一节 改革完善社会保险制度

健全养老保险制度体系,促进基本养老保险基金长期平衡。实现基本养老保险全国统筹,放宽灵活就业人员参保条件,实现社会保险法定人群全覆盖。完善划转国有资本充实社保基金制度,优化做强社会保障战略储备基金。完善城镇职工基本养老金合理调整机制,逐步提高城乡居民基础养老金标准。发展多层次、多支柱养老保险体系,提高企业年金覆盖率,规范发展第三支柱养老保险。推进失业保险、工伤保险向职业劳动者广覆盖,实现省级统筹。推进社保转移接续,完善全国统一的社会保险公共服务平台。

第一節 社会保険制度を改革・改善する

養老保険制度体系を整え、基本養老保険基金の長期的安定を促進する。基本養老保険の全国統一管理を実現し、フレキシブルワーカーの保険加入条件を緩和し、社会保険の法定対象者完全普及を実現する。国有資本を社会保障基金に繰り入れて基金を充実させる制度を整え、社会保障戦略準備基金を改善・増強する。都市部職工(従業員)基本養老金の合理的調整の仕組みを整え、都市・農村住民基礎養老金の基準額を着実に引き上げる。多層的で多柱式の養老保険体系を発展させ、企業年金のカバー率を高め、養老保険の第三の柱としての個人商業養老保険を規範的に発展させる。失業保険・労災保険を専業労働者に幅広く行き渡らせるようにし、省級統一管理を実現する。社会保険のポータビリティを推進し、全国統一の社会保険公共サービスのプラットフォームを整える。

第二节 优化社会救助和慈善制度

以城乡低保对象、特殊困难人员、低收入家庭为重点,健全分层分类的社会救助体系,构建综合救助格局。健全基本生活救助制度和医疗、教育、住房、就业、受灾人员等专项救助制度,完善救助标准和救助对象动态调整机制。健全临时救助政策措施,强化急难社会救助功能。加强城乡救助体系统筹,逐步实现常住地救助申领。积极发展服务类社会救助,推进政府购买社会救助服务。促进慈善事业发展,完善财税等激励政策。规范发展网络慈善平台,加强彩票和公益金管理。

第二節 社会救済制度と慈善制度をよりよいものにする                    

都市・農村の最低生活保障対象者、特殊困難者、低所得世帯を重点に、レベル分け・類別された社会救済体系を整え、総合的な救済の枠組みを築く。基本的生活救済制度と医療・教育・住宅・雇用・被災者などの特別救済制度を整え、救済基準と救済対象の動的調整の仕組みを改善する。臨時救済政策措置を整え、緊急時社会救済機能を強化する。都市・農村の救済体系の統一的管理を強化し、常住地での救済の申請・受領を着実に実現する。サービス類社会救済を積極的に発展させ、社会救済サービスの外部委託を推進する。慈善事業の発展を促進し、財政・租税面などの奨励政策を充実させる。インターネット慈善プラットフォームを規範的に発展させ、宝くじと公益金の管理を強化する。

第三节 健全退役军人工作体系和保障制度

完善退役军人事务组织管理体系、工作运行体系和政策制度体系,提升退役军人服务保障水平。深化退役军人安置制度改革,加大教育培训和就业扶持力度,拓展就业领域,提升安置质量。建立健全新型待遇保障体系,完善和落实优抚政策,合理提高退役军人和其他优抚对象待遇标准,做好随调配偶子女工作安排、落户和教育等工作。完善离退休军人和伤病残退役军人移交安置、收治休养制度,加强退役军人服务中心(站)建设,提升优抚医院、光荣院、军供站等建设服务水平。加强退役军人保险制度衔接。大力弘扬英烈精神,加强烈士纪念设施建设和管护,建设军人公墓。深入推动双拥模范城(县)创建。

第三節 退役軍人関連の業務体系と保障制度を整備する

退役軍人事務の組織管理体系、業務運営体系、政策制度体系を十全化し、退役軍人へのサービスの保障水準を向上させる。退役軍人再配置制度の改革を深化させ、教育・研修、就業支援にいっそう力を入れ、就業分野を拡大し、再配置の質を高める。新型待遇保障体系を確立して充実させ、恩給援護政策を整備して実行し、退役軍人とその他の恩給援護対象者の待遇基準を合理的に引き上げ、退役軍人の再配置に伴う配偶者・子女の勤め先の調整や転籍・転校などの業務をしっかりと行う。現役定限年齢に達した軍人と傷病退役軍人の転職・再配置、収容治療・療養制度を整え、退役軍人サービスセンター・ステーションの整備にいっそう力を入れ、優撫病院・栄光院・軍供站(主に軍人・退役軍人とその家族のための病院・養老院・飲食宿泊施設)などの整備・サービスのレベルを高める。退役軍人保険制度のすり合わせにいっそう力を入れる。烈士精神を大いに発揚し、烈士記念施設の建設・維持管理にいっそう力を入れ、軍人公墓(軍人墓地)をつくる。双擁(「擁軍優属[軍隊を擁護し、軍人家族を優遇する]・擁政愛民[政府を擁護し、人民を愛護する]」)模範都市・県づくりをいっそう促す。

第五十章 保障妇女未成年人和残疾人基本权益

坚持男女平等基本国策,坚持儿童优先发展,提升残疾人关爱服务水平,切实保障妇女、未成年人、残疾人等群体发展权利和机会。

第五十章 女性・未成年者および障害者の基本的権利・利益を保障する

男女平等の基本国策を堅持し、児童の優先発展を堅持し、障害者思いやりサービスのレベルを高め、女性・未成年者・障害者などの発展の権利と機会を確実に保障する。

第一节 促进男女平等和妇女全面发展

深入实施妇女发展纲要,持续改善妇女发展环境,促进妇女平等依法行使权利、参与经济社会发展、共享发展成果。保障妇女享有卫生健康服务,完善宫颈癌、乳腺癌综合防治体系和救助政策。保障妇女平等享有受教育权利,持续提高受教育年限和综合能力素质。保障妇女平等享有经济权益,消除就业性别歧视,依法享有产假和生育津贴,保障农村妇女土地权益。保障妇女平等享有政治权利,推动妇女广泛参与社会事务和民主管理。落实法规政策性别平等评估机制,完善分性别统计制度。提高留守妇女关爱服务水平。严厉打击侵害妇女和女童人身权利的违法犯罪行为。

第一節 男女平等と女性の全面的発展を促進する

女性発展要綱を踏み込んで実施し、女性の発展環境を持続的に改善し、女性が法に基づいて平等に権利を行使し、経済・社会発展に参加し、発展の成果を共有するよう促す。女性の衛生・ヘルスケアサービスの享受を保障し、子宮頚がん・乳がん総合対策体系・救済政策を充実させる。教育を受ける権利を女性が平等に享受することを保障し、女性の就学年数と総合的能力・資質を持続的に向上させる。経済的権利・利益を女性が平等に享受することを保障し、雇用における性差別をなくし、法に基づいて産休を取得し出産手当金を受給できるようにし、農村女性の土地権益を保障する。政治的権利を女性が平等に享受することを保障し、社会の事柄と民主的管理への女性の幅広い参加を促す。法規・政策におけるジェンダー平等の評価の仕組みをしっかりと機能させ、ジェンダー統計制度を整える。「留守女性」思いやりサービスのレベルを高める。女性と女児の人身権を侵害する違法・犯罪行為を厳しく取り締まる。

第二节 提升未成年人关爱服务水平

深入实施儿童发展纲要,优化儿童发展环境,切实保障儿童生存权、发展权、受保护权和参与权。完善儿童健康服务体系,预防和控制儿童疾病,减少儿童死亡和严重出生缺陷发生,有效控制儿童肥胖和近视,实施学龄前儿童营养改善计划。保障儿童公平受教育权利,加强儿童心理健康教育和服务。加强困境儿童分类保障,完善农村留守儿童关爱服务体系,健全孤儿和事实无人抚养儿童保障机制。完善落实未成年人监护制度,严厉打击侵害未成年人权益的违法犯罪行为,完善未成年人综合保护体系。深入实施青年发展规划,促进青年全面发展,搭建青年成长成才和建功立业的平台,激发青年创新创业活力。

第二節 未成年者思いやりサービスのレベルを高める

児童発展要綱を踏み込んで実施し、児童の発展環境を改善し、児童の生きる権利、発展の権利、守られる権利、参加する権利を確実に保障する。児童ヘルスケアサービス体系を整え、小児疾患を予防・抑制し、小児死亡と重度の先天異常の発生を減らし、小児の肥満・近視を効果的に抑制し、就学前児童の栄養改善計画を実施する。児童の公平に教育を受ける権利を保障し、児童へのメンタルヘルス教育・サービスにいっそう力を入れる。「困境児童(恵まれない境遇にある子ども)」の類別保障を強化し、農村「留守児童」思いやりサービス体系を充実させ、孤児と事実上扶養者のいない子どもの生活保障の仕組みを整える。未成年者の監督保護制度を改善して徹底し、未成年者の権利・利益を侵害する違法・犯罪行為を厳しく取り締まり、未成年者の総合保護体系を整える。青年発展計画を踏み込んで実施し、青年の全面的発展を促進し、青年が有能な人材に成長して活躍するためのプラットフォームをつくり、青年の革新・起業の活力を引き出す。

第三节 加强家庭建设

以建设文明家庭、实施科学家教、传承优良家风为重点,深入实施家家幸福安康工程。构建支持家庭发展的法律政策体系,推进家庭教育立法进程,加大反家庭暴力法实施力度,加强婚姻家庭辅导服务,预防和化解婚姻家庭矛盾纠纷。构建覆盖城乡的家庭教育指导服务体系,健全学校家庭社会协同育人机制。促进家庭服务多元化发展。充分发挥家庭家教家风在基层社会治理中的作用。

第三節 家庭づくりを強化する

文明的家庭の形成、科学的家庭教育の実施、よき家風の伝承を重点に、全世帯幸福安泰プロジェクトを踏み込んで実施する。家庭の発展をサポートする法律・政策体系を築き、家庭教育に関する立法プロセスを推し進め、反家庭内暴力法の実施にいっそう力を入れ、婚姻家庭相談サービスを強化し、婚姻家庭のもつれやトラブルを防止・解消する。都市・農村をカバーする家庭教育指導サービス体系を築き、学校・家庭・社会協同教育の仕組みを整備する。家庭サービスの多元化発展を促進する。末端の社会統治における家庭、家庭教育、家風の役割を十分に発揮させる。

第四节 提升残疾人保障和发展能力

健全残疾人帮扶制度,帮助残疾人普遍参加基本医疗和基本养老保险,动态调整困难残疾人生活补贴和重度残疾人护理补贴标准。完善残疾人就业支持体系,加强残疾人劳动权益保障,优先为残疾人提供职业技能培训,扶持残疾人自主创业。推进适龄残疾儿童和少年教育全覆盖,提升特殊教育质量。建成康复大学,促进康复服务市场化发展,提高康复辅助器具适配率,提升康复服务质量。开展重度残疾人托养照护服务。加强残疾人服务设施和综合服务能力建设,完善无障碍环境建设和维护政策体系,支持困难残疾人家庭无障碍设施改造。

第四節 障害者の保障と発展能力を向上させる

障害者支援制度を整え、障害者がもれなく基本医療保険と基本養老保険に加入できるようサポートし、生活困難障害者向け生活補助金と重度障害者向け介護補助金の基準額を動的に調整する。障害者の就業支援体系を整え、障害者の労働権益保障を強化し、障害者に優先的に職業技能訓練を提供し、障害者の自主的な起業をサポートする。障害をもつ適齢児童・少年少女に教育を行き渡らせるようにし、特別支援教育の質を高める。リハビリ大学を完成させ、リハビリサービスの市場化発展を促進し、リハビリ補助具の適合性を高め、リハビリサービスの質を向上させる。重度障害者の入所療護サービスを展開する。障害者向けのサービス施設と総合サービス能力の構築にいっそう力を入れ、バリアフリー環境の整備・維持のための政策体系を整え、生活困難障害者のいる家庭のバリアフリー設備の更新をサポートする。


第五十一章 构建基层社会治理新格局

健全党组织领导的自治、法治、德治相结合的城乡基层社会治理体系,完善基层民主协商制度,建设人人有责、人人尽责、人人享有的社会治理共同体。

第五十一章 末端社会統治の新たな形を築く

党組織の指導する自治・法治・徳治が相互に結びついた都市・農村末端社会統治体系を整備し、末端民主協商制度を整え、誰もが責任を有し、誰もが責務を果たし、誰もが利益を享受する社会統治共同体を築く。

第一节 夯实基层社会治理基础

健全党组织领导、村(居)委会主导、人民群众为主体的基层社会治理框架。依法厘清基层政府与基层群众性自治组织的权责边界,制定县(区)职能部门、乡镇(街道)在城乡社区治理方面的权责清单制度,实行工作事项准入制度,减轻基层特别是村级组织负担。加强基层群众性自治组织规范化建设,合理确定其功能、规模和事务范围。加强基层群众自治机制建设,完善村(居)民议事会、理事会、监督委员会等自治载体,健全村(居)民参与社会治理的组织形式和制度化渠道。

第一節 末端社会統治の基礎をうち固める

党組織が指導し、村民(居民)委員会が主導し、人民大衆が主体となる末端社会統治の枠組みを整える。末端政府と末端大衆自治組織の権限と責任の境界を法に基づいて明確にし、都市・農村のコミュニティ・ガバナンスにおける県(区)の職能部門と郷鎮(街道)の権限・責任リスト制度を定め、業務事項参入許可制度を実施し、末端、とくに村級組織の負担を軽減する。末端大衆自治組織の規範化建設にいっそう力を入れ、組織の機能・規模・業務範囲を合理的に定める。末端大衆自治の仕組みづくりにいっそう力を入れ、村民(居民)議事会、理事会、監督委員会といった自治の媒体を充実させ、社会統治に村民(居民)が参加できる組織形態と制度化された道を整える。

第二节 健全社区管理和服务机制

推动社会治理和服务重心下移、资源下沉,提高城乡社区精准化精细化服务管理能力。推进审批权限和公共服务事项向基层延伸,构建网格化管理、精细化服务、信息化支撑、开放共享的基层管理服务平台,推动就业社保、养老托育、扶残助残、医疗卫生、家政服务、物流商超、治安执法、纠纷调处、心理援助等便民服务场景有机集成和精准对接。完善城市社区居委会职能,督促业委会和物业服务企业履行职责,改进社区物业服务管理。构建专职化、专业化的城乡社区工作者队伍。

第二節 コミュニティ管理・サービスの仕組みを整える

社会統治・社会サービスの重心と資源を末端にシフトさせ、都市・農村コミュニティの的確できめ細かいサービス・管理能力を向上させる。審査・認可権限と公共サービス事項が末端にも渡るようにし、網格化管理、きめ細かいサービス、情報化の支え、開放・共有に基づく末端管理サービスプラットフォームを築き、就業・社会保障、養老・託児、障害者支援、医療衛生、家事代行サービス、物流・スーパー、治安・法執行、紛争調停、メンタルサポートといった利民サービスの一つ一つが有機的に集まりぴたりとかみ合うようにする。都市の社区居民委員会の職能を充実させ、業主委員会(管理組合)と不動産管理サービス企業が職責を果たすよう促し、社区の不動産サービス・管理を改善する。専任・専門の都市・農村コミュニティワーカー陣を揃える。

第三节 积极引导社会力量参与基层治理

发挥群团组织和社会组织在社会治理中的作用,畅通和规范市场主体、新社会阶层、社会工作者和志愿者等参与社会治理的途径,全面激发基层社会治理活力。培育规范化行业协会商会、公益慈善组织、城乡社区社会组织,加强财政补助、购买服务、税收优惠、人才保障等政策支持和事中事后监管。支持和发展社会工作服务机构和志愿服务组织,壮大志愿者队伍,搭建更多志愿服务平台,健全志愿服务体系。

第三節 末端統治への社会の力の参加を積極的に導く

社会統治における大衆団体・組織および社会組織の役割を発揮させ、市場主体、新社会階層、ソーシャルワーカー、ボランティアなどの社会統治参加へのルートを円滑化・規範化し、末端社会統治の活力を全面的に引き出す。規範のある産業協会・商工会議所、公益慈善団体、都市・農村コミュニティ社会組織を育て、財政補助、サービス外部委託、税制優遇、人材保障などの政策によるサポートと事中・事後の監督管理にいっそう力を入れる。ソーシャルワークセンターとボランティア団体をサポートして発展させ、ボランティア人材を増やし、ボランティアのプラットフォームをもっとつくり、ボランティアサービス体系を十全化する。

第十五篇 统筹发展和安全 建设更高水平的平安中国

坚持总体国家安全观,实施国家安全战略,维护和塑造国家安全,统筹传统安全和非传统安全,把安全发展贯穿国家发展各领域和全过程,防范和化解影响我国现代化进程的各种风险,筑牢国家安全屏障。

第十五篇 発展と安全を統一的に考慮し、より高水準の「平安中国」を建設する

総体的国家安全保障観を堅持し、国家安全保障戦略を実施し、国家の安全を維持・構築し、伝統的安全保障と非伝統的安全保障を総合的に勘案し、安全発展を国の発展の各分野・全過程で貫き、わが国の現代化のプロセスに影響を及ぼすさまざまなリスクを防止・解消し、国家安全保障壁をうち固める。

第五十二章 加强国家安全体系和能力建设

坚持政治安全、人民安全、国家利益至上有机统一,以人民安全为宗旨,以政治安全为根本,以经济安全为基础,以军事、科技、文化、社会安全为保障,不断增强国家安全能力。完善集中统一、高效权威的国家安全领导体制,健全国家安全法治体系、战略体系、政策体系、人才体系和运行机制,完善重要领域国家安全立法、制度、政策。巩固国家安全人民防线,加强国家安全宣传教育,增强全民国家安全意识,建立健全国家安全风险研判、防控协同、防范化解机制。健全国家安全审查和监管制度,加强国家安全执法。坚定维护国家政权安全、制度安全、意识形态安全,全面加强网络安全保障体系和能力建设,切实维护新型领域安全,严密防范和严厉打击敌对势力渗透、破坏、颠覆、分裂活动。

第五十二章 国家安全保障体系・能力の構築を強化する

政治の安全、人民の安全、国益ファーストの有機的統一を堅持し、人民の安全を目的とし、政治の安全を根本とし、経済の安全を基礎とし、軍事・科学技術・文化・社会の安全を保障とし、国家安全保障能力を不断に増強する。集中的・統一的で、高効率で権威ある国家安全保障指導体制を整え、国家安全保障の法治体系、戦略体系、政策体系、人材体系および運営メカニズムを整備し、重要分野の国家安全に関する立法・制度・政策を整える。国家安全人民防衛線を強固にし、国家安全に関する宣伝・教育を強化し、全国民の国家安全意識を高め、国家安全保障上のリスクの分析・判断、共同対策、防止・解消の仕組みを確立して充実させる。国家安全審査・監督管理制度を整備し、国家安全に関する法執行を強化する。国家の政権の安全、制度の安全、イデオロギーの安全を断固として守り、サイバーセキュリティの体系・能力の構築を全面的に強化し、新たな領域の安全を確実に守り、敵対勢力による浸透・破壊・転覆・分裂活動を厳重に防止し、厳しく取り締まる。

第五十三章 强化国家经济安全保障

强化经济安全风险预警、防控机制和能力建设,实现重要产业、基础设施、战略资源、重大科技等关键领域安全可控,着力提升粮食、能源、金融等领域安全发展能力。

第五十三章 国の経済安全保障を強化する

経済安全保障上のリスク早期警報、防止・抑制の仕組み・能力の構築を強化し、重要産業、インフラ、戦略資源、重大科学技術など枢要分野の安全制御を実現し、食糧、エネルギー、金融といった分野の安全発展能力の向上に力を入れる。

第一节 实施粮食安全战略

实施分品种保障策略,完善重要农产品供给保障体系和粮食产购储加销体系,确保口粮绝对安全、谷物基本自给、重要农副产品供应充足。毫不放松抓好粮食生产,深入实施藏粮于地、藏粮于技战略,开展种源“卡脖子”技术攻关,提高良种自主可控能力。严守耕地红线和永久基本农田控制线,稳定并增加粮食播种面积和产量,合理布局区域性农产品应急保供基地。深化农产品收储制度改革,加快培育多元市场购销主体,改革完善中央储备粮管理体制,提高粮食储备调控能力。强化粮食安全省长责任制和“菜篮子”市长负责制,实行党政同责。有效降低粮食生产、储存、运输、加工环节损耗,开展粮食节约行动。积极开展重要农产品国际合作,健全农产品进口管理机制,推动进口来源多元化,培育国际大粮商和农业企业集团。制定粮食安全保障法。

第一節 食糧安全保障戦略を実施する

品種別保障方策を実施し、重要農産物の供給保障体系と食糧の生産・買付・備蓄・加工・販売体系を整え、食糧の絶対的安全、穀物の基本的自給、重要農産物・副産物の十分な供給を確保する。決して手を緩めずに食料生産に努め、耕地の利用方式調整と技術の改良による食糧の安定確保戦略をしっかりと実施し、種子における「首根っこを押さえられる」技術のブレークスルーをはかり、優良品種の自主・制御可能の能力を高める。耕地レッドラインと恒久基本農地制御線を厳守し、食糧の作付面積と生産量を安定させつつ増加させ、緊急時の農産物供給確保のための地域的な拠点を合理的に配置する。農産物買付・備蓄制度の改革を深化させ、買付・販売の多元的な市場主体をどんどん育て、中央備蓄食糧管理体制を改革・改善し、食糧備蓄調節能力を高める。食糧安全保障省長責任制と「おかずカゴ(食糧以外の副食物の供給)」市長責任制を強化し、党委員会と政府がともに責任を負うようにする。食糧の生産・貯蔵・輸送・加工段階のロスを効果的に減らし、食糧節約キャンペーンを展開する。重要農産物をめぐる国際協力を積極的に展開し、農産物の輸入管理の仕組みを整え、輸入元の多元化を促し、国際的な穀物メジャーや農業企業グループを育てる。食糧安全保障法を制定する。

第二节 实施能源资源安全战略

坚持立足国内、补齐短板、多元保障、强化储备,完善产供储销体系,增强能源持续稳定供应和风险管控能力,实现煤炭供应安全兜底、油气核心需求依靠自保、电力供应稳定可靠。夯实国内产量基础,保持原油和天然气稳产增产,做好煤制油气战略基地规划布局和管控。扩大油气储备规模,健全政府储备和企业社会责任储备有机结合、互为补充的油气储备体系。加强煤炭储备能力建设。完善能源风险应急管控体系,加强重点城市和用户电力供应保障,强化重要能源设施、能源网络安全防护。多元拓展油气进口来源,维护战略通道和关键节点安全。培育以我为主的交易中心和定价机制,积极推进本币结算。加强战略性矿产资源规划管控,提升储备安全保障能力,实施新一轮找矿突破战略行动。

第二節 エネルギー・資源安全保障戦略を実施する

国内への立脚、不足部分の補充、多元的な保障、備蓄の強化を堅持し、生産・供給・備蓄・販売体系を整え、エネルギーの持続的安定供給能力とリスク管理能力を高め、石炭供給の安全確保、石油・天然ガスの核心的需要の自己充足、電力供給の安定性・確実性を実現する。国内生産量の基礎をうち固め、石油・天然ガスの安定生産・増産を保ち、石炭液化・石炭ガス化戦略拠点計画の配置と管理をしっかりと行う。石油・天然ガスの備蓄規模を拡大し、政府による備蓄と企業による社会的責任としての備蓄が有機的に結びついて互いに補い合う石油・天然ガス備蓄体系を整える。石炭備蓄能力の構築を強化する。エネルギーリスク緊急管理体系を整備し、重点都市・使用者への電力供給の保障にいっそう力を入れ、重要エネルギー施設・エネルギーネットワークのセキュリティ防護を強化する。石油・天然ガスの輸入元を多元的に開拓し、戦略ルートと枢要拠点の安全を守る。自国主体の取引センターと価格決定メカニズムを育成し、自国通貨建て決済を積極的に推進する。戦略的鉱産資源の計画・管理にいっそう力を入れ、備蓄の安全保障能力を高め、新たな探鉱突破戦略行動を実施する。

第三节 实施金融安全战略

健全金融风险预防、预警、处置、问责制度体系,落实监管责任和属地责任,对违法违规行为零容忍,守住不发生系统性风险的底线。完善宏观审慎管理体系,保持宏观杠杆率以稳为主、稳中有降。加强系统重要性金融机构和金融控股公司监管,强化不良资产认定和处置,防范化解影子银行风险,有序处置高风险金融机构,严厉打击非法金融活动,健全互联网金融监管长效机制。完善债务风险识别、评估预警和有效防控机制,健全债券市场违约处置机制,推动债券市场统一执法,稳妥化解地方政府隐性债务,严惩逃废债行为。完善跨境资本流动管理框架,加强监管合作,提高开放条件下风险防控和应对能力。加强人民币跨境支付系统建设,推进金融业信息化核心技术安全可控,维护金融基础设施安全。

第三節 金融安全保障戦略を実施する

金融リスク防止・早期警報・処置・問責制度体系を整備し、監督管理責任と所属地区責任を徹底させ、法律・規定違反行為に対して「ゼロ容認」を貫き、系統性(システミック)リスクを生じさせないという最低ラインを守り抜く。マクロプルーデンス管理体系を整え、債務総額対GDP比の安定の主流化、安定の中での低下を保つ。システム上重要な金融機関と金融持株会社の監督管理にいっそう力を入れ、不良資産の認定と処理を強化し、シャドーバンキングのリスクを防止・解消し、リスクの高い金融機関を秩序立てて処理し、違法な金融活動を厳しく取り締まり、インターネット金融の監督管理のための長期有効メカニズムを整える。債務リスクの識別・評価・早期警報と効果的防止・抑制の仕組みを充実させ、債券市場のデフォルト処理の仕組みを整え、債券市場の統一的法執行を推し進め、地方政府の隠れ債務を着実に解消し、債務不履行行為を厳重に処罰する。クロスボーダーの資本移動の管理の枠組みを整え、監督管理協力を強化し、開放の条件下でのリスク防止・抑制・対応能力を高める。人民元のクロスボーダー決済システムの構築にいっそう力を入れ、金融業の情報化核心技術の安全制御を可能にし、金融インフラの安全を守る。

第五十四章 全面提高公共安全保障能力

坚持人民至上、生命至上,健全公共安全体制机制,严格落实公共安全责任和管理制度,保障人民生命安全。

第五十四章 公共安全の保障能力を全面的に向上させる

人民至上・生命至上を堅持し、公共安全の体制・仕組みを整え、公共安全責任・管理制度を厳格に実施し、人民の生命の安全を保障する。

第一节 提高安全生产水平

完善和落实安全生产责任制,建立公共安全隐患排查和安全预防控制体系。建立企业全员安全生产责任制度,压实企业安全生产主体责任。加强安全生产监测预警和监管监察执法,深入推进危险化学品、矿山、建筑施工、交通、消防、民爆、特种设备等重点领域安全整治,实行重大隐患治理逐级挂牌督办和整改效果评价。推进企业安全生产标准化建设,加强工业园区等重点区域安全管理。加强矿山深部开采与重大灾害防治等领域先进技术装备创新应用,推进危险岗位机器人替代。在重点领域推进安全生产责任保险全覆盖。

第一節 労働安全の水準を高める

労働安全責任制を改善・徹底し、公共安全リスク要因洗い出し・安全予防制御体系を確立する。企業全員労働安全責任制(企業が全従業員の労働安全の責任を負う制度)を確立し、企業に労働安全の主体責任をしっかりと果たさせる。労働安全のモニタリング・早期警報と監督管理・監察・法執行にいっそう力を入れ、危険化学品、鉱山、建築工事、交通、消防、民用爆発物、特種設備といった重点分野の安全対策をいっそう推し進め、重大リスク要因対策について深刻度を級別に公示して処理を督促したり、是正の効果を評価したりする。企業の労働安全の標準化整備を推し進め、工業団地など重点区域の安全管理にいっそう力を入れる。鉱山深部採掘や重大災害対策といった分野への先端技術・設備の革新的応用にいっそう力を入れ、危険な仕事をロボットにやらせるようにする。重点分野で労働安全責任保険の完全普及を推進する。

第二节 严格食品药品安全监管

加强和改进食品药品安全监管制度,完善食品药品安全法律法规和标准体系,探索建立食品安全民事公益诉讼惩罚性赔偿制度。深入实施食品安全战略,加强食品全链条质量安全监管,推进食品安全放心工程建设攻坚行动,加大重点领域食品安全问题联合整治力度。严防严控药品安全风险,构建药品和疫苗全生命周期管理机制,完善药品电子追溯体系,实现重点类别药品全过程来源可溯、去向可追。稳步推进医疗器械唯一标识制度。加强食品药品安全风险监测、抽检和监管执法,强化快速通报和快速反应。

第二節 食品・医薬品安全の監督管理を厳格化する

食品・医薬品安全監督管理制度を強化・改善し、食品・医薬品安全に関する法律・法規と基準体系を整備し、食品安全民事公益訴訟懲罰的賠償制度の確立を模索する。食品安全戦略を踏み込んで実施し、あらゆる段階での食品の品質安全監督管理を強化し、食品安全安心プロジェクトの取り組みの難関攻略行動を推進し、重点分野食品安全問題合同対策にいっそう力を入れる。医薬品安全のリスクを厳重に防止・抑制し、医薬品とワクチンの全ライフサイクル管理の仕組みを構築し、医薬品の電子トレーサビリティ体系を整備し、重点種類の医薬品について全過程で出所と行き先を確認できるようにする。医療機器固有識別子(UDI)制度を着実に推し進める。食品・医薬品安全リスクのモニタリング・抜取検査・監督管理の法執行にいっそう力を入れ、迅速な通報と迅速な対応を強化する。

第三节 加强生物安全风险防控

建立健全生物安全风险防控和治理体系,全面提高国家生物安全治理能力。完善国家生物安全风险监测预警体系和防控应急预案制度,健全重大生物安全事件信息统一发布机制。加强动植物疫情和外来入侵物种口岸防控。统筹布局生物安全基础设施,构建国家生物数据中心体系,加强高级别生物安全实验室体系建设和运行管理。强化生物安全资源监管,制定完善人类遗传资源和生物资源目录,建立健全生物技术研究开发风险评估机制。推进生物安全法实施。加强生物安全领域国际合作,积极参与生物安全国际规则制定。

第三節 バイオセーフティのリスク防止・抑制にいっそう力を入れる

バイオセーフティのリスク防止・抑制・ガバナンス体系を確立し、国のバイオセーフティのガバナンス能力を全面的に向上させる。国家バイオセーフティリスクモニタリング・早期警報体系および防止・抑制緊急対応マニュアル制度を整備し、バイオセーフティに関する重大事態の情報の一元的公表のための仕組みを整える。動植物の伝染病と外来種・侵入種の水際対策を強化する。バイオセーフティインフラを統一的に配置し、国家バイオデータセンター体系を構築し、ハイレベルのバイオセーフティ実験室体系の整備と運営管理にいっそう力を入れる。バイオセーフティ資源の監督管理を強化し、ヒトの遺伝資源と生物資源の目録を策定して十全化し、バイオテクノロジー研究開発のリスク評価の仕組みを確立して充実させる。バイオセーフティ法の実施を推進する。バイオセーフティ分野の国際協力にいっそう力を入れ、バイオセーフティに関する国際ルールの制定に積極的に参与する。

第四节 完善国家应急管理体系

构建统一指挥、专常兼备、反应灵敏、上下联动的应急管理体制,优化国家应急管理能力体系建设,提高防灾减灾抗灾救灾能力。坚持分级负责、属地为主,健全中央与地方分级响应机制,强化跨区域、跨流域灾害事故应急协同联动。开展灾害事故风险隐患排查治理,实施公共基础设施安全加固和自然灾害防治能力提升工程,提升洪涝干旱、森林草原火灾、地质灾害、气象灾害、地震等自然灾害防御工程标准。加强国家综合性消防救援队伍建设,增强全灾种救援能力。加强和完善航空应急救援体系与能力。科学调整应急物资储备品类、规模和结构,提高快速调配和紧急运输能力。构建应急指挥信息和综合监测预警网络体系,加强极端条件应急救援通信保障能力建设。发展巨灾保险。

第四節 国の緊急対応管理体系を整える

指揮が統一的で、専門隊・常設隊があり、対応が機敏で、上下が連動した緊急対応管理体制を構築し、国の緊急対応管理体系の整備を充実させ、防災・減災・災害対応・災害救助能力を高める。級別に責任を負い、所属地区が主体となることを堅持し、中央と地方の級別対応の仕組みを整え、災害・事故緊急対応の地域間・流域間の協同・連動を強化する。災害・事故のリスクや潜在リスクの洗い出し・解消を進め、公共インフラの安全性強化・自然災害対応能向上プロジェクトを実施し、水害・干害、森林・草原火災、地質災害、気象災害、地震などの自然災害防止プロジェクトの基準を引き上げる。国家総合性消防救援隊の整備にいっそう力を入れ、あらゆる災害での救援能力を高める。空からの緊急救援の体系・能力を強化・改善する。緊急物資備蓄の品目・規模・構造を科学的に調整し、迅速な配給と緊急搬送の能力を高める。緊急時の指揮のための情報システムと総合モニタリング・早期警報ネットワーク体系を構築し、極限状況での緊急救援の通信保障能力の整備にいっそう力を入れる。巨大災害保険を発展させる。

第五十五章 维护社会稳定和安全

正确处理新形势下人民内部矛盾,加强社会治安防控,编织全方位、立体化、智能化社会安全网。

第五十五章 社会の安定と安全を維持する

新たな情勢下における人民内部の矛盾を正しく処理し、社会治安対策を強化し、全方位の、立体的で、スマート化された社会的セーフティネットを張り巡らせる。

第一节 健全社会矛盾综合治理机制

坚持和发展新时代“枫桥经验”,构建源头防控、排查梳理、纠纷化解、应急处置的社会矛盾综合治理机制。畅通和规范群众诉求表达、利益协调、权益保障通道,完善人民调解、行政调解、司法调解联动工作体系。健全矛盾纠纷多元化解机制,充分发挥调解、仲裁、行政裁决、行政复议、诉讼等防范化解社会矛盾的作用。完善和落实信访制度,依法及时就地解决群众合理诉求。健全社会矛盾风险防控协同机制。健全社会心理服务体系和危机干预机制。

第一節 社会矛盾総合対策の仕組みを整える

新時代の「楓橋経験」を堅持し発展させ、根源での防止・抑制、洗い出し・整理、紛争の解消、緊急対応に基づく社会矛盾総合対策の仕組みを構築する。大衆の要望の表明、利益の調整、権利・利益の保障の方途を円滑化・規範化し、人民調停・行政調停・司法調停が連動する作業体系を充実させる。矛盾・紛争の多元的な解消の仕組みを整え、調停、仲裁、行政裁決、行政不服審査、訴訟などの社会矛盾防止・解消の役割を十分に発揮させる。投書・陳情取り扱い制度を十全化して徹底し、大衆の合理的な訴えを法に基づいて迅速に現地で解決する。社会矛盾・リスクの防止・抑制における連携の仕組みを整える。社会心理サービス体系と危機介入の仕組みを整備する。

第二节 推进社会治安防控体系现代化

坚持专群结合、群防群治,提高社会治安立体化、法治化、专业化、智能化水平,形成问题联治、工作联动、平安联创的工作机制,健全社会治安防控体系。继续开展好禁毒人民战争和反恐怖斗争,推动扫黑除恶常态化,严厉打击各类违法犯罪活动,提升打击新型网络犯罪和跨国跨区域犯罪能力。坚持打防结合、整体防控,强化社会治安重点地区排查整治,健全社会治安协调联动机制。推进公安大数据智能化平台建设。完善执法司法权力运行监督和制约机制,健全执法司法人员权益保障机制。建设国门安全防控体系。深化国际执法安全务实合作。

第二節 社会治安対策体系の現代化を推進する

公的機関と大衆の連携、大衆による防止・取り締まりを堅持し、社会治安の立体化・法治化・専門化・スマート化レベルを向上させ、協働的な問題対策・作業展開・治安確保の活動メカニズムをつくり、社会治安対策体系を整える。麻薬撲滅人民戦争と反テロリズム闘争を引き続きしっかりと展開し、「掃黒除悪(黒社会を一掃し、悪を取り除く取り組み)」の常態化を推し進め、各種の違法犯罪活動を厳しく取り締まり、新型サイバー犯罪、国際犯罪・広域犯罪取締り能力を向上させる。取締りと防止の融合、総合的な対策を堅持し、社会治安重点地区の徹底調査・対策を強化し、社会治安協調・連動メカニズムを整える。公安ビッグデータスマート化プラットフォームの整備を推し進める。法執行・司法の権力運用の監督・制約の仕組みを十全化し、法執行・司法人員の権利・利益の保障の仕組みを整える。水際の安全対策体系を整備する。国際的な法執行・安全保障の実務協力を深める。

第十六篇 加快国防和军队现代化 实现富国和强军相统一

贯彻习近平强军思想,贯彻新时代军事战略方针,坚持党对人民军队的绝对领导,坚持政治建军、改革强军、科技强军、人才强军、依法治军,加快机械化信息化智能化融合发展,全面加强练兵备战,提高捍卫国家主权、安全、发展利益的战略能力,确保2027年实现建军百年奋斗目标。

第十六篇 国防・軍隊の現代化を加速させ、富国と強軍の統一を実現する

習近平強軍思想を貫徹し、新時代の軍事戦略方針を貫徹し、人民軍隊に対する党の絶対的指導を堅持し、政治主導の軍隊建設、改革による軍隊強化、科学技術による軍隊強化、人材による軍隊強化、法に基づく軍隊統治を堅持し、機械化・情報化・インテリジェント化の融合発展を加速させ、訓練・戦備を全面的に強化し、国家の主権・安全・発展の利益の堅守のための戦略能力を高め、2027年までに確実に建軍百周年の奮闘目標を達成する。

第五十六章 提高国防和军队现代化质量效益

加快军事理论现代化,与时俱进创新战争和战略指导,健全新时代军事战略体系,发展先进作战理论。加快军队组织形态现代化,深化国防和军队改革,推进军事管理革命,加快军兵种和武警部队转型建设,壮大战略力量和新域新质作战力量,打造高水平战略威慑和联合作战体系,加强军事力量联合训练、联合保障、联合运用。加快军事人员现代化,贯彻新时代军事教育方针,完善三位一体新型军事人才培养体系,锻造高素质专业化新型军事人才方阵。加快武器装备现代化,聚力国防科技自主创新、原始创新,加速战略性前沿性颠覆性技术发展,加速武器装备升级换代和智能化武器装备发展。

第五十六章 国防・軍隊の現代化の質と効率を高める

軍事理論の現代化を加速させ、戦争指導・戦略指導を時代に合わせて革新し、新時代の軍事戦略体系を整備し、先進的作戦理論を発展させる。軍隊の組織形態の現代化を加速させ、国防・軍隊改革を深化させ、軍事管理革命を推進し、軍種・兵種、武装警察部隊のモデル転換の取り組みを加速させ、戦略部隊と新領域・新性質の作戦部隊を増強し、ハイレベルな戦略的抑止力・統合作戦体系を築き、軍事力の統合訓練・統合保障・統合運用を強化する。軍事要員の現代化を加速させ、新時代の軍事教育方針を貫徹し、三位一体の新型軍事人材育成体系を整え、資質の高い専門的新型軍事人材陣を養成する。武器装備の現代化を加速させ、国防科学技術の自主イノベーション、独創的イノベーションに注力し、戦略的・先端的・破壊的技術の発展を急ぎ、武器装備のグレードアップ・更新とインテリジェント化した武器装備の発展を急ぐ。

第五十七章 促进国防实力和经济实力同步提升

同国家现代化发展相协调,搞好战略层面筹划,深化资源要素共享,强化政策制度协调,完善组织管理、工作运行、政策制度、人才队伍、风险防控体系,构建一体化国家战略体系和能力。推动重点区域、重点领域、新兴领域协调发展,集中力量实施国防领域重大工程。促进军事建设布局与区域经济发展布局有机结合,更好服务国家安全发展战略需要。深化军民科技协同创新,加强海洋、空天、网络空间、生物、新能源、人工智能、量子科技等领域军民统筹发展,推动军地科研设施资源共享,推进军地科研成果双向转化应用和重点产业发展。强化基础设施共建共用,加强新型基础设施统筹建设,加大经济建设项目贯彻国防要求力度。加快建设现代军事物流体系和资产管理体系。加强军地人才联合培养,健全军地人才交流使用、资格认证等制度。优化国防科技工业布局,加快标准化通用化进程。推进武器装备市场准入、空中交通管理等改革。完善国防动员体系,加强应急应战协同,健全强边固防机制,强化全民国防教育,巩固军政军民团结。维护军人军属合法权益,让军人成为全社会尊崇的职业。

第五十七章 国防力と経済力の同ペースの向上を促す

国の現代化の発展と調和させ、戦略レベルの準備をしっかりと行い、資源・要素の共有を深め、政策・制度の協調を強化し、組織管理、業務運営、政策制度、人材陣、リスク防止・抑制体系を十全化し、一体的国家戦略体系・能力を築く。重点区域、重点分野、新興分野の調和のとれた発展を推し進め、力を集中して国防分野の重大プロジェクトを実施する。軍事建設の配置を地域の経済発展の配置と有機的に結びつけ、国の安全発展戦略のニーズによりよく応える。軍民科学技術協同イノベーションを深化させ、海洋、宇宙、サイバースペース、生物、新エネルギー、AI、量子科学技術といった分野の軍民協働発展にいっそう力を入れ、軍隊と地方の科学研究施設・資源の共有を推し進め、軍隊と地方の科学研究成果の双方向の転化・応用と重点産業の発展を推進する。インフラの共同建設・共同利用を強化し、新型インフラの統一的整備にいっそう力を入れ、経済建設プロジェクトによる国防上の要件の貫徹にいっそう尽力する。現代的軍事物流体系・資産管理体系の構築を急ぐ。軍隊と地方の人材の合同育成にいっそう力を入れ、軍隊と地方の人材の交流・使用、資格証明などの制度を整える。国防科学技術工業の配置を合理化し、標準化・汎用化プロセスを加速させる。武器装備市場参入、航空交通管理などの改革を推進する。国防動員体系を整え、緊急対応と有事対応の統合にいっそう力を入れ、国境・沿海防衛強化の仕組みを整備し、全人民国防教育を強化し、軍隊と政府、軍隊と人民の団結をうち固める。軍人とその家族の合法的な権利・利益を守り、軍人が社会全体から尊敬される職業になるようにする。

第十七篇 加强社会主义民主法治建设 健全党和国家监督制度

坚持中国共产党领导、人民当家作主、依法治国有机统一,推进中国特色社会主义政治制度自我完善和发展。

第十七篇 社会主義の民主・法治建設を強化し、党と国家の監督制度を整える

中国共産党の指導、人民主体、法に基づく国家統治の有機的統一を堅持し、中国の特色ある社会主義の政治制度の自己改善・自己発展を推進する。

第五十八章 发展社会主义民主

坚持和完善党总揽全局、协调各方的领导制度体系,把党的领导落实到国家发展各领域各方面各环节。坚持和完善人民代表大会制度,加强人大对“一府一委两院”的监督,保障人民依法通过各种途径和形式管理国家事务、管理经济文化事业、管理社会事务。坚持和完善中国共产党领导的多党合作和政治协商制度,提高中国特色社会主义参政党建设水平,加强人民政协专门协商机构建设,发挥社会主义协商民主独特优势,提高建言资政和凝聚共识水平。全面贯彻党的民族政策,坚持和完善民族区域自治制度,铸牢中华民族共同体意识,促进各民族共同团结奋斗、共同繁荣发展。全面贯彻党的宗教工作基本方针,坚持我国宗教中国化方向,积极引导宗教与社会主义社会相适应。健全基层群众自治制度,增强群众自我管理、自我服务、自我教育、自我监督实效。发挥工会、共青团、妇联等人民团体作用,把各自联系的群众紧紧凝聚在党的周围。完善大统战工作格局,促进政党关系、民族关系、宗教关系、阶层关系、海内外同胞关系和谐,巩固和发展大团结大联合局面。全面贯彻党的侨务政策,凝聚侨心、服务大局。

第五十八章 社会主義の民主を発展させる

党が全局を統括し各方面を調和させる指導制度体系を堅持し充実させ、党の指導を国の発展の各分野・各方面・各段階に徹底させる。人民代表大会制度を堅持し充実させ、「一府一委両院(人民政府、国家監察委員会、人民法院・人民検察院)」に対する人民代表大会の監督を強化し、人民が法に基づきさまざまなルートや形で国家の事柄、経済・文化事業、社会の事柄を管理できるよう保障する。中国共産党の指導する多党合作・政治協商制度を堅持し充実させ、中国の特色ある社会主義の参政党建設の水準を向上させ、人民政治協商会議の専門的な協商機構としての機能を強化し、社会主義協商民主の独特の優位性を発揮させ、国政運営への助言・協力、共通認識の形成の水準を高める。党の民族政策を全面的に貫徹し、民族区域自治制度を堅持し充実させ、中華民族共同体意識をしっかりと確立し、各民族の共同団結奮闘・共同繁栄発展を促進する。党の宗教関連業務の基本方針を全面的に貫徹し、わが国の宗教の中国化の方向を堅持し、宗教が社会主義社会に適応するよう積極的に導く。末端の大衆自治制度を整備し、大衆の自己管理・自己サービス・自己教育・自己監督の実効性を高める。労働組合・共産主義青年団・婦女連合会などの人民団体の役割を発揮させ、互いに結びついた大衆を党の周りにしっかりと結集させる。大統一戦線工作の形を整え、政党関係・民族関係・宗教関係・階層関係・国内外同胞関係の調和を促進し、大団結・大連合の局面をうち固めて発展させる。党の華僑関連政策を全面的に貫徹し、華僑の心を結束させ、大局に奉仕させる。

第五十九章 全面推进依法治国

坚定不移走中国特色社会主义法治道路,坚持依法治国、依法执政、依法行政共同推进,一体建设法治国家、法治政府、法治社会,实施法治中国建设规划。健全保障宪法全面实施的体制机制,加强宪法实施和监督,落实宪法解释程序机制,推进合宪性审查。完善立法体制机制,加强重点领域、新兴领域、涉外领域立法,立改废释纂并举,完善以宪法为核心的中国特色社会主义法律体系。实施法治政府建设实施纲要,坚持和完善重大行政决策程序制度,深化行政执法体制改革,严格规范公正文明执法,规范执法自由裁量权,推进行政复议体制改革。深化司法体制综合配套改革,完善审判制度、检察制度、刑罚执行制度、律师制度,全面落实司法责任制,加强对司法活动监督,深化执行体制改革,促进司法公正。实施法治社会建设实施纲要,加强社会主义法治文化建设,深入开展法治宣传教育,实施“八五”普法规划,完善公共法律服务体系、法律援助和国家司法救助制度。全面加强人权司法保护,促进人权事业全面发展。加强涉外法治体系建设,加强涉外法律人才培养。

第五十九章 法に基づく国家統治を全面的に推進する

揺るぐことなく中国の特色ある社会主義法治の道を歩み、法に基づく国家統治、法に基づく執政、法に基づく行政の共同推進を堅持し、法治国家、法治政府、法治社会を一体的に建設し、「法治中国」建設計画を実施する。憲法の全面的施行を保障する体制・仕組みを整え、憲法の施行と施行状況の監督を強化し、憲法解釈の手続きと仕組みをしっかりと機能させ、合憲性審査を推進する。立法の体制・仕組みを十全化し、重点分野、新興分野、渉外分野の立法を強化し、法律の制定・改正・廃止・解釈・編纂の並行推進を堅持し、憲法を核心とする中国の特色ある社会主義法体系を充実させる。法治政府建設実施要綱を実施し、重大な行政上の意思決定の手続き制度を堅持し充実させ、行政法執行体制の改革を深化させ、厳格で規範化され公正かつ理性的な法執行を行い、法執行における自由裁量権を規範化し、行政不服審査体制の改革を推進する。司法体制の包括的改革を深化させ、裁判制度、検察制度、刑罰執行制度、弁護士制度を十全化し、司法責任制を全面的に徹底させ、司法活動への監督を強化し、執行体制の改革を深化させ、司法の公正を促進する。法治社会建設実施要綱を実施し、社会主義の法治文化づくりにいっそう力を入れ、法治の宣伝・教育をしっかりと展開し、「公民の間での法治の宣伝・教育に関する中央宣伝部・司法部の第8次5ヵ年計画(2021~2025年)」を実施し、公共法律サービス体系、法律援助・国家司法救助制度を整備する。司法による人権保護を全面的に強化し、人権事業の全面的発展を促進する。渉外法治体系の整備を強化し、渉外法律人材の育成を強化する。

第六十章 完善党和国家监督体系

健全党统一领导、全面覆盖、权威高效的监督体系,形成决策科学、执行坚决、监督有力的权力运行机制。落实全面从严治党主体责任、监督责任,强化政治监督,深化政治巡视并强化整改落实。推进纪律监督、监察监督、派驻监督、巡视监督统筹衔接,以党内监督为主导、推动各类监督贯通协调,形成常态长效的监督合力,使监督体系更好融入国家治理体系。深化纪检监察体制改革,加强上级纪委监委对下级纪委监委的领导,推进纪检监察工作规范化、法治化,发挥监督保障执行、促进完善发展作用。完善权力配置和运行制约机制,健全分事行权、分岗设权、分级授权、定期轮岗制度,完善党务、政务、司法和各领域办事公开制度,健全发现问题、纠正偏差、精准问责有效机制,构建全覆盖的责任制度和监督制度。坚持无禁区、全覆盖、零容忍,一体推进不敢腐、不能腐、不想腐,营造风清气正的良好政治生态和发展环境。深化反腐败国际合作。锲而不舍落实中央八项规定精神,完善作风建设长效机制,持续纠治形式主义、官僚主义,切实防止享乐主义、奢靡之风反弹回潮,坚决整治群众身边的腐败和不正之风。

第六十章 党と国家の監督体系を十全化する

党の統一的指揮に基づく、全面カバーの、権威ある効果的な監督体系を整え、意思決定が科学的で、執行がブレず、監督が力強い権力運用の仕組みをつくる。全面的な厳しい党内統治の主体責任・監督責任を果たさせ、政治監督を強化し、政治巡視を深化させて巡視後の是正の徹底も強化する。規律監督、監察監督、派遣駐在監督、巡視監督の統一的連携を推進し、党内監督の主導により各種監督が連結・調和するようにし、監督の恒常的・長期的なシナジーを生み出し、監督体系が国家統治体系とよりよく融合するようにする。規律検査・監察体制の改革を深化させ、上級の規律検査委員会による下級の規律検査委員会への指導を強化し、規律検査・監察業務の規範化・法治化を推進し、監督による執行の保障の効果、改善・発展の促進の効果を発揮させる。権力の配置と権力運用の制約の仕組みを十全化し、分事行権(部門内の一人に集中している権限を事柄別に複数の者に分けて行使させること)、分崗設権(重点部署の権限を複数の部署に分けること)、分級授権(一つのレベルに集中している権限を複数のレベルに分けること)、定期的人事異動の制度を整え、党務公開・政務公開・司法公開制度および各分野の事務処理の公開制度を十全化し、問題の発見、歪みの是正、的確な責任追及のための効果的な仕組みを整え、全面カバーの責任制度と監督制度を構築する。「聖域なし、全面カバー、ゼロ容認」を堅持し、汚職する勇気をくじくこと、汚職を不可能にすること、汚職する気を起こさないようにすることを一体的に推進し、清廉公正で良好な政治生態と発展環境を築く。反腐敗の国際協力を深める。中央の「八項目規定」の精神をたゆまず貫き、気風づくりの長期有効メカニズムを整備し、形式主義・官僚主義の取り締まりを継続し、享楽主義・贅沢浪費の再発・揺り戻しを確実に防止し、大衆の身近で発生している腐敗や不正を断固として取り締まる。

第十八篇 坚持“一国两制” 推进祖国统一

保持香港、澳门长期繁荣稳定,推进两岸关系和平发展和祖国统一,共创中华民族伟大复兴的美好未来。

第十八篇 「一国二制度」を堅持し、祖国統一を推し進める

香港・澳門の長期的な繁栄と安定を保ち、両岸関係の平和的発展と祖国統一を推し進め、中華民族の偉大な復興という明るい未来を共創する。

第六十一章 保持香港、澳门长期繁荣稳定

全面准确贯彻“一国两制”、“港人治港”、“澳人治澳”、高度自治的方针,坚持依法治港治澳,维护宪法和基本法确定的特别行政区宪制秩序,落实中央对特别行政区全面管治权,落实特别行政区维护国家安全的法律制度和执行机制,维护国家主权、安全、发展利益和特别行政区社会大局稳定,坚决防范和遏制外部势力干预港澳事务,支持港澳巩固提升竞争优势,更好融入国家发展大局。

第六十一章 香港・澳門の長期的な繁栄と安定を保つ

「一国二制度」、「香港住民による香港統治」、「澳門住民による澳門統治」、高度の自治という方針を全面的かつ正確に貫徹し、法に基づく香港統治・澳門統治を堅持し、憲法と基本法の定める特別行政区の憲制秩序を守り、特別行政区に対する中央の全面的な管轄統治権をしっかりと運用し、特別行政区の国家安全維持のための法律の制度と執行メカニズムをしっかりと運用し、国家の主権・安全・発展の利益と特別行政区の社会の大局の安定を守り、香港・澳門の事柄に対する外部勢力からの干渉を断固として防ぎ、食い止め、香港・澳門が競争優位を固めて高め、国の発展の大局によりよく融け込むのをサポートする。

第一节 支持港澳巩固提升竞争优势

支持香港提升国际金融、航运、贸易中心和国际航空枢纽地位,强化全球离岸人民币业务枢纽、国际资产管理中心及风险管理中心功能。支持香港建设国际创新科技中心、亚太区国际法律及解决争议服务中心、区域知识产权贸易中心,支持香港服务业向高端高增值方向发展,支持香港发展中外文化艺术交流中心。支持澳门丰富世界旅游休闲中心内涵,支持粤澳合作共建横琴,扩展中国与葡语国家商贸合作服务平台功能,打造以中华文化为主流、多元文化共存的交流合作基地,支持澳门发展中医药研发制造、特色金融、高新技术和会展商贸等产业,促进经济适度多元发展。

第一節 香港・澳門が競争優位を固めて高めるのをサポートする

香港が国際金融・海運・貿易センターおよび国際航空ハブとしての地位を高め、グローバルなオフショア人民元業務のハブ、国際資産管理センター・リスク管理センターとしての機能を強化するのをサポートする。香港が国際的なイノベーション・テクノロジーセンター、アジア太平洋の国際法律・紛争解決サービスセンター、地域の知的財産権取引センターとなるのをサポートし、香港のサービス業がハイエンド化・高付加価値化するのをサポートし、香港が中外文化芸術交流センターを発展させるのをサポートする。澳門が世界的な観光リゾートセンターとしての内容を充実させるのをサポートし、広東・澳門が協力して横琴の共同建設を進めるのをサポートし、中国とポルトガル語圏諸国との商業・貿易協力のサービスプラットフォームとしての機能を拡大し、中華文化を中心に多文化が共存する交流協力拠点を築き、澳門が漢方薬の研究開発・製造、特色ある金融、ハイテク、見本市といった産業を発展させるのをサポートし、経済の適度に多元的な発展を促す。

第二节 支持港澳更好融入国家发展大局

完善港澳融入国家发展大局、同内地优势互补、协同发展机制。支持港澳参与、助力国家全面开放和现代化经济体系建设,打造共建“一带一路”功能平台。深化内地与港澳经贸、科创合作关系,深化并扩大内地与港澳金融市场互联互通。高质量建设粤港澳大湾区,深化粤港澳合作、泛珠三角区域合作,推进深圳前海、珠海横琴、广州南沙、深港河套等粤港澳重大合作平台建设。加强内地与港澳各领域交流合作,完善便利港澳居民在内地发展和生活居住的政策措施,加强宪法和基本法教育、国情教育,增强港澳同胞国家意识和爱国精神。支持港澳同各国各地区开展交流合作。

第二節 香港・澳門が国の発展の大局によりよく融け込むのをサポートする

香港・澳門が国の発展の大局に融け込み、大陸部と優位性を相互補完し、協同発展する仕組みを十全化する。香港・澳門が国の全面的開放と現代化経済体系の整備に参加・協力し、「一帯一路」共同建設ファンクションプラットフォームを築くのをサポートする。大陸部と香港・澳門の経済・交易、科学技術イノベーション協力関係を深め、大陸部と香港・澳門の金融市場の相互連結を深めて拡大する。粤港澳大湾区を質高く建設し、粤港澳協力、汎珠江デルタ地域協力を深め、深圳前海、珠海横琴、広州南沙、深港河套など粤港澳重大協力プラットフォームの建設を推進する。各分野における大陸部と香港・澳門の交流・協力を強化し、香港・澳門住民の大陸部での活躍と生活・居住を円滑にする政策措置を整え、憲法・基本法教育、国情教育を強化し、香港・澳門の同胞の国家意識と愛国精神を高める。香港・澳門が各国・各地域と交流・協力を展開するのをサポートする。

第六十二章 推进两岸关系和平发展和祖国统一

坚持一个中国原则和“九二共识”,以两岸同胞福祉为依归,推动两岸关系和平发展、融合发展,高度警惕和坚决遏制“台独”分裂活动。

第六十二章 両岸関係の平和的発展と祖国統一を推し進める

一つの中国の原則と「九二年コンセンサス」を堅持し、両岸同胞の福祉に立脚し、両岸関係の平和的発展、融合発展を促進し、「台湾独立」分裂活動を厳重に警戒し、断固として食い止める。

第一节 深化两岸融合发展

完善保障台湾同胞福祉和在大陆享受同等待遇的制度和政策,持续出台实施惠台利民政策措施,让台湾同胞分享发展机遇,参与大陆经济社会发展进程。支持台商台企参与“一带一路”建设和国家区域协调发展战略。推进两岸金融合作,支持符合条件的台资企业在大陆上市。推进海峡两岸产业合作区、平潭综合实验区、昆山深化两岸产业合作试验区等两岸合作平台建设。支持福建探索海峡两岸融合发展新路,加快两岸融合发展示范区建设。加强两岸产业合作,打造两岸共同市场,壮大中华民族经济。

第一節 両岸の融合発展を深化させる

台湾同胞の福祉と大陸部での同等の待遇の享受を保障する制度・政策を整え、台湾と台湾住民に利益をもたらす政策措置を継続的にうち出して実施し、台湾同胞が発展のチャンスを共有し、大陸部の経済・社会発展のプロセスに加われるようにする。台湾の業者や企業が「一帯一路」建設や国の地域間調和発展戦略に参加するのをサポートする。両岸の金融協力を推進し、条件に合致する台湾系企業が大陸部で上場するのをサポートする。海峡両岸産業協力区、平潭総合実験区、昆山両岸産業協力深化試験区など両岸協力のプラットフォームの建設を推進する。福建省が海峡両岸融合発展の新たな道を模索し、両岸融合発展モデル区の建設を加速させるのをサポートする。両岸の産業協力を強化し、両岸共同市場をつくり、中華民族経済を大きく成長させる。

第二节 加强两岸人文交流

积极促进两岸交流合作和人员往来,加深相互理解,增进互信认同。推动两岸文化教育、医疗卫生等领域交流合作,促进社会保障和公共资源共享,支持两岸邻近或条件相当地区基本公共服务均等化、普惠化、便捷化,促进两岸同胞共同传承和创新发展中华优秀传统文化。加强两岸基层和青少年交流,鼓励台湾青年来大陆追梦、筑梦、圆梦。团结广大台湾同胞共同反对“台独”分裂活动,维护和推动两岸关系和平发展,致力中华民族伟大复兴。

第二節 両岸の人的・文化的交流を強化する

両岸の交流・協力と人的往来を積極的に推進し、相互理解を深め、相互信頼や共感を増進する。両岸の文化・教育、医療衛生といった分野の交流・協力を推し進め、社会保障と公共資源の共有を促進し、両岸の近接地区や条件がほぼ同じ地区の基本公共サービスの均等化・包摂化・利便化をサポートし、両岸同胞が中華の優れた伝統文化の伝承と革新発展に共同で取り組むよう促す。両岸の草の根や青少年の交流を強化し、台湾の若者が大陸部で夢を追い、築き、かなえることを奨励する。広範な台湾同胞と団結して共同で「台湾独立」分裂活動に反対し、両岸関係の平和的発展を維持・促進し、中華民族の偉大な復興に力を注ぐ。

第十九篇 加强规划实施保障

坚持党的全面领导,健全规划实施保障机制,更好履行政府职责,最大程度激发各类主体的活力和创造力,形成全面建设社会主义现代化国家的强大合力。

第十九篇 計画実施の保障を強化する

党の全面的指導を堅持し、計画実施の保障の仕組みを整え、政府の職責をよりよく果たし、各種主体の活力と創造力を最大限引き出し、社会主義現代化国家の全面的建設に向けた強大な力を結集する。

第六十三章 加强党中央集中统一领导

贯彻党把方向、谋大局、定政策、促改革的要求,深入学习贯彻习近平新时代中国特色社会主义思想,增强“四个意识”、坚定“四个自信”、做到“两个维护”,不断提高政治判断力、政治领悟力、政治执行力,把党的领导贯穿到规划实施的各领域和全过程,确保党中央重大决策部署贯彻落实。充分发挥全面从严治党引领保障作用,把完善党和国家监督体系融入规划实施之中。完善上下贯通、执行有力的组织体系,提高各级领导班子和干部适应新时代新要求抓改革、促发展、保稳定的政治能力和专业化水平。

激发全社会参与规划实施的积极性,注重发挥工会、共青团、妇联等作用,充分发挥民主党派、工商联和无党派人士作用,最大限度凝聚全社会共识和力量。构建适应高质量发展要求的内生激励机制,健全激励导向的绩效评价考核机制和尽职免责机制,调动广大干部特别是基层干部的积极性、主动性、创造性。

第六十三章 党中央の集中的・統一的指導を強化する

党が方向をとらえ、大局を考え、政策を定め、改革を促すという要求を貫徹し、習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想を深く学習・貫徹し、「四つの意識(政治意識・大局意識・核心意識・一致意識)」を強め、「四つの自信(中国の特色ある社会主義の道・理論・制度・文化への自信)」を固め、「二つの擁護」を徹底し、政治的判断力、政治的理解力、政治的執行力を不断に高め、党の指導を計画実施の各分野・全過程で徹底させ、党中央の重大な決定・配置が確実に貫徹・実施されるようにする。全面的な厳しい党内統治に先導的・保障的役割を十分に発揮させ、党と国家の監督体系の十全化を計画実施の過程に組み込む。上級と下級の意思が疎通し、指示がしっかりと実行される組織体系を整え、各級の指導グループ・幹部が新時代の新要請に応えて改革に取り組み、発展を促進し、安定を保つことができるよう彼らの政治的能力と専門的水準を向上させる。

社会全体から計画実施への参加の積極性を引き出し、労働組合・共産主義青年団・婦女連合会などの役割をしっかりと発揮させ、民主諸党派・工商業連合会・無党派人士の役割を十分に発揮させ、社会全体の共通認識と力を最大限結集する。質の高い発展の要請に見合った内生的インセンティブメカニズムを構築し、インセンティブにつながる業績評価・考課の仕組みと職務の忠実な遂行の結果としての失敗の責任が問われない仕組みを整え、広範な幹部、とくに末端の幹部の積極性・主体性・創造性を引き出す。

第六十四章 健全统一规划体系

加快建立健全以国家发展规划为统领,以空间规划为基础,以专项规划、区域规划为支撑,由国家、省、市县级规划共同组成,定位准确、边界清晰、功能互补、统一衔接的国家规划体系。

第六十四章 統一的な計画体系を整える

国の発展計画を道標とし、空間計画を基礎とし、特別計画・地域計画を支柱とし、国家級、省級、市・県級の計画が組み合わさり、位置づけが正確で、境界が明確で、機能が補完し合い、統一的に結びついた国家計画体系の確立・十全化を急ぐ。

第一节 强化国家发展规划的统领作用

更好发挥国家发展规划战略导向作用,强化空间规划、专项规划、区域规划对本规划实施的支撑。按照本规划确定的国土空间开发保护要求和重点任务,制定实施国家级空间规划,为重大战略任务落地提供空间保障。聚焦本规划确定的战略重点和主要任务,在科技创新、数字经济、绿色生态、民生保障等领域,制定实施一批国家级重点专项规划,明确细化落实发展任务的时间表和路线图。根据本规划确定的区域发展战略任务,制定实施一批国家级区域规划实施方案。加强地方规划对本规划提出的发展战略、主要目标、重点任务、重大工程项目的贯彻落实。

第一節 国の発展計画の道標としての役割を強化する

国の発展計画に戦略的方向づけの役割をよりよく発揮させ、本計画の実施に対する空間計画・特別計画・地域計画の支えを強化する。本計画に定められている国土空間の開発・保護の要請と重点任務に照らして、国家級空間計画を策定・実施し、重大な戦略的任務がきちんと進められるよう必要な空間を保障する。本計画に定められている戦略的重点と主要任務にフォーカスして、科学技術イノベーション、デジタル経済、エコロジー、民生保障といった分野で、一連の国家級重点特別計画を策定・実施し、発展の任務の遂行のタイムテーブルとロードマップを明確化・細分化する。本計画に定められている地域発展の戦略的任務に基づいて、一連の国家級地域計画実施プランを策定・実施する。本計画に示されている発展戦略、主要目標、重点任務、重大プロジェクトが地方の計画によって貫徹・実施されるよういっそう力を入れる。

第二节 加强规划衔接协调

健全目录清单、编制备案、衔接协调等规划管理制度,制定“十四五”国家级专项规划等目录清单,依托国家规划综合管理信息平台推进规划备案,将各类规划纳入统一管理。建立健全规划衔接协调机制,报请党中央、国务院批准的规划及省级发展规划报批前须与本规划进行衔接,确保国家级空间规划、专项规划、区域规划等各级各类规划与本规划在主要目标、发展方向、总体布局、重大政策、重大工程、风险防控等方面协调一致。

第二節 計画のすり合わせ・調整を強化する

目録・リスト、編成・登録、すり合わせ・調整といった計画管理制度を整え、第14次5ヵ年計画期の国家級特別計画などの目録・リストを策定し、国家計画総合管理情報プラットフォームを拠り所として計画の登録を推進し、各種計画の管理を一元化する。計画のすり合わせ・調整の仕組みを確立して充実させ、党中央・国務院に承認申請する計画と省級発展計画については申請前に必ず本計画とのすり合わせをすることとし、国家級空間計画・特別計画・地域計画など各級の各種計画が主要目標、発展方向、総体的配置、重大政策、重大プロジェクト、リスク防止・抑制などの面で本計画と確実に調和・一致するようにする。

第六十五章 完善规划实施机制

加强对本规划实施的组织、协调和督导,建立健全规划实施监测评估、政策保障、考核监督机制。

第六十五章 計画実施の仕組みを整備する

本計画の実施の組織・調整・監督指導にいっそう力を入れ、計画実施のモニタリング・評価、政策保障、考課・監督の仕組みを確立して充実させる。

第一节 落实规划实施责任

各地区、各部门要根据职责分工,制定本规划涉及本地区、本部门的主要目标任务实施方案。本规划确定的约束性指标、重大工程项目和公共服务、生态环保、安全保障等领域任务,要明确责任主体和进度要求,合理配置公共资源,引导调控社会资源,确保如期完成。本规划提出的预期性指标和产业发展、结构调整等领域任务,主要依靠发挥市场主体作用实现,各级政府要创造良好的政策环境、体制环境和法治环境。年度计划要贯彻本规划提出的发展目标和重点任务,将本规划确定的主要指标分解纳入年度计划指标体系,设置年度目标并做好年度间综合平衡,合理确定年度工作重点。

第一節 計画実施の責任を徹底する

各地区・各部門は、職責区分に基づいて、本計画のうち自地区・自部門にかかわる主要目標・任務の実施プランを策定しなければならない。本計画に定められている拘束性指標と重要プロジェクト、そして公共サービス・生態環境保護・安全保障といった分野の任務は、責任主体とスケジュール要求を明確にし、公共資源を合理的に配分し、社会資源を誘導・調整し、期限通りの達成を確保しなければならない。本計画に示されている所期性指標と産業発展・構造調整といった分野の任務は、主として市場主体の力に依拠して達成しなければならず、各級政府は良好な政策環境・体制環境・法治環境を築かなければならない。年度計画は、本計画に示されている発展目標と重点任務を貫徹し、本計画に定められている主要指標を年度分に分けて年度計画指標体系に組み入れ、年度目標を設定して年度間の総合的なバランスをとり、年度活動の重点を合理的に決めなければならない。

第二节 加强规划实施监测评估

开展规划实施情况动态监测、中期评估和总结评估,中期评估和总结评估情况按程序提请中央政治局常委会审议,并依法向全国人民代表大会常务委员会报告规划实施情况,自觉接受人大监督。发挥国家监察机关和审计机关对推进规划实施的监督作用。规划实施情况纳入各有关部门、地方领导班子和干部评价体系,作为改进政府工作的重要依据。需要对本规划进行调整时,由国务院提出调整方案,报全国人民代表大会常务委员会批准。

第二節 計画実施のモニタリング・評価を強化する

計画実施状況の動的モニタリングと中間評価・最終評価を行い、中間評価・最終評価の状況を手続き通りに中央政治局常務委員会に報告して審議を求めるとともに、法に基づいて全国人民代表大会常務委員会に計画実施状況を報告し、全国人民代表大会による監督を自覚的に受ける。計画実施の推進に対する国の監察機関と会計検査機関の監督機能を発揮させる。計画実施状況を関係部門と地方の指導グループ・幹部の評価体系に組み入れ、政府活動の改善のための重要な拠り所とする。本計画に調整が必要な場合は、国務院が調整案を提出し、全国人民代表大会常務委員会の承認を受ける。

第三节 强化政策协同保障

坚持规划定方向、财政作保障、金融为支撑、其他政策相协调,着力构建规划与宏观政策协调联动机制。按照本规划目标任务、结合经济发展形势,合理确定宏观政策取向。坚持公共财政服从和服务于公共政策,增强国家重大战略任务财力保障,加强中期财政规划和年度预算、政府投资计划与本规划实施的衔接协调,中央财政性资金优先投向本规划确定的重大任务和重大工程项目。坚持项目跟着规划走、资金和要素跟着项目走,依据本规划制定重大工程项目清单,对清单内工程项目简化审批核准程序,优先保障规划选址、土地供应和资金需求,单体重大工程项目用地需求由国家统一保障。

第三節 政策との連携の保障を強化する

計画で方向を定め、財政で保障し、金融で支え、その他の政策をかみ合わせることを堅持し、計画とマクロ政策の協調・連動メカニズムの構築に力を入れる。本計画の目標・任務に照らし、経済発展の状況とにらみ合わせて、マクロ政策の方向性を合理的に決める。公共財政を公共政策に奉仕・貢献させることを堅持し、国の重大な戦略的任務の財源保障を増強し、中期財政計画・年度予算・政府投資計画と本計画の実施のすり合わせ・調整を強化し、本計画に定められている重大任務と重大プロジェクトに中央財政資金を優先的に充てる。プロジェクトを計画に従わせ、資金と要素をプロジェクトに従わせることを堅持し、本計画に基づいて重大プロジェクトリストを策定し、リスト内のプロジェクトについては審査・認可の手続きを簡素化し、計画のための場所の選定、土地供給、資金調達を優先的に保障し、ひとまとまりの重大プロジェクトに必要な用地を国が一元的に保障する。

第四节 加快发展规划立法

坚持依法制定规划、依法实施规划的原则,将党中央、国务院关于统一规划体系建设和国家发展规划的规定、要求和行之有效的经验做法以法律形式固定下来,加快出台发展规划法,强化规划编制实施的法治保障。

第四節 発展計画に関する立法を急ぐ

法に基づいて計画を策定し、法に基づいて計画を実施するという原則を堅持し、統一的な計画体系の構築と国の発展計画に関する党中央・国務院の規定・要求およびベストプラクティスを法律として定め、発展計画法の公布を急ぎ、計画の編成・実施に対する法的保障を強化する。